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大川橋蔵の「若様侍捕り物帖」シリーズ7作目。57年、カラー、シネスコ
監督は沢島忠だけど普通に撮っているので、言われないと分からない(祭りのシーンがあるのに、お約束の横移動がない)。若様がすすきの野>>続きを読む
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60年、カラー、シネスコ
圧巻。巨大なセットと凝った美術、多くのモブ、それを誇るようなカメラワーク。俳優の動き、表情、とても丁寧。カットは長めで、こういう場面を見せたいと思ったらカットを割ってる印>>続きを読む
シーズン2の「復讐の女神」に登場する、富豪ジェイソン・ラフィールとの出会いを描いた作品。俳優は違っていて、こちらではドナルド・プレザンス。今回の警官役は現地の人で白人ではない。
話はクリスティにはよ>>続きを読む
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シリーズ第2作。68年(「野麦峠」の原作が出た年)、カラー、シネスコ
・物語は4部、または5部(起承転転結)構成
・内容・映像が60年代後半以降らしい、生々しく刺激の強いテイスト(この時代は既に普>>続きを読む
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キャプラって、単に「いい話の人」かと思っていたけど、いろんな面で独創的だし、巨匠と言うべき人なんだと気付かされた。
この監督はいつも話が複雑。この作品は5部構成(起承承転結)?
コメディの表現の仕>>続きを読む
いい話で泣いてしまった。キャプラの「群衆」41年、モノクロ、スタンダード
長尺で構成がよく分からないし、普通の映画の3倍ぐらいの情報が詰め込んであるって、見るのは難しいけど、とても面白い(映画館で見>>続きを読む
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59年、カラー、シネスコ。まさにオールスターキャスト。錦之助、千恵蔵さんの力の入った演技が見どころ
浅野内匠頭切腹まで前半1/3。錦之助が浅野内匠頭を演じ、家臣との絆をエモーショナルに描く。「忠臣」>>続きを読む
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途中まで個性豊かな仲間が集まってくる、東映の中編の王道の展開で楽しかったのに、肝心のラストが尻切れトンボで、バランスが悪い。がっかりした。
北大路欣也は凝った動きの殺陣をワンカットで演じていて、すご>>続きを読む
荒川に浮かんだ行李の中から死体が発見される。シリーズ23作目。64年、モノクロ、シネスコ
映像や人の動かし方がよくできていて、カメラマンも、監督もうまい人だと思う。ただ、後半がドラマぽさが強く、ドキ>>続きを読む
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「ジキル博士とハイド氏」の映画化。20年、サイレント
主演はジョン・バリモア。見ている間は全然分からなかったけど、ジキルとハイドはメーキャップを使って1人で演じている。全くの別人に見えるのがすごい。>>続きを読む
シリーズ第20作。39年、モノクロ、スタンダード
監督は松田定次。鞍馬天狗シリーズの魅力、戦後作品にはない荒削りな魅力に加えて、面白い作品を作ろうと力が入りまくってる魅力。
映像は俳優に動きをつけ>>続きを読む
北大路欣也の初主演作。中編。58年、モノクロ、シネスコ
舞台は戦国時代の日本。安芸の国の毛利と尼子の戦い。侍の服装は黒澤の「羅生門」のよう。
シネスコ画面に、大きなセット、広いロケ地を生かしたダイ>>続きを読む
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フランク・キャプラの比較的初期の作品。バーバラ・スタンウイックが女性のキリスト教伝道師を演じているのが珍しい(俳優さんはみんな何でもできるのがすごい)。31年、モノクロ、スタンダード
この監督にして>>続きを読む
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60年、カラー、シネスコ。大映時代劇のようなシックで大人っぽい雰囲気で、東映時代劇としては珍しいタイプ。
新選組の結成、芹沢鴨との対決、池田屋事件、伊東甲子太郎との対決という史実を軸に、フィクション>>続きを読む
「雄呂血の秘宝」の後編。55年、モノクロ、スタンダード。東映マークがカラーのとは違うもの。
この作品、割と好きだな。人物の撮り方は素朴な感じだけど、カメラワークのあるシーンが普通の作品よりもダイナミ>>続きを読む
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東映のオールスター時代劇。盛りだくさんで豪華。58年、シネスコ、カラー
近藤に千恵蔵、土方に山形勲。対する尊皇攘夷派には月形半平太(大友柳太朗)、鞍馬天狗(東千代之介)というフィクションのキャラクタ>>続きを読む
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22作目。多摩川で10代の少女の遺体が見つかる。63年、モノクロ、シネスコ。
少女の足取りの捜査から、当時の高校生や大学生の風俗が描かれる。「17歳以下(=高校生)というと、みんな終戦後に生まれたわ>>続きを読む
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ルース・ベイダー・ギンズバーグの半生を描いた作品。
作品の中心になるのが、男性が不当に排除された法律に関する裁判で、この話がすごく面白い。舞台は70年代だけど、判事や相手の弁護士の発言内容は、いまだ>>続きを読む
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ナチス統治下のオランダを舞台に、戦争に翻弄されるユダヤ人女性を描いたサスペンス。
ユダヤ人女性がレジスタンス活動に身を投じるまで→潜入→戦後という構成。
キモは戦後があること。戦争中に起きた事件の>>続きを読む
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ボギーが売却目前の新聞社の編集長を演じる作品。
テンポよく、複数のストーリーが展開して気持ちよく見られる。ただし、最初の1/3で膨らませたキャラクターやエピソードが後半に生かし切れてなくて、ラストも>>続きを読む
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モノクロ、スタンダード、47年。甘さと切なさがあるノワール。
セリフがしゃれていたり、チャンドラーの作品の世界の雰囲気があって、ロバート・ミッチャムはマーロウに見えると思ったけど、別の作家の原作だっ>>続きを読む
前後編の前編。義経の息子・東千代之介の活躍を描く伝奇ロマン。55年、モノクロ、スタンダード。
見どころは変化球の設定と豪華キャスト? 時代は鎌倉? 東千代之介は青森県のアイヌの里に隠れ住んでいる設定>>続きを読む
「怪獣蛇九魔の猛襲」の続編で、豪傑・石見重太郎の仇討ちを描く。モノクロ、シネスコ
前半は仲間が集まってくる楽しさ、後は短い説明セリフでつないで、ほぼアクション(ひょっとしたら、逸話の名場面集的な構成>>続きを読む
61年の里見浩太朗主演作。里見浩太朗はハンサムで性格もいい若様で、得意の歌も披露。モノクロ、シネスコ。
内容はロードムービーのドタバタコメディで、東映時代劇っぽくない。出演者にいつもの俳優が少なく、>>続きを読む
大川恵子さん主演の復讐劇。
大川さんのチャンバラシーンも。特に中盤のお座敷で、後退しながらあいくちで立ち回りするシーンが、ワンカットなのによくできている(アクションは吹き替えもあるけど、大体は違和感>>続きを読む
里見浩太朗主演の中編(主演は割と珍しいと思う)。蛇九魔で「ジャクマ」。モノクロ、シネスコ
里見浩太朗が演じるのが石見重太郎(講談のキャラクターで、伝説の豪傑らしい。狒々退治の逸話があり、それを映画化>>続きを読む
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主演の2人が好きなのに、大友柳太朗が活躍するのは最後の1/3ぐらいと、出番が少ないのが残念。
さらに、明朗な東映時代劇にしては、少し下品というか、下世話で気になる。
ただ、最後は大友柳太朗の将軍姿>>続きを読む
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シリーズ21作目。80分の長編。刑事たちが沖縄、秋田、三重県四日市に飛ぶ。
シリーズのいつもの作品とは趣きが違って、当時の風景ではなく、近代化していく日本が収められている。テーマは過去・未来への期待>>続きを読む
千恵蔵の「地獄」シリーズ3作目? いつものメンバーがどんどん登場して、今回はどんな話?と考えるだけで楽しい。
佐久間良子、久保菜穂子、小宮光枝の女性陣や、三島雅夫、柳永二郎、南庸、堺駿二などの助演陣>>続きを読む
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藤さんかっこ良すぎ。藤さんに任侠やらせようと考えた人天才。同性が見て違和感がない女性で素敵
ストーリーは大道の任侠もので、見せ場が盛りだくさん。ところどころ西部劇(マカロニ?)のテイスト。娯楽的な内>>続きを読む
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20作目。18、19作が夏だったけど、今作は冬。キャストが前回と同じで、監督が新しい人に交代。撮影はシリーズの「十五歳の女」などの中沢半次郎
今回は刑事たちは警視庁にいる。警視庁の部屋のセットは多分>>続きを読む
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シリーズ19作目(なので19号?)。埋立地から数珠を手にした死体が見つかる。
キャスト・スタッフは前回と同じ(2本撮りしているらしい)。星美智子が久しぶりに出ている。
脚本は長谷川さんが以前別の番>>続きを読む
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18作目。オリジナルの画像が悪くて、長らく幻の作品だったもの。初期の作品に似た構成で、見どころも多い。
誘拐事件→科学捜査→捕物の構成。中盤で描かれる逆探知の方法がすごく原始的でびっくり(警視庁のレ>>続きを読む
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17作目で長編。監督は村山新治。松島のホテルで女性が殺され、宮城県警の刑事が捜査のため東京へ向かう。
歴代の出演者が刑事役でゲスト出演してるのが見どころ。浜島進と木村文武は宮城県警の刑事で、なまりが>>続きを読む
前作の「道場破り」と話のつながりはなし。原作は山本周五郎(短編「大炊介始末」)。道場の若殿が乱心した原因を探るサスペンス。
非常に先が気になるストーリーでそれだけで見てしまう。監督・撮影と経験豊富な>>続きを読む
いつも見ない時代の作品なので、いろいろよく分からない。
この時代の流行りなのか、被写体がカメラに近くて、テレビに似てる。セットで撮影しているので、大映時代劇のような不思議な雰囲気。
1/3がお市の>>続きを読む