あれくすさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あれくす

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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.0

やっぱりこれ、リメイクだったのね…。
韓国映画らしさを感じず、もっと情に訴えかけるドロドロな経緯と人物像や非道な闇社会、単に意外な結末を期待した。潜入捜査の演技は楽しくてフライドチキン店が開店するかと
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

夏至のまばゆさで安まらず、暗示に覚醒された潜在意識。疑問が湧かないオアシスに歓迎された漂着物…

これだけ流行ったにもかかわらず評価が分かれるのも納得。映画館で万人に仕向けた監督には呆れるが、救われる
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プライス -戦慄の報酬-(2019年製作の映画)

3.0

父からの手紙…
これ邦題も悪いわ…。
原題『Come to Daddy』

スリラーとしては納得できた。ブラック・コメディの面白さは、ココで笑わせたいのかな?って感じる所も多いけど、笑いのツボが合わな
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.3

ガイ・リッチー監督のシャーロック・ホームズ第一弾。同主演の第三弾が21年公開、デクスター・フレッチャー監督に変更なんですね…。

リズム感が出てさらにお洒落。躍動感あるアクションにはやり過ぎも感じたけ
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デビルズ・シティ(2015年製作の映画)

2.5

ざっくり世界観と古き良きメイキャップ、笑。
悪魔たち(石ノ森章太郎原作的な悪役)がアジト(ボロアパート)で人間たちと馴染み、慎ましく生活している図はなかなかインパクト強し。真顔で言い放いやがった一言に
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.1

人生の余暇を楽しむ念入りなラブストーリー…

ベテラン演技の応戦にあえて乗ってましたが、執念深さがエグくて可愛げがない…。この歳までずっとお元気に活躍されているだけで、もうよろしいんじゃないでしょうか
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シックス・デイ(2000年製作の映画)

3.3

ヘリコプターのパイロットで妻と娘を愛する良き父。
焼き増されたストーリーと軽めなアクションには感想こそないが、今となってはシュワルツェネッガーの魅力を活かし期待を裏切らない安定した作風が貴重だと気付け
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ブルー・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

穏やかな日常の崩壊。

ラッパーである監督ならではの表現も見やすく、上映中止と配信スルーになったのが残念に思う。差別や暴力を煽るようなものではなく、身を守る方法として現実を知る大切さがダイレクトに響い
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.1

亀は助けてないが導かれたパラダイス

ディカプリオにオファーするあたりは先見の明が感じられます笑
寝取られても潔く身を引き、怪我人にずっと寄り添う優しさは、本当に報われる日が来るのでしょうか…

旅の
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奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

2.9

うっ……これはキツい実話を基に。
踏み込んだスクープを追うドキュメンタリーとしての緊張感でしたが、アレンジがいらないほど題材だけで充分。

バニシング(2017年製作の映画)

2.8

離島へ灯台守にやってきた三人。

史実のはずが大胆な仮説…

仮説にありがちな哀れむような美談だったり、勇敢な男達の英雄譚でもないイギリス映画らしさは好きだけどもだ。何が事実かよりも疑問が残る。

完璧な他人(2018年製作の映画)

3.5

月食の夜に集まった幼馴染み。軽く始めた禁断のゲーム…
例え話に激しく同意したり、ヒステリック抑え気味で大人な対応の会話劇に夢中になった。フフッとしたシニカルさと深刻な悩みまで封じ込めた落とし所が憎いほ
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テス(1979年製作の映画)

3.1

モネやルノワールのような風景の芸術性高めな文芸ドラマ。犯罪級に美しいナスターシャ・キンスキーは演技派とは思えなかったが、佇まいだけで強い意志と慎ましやかさを感じられた。
自立する選択肢がないにしてもゼ
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シー・フィーバー 深海の怪物(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

劇中では船乗りが患う精神的な病「海洋病」と訳されているシー・フィーバー。フィーバーするノリノリな船上パニックとも違い、仲間同士でXし合うところを撮りたかったのだろうか。ラストが惜しくもっと感傷的な展開>>続きを読む

ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.7

スクリーンごとに生まれ変わり観た者の記憶の中で生き続ける、いくつもの人生がある俳優は羨ましい…。
特別な思い入れはないがスターであったことは間違いない、バート・レイノルズのセルフパロディ。輝かしい活躍
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(2001年製作の映画)

3.4

失踪事件から生還した少女が打ち明ける「穴」での出来事。
生理的、心理的な忌々しさに無理な方も多そうだ。略される回想は突拍子もないけど、純粋な感情を暗闇へ埋めた告白に背筋が凍った。

ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)

2.8

それ家に忘れた責任重くね?

監督うんぬんより連ドラの一編だけ観たような…。忘れ物から始まる負の連鎖がどれも薄っぺらく、あからさまな伏線の映し方には逆に違和感。アクションや衝撃的な映像で補っている感じ
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PORTALS ポータルズ(2019年製作の映画)

2.3

ブラックホールが人工的に作られ、そして世界中が停電に…

そんなフレーズに惹かれたが玉砕した。文章によるあらすじが佳境。4人の監督による一体感のないオムニバスで、SFよりもホラーがコンセプトだったらし
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.8

小さな町に伝わるフィッシャーマンズソング。些細なきっかけからメジャーデビューへのサクセスストーリー。ジジ&ババの冴えたブラックジョークも心地よく、ベタな実話としても許容範囲内ですが漁師達の歌声に心底痺>>続きを読む

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

3.5

あのコミック誌のような映画や、あの読みきかせる物語のような…ちょっと変わった構成が好みだった。調和しないのはそれぞれの紆余曲折な人生なのか。信頼できない語り手と運命のいたずらに惑わされながら、未来へ繋>>続きを読む

アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.5

ダークファンタジーさや悪魔祓い系ホラーなど皆無の良く出来たサスペンスでした。黄色い雨合羽の殺人鬼。仔猫やGのシーンは悲鳴上げましたよ…この時代の映画って、そゆとこ怖っ!

サラの鍵(2010年製作の映画)

3.8

過去を振り返る構成から現代パートの必要性を疑ったが、徐々にまだ100年も経っていない時の浅さを再認識させられた。
一人一人に名前があり、帰りたい家があった事を胸に刻み、ジャーナリストとしてではなく自分
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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

2.8

原題: 1BR(ワンベッドルーム)
人気の物件へ入居。
良い感じの悪いシチュエーションになるかと期待はできた。主人公の表情が読み難いのは功を奏して思えるけど、モデルになった題材の過程や時間経過にこそリ
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THE QUAKE ザ・クエイク(2018年製作の映画)

3.3

『THE WAVE』の続編。津波に襲われた地質学者と家族。あれから3年…。
家族思いな父親像を重視したいのはわかるが学者としてが曖昧になってしまった。まぁ、地震が予知できれば苦労しないわな。懐かしめな
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.4

短編は家庭内での連鎖だったが本編は育った環境と自らが望んだ道。短編のような衝撃はなかったが、変化するヘイトを含めて根本的な対策や支援が進むように願う。

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.0

トレインなミステリーではないオムニバス。休日に低刺激でボーッと観るには良いが何も残らない。ジョー・ストラマーを観たいだけだがもっとワイルドさが欲しかったな。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.8

生前の本能でショッピングセンターに群がるゾンビ同様、ネームバリューに集まる視聴者…なんて釣られてしまったわ。話の流れに惹きつけられるがコメディや意外性を狙ったようにも思えず、監督の作風を理解していない>>続きを読む

ボディ・ハント(2012年製作の映画)

3.1

殺人事件があった家の隣に引っ越してきた母娘。厚かましい言動が多々気になるのは自分が日本人だからだろうか。凝った展開は楽しめたが邦題はいただけない。

アンフレンデッド:ダークウェブ(2018年製作の映画)

3.3

手に入れた中古パソコンを使ったチャット。『アンフレンデッド』の続編でもオカルトなのか?は無く、現実味のあるダークウェブの恐怖。カーソルの動きやモニター越しの表情も感情に富んでいて目が離せなかった。

キックス(2016年製作の映画)

3.5

憧れのアイテムを入手し、人生の転機のようにテンション爆上がりの気持ちはよくわかる、が…。国の法なんて通用せず、男として生きるのには過酷な町。重低音を効かせて観たいフッドムービーの緊迫感でも、ふんわり浮>>続きを読む

アンフォゲタブル(1996年製作の映画)

3.0

先日ハマった『13F』に似ている作品に登録されていたけど、どこが似ているのかわかりませんでした。身勝手すぎる行動に共感できなかった分、ラストがいかしてた。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.9

前作からの流れで、なるほどコッチね…なんて思わせて軽く覆し、そしてやっぱり笑。今回は仲間を増やしててちょっと嬉しくなったけど、続編として補足もあり感情まで揺さぶってくれる忙しさも増幅。気になる終え方ま>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

パケ画と高評価から密かにずっと期待してた。気の利いたユニバーサルのロゴから察した悪夢のまま、セオリーを裏切り続けるクズなビッチの孤独な戦い。自分的に好きな要素が盛りだくさんで2U共に予備知識なし推奨し>>続きを読む

ダークライト(2019年製作の映画)

2.8

とうもろこし畑の広大な農地へ越してきた母娘。冒頭の事件から少し遡り、誰にも信じてもらえないホラーかSFかと思わせるモダンな作りは良かった。タイトルに意味があるようでそうでもなく、思わせぶりな設定も多か>>続きを読む

ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

3.1

ハロウィン&お化け屋敷は良くあるのですか?

主人公側の人間関係や経緯、迷路や小道具もコツコツ作る主催側の目的など求めないし、満を持した登場が拍子抜けでも良いんだけど…某氏の企画を真似したような世界一
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.4

深海掘削基地での大地震。逃げ場がないありがちシチュエーションではあるものの、突然の危機的状況からスピーディーで迫力ある脱出劇のまま、きちんと王道を挟んでいたので好印象。