みんな踊って楽しもうぜ!って感じ。シンプルなピクトグラムのような絵が大きさを買えて立体的に動く様子はアニメーションならでは。
このレビューはネタバレを含みます
楽しそうに水浴びする子どもや、ポテトを食べる主人公に「ポテト」と連呼する子どもたち。そんな喧騒のキャンプ場で「他者は喜びの源でもあるけど疲れの原因でもある」とレンジャーのインタビュアーに語る主人公。う>>続きを読む
ナイフを持つお母さん、キスをせがんでくる姪など、画面の圧が強い家族。そもそも別れた父親の誕生日会ってどんなやねん。
状況を把握するためのサスペンスとしても、娘との関係のハートフルさも素敵。
月に映る七面鳥とハーフの顔にNHKの中途半端なホラー感があってとてもいい。題材はジュリアン・デュクルノーからR指定を外したよう。七面鳥って丁度良い。
理性を超越して芸術を脳に埋め込まれたようなヨルゴス・ランティモスの極地
自殺した母の体に赤ん坊の脳を移植された人間が成長して世界を体験する冒険譚。
映画を見ていると倫理的な表現にひっかかったり、違>>続きを読む
タイトル通り
シェルターを運営する母と歌をネット配信する息子。母は保護された健気な子どもに理想を重ねて、息子は女の子を好きになったことで難しい政治的な話をしようとする。
おーそこで終わるんかという>>続きを読む
アメリカはヒーローも望む一方でヒールも望んでいる
アメリカ人で初めてトリプルアクセルを成功させたトーニャの半生と事件まで。実在の事件が登場人物たちの視点から描かれる。
何を見るのかは観客次第という>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
引っかかる部分はあるけど、やりたいこともわかるし今後を楽しみにしたい
功利主義と今の社会をホラー仕立てに落とし込みたかったのはよくわかるし、その点は面白い着眼点だと思う。
キャストに関しても、古川琴>>続きを読む
画に引き込まれる
何がしたいかとか、どんなメッセージ性や意図があるのかはよくわからない。でも一つ一つの画面が美しくて、動画ならではの瞬間がいくつかあった。お気に入りは建物の吹き抜けを光が動く瞬間、少>>続きを読む
細部に命が宿ってる
黒柳徹子の『窓際のトットちゃん』のアニメ化。
なんで今更と思ってすぐに見に行ってなかったけど、これはロングランも納得のクオリティ。踏ん張る華奢な足の力強さや、子どもたちが戦争ご>>続きを読む
いきなり歌い出すミュージカルシーンにセルフツッコミを入れる登場人物たち。
1933年舞台の原作を現代版に置き換えて携帯会社の社長にしているけど、時代にそぐわないプライバシー設定。
ヘリコプターと車とS>>続きを読む
ほぼ、枯れ葉
ごみ収集をするカニンデルとスーパーのレジ係のイロナは傷の手当てをして出会う。
タバコ咥えながら包帯で手当てをするイロナがカッコ良すぎるし、衝動的に金庫盗むの笑える。カニンデルもいきな>>続きを読む
御伽噺やってみた?
1695年シャルル・ペローの上梓した童話『ロバの皮』を原作とした映画。王妃が亡くなり遺言に基づき王が王女と結婚しようとするが、妖精が協力して逃すお話。
妖精の力を借りて逃げた先>>続きを読む
眼鏡っ子映画
百万長者と結婚するためにモデル仲間と高級マンションで共同生活をするポーラ、ロコ、シャッツィー。しかしなかなかうまくいかず…
目の前に大富豪いるよ!って言いたくなる展開と、お金目当てと>>続きを読む
内容と音楽のギャップよ
第二次世界大戦でドイツに捕まった捕虜たちが大脱出する前半と、ジュネーブ条約を破って捕虜を殺したゲシュタポを軍事裁判にかけるまでの後半。
前回にも増して楽しいテーマなのに、ス>>続きを読む
生き抜くために
第二次世界大戦中の日本で特攻隊とゴジラから逃げた敷島。終戦後に再度ゴジラが日本を襲う。
ゴジラは戦争や災害のメタファーとして機能してきたが、今回はまさに戦争の幻影としてゴジラが機能>>続きを読む
信仰とは
カトリックの全寮制女子校セント・フランシア・アカデミーに入寮したメアリーとレイチェルのおてんば3年間。
グッチーズフリースクールの関わる京都シネマクラブの映画というだけで満足なのに、『ヒ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
杉咲花の市子が周りの人に理想を見せる鏡みたいな無表情。だからか、存在自体が陽炎のように危うい。そんな面を強調させた後の2人の幸せそうなエンドがじんわり心に染みる。でも黒の服装って、周りに気を許してない>>続きを読む
ずっとぐるぐる
題名通り貧血になることを狙って作られたように、円がクルクル回ってる。けど、フランス語でシネマと貧血がアナグラムらしいので、貧血映画と翻訳されたらしい。
デュシャンとマンレイの名前が>>続きを読む
日本最古のSFと宣伝されていた
100年後の2032年から来た子孫に未来へ連れてこられて案内される話。
影絵と字幕を使っていて、NHKでたまにやってる印象に残るどこか怪しい番組みたい。
月にひとっ>>続きを読む
ちょうど良いダサさ
高校卒業した2人はシェアハウスに住むつもりだったが、変なおじさんをストーカーしたことをきっかけに自分の居場所のなさに気づいていく…
まさにY2Kリバイバルって感じのゆるいダサさ>>続きを読む
さくらのしっぽ
長谷川家に拾われた“さくら”の視点から、失踪した父、なぜかいない長男の一、久しぶりに戻ってきた薫、少し幼い美貴、とんだ性教育をする母を見つめる。
“変化”というものは絶対にある一方>>続きを読む
“ゆめ”ってなに?
青い月の夜にくる魔法使いの5人組と、すみっこの夢の話。
夢を奪われるうんぬんが、まんま『ウィッシュ』でびっくり。すみっコぐらしさすが。
今作は別に泣けるわけじゃないけど、やっ>>続きを読む
最新作なのに往年の名作映画のよう
ウクライナがロシアに攻撃された頃、ヘルシンキ。仕事を失ったアンサとアル中で仕事を転々とするホラッパ。2人はすれ違い、徐々に…
最後で出会った映画館の前で立ち尽くし>>続きを読む
北村匠海の走り方が幽遊白書と同じ
ドラケンは本当にケンカ強そうやけど、マイキーとかはあまり強くなさそう。
ピンチなのに体動かさずに名前叫ぶシーンが、なんかモヤモヤする。
やっぱSPY×FAMILY良い
どうやってみんなを巻き込んでいくのかと思ったら、アーニャをマクガフィンに収束させていくとはお見事。アーニャが中心にいるからコメディではあるものの、アクションとシリアス>>続きを読む
音楽が良い!
第二次世界大戦中にドイツ軍の捕虜になった軍人たちの大脱走計画。
エルマー・バースタインの『大脱走のマーチ』独立戦争時の愛国歌でアルプス一万尺の『ヤンキードゥードゥル』が頭を離れない。>>続きを読む
この、延々どうでも良いような思考を垂れ流してる感じが好き
殺しを失敗した殺し屋が、自分を狙ってきた雇い主に辿り着く話。
「計画的に…」とか言いながら計画は明かさないし、割とその場の判断で動いてるの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
重力についてのワークショップあたりから、自分も参加している感覚に陥った。
オープンダイアローグという精神科の研修に参加した時に感じた自分をはっきりと出せて尚且つ包み込まれている感覚そのものだった。>>続きを読む
唐田さんへの映画
一度社会人になったのにコンビニバイトをしてる孤立感。別にコンビニバイトが悪いわけじゃないけど、そこに気づけるほどメンタルが回復していない感じが寝起きの淡いブルーの部屋に現れている。>>続きを読む
影で働くおじさんの日々の積み重ね
東京のトイレ清掃をしながら日課を過ごす平山。若い後輩やその彼女みたいなやつや姪っ子に翻弄されながらもパーフェクトデイズを過ごす。
「うわーめっちゃ好きやけど、なん>>続きを読む
サンタも人間、サンタも働くって大変
ラスベガスでバカンス過ごすけど、人間にバレそうになって移動するのかわいそう。
クリスマス前にクマのぬいぐるみが200個注文が入って、でもパンダも一個あって、絶対に>>続きを読む
わかちあうこと
母から魔法とチョコのことを教わったウィリー・ウォンカが最高のチョコが集まる場所で店を開こうと奮闘する話。
はじめて売るチョコで人を空に飛ばしたり、アホみたいに借金背負わせられたり、>>続きを読む