houjh13さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

houjh13

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血と骨(2004年製作の映画)

4.5

舞台は1930年代の大阪。ビートたけし演じる在日朝鮮人の金俊平は家族友人構わず暴力を繰り返し何人もの愛人を持つ野獣のような男。彼に振り回される周囲の人々の悲劇的な人生が描かれる作品。ビートたけしの鬼気>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

くだらないけど面白かった。個人的にはマリーンズとライオンズを登場させて欲しかった。

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

2.0

前衛的すぎて何を描きたいのかよくわからなかった。北野監督の作品は静と動がはっきり分けられてるのが多いと思うけどこれはずっと暗くて単調でした。

隠された記憶(2005年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハネケ監督特有のモヤモヤ感イライラ感を募らせながら見る作品。平和に暮らす番組プロデューサーの家に、嫌がらせのイラストやビデオが次々と送られてくる。プロデューサーは過去に犯したある自分の行為から犯人を推>>続きを読む

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.0

耳の聞こえないゴミ収集員の茂は捨てられたサーフボードを拾いサーフィンを始める。サーフィンにのめりこみ、仕事そっちのけで打ち込むことになる。美しい波音と音楽に酔いしれる作品。いろんな意味で終わりに近づい>>続きを読む

BROTHER(2000年製作の映画)

5.0

北野武演じるヤクザの山本が東京での居場所を追われ単身アメリカに渡りテリトリーを広げてゆく。自分のシマを広げれば広げるほど悪い方向に向かっているというのがヒシヒシと伝わる。寺島進が北野映画の作品の中でも>>続きを読む

HANA-BI(1997年製作の映画)

4.0

北野武演じる元刑事西と不治の病に冒され心身衰弱した妻を描くドラマ。他の北野作品に比較し、芸術色が濃く好みがわかれそう。とにかく全体的に哀愁が漂っている。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.5

目的のためには手段を問わない破天荒な刑事我妻を描いた物語。ビートたけしの哀愁、昭和末期の日本の街の懐かしさがたまらない。

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

2.5

ある法律により殺し合いを命じられた中学生たちの話。あまり意味がわからなかった。ただ平成中盤のヤンキー文化、ギャル文化が懐かしかった。

マンダレイ(2005年製作の映画)

4.5

前作ドッグヴィルで汚れた村を地図上から消したグレースは抑圧された黒人奴隷の村にたどり着く。彼女は人権的立場から黒人たちを解放しようとするが、、自由が与えられるより抑圧されていた方が社会がうまく回ること>>続きを読む

愛、アムール(2012年製作の映画)

3.5

突然寝たきりになりうわ言しか言えなくなった妻とそれを介護する夫を描く話。妻が寝たきりになる前に、夫は妻を入院させずに自宅で介護する約束をするが、、ハネケ監督の作品の中では異彩を放つがやはり彼らしさが随>>続きを読む

白いリボン(2009年製作の映画)

3.5

第一次対戦前にドイツの小さな村で起きた様々な事件を教師である主人公が回想する。結末などもなんともない話といえばそうだが、常にゾクゾク感を味わえる。

ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

4.0

ストーリー性も救いもなければ、暴力シーンもない暴力映画。冒頭のピーターが卵をらいに行くシーンでこれ最後まで見れんのかなって思ったけど見てしまった。最悪の気持ちになる映画。

バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟による西部開拓時代のアメリカを描いた6つの物語。素朴でまっすぐな人間たちをコーエン兄弟らしく表現されていた。

セッション(2014年製作の映画)

5.0

今の日本なら確実に体罰顧問扱いされる音楽教師と素朴でまっすぐな青年ドラマーの熱すぎる物語。ジャズを究めようとする二人が壮絶にぶつかり合う。ただの青春バンド映画ではない人間の本質を描いたストーリー。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

ある老女の莫大な遺産を巡る争いの話。悪役も含めキャラクターの個性が豊かでおもしろい。映画全般の景色が美しい。スッキリまとまり過ぎててミステリーとしては少し物足りない。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

ドイツのハッカー集団の話。ダイナミックかつスピーディに物語が展開する。最後のオチが読めなかった。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.0

特ダネを誰よりも早く局に売り込むカメラマンの話。主人公が好きになれなかった。

天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

4.5

若くして交通事故で死んでしまったアメフトプレイヤーが殺されかけた富豪に憑依しスーパーボウルを目指すコメディ。主人公が笑えるシーンが多いけどラストは少し切ない。

ヒア アフター(2010年製作の映画)

5.0

幼少時の手術の後遺症で霊界とつながる力を持つ男性、津波被害時に臨死体験をした女性、交通事故で双子の兄を亡くした少年を描いた物語。3人の運命が重なってゆく様が魅力。

96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.0

題名の通り1作目でブライアンに殺された誘拐組織のメンバーたちの仲間による報復劇。関係ない市民たちがイスタンブールの街で犠牲になっていったり少し腑に落ちない部分があったがアクション映画としては見どころが>>続きを読む

イナフ(2002年製作の映画)

3.0

シンプルなサスペンス。サスペンスとして最低の条件は抑えてあるのでまあまあワクワクしたけど、また見ようというものではない。

アンチクライスト(2009年製作の映画)

4.5

哲学的かつ幻想的な作品。何度も見たくなるし、何度も見ないと監督の言わんとしてることも理解できない物語。

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

現代版ジェームズボンド。単純で展開が早く見やすい。ワクワク感と疾走感あり。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

2.5

韓国の小さな村で多発する一家全員殺人事件。その事件には日本からやってきたある男が関わっているという噂が、、演出一つ一つがくどくて長い。その割にはオチのスケールも今ひとつ。合わなかった。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.5

遺伝性の病気で盲目の母親が息子への手術代を苦しみながら稼ぐが、それは身近な人間に盗まれる、、、何度も絶望に叩きのめされる映画。主人公ビョークもハマっている。

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

4.0

復讐サスペンス。児童誘拐殺人の罪を犯し13年間の刑を終えたクムジャさん、なぜ彼女は殺人を犯したのか?彼女は出所後誰に復讐をするのか?展開が早くワクワクする。

氷の微笑(1992年製作の映画)

3.5

ある美人作家の周りで次々と起こる殺人事件。しかしそれらは彼女の物語の筋書き通りだった。犯人は彼女なのか、、ミステリアスさに魅了される作品。ストーリーは毎度のことながら大味である。

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.0

性依存症のジョーがその人生を唯一の親友セリグマンに語る回想録。オチがアレすぎて、、

メランコリア(2011年製作の映画)

3.0

「メランコリア」という惑星が地球に衝突するかもしれないという状況下のジャスティン、クレアという姉妹を描いた映画。風景や映像が美しいけどストーリーに起伏が少なく途中で飽きた。

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

5.0

ギャングから逃れた女が人里離れた小さな村「ドッグヴィル」に現れ、トムとむらびとは彼女を匿うことになる。人間の怖さというより、社会の限界を感じさせる作品。この監督の作品をみると自分の正義感や倫理観が本当>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

5.0

復讐ミステリー。主人公の男デスは誘拐され15年間監禁される。なぜ彼は監禁されなければならなかったのか。その理由があまりにも衝撃的で脳に焼きつく作品。

マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

4.0

英国船長ジャックが仏アケロン号を追う海洋戦争映画。ストーリーは淡々としているが艦内での人間模様など細かく描かれているため引き込まれる。

レギオン(2010年製作の映画)

4.0

ミカエルとガブリエルの戦いの結末は一人の赤ん坊に委ねられた。自我を失ったゾンビのようなガブリエルのしもべたちの群れがダイナーを襲うシーンが壮観。スケールの大きな話の割には結末は小さくまとまっていた。