巴里得撤さんの映画レビュー・感想・評価

巴里得撤

巴里得撤

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

2.0

tomatometerで評論家とオーディエンスの評価が真っ二つに割れていることに興味を持って試聴。
オーディエンスが正しかった。中身ゼロ。
主人公の性格の悪さだけが残る。

ボーイズ・ステイト(2020年製作の映画)

3.8

政治とは? 民主主義とは?
それを考えるのにうってつけの作品。

ザ・バンカー(2020年製作の映画)

3.4

良作。
アメリカン・ドリームの蹉跌。
それが後世に与えた意義。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.4

音楽よい。でも、サントラに入ってる楽曲をもっと聴きたかった気も。

映画としては、BLMに関連づけず、娯楽作として観ても楽しめた。

しかし、ワカンダには内戦の火種が残ってそう。部族間のわだかまりは解
>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.2

役者はみんはいいし、映像もすばらしいけど、羅生門スタイルにした意味がわからない。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

棒読みのような台詞まわしの裏に横たわる、それぞれの「感情の黒い渦」。それが徐々にあらわになっていく。
たしかに脚本がすばらしい。
西島秀俊も三浦透子もよかったけど、もっともエモーショナルで、かつ人を癒
>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

マーヴェル苦手なのに、エターナルズに続いて観てしまった。
笑えるのがいい。
オンクワフィナがいい。
エンディングの「ホテル・カルフォルニア」がダサくていい。

そのうちエターナルズとリンクしそうな。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.6

映画館で観るべき映画だったと反省。レースシーンに限って言えば。

テーマは結構社会的。アスリートといえど、資本主義社会でイノセンスを守ることが難しいのは、昨年の東京五輪でも顕になったけど、まさに官僚制
>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.2

予習してなかったので、専門用語に戸惑ってしまったけど、絵がきれいだし、世界観がユニークで、なかなかに楽しめた。りかちゃん、すごい。

東京流れ者(1966年製作の映画)

3.5

さすが鈴木清順としか言いようのない、狂った世界。

ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

5.0

至福の8時間弱。
生きててよかった。

ピーター・ジャクソン、ありがとう。ディズニーも、悔しいけど、ありがとう。

望むらくは、3時間くらいに編集して再来年あたりに劇場公開することを。

その際のルー
>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.0

ファン・ジョンミンとイ・ジョンジェの死闘はもちろん、アクションは全般的に見ごたえあり。

……というか、ホン・ウォンチャン監督はそれ以外の要素には関心がないんだろうな。

期待には十分応えてはいるもの
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

賛否あるけど、個人的には「賛」。
ホラー描写が怖いというより、エリーのなかに渦巻く「このままではお母さんみたいにおかしくなってしまう」という恐怖に観客も巻き込まれる。
ラストが消化不良という評もあるが
>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

うーーーむ。ラストありきか。
ボンドは一旦避難して、後で出直せばよかったのにね。

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

MCUにはどうも感情移入できず、今回も見送ろうと思ったのだけど、監督がクロエ・ジャオってとこと、マ・ドンソクがいいとこ見せるというのを聞き付けて劇場へ。
映像の美しさはさすがジャオ監督。意外にもアクシ
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

「映像体験」とは、こういう映画のこと。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が構築した強固な世界観に引き込まれる。ヴィジュアル・スタイリストの面目躍如。画面の一つ一つがアートのよう。
できるだけデカいスクリーンで観
>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

心身ともに満身創痍のチェン・ニェンとシャオベイは、いつも静かに涙を流す。声を上げると傷口が開いてしまうから。
シャオベイは最後まで泣き声を漏らさないけど、チェン・ニェンは4回声を上げて泣く。それは、な
>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前評判通り鈴木亮平の映画だった。

彼が演じる上林はサイコ野郎に見えるのだけど、人間としての尊厳を守るためには暴力に頼るしかなかったことも明かされる。

尊厳ある生き方を求めてもがいているのは、チンタ
>>続きを読む

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.5

音楽は人を生かす。


ポスターにフィーチャーされているスライ&ザ・ファミリー・ストーンが最高なのは予想してたし、ニーナ・シモンが貫禄のパフォーマンスを見せつけてくれることも、わかってた。

でも、マ
>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.6


ライアン・レイノルズのナイスガイぶりと、ジョディ・カマーの乙女ぶりに、心くすぐられる。2人ともいつもの毒は控えめで、意外にもラストは泣かせる展開に。

期待以上に練った脚本で、コメディとしてもロマン
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

中村佳穂が素晴らしい。中村佳穂が素晴らしい。

あとは、いろいろと雑な感じがしました。


中村佳穂が素晴らしい。

あと、役所広司がさすが。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.5

「エモい」という表現は、こういう映画のためにあるんじゃないか。
誰もが夢を追いかけてる街、ハイツ。主人公、ウスナビのヴァネッサに対する煮え切らなさは、彼女を自分の夢に引っ張り込んで、彼女自身の夢をあき
>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.6

他愛がないと言えばそうなんだけど、世代的にどうしてもグッときてしまう。
結局のところ、ウォン・カーウァイは、フェイ・ウォン主演のアイドル映画が撮りたかったんじゃないのか。
そうだとしたら、いろいろと腑
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

キャリー・マリガンの演技は、キャシーのなかでたぎる怒りと同時に、傷つきやすさも表現している。いつのまにか、その感情の渦に巻き込まれる。
物語の結末は、キャシーが仕組んだものなんだろう。
尊厳を踏みにじ
>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

2.8

舞台みたいな映画。リアリティはゼロ。そのため、登場人物に感情移入できない。黒沢清監督と相性が悪いのかも。
ベネチアではなにが評価されたんだろう???

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

デカいってすごい。スクリーンで観るべき映画らしい映画。構成も締まっててダレない。荒唐無稽なりにストーリーも練られてる。
「小栗旬、別にいてもいなくてもいいんじゃない?」とか「モナークってただ怪獣を見守
>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

期待を裏切らない良作。
ユーモアが効いてるし、説明しすぎないのもいい。
後半、一番狂ってるのは、主人公、ハッチ。途中から悪役のロシアン・マフィアが気の毒になってくる。
ハッチは歳いってるけど、親子でチ
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

2.8

エマ・ストーン、エマ・トンプソンをはじめ、キャストはすばらしいのだけど、脚本が雑すぎる。
クルエラの内面の変遷が唐突すぎるし、シーンごとにトーンがバラバラで、映画としての完成度はいまひとつ。
あとパン
>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

ライヴハウスでスタンディングで観るべき作品。
ミニマルなセットとシンプルなダンスの理由はデイヴィッド・バーン本人の口から語られる。
演奏の合間にバーンが語るストーリーが効果的で、想像力を刺激し、曲の世
>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.9

コメディなのに、観た後に、しみじみと振り返りたくなる秀作。
設定が秀逸。しかも、恋愛物語、ビルドゥングスロマンとしてのクオリティも高い。
2人の関係が、ついには「命を賭けた恋」にまで高まるとは。

>|