終わり方はいまいちピンと来なかったけど、認知症の妻とそれを支える夫のエピソードがよかった。あとは朝の散歩とか、情景が綺麗でした。
世界観と雰囲気と、あとは荒地を歩いたり河が流れてたり木が揺れたり動物が鳴いたりする音が好きでした。
グラスののたうったり這い上がる流れも、詩的な台詞も、割と好みな映画でした。
緊迫感がたまらない。その中でちょっとしたユニークなところやユーモアがあるのもよかったです。ハラハラドキドキがたくさんありました。
映画を見て、初めて遣る瀬無い感情を抱いた。見た人が作品に置いていかれて、その後いろいろと考える感じ、余韻の深みが分かった映画でした。