テルさんの映画レビュー・感想・評価

テル

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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.2

クズいパットとグレースが最後に悪者になってカタルシスを得ると想像したけど結果はリンとバンクが責任を強いられたのでモヤモヤした。バンクは本当色々可愛いそうで、最後自分までもが金儲けに走り脅しまでしてしま>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.9

展開が急で先が読めない。
主役の女性はとてもしっかりしてる。大体こういう作品の女性ってすぐに罠に引っ掛かるイメージあったけど本作はそんなことなくてそれが良かった。
AJはちょっと面白くてアホだけどこの
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

最高のエンターテイメント。
子供心を刺激して童心に帰れたかもしれない。特に深いテーマはないが、この作品は娯楽として楽しむ分に最高な映画なので別にいい。
アイディア、ノリ、ストーリー、映像どれもとっても
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.7

黒人青年を見てると、どこかかわいそうで悲しい気持ちになる。環境が悪いがゆえにやさぐれた部分もあるけどとても優しい心を持ってる青年だなあと感じた。
裁判で白人が軽い罪ですんだのは公権力の乱用でかつ人種差
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

4姉妹が社会の抑圧や偏見に立ち向かいながら成長していくストーリー。
姉妹ともに似ている部分があるにしろそれぞれ違う価値観や感性を持っている。それ故に衝突もあるが共に支え合って生きていて幸せを感じられた
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

アメリカンドリームを体現させたような映画。
会社の規模が拡大するにつれて傲慢さも拡大していってついにラリって救いようがなくなってしまうのは笑ってしまった。こんな欧米人の行動は日本人の価値観とはあわんか
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.2

フィクションとはいえこのリアリティと臨場感は圧巻。映像だけでも十分堪能できて、170分も感じさせなかった。兵士達が人間味あふれており彼らが感じている恐怖感も凄く伝わった。
生々しいシーンもあり苦手な人
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.1

ロードムービーとしての魅力が沢山詰まってる良作。ノースカロライナの街並みが素敵。社会的弱者の気持ちや奮闘してる様子は見てて応援したくなる。しかし、ラストシーンのその先、2人には何が待ち受けるのか、、>>続きを読む

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.9

白人も黒人も、各々の「正しいこと」をぶつけ合っていて中々不快な映画だった。話の目線では黒人の方に都合よくフォーカスされてる印象あるかも。にしても、向上心を持たずにダラダラとイチャモンつけたり不満を述べ>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.7

これはやばい。
細田監督はバケモノの子から脚本としてのキャリア積んできたと思うけどもう別の人が書いた方がいい。
映像は凄く良かった。印象的なシーンは多くて後半からは世界観にかなり入り込んでみれた。
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

すごく面白かった!
割と王道なミステリー、サスペンスもので館の主ハーランの死をきっかけに事件が発生する。かなり複雑なプロットで見応えあり、予測できない展開が続いてでラストは予想を上回りめちゃくちゃ気持
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.2

もし自分が全く同じ状況に立たされたら…そう思うと恐ろしい。
決断を迫られたホテルマンの行動力、本当に凄い。追い詰められた時こそ人間性、生き方が出てくる。彼らがいなければ死者はもっと沢山出ていただろう。
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.2

収容所の中で生活していても決して絶望せずに希望を見出して生きる姿に心を打たれた。
実際に現実で起こっていることを伝えることが良くないと知った上でグッドがつい嘘をついてしまったシーンがなんとも悲しい。
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千年女優(2001年製作の映画)

3.9

今敏の映画は好きでこの作品も昔よく観てた。
パーフェクトブルー同様に現実と虚構があやふやなシーンが結構多い。使われ方は全く違うが笑
最後のセリフが印象的。熱狂的に好きなものへの感情って自己愛に近いもの
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

フランスの映画ってこの映画みたいに画面の色彩がとても美しいのだろうか?もしそうならもっとフランス映画を観てみたいと思った。そういや私の好きな北野武監督もとあるフランスの映画監督に影響受けたんだっけか。>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.9

家族がとても個性的で一見楽しそう。だが一人一人どこか問題があるようで食事中や車内の会話はまとまりがないし道中ではハプニングが多すぎる。コメディチックに描かれてるから軽い気持ちで見れて笑えるが、ふとした>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.9

ティーン向け。でも面白かった。
この時代ってスクールカーストあったんだなあ。割と最近の現象かと思ったんだけど意外だった。
作文を書けないシーン、とにかくリアルだった。きっとみんな自分が特別ですごい人間
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ良かった。
私は怪獣が出てくる映画は古典的すぎて見たいとも思わないが、この映画は面白かった。この映画は他のゴジラとは全然視点が異なっていて怪獣と戦う映画というよりも災害パニック系の映画って
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.5

うーん。タランティーノが好きなことをやってるのは凄く伝わるけど、中途半端な感じで自分には合わなかった。
所々シュールな場面で笑えるシーンがあったけど、肝心の世界観に入り込みきれなかったのが残念だった。
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.1

閉鎖された田舎街で様々な事情で縛られている青年、、、ここまで酷いのは現実で聞いたことないが自分も田舎で育ったので気持ちはやや分かるし、ギルバートの悶々とした気持ちが凄く伝わった。ここまで辛い思いをして>>続きを読む

デューデート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜(2010年製作の映画)

3.9

最初から中盤にかけてひたすらイーサンがやらかしすぎてた。ピーターのイーサンへ嫌悪感がすごく、関係が不穏だったが次第に心を開き仲良くなっていき最終的に奥さんと再開するシーンはほっこりした。にしても中盤タ>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.6

全編ワンカットで主人公たちの行動を共にしてる没入感。圧倒的な臨場感であたかも自分も戦争に加わってようなリアリティでただただすごい。だがそちらの映像に力入れすぎたのか映画としてのバランスとろうとしたのか>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

藤本タツキ先生のルックバックを今日読んでこの作品もついでに観たくなったので鑑賞
60年代の世界観がとても心地よくて少しだけでもこの時代で暮らしてみたいと思えた。
シャロンテートを調べても事件のことだけ
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.8

面白い。が、かなり胸糞な映画で悪い意味で余韻に残った。前日観たが感想書いてる今日もなかなかモヤモヤが残っている、、
色んな嘘や疑いが事件の流れを大きく歪ませて予想できない展開だった。
一つの些細な出来
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6

コメディだけど意外とひねりがある作品だった。
タイムループで同じ日を繰り返すとなった時、どういう行動をとるか?という視点で自分だったらこうするよな…とか考えを巡らせられるし、2人が実際にそういう行動を
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

映像の色彩や風景が美しくてとても好き
カットも綺麗でフロリダの開放的や空間と自由さが魅力的だった。
内容はというと、まあ貧困家庭のドキュメンタリーを見てるかのような感じだった。アメリカではたぶんリアル
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.1

更生しようとしても根底の感情はなかなか捨てきれないな、、
怒りと憎しみがなければこうした偏見差別と闘えることもないだろうが、どんな原因であれそうした感情は決して個人を幸せにしないだろう。自分のまいた種
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

今のCG技術って凄いなって変な所で感動してしまった。そしてウサギたちが可愛らしく人間にはない独自の目線で話をしていて微笑ましい。内容はまあ子供向きだなと思いつつも、キャラクターがよく出来ていて、話も綺>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

3.8

今でこそ限られた空間での人間の極限状態を描いた作品は多くあるが、この時代でこの作品作られたのはすごいなと思った。ただ、この手の作品はかなり多く使い古された印象があるのでどこか既視感があった。でも面白い>>続きを読む

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.8

若さ全開な映画。
mid90sに似た若者の空気感を感じる。生々しいシーンがとにかく多くてこれが生のNYキッズなの?て思った。今もこんな感じなのかは分からんが。ドラッグ、セックス、暴力、万引き…とにかく
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.7

難しい設定を盛り込んでる割には話の進め方が雑な印象受けた。タイムトラベルとかSF的要素をふんだんに加えた重厚な世界観があるはずだったのにそこが残念。しかし骨太な人間ドラマが話の中心にありそこが見応えあ>>続きを読む

COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック(2015年製作の映画)

3.8

カートみたいな人を観るとああ、こういう人こそ音楽やるべきなんだなと感じる。
きっとネバーマインドで売れる前は自分の音楽をもっと大衆に知らしめたい気持ちがあったに違いない。一方で有名になることは商業主義
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.1

過去の記録
(都合がいいとはいえ)正解に辿り着くまでの演出が観てて普通に面白い。点と点が繋がって、軽く謎が解けた感触がして気持ちがいい。主人公がインドのスラム街で過酷な少年時代を送っていたというネガテ
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

昔のありきたりなスパイ映画を今の時代に持ってきたような感じ?報われない主人公の成長を観れるのと同時にスパスパとした軽快なアクション劇で観ててとてもスカッとする。最近の映画は新しいものを求めすぎて斜め上>>続きを読む

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