べにさんの映画レビュー・感想・評価

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恋をしましょう(1960年製作の映画)

3.0

大富豪が正体隠して女の子に気に入られようと四苦八苦する場面はくすっと笑えて可愛い話で楽しかったけど、ラストが陳腐すぎてちょっとガッカリでした。

正欲(2023年製作の映画)

4.1

宣伝のコピーにもあったけれど、見た後、本当にもとには戻れないと思っている。
見た後、というより、原作を読んだ時正にそう思った。

不登校の子やLGBTQの人にも自分は別け隔てなく付き合えるし、かといっ
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柘榴坂の仇討(2014年製作の映画)

3.1

教科書のせいか、教えてくれた先生の好みか、「桜田門外の変」からの「井伊直弼」はどうしても悪人要素のが強かったけれど、
先の分からない中、誰が正しいとかなかったんだろうな。それでもこの時代は意見が違うと
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.6

特にサスペンス好きでもないので、これくらいの入り組んだストーリーはちょうどよくハラハラ・ドキドキ出来て楽しめた。

ただ、結構ラストに重要になってくる事柄の一端が、普通にGoogle検索してトップペー
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

気になりつつ観ぬままでしたが、アマプラ見放題終了近いということでやっと鑑賞。

親の介護問題が現実となっている世代ゆえ、身につまされる思いで見ました。

登場人物が入れ替わったり、いつ誰がいった何か真
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.3

岸井ゆきのさんの実直な感じがストーリーにピッタリはまっていました。

家族やだけでなく、ジムや職場の人も大袈裟でなく普通に聴覚障害を受け入れていて、特に弟の彼女なんかも良かったです。
自分もこうして接
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.9

自分も時々感情が乏しいのかおかしいのではないかと思うことがある。かと言って、悲しい本を読めば無くし、日常会話で大笑いするのだけど、自分自身の行動に対して、感情を爆発させるようなことがない。
なので、茂
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.3

2時間超とは知らずに観に行ったけれど、長さは全く感じなかった。

賛否あるとは思うけど、映画なのだからこれくらいのファンタジーはありと思うし、むしろその終わり方に救われた感じで、楽しめました。

綾瀬
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.5

帝劇のミュージカルを見て、期待していた割にはピンとこなかったので、元となったという映画を見てみました。

いや〜ん、映画、面白かった!!

映画を見ると舞台版も確かにその流れに忠実な舞台ではあるのだけ
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.3

原作も前作も全く知らなかったので楽しめるのかどうか不安でしたが、結論としては面白かったです。

過去のこととかも、詳しくはわからないけれど、回想シーンやセリフで、初見でもだいたい理解出来るので。

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そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.0

ほのぼの。
大人になってもこういうワチャワチャ出来る仲間っていいな。

北海道映画シリーズ?
監督は違うのに、確かにグルーピング出来る作風で、面白かったです。

浮草(1959年製作の映画)

3.0

BGM的なものも少なく、今どきの映画の予告編に使われるような象徴的な場面もなく、全体としては淡々とした感じなのに、
でも見始めたら止められなかった。
ということは、面白かったのか?!

楽屋浴衣の使い
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仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

新時代劇と銘打って、世界配信目指して作っていることが良くも悪くもわかり易い作品だったように思います。

原作の面白さと俳優陣に支えられてるけど、脚本は今ひとつに感じました。ひねりもないし、なんだろ、原
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.5

泣ける話、というよりも
まだまだ知らない世界の現実があるということを1つ気付かされた、そんな思いでした。

法律の不備だけでなく、移民(映画の中では国際養子縁組だけど)やアジア系を差別する人がまだまだ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.2

続編「プラダを着た悪魔 リベンジ」を読み終わったところで、オリジナルを見返してみました。
やっぱり楽しくて素敵なお話。大好き。


ドラマ「やまとなでしこ」でもそうだけど、品の良いオーソドックスなスタ
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

2.9

私自身がシングルなので頻繁に会う友人との会話も、旦那や家族のことより推しや会社の話のが中心。
そんな環境に身をおいているせいか、話の内容に全く同感も感情移入も持てず、小ネタの煩わしさと長さしか感じれら
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キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX(2003年製作の映画)

3.8

かわいいお話だし、ファッション楽しんだりする作品だから別にこれでいいしリアリティなんて求めてないけど、それにしてもだいたい2作目って話に無理があるよね。

彼女自身の力(めげない性格とか、相手の立場で
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劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

1.5

ファンの方、ごめんなさい。
シリーズとか知らなくていきなりこれを観たので、何のことなのか全く分からないままでした。
「かげきしょうじょ」みたいなお話なのかと勝手に思っていたので、
話のぶっ飛び具合につ
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.0

弁護士が巨大企業とやりあう、という硬派な話。

弁護士の方も最初から順風満帆な感じの人ではないので、最初は巨大企業相手と躊躇するし、
企業の方も、もう企業城下町を形成しているので、その企業のその事業が
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.1

稲垣吾郎さんが何回も観た、というから、Prime見放題になったし楽しみに観たのですが、
あんまりよく分からなかった。

ZEPETOやっててもよく分からないのだけど、「U」の世界を覗き見出来たことで、
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

何てことないお話だけど、
懐かしいというか、「そう、そう、そうだったよね」と思いながら見入ってしまい、あっという間でした。
小学生の男の子たちのあるある、的な。

タケちゃんの特殊な境遇、家庭環境は理
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弁護人(2013年製作の映画)

3.8

日本で特高や治安維持法なんていうと小林多喜二とか、「スパイの妻」とか思い出すし、それって第一次世界大戦〜第二次世界大戦迄で、1945年には廃止されているけど、
韓国ではオリンピック開催の何年か前までこ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

しみじみ系で、観てよかった映画だけど、
何の前知識もなく観てしまったので、時計が一年ごと巻き戻ってるのに最初の方は気づかず(日にちや時間は見ていたけど、曜日まで気にしてなかった。年表示がないので、曜日
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.6

映画っていいな、と思えるかわいいお話。

人気看板俳優も主人公に思いを寄せる社長令嬢も含めてみんな良い人で、見終わったときに笑顔になれます。

宝塚で舞台化されてるのも見てみたくなりました。

エム・バタフライ(1993年製作の映画)

3.2

舞台を見て、気になったので映画も見てみた。
実はを元にしてるとのことで、フランスの在北京大使館に勤めてる主人公ながら、アメリカ映画なのでセリフは英語。
中国語に字幕は入らず。

描き方としては舞台とほ
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ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

3.1

色んなパターンの生きるのが不器用な人たちが、
ニューヨークという大都会で人と触れ合いを感じながら生きていく、
というハートウォーミングな話。

ではあるけれど、
主人公?のクララの無計画さに呆れすぎて
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天外者(2020年製作の映画)

2.9

期待していた割にはいまいち。
春馬くんのことかあった後なのに、公開されるかどうかだけ話題になつたものの作品そのものが全く話題にならなかったのも分かる気がした。

なんだか音楽や、カット割り、場面転換、
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.2

お話の中の年代が古いので、
刑務所の中というと看守たちが意味もなくいばりくさっていたり、囚人に暴力をふるったり、
また囚人同士でのけんか(しかも度を超えてる)の場面もあって、
そういうところの描写はイ
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.5

こういうコメディ、好き。

登場人物はみな実在した人物だし、国家権力者だし、多分にフィクションとはいえ、シュールだなぁ。でも、好き(笑)。

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

2.5

よく分からなかった。

若者に絶大な支持を得てるFさんの原作、と聞いて
話が理解出来ない時点で自分はやはりジジババの世代に突入してるんだな、と自覚しました。
そう、そういう自覚をさせてくれた作品です(
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セールスマンの死(1951年製作の映画)

3.5

仕事のストレスか男性更年期障害か、なんでも人のせいにしてイライラしたり、かと思うと急に陽気になったりする主人公を見るのに、途中までは見てるこっちがイライラしたのですが(笑)、
それでも見るのをやめられ
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河内山宗俊(1936年製作の映画)

3.3

この頃の映画が残っているのは素晴らしいことてすが、セリフが聞こえづらく(音声の問題と、江戸弁の早口)2/3ぐらいしか聞き取れなかったかな。

今月、歌舞伎座で「河内山」がかかっているので映画も、と観て
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.0

こういうタイトルから想像できる範囲の話での起承転結で、お話的にはそれ以上でもそれ以下でもないものですが、
それぞれのセリフは「あるよね〜」と思うものばかりで、楽しめました。

田中みな実さんの演技をし
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

2.8

評価されてる感想多いし、脚本賞もとってるみたいだから、作品としては良いものなのでしょうが、
私にはハマらなかったかな。

記憶の消去という奇想天外な仕掛けは受け入れられるのですが、
クライアントの自宅
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.3

ストーリーに感動したり、周りに広めたいような作品とも思わないけど、
音楽に乗せて若者の楽しそうな姿を見れるので、後味的には悪くなく、楽しい部類ではある。

拒食症で施設に療養しているイヴが音楽には神が
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