moviemachine1さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.2

このシリーズの良さは、高石あかりさん演じるちさとと、伊澤彩織さん演じるまひろの殺し屋の日常の緩さ。そしてダメな所。
アクションシーンの良さは、当然ですが、メリハリが有るので、楽しい。
そして、殺しの後
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

4.0

韓国映画は、登場人物の過去を上手く描いているのが良いです。
自動車廃品回収業の裏で、訳有りの人を運ぶ「特送」(呼び名が格好良い)の凄腕ドライバーの女性が、ある家族の逃亡の依頼を受けてから、始まる話。
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あのこを忘れて(2021年製作の映画)

3.9

劇中の病気は、コロナウィルスを思わせ、感染して隔離中に処方された薬により、まれに記憶を失う事が有り、その影響を受けた、2つのカップル(片方は同棲中、もう1つは夫婦)のその後を。
それぞれ違いますが、そ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.2

ドキュメンタリー映画として、よく出来ている作品。
これから大人になる(高校受験で、初めて将来の選択をする)高校二年生のあるクラスの生徒1人ひとりを追ったドキュメンタリー映画。
これは、ソフト化もプログ
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有り、触れた、未来(2023年製作の映画)

3.8

東日本大震災や様々な出来事で、喪失感を抱え、10年後に生きてきた石巻市のそれぞれの人々が、前を向いて生きて行く姿。
バンドマンの恋人を失った女性、その友人の舞台女優、母と弟とお祖父さんを失った女子中学
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#マンホール(2023年製作の映画)

4.2

見終わった後に感じたのは、「面白い映画を観たな」と思いました。
物語の導入部のみで、あとはこの作品の話の流れに身を任せると楽しめます。
邦画で、こんなに面白い作品が作れるのかと思わされました。この感覚
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コーンフレーク(2020年製作の映画)

4.1

3年前の先行上映で見逃してから、公開を待っていた作品。
長年付き合っていて、同棲しているカップルが、別れる作品は何本も有るが、これはその中でも傑作。
主人公の美保と、裕也の二人が魅力的。
カメラの位置
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.0

こういうのどかな北欧の小さな村に、実は、馬鹿だけど、熱い想いを持ったメタルバンドのインペイルド・レクタム(直腸陥没)が、ノルウェーの巨大メタルフェスに出演しようとする話。
色々事件やトラブルが起こりま
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餓鬼が笑う(2021年製作の映画)

3.9

途中までは、どんな話か分からない。
主人公の大貫大が、堕ちていく嫌な話かと思ったが、そうでは無かった。あの世とこの世と、過去の記憶とやり直しの話でした。
そこに、多くのキャラクターが関わってきます。そ
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背中合わせのふたり(2022年製作の映画)

3.5

運が悪い中年男が、好きになった女は…。思い込みの強さゆえに、逃した時の落胆ぶりが。
加藤ツバキさん演じる、インコ役が飛び道具的な変わった女性ながら、後半の主人公に思わぬ関わりを持つようになります。この
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.5

劇中の会話の面白さは、今泉力哉監督らしさが有ります。
自分に関わる相手との関係を物語にすると、面白いものがあります。
相手に対する、無意識の思いやり、良いかと思っていた事が、どう受け取られるかは別とし
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.5

1980年から、40年にわたる、人との繋がりを描いた作品。
1980年当時は、中学生だったので、記憶から池袋周辺の再現は忠実に描いていました。
ちょっと都合が良すぎる(それで(笑))でしたが、大泉洋さ
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啄む嘴(2022年製作の映画)

3.4

予告編で印象的なシーンが、どう描かれているか気になり鑑賞。
あまり説明せずに、断片的に見せるのは、観客に判断を委ねているように見える。
主人公の中島栞の、謎の男の恐怖に怯える姿と、話す内容は、謎の男に
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渇いた鉢(2022年製作の映画)

3.5

主人公の、娘を誘拐殺人事件で亡くし、妻もその後亡くした父親、妻の両親と、主人公の父親の職場の同僚と、誘拐殺人犯の容疑者家族を描いた物語。
前日まで、宇宙人とゾンビが出てくる監督作品を観ていたので、その
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王立宇宙軍 オネアミスの翼 4Kリマスター版(1987年製作の映画)

4.0

この作品を再び観れて良かった。
4Kで観て、映像が綺麗でした。
「ライトスタッフ」のようでありながら、緩さの感じが。そして兵器として狙い、戦争に。
極上音響だったので、坂本龍一さんの音楽が良かった。

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.5

「JUNKHEAD」と似た感じがしました。
世界観の作り込みや、アレックス・コックス監督も始めとする、人とストップモーションを合わせた作品でした。
内容は、難解なので分からなかった。
雰囲気から感じ取
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夜のスカート(2022年製作の映画)

3.6

40分足らずの中編なので、描ける事に制限が有りますが、描き切れない所は、観客の思考で。
主人公の小学生の時の同級生に、偶然出逢い(それも互いに喪失感)を中心に。
木村知貴さんが、面白いキャラクターで出
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

テレビアニメから、声優は変わっても、画と動きで見せます。
違和感無いです。
あまり詳しくは無いですが、キャラクターがひとりひとり印象的に見せます。

ダラダラ(2021年製作の映画)

3.5

最初は、コロナ禍の最中に、フードデリバリーの仕事で事故に遭い
、同棲する恋人の元に帰ると、浮気の現場に遭遇し、やけになり、偶然逢った人妻と…。
主人公と恋人、人妻とベトナム人の旦那の2組に関係する人達
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さあやとこはる(2022年製作の映画)

3.4

高原秀和監督の作品は幾つか観てきましたが、百合漫画家の福井遥香さんの絵と、脚本による百合ピンク映画は、過去に恋人だった、漫画家の沙綾と小春の関係を漫画にしていた二人が再会する事により、始まります。
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ランディ・ローズ(2022年製作の映画)

3.7

オジー・オズボーンによって、知られるようになった、凄腕ギタリストの短い生涯を描いたドキュメンタリームービー。
至極真っ当な姿(ドラッグやアルコールに溺れない)、両親が音楽家でクラシックギターから、音楽
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.2

ある会社のある職場での1週間がタイムループする話だが、その映画としての描き方(編集も)、脚本、出演者たちを上手く演出したなと思いました。
後半になって熱く、良い話になっていくのが、好きです。
マキタス
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シャーマンの娘(2021年製作の映画)

3.4

話の内容が進んで行くにつれて、話が変化していきます。
ラストになって、この物語はどんな話か分かってきます。
(恋人のさゆりを亡くした)健悟と祈祷師の娘の海花、海花と(母を亡くした)同級生の可奈の2つの
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

相手が、何者か分からない不安を感じました。
事故死した旦那の事を調べる内に、明らかになる事実、そして知った者たちは。
その理由に、調べる弁護士自らを顧みるように。
そしてラストには。
色々考えてしまい
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SOULMAN(2022年製作の映画)

4.2

TAMA NEW WAVE ある視点vol.3
神戸芸術大学の卒業製作作品。
色々なテーマを持っていますが、「SOUL POWER」です。
劇中の音楽も良かった。

脳天気(2019年製作の映画)

3.6

デストピア感ある、終末感のある世界で、今の状況に近い感覚を味わう。
ラストシーンが、サマソニで味わった感覚。
ロックフェスに行きたい気持ちが。

穴を掘る(2017年製作の映画)

3.8

音と画で見せるこの作品は、映画館の音量を上げた爆音で観れば、より楽しめる。
普段の生活、自分の世界に没頭する描き方も。

人に非ず(2014年製作の映画)

3.5

訳有りの人が働く、小笠原諸島のホテルを舞台にした、サスペンス作品。
居場所を探しに来た人達がどうなるのかを、見届けた。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

前のブラックパンサーの、ティ・チャラ亡き後の世界を、上手く描いたなと。
敵になる存在も理由が有り、そして、女性達が強く格好良い。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

震災と記憶をテーマにした作品でした。
新海誠監督が、地震の描くとこうなるのかと思わせた。アニメなのにリアルな感じが。
そして人の感情の描き方。
80年代の音楽、「星を追う子ども」の時に感じた、ジブリ作
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夢半ば(2022年製作の映画)

3.8

「1人のダンス」から「追い風」そして「夢半ば」と続いてきた、安楽涼監督と幼友達のDEGさん、RYUICHIさんに、安楽組の俳優とスタッフで作った2022年現在の記録のような感じ。
環境や時間で関わり方
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激怒(2022年製作の映画)

3.6

バイオレンス描写に耐性の無い人は、観れないですが、行き過ぎた暴力、コロナ禍の世界前に(2017年に企画が始まり、2020年始めに撮影終了)、この作品が作られていたのが、怖さを感じます。
出演者は、過去
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ハッピーエンディングス(2021年製作の映画)

3.7

「鳥を見にいく」「はじめての映画」の2つのエピソードを、井上康平監督と、大崎章監督それぞれで撮ったものですが、2つに共通の登場人物がいる事で、登場人物の関係が変わってきます。
登場人物の基本設定から、
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.8

プロデューサーが、実際に体験していた実話(10年前だそう)を元にした物語。
男性向け成人雑誌の編集部に配属された、女性編集者の視点で描かれています。
特殊な環境ですが、働いている人なら、刺さる内容です
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

男とか女とかどうでもよいとことわった上での物語なので、のんさんが演じるミー坊を違和感無く観れました。
個性的なキャラクターが多いですが、井川遥さん演じた母親が良かった。
そしてミー坊の周りにいた登場達
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.4

「オーシャンズ」シリーズかと思ったら、「ルパン三世」のようにも思えた。
主人公の泥棒グループが、嫌われる動物をキャラクターにしていますが、アニメーションなので、特徴も含め、愛らしい。
犯罪行為をしてい
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