hoshinokanataさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.8

ニューヨークのワシントンハイツを舞台にした中南米系移民たちのミュージカル映画。
ハミルトンのリン・マニュエル・ミランダ
が音楽がっつり関わってるし、何より年末にはウエストサイドストーリーも控えてるしミ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

3時間の上映時間は今どき辛く、最前列は自分一人だったので、足の曲げ伸ばししながらエコノミークラス症候群を回避。

観賞後には、この映画の〈物語り〉には3時間が必要だったのかもと。

劇中劇のワーニャ叔
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.9

アカデミー賞主演女優賞ノミネート作品。
自宅で出産直後に子供が亡くなってしまい、その事で精神的に追い詰められ、事実婚のパートナーや家族との関係も壊れていく主人公。

子供が亡くなってしまったのは、助産
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

ノマドランドと梯子して映画館で観れる幸せ。アカデミー賞作品賞有力候補対決。

故郷の韓国を離れ、アメリカン・ドリームを実現するために移住した土地に、
ミナリ、セリのような根を張るまでの家族の葛藤の物語
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

ホームレスじゃなくて、ハウスレス。
Home とHouse
日本語にすると両方、家になっちゃうけど、居場所がhomeで、不動産の家がhouseって事なのか。

誰にも、自分にも訪れる死に向かいどう生
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.5

まずは自分から信じること。一歩を踏み出すこと。コロナ禍の今の世界にディズニーが問いかける渾身のエンターテインメント

映画の力を信じて、最後の龍を蘇らせることが出来るのか、この一年試行錯誤してきた自分
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.9

たまに猫の仮面かぶって、視点変えると違うものが見えてきたりするのかな。

君の名は。meets 千と千尋の神隠し
ん?興行収入合わせて500億超え?

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

私にとって、恋は遠い日の花火。
2015年〜2020年にアップデートされた京王線終電後に始まった恋。

前評判どおり、500日のサマーや、マリッジストーリー的な洋画作品のようなテイストがあって、かつ、
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

すばらしき世界。
見上げる空が広い、それだけでは足りない

殺人の罪で13年間服役して出所した主人公。設定的には50代前半?
コワモテ不器用まんま反社の風情の彼を、周りの人がいつしか気にかけるようにな
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.1

平和的な反戦デモが、暴動に変わった事件1968年のシカゴでの裁判を描く作品。
テーマが政治的なので、観るのが遅れたけど、アカデミー賞ノミネート有力との噂通り、面白かった!

劇場公開を予定していたパラ
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.1

恵比寿ガーデンシネマで上映してたのを見損ねてAppleTV+で鑑賞。

マンガ的で力強い輪郭線と水彩画のようで透明感のある独特な色彩の映像に魅了される。

人間の都合で駆逐されようとする森の狼。
雇わ
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.7

ハリウッドアクション大作、久しぶり!
映画館で観れる!嬉しい!

1984年の時代設定のカリカチュアや、トランプ大統領を彷彿とさせる悪役は見たことあると思ったら、あの!

ガールパワー炸裂なので好きで
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.7

映画業界の目利き2人が年末に鑑賞したとLINEがきて、たまらず劇場へ。

本作は海外セールス当時に話題になりながらも値段が折り合わず日本公開されてなかったことを思い出した。

当時はまさに旬な豪華キャ
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.1

2021年の映画館初めはコレ。面白くて口コミでヒットしてるアニプレックス配給の中国アニメ映画という事前情報だけで鑑賞。

予想の斜め上の面白さ。ジブリ作品に通じる現代社会への警鐘と人間と共生を模索する
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.7

前作の新感染から4年後の”半島”、国際社会から見捨てられゾンビ廃墟と化した韓国。

ゾンビの俊敏な動きと物量を今回はワイスピシリーズをも凌駕するカーアクションで対抗するのに驚いた。
相手はゾンビだから
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.3

人生のきらめきを考えるには、
2020年の今がいちばんぴったり。

ピクサー作品、それもインサイドヘッドのピートドクター監督が贈る
今年1番の深い感動の物語。

宣伝に偽りなし。

毎日を大切に生きよ
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.9

作家が伝えたいメッセージと、魅せたいエンタメが詰まった映画。
絵本が話題になった時、スルーしてたけど映画、面白かった。

STUDIO4°Cの独特なスチームパンクファンタジーなビジュアルがとてもよかっ
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.4

FilmarksやYahoo!レビューがかなり低いから自分で確かめるために鑑賞。週末の興行の結果と怒涛のキャストパブ露出と、低スコアのレビューの関連を確認したかったし。
そもそも三國志自体が好きだし。
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.9

前半の静かな展開で寝落ちして、批評や口コミで絶賛されてる物語の核心部分を完全に見逃した、、

画家とモデル、見つめ、見つめ返す視線が発火して燃える瞬間、、、
そんなこと、あったかな?

恋は遠い日の花
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

3.9

ライカのストップモーションアニメは独特の温もりが魅力。

吹き替えの方が物語や絵の世界観に没入できるんだけど、字幕版しかなくて、見終わってから、ヒュー・ジャックマンに、ゾーイサルダナなど豪華な俳優だっ
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.6

Yahooレビュー3.26、Filmarks 3.7
意外にも?辛口レビューで賛否両論。
前作は80億越えの大ヒット作の続編で、鬼滅の刃の大ヒット列車を止めるはずの国民的アニメを公開週末に自分の目で観
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

82年生まれ、キムジヨン。
悪気のない男尊女卑、押し付けられる女性や母親の役割分担、いつまでもマッチョで保守的な社会。

2歳の子供の子育てに自分を失いつつあるジヨン。彼女の苦悩が自分のことのように迫
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星の子(2020年製作の映画)

3.6

ラストシーンの台詞で少しホッとする。
こちら側に戻ってこれるかもと。

ん?こちら側ってあちら側と何が違うのか?

そもそもちひろのためだったからちひろが大人になれば目が醒めるのか?

信じることに依
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

A24製作、ジョナヒル監督。
評判いいから月曜日リモートワーク明けに
渋谷のPARCO内映画館へ、、って結構人いるのでびっくり。

13歳のやたら可愛い男の子のカミングオブエイジ。
不良っぽくてクール
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0

年初の賞レースを賑わせてた作品なので、
どんな作品か楽しみにしていたので
公開初週末に観賞。

家族のあり方、余命告知の考え方、
アメリカに移住し暮らす主人公と、
故郷中国に一人残り暮らす祖母との関
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.0

ギャガ時代にアルモドバル映画を一緒に宣伝した仲間と鑑賞。

アルモドバル監督の自伝的な作品ならではの
主演はバンデラスで
母役には、ペネロペクルス

リッチな映画体験でした

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

多分緊急事態宣言解除明け一発目に観たのがこの映画。

若草物語は今まで本も映画も読んだり観たことなかったので、新鮮に楽しめた。
4人姉妹の性格分けとか、仕事観、家族観、
著作権の考え方とかは現代的な解
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

公開初日の金曜日夜にIMAXスクリーンは確保できず、THXスクリーンで、久しぶりに旦那さんと鑑賞。
時間が順行と逆行する中で世界の危機を止めようとする話しなんだが、その仕組みがいまいち良くわからず途中
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BREAK THE SILENCE: THE MOVIE(2020年製作の映画)

3.5

BTSのメンバーそれぞれの素顔や、世界ツアーの裏側のドラマが見れて、楽曲やコンサート演出楽しめるかなあと思って観にきたけど、まさにそのままで、それ以上でもそれ以下でもない。

一見さん、つまり私が映画
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.2

なんだろう、胸が締め付けられるような
まさかの傑作の誕生に幸運にも出くわしたような。
新宿歌舞伎町ど真ん中で見て正解。

ミッドナイトスワン、多分ずっと心に残る良作。

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

4.0

欅坂46の圧倒的なセンター平手が1月に脱退してこの7月に解散。
タイトル通りの嘘と真実が見れたのかな。

平手のパフォーマンスは神がかってて、
メンバー自身が平手のバックダンサーかもって言ってしまうほ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

映画通の同僚と業界の知人が推してたのでシネクイントへ。
アメリカのハイスクールものなんて、自分とは離れすぎてて恐怖でしかないのに、
逆にだからこそ途中から共感するという展開に

アナプルラ、いい映画作
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.9

久しぶりのウディ・アレン監督作品。
生粋のニューヨーカーな監督ならではの現代のお伽話。
ティモシーシャラメやエルファニングのキャラ設定や展開もカリカチュア具合が絶妙。2018年の作品なのでコロナ時代と
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.6

ゲームやったことなくて、初期設定わからないので頭の中でグルグル考えながら鑑賞。
ソニックは光速、え?電気エネルギー発するの?
ソニックの毛、、じゃなくてトゲ?
ハリネズミだから?ハリじゃなくて?
丸い
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.1

アカデミー賞作品賞受賞の凱旋上映を、リモートワーク明けのレイトショーで鑑賞。

政府及び内閣府は悪の集団けしからん
という立ち位置で、
実際の事件をまんま彷彿させる
レイプ揉み消し事件と
特区に大学新
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