そうですふぎみやさんですさんの映画レビュー・感想・評価

そうですふぎみやさんです

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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

3.8

デジタルリマスター版を劇場で。何度観ても面白いです。
年のはじめにピッタリの作品。新しいことにチャレンジしたくなります。
ニノが望遠鏡からダッシュするシーンでなんか泣けてきちゃいます。

父の勘違いで
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凶気の桜(2002年製作の映画)

3.4

ちょっとケンカ強いだけのイキリキッズが「オトナ」をナメたらどんな目に遭うかってお話。キングギドラを始めとした楽曲の良さと窪塚洋介のエネルギッシュで日本男児な怪演が光る。ていうかそこだけで保ってたな…っ>>続きを読む

サクラ大戦 活動写真(2001年製作の映画)

3.6

約80分間目が釘付け。
スタッフが超豪華!ヌルヌル動く神OPで話題の『3』の直後に作られた作品だけありこちらもクオリティが爆発してます。
冒頭の大階段のシーンなんか今だったら3Dで表現しちゃうんだろう
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.7

最悪のハッピーエンドという表現がピッタリ。かなり難解な内容になってるけど、考察すればこれ以上良くしようがないほど上手くまとまってる。
誰一人欠けてない世界で、誰も魔女にはならなくて、始まりの元凶である
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.3

時は金なりを地で行くお話。
ジャスティン・ティンバーレイクってこんな演技力もあるんだなあ。ヒロイン役のアマンダ・サイフリッドとの組み合わせもバッチリ決まってる。
海で泳ぐシーンなんかは腕に光る数字のネ
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

3.4

なんだか漫画『ジパング』を思い出す設定。

前半と後半のギャップ、あとシーンと流れる曲のギャップがものすごい映画。
特に後半、友情青春劇の後に始まる血生臭い大戦、近代兵器の優位をものともしない数の暴力
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

喧嘩っ早い青年ウィルは数学の天才。大学の清掃バイトのかたわら黒板の超難問を解き明かしてしまう。それが教授に見つかって…
メッキで塗り固める怯えた青年の心を溶かす温かいお話。
挿入歌が良い。あと劇中色ん
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半落ち(2003年製作の映画)

3.2

半落ちとは「一部自供」という意味の警察用語。
とある嘱託殺人の空白の二日間を追う群像劇。

原作を読んだ人が補完的に観るべき作品なのかも…好きな作品だからこそ色んなところが気になってしまう。
主人公が
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劇場版 のんのんびより ばけーしょん(2018年製作の映画)

3.9

良いなあ。沖縄行きたくなってしまった。
アニメの延長って感じで、映画だから特別スゴイことしてる風じゃなくいつものメンバーがワイワイやってるのが癒される。
草薙スタジオの背景美術も毎度ながら素敵。
沖縄
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

うわー!そうきたかー!!
ネタバレ無しにまっさらな状態で観てほしい。期待は絶対に裏切られません。
アガサクリスティとか好きな人絶対ハマるでしょう。

ヒトクセもフタクセもある一家。
ワトソン役に選ばれ
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

ハードボイルド韓流映画と思うような陰鬱さ。ライティングとかフィルターとか、とにかく暗い。
こんなとこで仕事してたら絶対目ェ悪くなるやんとか、登場人物全員楽しい趣味あるんかなって聞きたくなるぐらい幸薄い
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トップガン(1986年製作の映画)

3.6

オンとオフの緩急がうまい。ちょっとラブシーン多い気もするけど、BGMの入り方も良くて最後まで飽きさせない構成。
『トップガン マーヴェリック』から入った人も間違いなく楽しめるのでぜひ観てください。知っ
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.9

「愛」がキーワードとなるお話。エンディングまで目が離せません。
ボンドルドvsレグのバトルがスゴイ!ワイヤーアクションがめちゃくちゃカッコイイ。
映倫R15指定も納得の容赦なさ。黎明卿の外道さを描写す
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.6

インターネット版『美女と野獣』。
現実世界の2D 、U世界の3Dの使い分けと対比が素晴らしい。だからこそオリジン(現実)の姿でUに現れた鈴のシーンはおぉっとなった。ライブは美しすぎて涙出ました。

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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.5

画がとても良い!綺麗。専門学校時代に教師が「とにかく観て!」と勧めてくれたのも納得。映像の勉強をする人は観て損はありません。水の描写が特に美しい。
ストーリーは短編集の原作を無理矢理一つにまとめたとい
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.6

ホビット2作目。いいとこで終わる
ロードオブザリングに出たギムリの父親(グローイン)、エルフのレゴラスなど、懐かしい面々が登場。
川辺での戦闘シーンはロードオブザリング2作目ほど派手なものではないにし
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.0

指輪物語3部作の2作目。大戦シーンがとにかく圧巻。
指輪の持つ魔力に狂わされていく人々、そして知能を持つオークの出現、精霊たちも身を賭して戦う。
ガンダルフじいちゃんっょぃ

S.W.A.T.(2003年製作の映画)

3.5

ロサンゼルス市警特別戦術攻撃隊SWATに所属する2人の男・ストリートとギャンブル。 かつては同じ志を持っていた彼らの因縁の対決の行方は…。
BGMや選曲がとにかくかっこいい。
「警察密着24時が喜ぶぞ
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パンドラの匣(2009年製作の映画)

3.1

オチなど原作とは違うみたいです。
竹さんの絶世の美女じゃないあの感じが逆にエロい。
一見お馬鹿そうに見えるマア坊が実は竹さんの秘密に気付いていて、ひばりが傷つかないようにとあえて竹さんとひばりを引き離
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.4

ルドヴィコ療法という架空の洗脳療法に当時かなりビビった記憶。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.4

知能指数は人より劣るが、誠実にそしてまっすぐ生きる男の半生を描いたヒューマンコメディー。様々な時代を代表するシーンが登場するこの映画。従来のCGとは一線を画した使い方が当時話題となった。
幼少期いじめ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

ア…アア…アラナーーーッ!!!! (語彙力
ミュージシャン以外の彼女の側面を見られてとても新鮮な気持ちでした。
そのときの『時代』をあちこちに感じる作品で、デヴィッド・ボウイが流れるシーンは思わずシビ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.7

ザ・ハリウッド映画っちゅーモンを観た気がします。トムクルーズ来月60歳ってマジか…

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.9

三部作の導入編。主人公のMS戦は終盤のみ(しかも夜で全容がよく見えない)、全編ほぼ会話。人間ドラマ。
これが今まで映像化されなかったのはやっぱ戦闘シーンが少ないからかな?当時「逆襲のシャア」を観てた層
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

オンライン試写会にて鑑賞。
現代版「博士の異常な愛情」って感じ。笑えるけど笑えねー!
ディカプリオ演じるミンディ博士が彗星の危機を本気で演説する姿は、序盤のプレゼン下手があったからこそ映える。好きなシ
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009 RE:CYBORG(2012年製作の映画)

3.0

原作やアニメ版に思い入れのある方は鑑賞を控えた方がいいかもしれない。
ストーリーがフワッとしてて理解し難い。テレビ版エヴァを観終わった時のような…
キャラも持て余し気味で、特に一部サイボーグに関しては
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禁忌(2014年製作の映画)

2.8

女性と少年の歪んだ愛。
少年が成長し大人の男性になっていく、それで女性に愛されなくなることを恐れて自分のシンボルをガラス片でグサーってやるお話。イテテテ。
実際はもうちょっと複雑なストーリーだったと思
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.7

歳を取るごとに若返るなんて羨ましいと思ってしまうけど、ベンジャミンが愛する者と時の流れを共有できるのはほんの一瞬。
その一瞬のなんと儚いことか!
一時は別れるものの、晩年は再び愛する者の元に戻る。子供
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.0

人間どこで誰にどんな恨み買ってるか分からんもんです。
権藤家はただそこに建っていたというだけで恨まれてしまった。夫婦ゲンカの際に権藤がこぼした「俺なんかより金持ちはいっぱいいる。なんで俺が…」には同情
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星守る犬(2011年製作の映画)

3.8

コレはアカン、泣いてまう。
単なる動物お涙頂戴モノではなく、心にズシリとくる。
キャスト、わんこの名演も素晴らしい。
玉山鉄二にハマるきっかけとなった作品。

2つのお話が原作で、原作は犬視点でお父さ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.1

何度観たって良い映画。
お金とスマホがあればだいたい楽しいモノが得られてしまう現代、だからこそ映画しか娯楽がないこの時代が眩しい。そして観終わった後ちょっと寂しい。

はじめて観たのは3時間の完全版。
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.0

「エイリアン」の前日譚。
矛盾やツッコミどころは多いけど叩かれる程でもないと思う。でもエイリアンと繋げる必要はないと思った

(1990年製作の映画)

3.3

黒澤監督の見た「夢」を映像化した8つの短編からなるオムニバス映画。
「こんな夢を見た」から始まる浮世離れした色彩と情景はジブリ映画のよう、まさに夢の世界。
特にラスト『水車のある村』が印象深い。
水車
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オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

4.2

フジロック'09のようなライブ映像だけと思いきやドキュメンタリー仕立てになってて実質『スーパーソニック』後編といっても良い。
映像や音源が綺麗な状態で残ってることがスゴイし、それを映画館で爆音追体験で
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.8

せつねーー!
たとえるなら一夏のアバンチュール、夏の夜の夢。まどろみから覚めれば日常へ帰る。
でもきっと忘れない。誰にだって忘れられない、あの楽しかった日のことは。

序盤に女が言った「吹っ切れてるな
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

3.8

神映画(文字通り)
クライマックスはえぇ…と思ったけど仕方ない。だって神だもの。
この映画の評価される点はそこじゃない。
1950年代、CGなんてロクにない時代にこんな画を撮れることがスゲエのだ。
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