とても楽しみにしていた作品。期待どおり、よかった。ユーモアとアイロニーによって、やるせなくつらい状況を寓話として見せる手法で、見終わった後は、大きなため息が出た。
ストーリーも予想のつかない展開が続き>>続きを読む
日本統治時代の韓国の独立運動団体・義烈団、黄鈺警部事件をモチーフにした作品。誰が密偵なのかを追うサスペンス・ストーリー。
すごく豪華なキャストと、ドラマティックでメッセージ性のある作品なのだけど、映>>続きを読む
シリーズになっていると、パワーダウンしていくのが通例だと思うんですが、こちらは第2章の方がかなり面白かった。
カンニム(ハ・ジョンウ)、ヘウォンメク(チュ・ジフン)、ドクチュン(キム・ヒャンギ)の3人>>続きを読む
トランスジェンダーの親を持つ娘の視点で描かれた家族映画(母の姿は薄い)。90年代であること、デンマークであること、などを頭において見たほうがいいかな。
うーん、期待が高すぎたかな。
アイデンティティをめぐる物語。物語の展開は難民であることなのだけど、ゲイ・アイデンティティもずっと響いている。セックスシーンの多さを指摘する声もあるようだけど、アイデンテ>>続きを読む
ハ・ジョンウとイビョンホン、ペ・スジにマドンソクという豪華キャストで楽しむ災害アクション・エンターテイメント。気楽に楽しめる、優良作品。
韓国政府への批判や、北朝鮮、アメリカに対する強い視線が入ってい>>続きを読む
女性のパートナーを失った女性の物語。喪失ははっきりと言及される訳でなく、物語を包み込むように存在している。
物語というよりも、喪失を抱えて過ごす日常を描いたという方があってるかな。
静かな毎日に挟み>>続きを読む
「ある日~真実のベール」でものすごく良かったキム・ソンジュ。こちらでの恐ろしい役もすごかった。眼力に迫力ありすぎ。
ヤクザと刑事が連続殺人犯を追い詰めるためにタッグを組む、というストーリーで、暴力シ>>続きを読む
あまり期待してなかったのだけど、良かった。
今は、スマホですぐに連絡できて、どこにいるのか容易に分かるし、友達が髪を切ったことをSNSで知ったりもする。
でも、スマホや携帯のなかった時代には、人との>>続きを読む
めちゃくちゃ良かった!
暗殺者インナム(ファン・ジョンミン)と偏執症の殺戮者レイ(イ・ジョンジェ)と、女神役はトランス女性のユイ(パク・ジョンミン)。
アクションシーンが、本当に格好いい。そんなところ>>続きを読む
なんとも豪華なキャスト。特に、前半のソン・ガンホとチョ・ジョンソクの掛け合いはとてもおもしろかったのと、イ・ジョンジェの悪役ぶりがよかった。
でも、なんか物足りない。豪華キャストでクーデター、観相師>>続きを読む
泥棒の数が多い笑
裏切りや騙し合いの連続なので、どんでん返しに乗っかって楽しむ作品。集合アパートのワイヤーアクション(と言っていいと思うんだけど…)は、とてもおもしろかったです。
イ・ジョンジェ目的>>続きを読む
高評価の人が多い作品だけど、私はイマイチでした。
カーアクションもストーリーも、もたついていたし、音楽が……。
軽く流して見るにはいい作品かもしれない。
このレビューはネタバレを含みます
撮影開始のニュースをみた時からとても楽しみにしていたので、期待が高すぎたと思うのだけど、モヤモヤする作品だった。
良かったのは、やはり、大阪からアジアを捉える視点。これは本当に素晴らしかった。ありきた>>続きを読む
オープニングから「えぇぇ?」って引き込まれ、「どうなるの?」の連続で、「なるほど、こうきたか」となって、「うわ……」ってなりました。映画らしい映画といえるか、と。
女性同性愛がなんのエクスキューズも>>続きを読む
軽い感じで楽しめました。
「顔だけの男」って罵倒が夫に向けられてるシチュってすごい笑
顔だけでなく、とてもいいお父さんの同僚にキム・ビョンチョルさん。さすが、いい味でした。
とてもよかった。
パンフレットに佐々木掌子さんのコラムがあり、「7歳のサシャはトランスジェンダーと呼べるのでしょうか?」などの問いに答えておられる。
映画を見ている時には気づかなかったけど、パンフを読>>続きを読む
これだけ最高のキャストで、なんでこうなった……。
演技がうまい人ばっかりなのに、台詞でキャラを説明するというひどい脚本。チャンホ(アン・ジェホン)が寂しがり屋だという台詞が何度も出てきて、がっかり。演>>続きを読む
90年代のレスリー・チャンといえば、『欲望の翼』『ブエノスアイレス』と本作。リアルタイムで見ていたので、30年近く経っての再見。
京劇の華やかさと幾度も政治に翻弄される様子、妖艶な蝶衣(レスリー・チャ>>続きを読む
とても良かった。
トランスジェンダーやゲイが主である旅一座。ビンゴや歌、ダンスを見せて巡業している。性的マイノリティであるために仕事に就けない背景、暴力や嫌がらせの標的にされる厳しい日常と、ユーモアと>>続きを読む
退屈だった。画面の強度は『DUNE』に敵わないし、ワクワク感もヒリヒリする感情も起こらかなった。
これまでのヒーローものとはずいぶん雰囲気が違う。バトルシーンは緊張感よりもスピードに重点があるし、セル>>続きを読む
キャラクターに深みがなくて、イマイチだった。セックスシーンがあるのはいいんだけど、くどい。
意地悪でダークなカンハヌルは好きなんだけど、もう少しちゃんと描いてくれたらなぁ。
太宗イ・バンウォンをチャン>>続きを読む
入れ替わりもの、とのことで、あまり期待せずに見たのだけど、めちゃくちゃおもしろかった!男女で入れ替わりじゃなく、おじさんと男子高校生って設定が素晴らしい。
香港、台北、重慶と別々の場所で生活している三姉妹が、父の死によって出会う。それぞれが家族とのわだかまりを抱えているのだけど、ラストではそれが薄れたり、理解しあう姿が描かれる。
女性3人が主人公だけど、>>続きを読む
とてもとても良かった。モノクロ映像の美しさを堪能。オススメです。
ストーリーはわりと淡々としていて、ものすごく激しい描写(一部、エグいシーンもある)とかもないのだけど、込められているメッセージは熱いと>>続きを読む
妻・母の死を取り巻く3人の男性、それぞれの視点から彼女の姿が浮かび上がってくる。『テルマ』がとても良かったので見てみた。
死と隣合わせの報道カメラマンであることと、家族が待つ家があること。伝えなけれ>>続きを読む
『スウィング・キッズ』のカン・ヒョンチョル監督。エンタメらしい、楽しんで見られる映画がうまい監督なんだと思った。ベタだけど共感をよぶ音楽の使い方は、観客の気持ちをあげてくれるものだということがよく分か>>続きを読む
大女優キム・ヘスがわがままな落ち目女優、マ・ドンソクがスタイリスト兼マネージャー。未婚女性の妊娠(と偽装妊娠)を描いたコメディ作品。
コメディ部分は面白いんだけど、少女の妊娠という大きなテーマがあまり>>続きを読む
高評価の人も多いのだけど…。
米インディーズの雄と呼ばれるアレクサンダー・ロックウェル。でも、現在は大学で映画を教える先生なわけで、「イン・ザ・スープ」の頃とは違う。そういう立場やキャリアを頭から外>>続きを読む