ごんすさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ごんす

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飢えたライオン(2017年製作の映画)

2.0

女子高生の瞳さんが通う学校の担任教師が未成年との淫行容疑で捕まった…
担任の行為の動画が出回り、その相手が瞳ではないかとデマが広がり一切の救いがないまま追い詰めらていく…

『子宮に沈める』が苦しいけ
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

4.1

監督はデヴィッド・クローネンバーグ、主演ヴィゴ・モーテンセン。

あらすじは是非心の中でアニメの次回予告風に読んでみてください。

「レストランを営むパパはある日店に押し入った強盗二人を返り討ちにした
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.1

ソフィア・コッポラが若い頃に日本に滞在した体験をもとに作られた本作。

東京にサントリーウイスキーのCM撮影に来た良い枯れ具合の俳優ボブと写真家の夫と同伴して来日中のシャーロットが同じホテルに滞在して
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

5.0

赤ちゃんポストのある施設に預けられた赤ちゃんを連れ去り里親に売るベイビーブローカーの二人。
雨の日赤ちゃんを預けた翌日思い直し戻ってきた母に通報されそうになった為、成り行きで3人は養父母探しの旅に出る
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フェンス(2016年製作の映画)

4.2

舞台は1950年代アメリカピッツバーグ。
デンゼル・ワシントン演じる主人公トロイは黒人より白人が優遇されるからという理由でメジャーリーグ選手の夢を絶たれ、ゴミ収集員として働きながら妻ローズと息子コーリ
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

4.1

作家志望のエマとモテるチャラ男のデクスター。
俗に言う友達以上恋人未満のような関係の二人。
二人の7月15日だけを切り取り23年間見せていく構成。

前半、美男美女が織り成すムズキュンなやり取りに、一
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明日の食卓(2021年製作の映画)

2.9

久々に菅野美穂を映画で観れるのを楽しみに鑑賞したものの内容がハマらず。。

今回も良い所も悪い所も瀬々敬久監督作品らしいと思った。
全作品観ているわけでもなく「糸」に至っては強烈な当たり屋行為をしそう
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しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

4.3

邦題がいかにも…!という感じがするので気になりつつも後回しにしていた作品。
フィルマークスで“しあわせ”と検索すると予想以上にズラーッと“しあわせな”とか“しあわせの”というタイトルが並んでいてビック
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脳男(2013年製作の映画)

1.0

自分が観賞した作品の中でマイナス方向に金字塔を打ち立てた作品であった。
今まで観てきた素敵な映画達の尊さを知る。

なぜこんな映画が爆誕してしまったのか考えさせられてしまい
2013年公開の映画を調べ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

伊藤沙莉と池松壮亮というと声が好きな二人!
ジム・ジャームッシュの「ナイト・オン・ザ・プラネット」に触発されて尾崎世界観が書いた曲「ナイトオンザプラネット」からインスピレーションを受けた監督の松居大悟
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トランスアメリカ(2005年製作の映画)

4.1

性別適合手術を控えたブリーの元に留置所から一本の電話がかかってくる。
相手はトビーという17歳の少年で、自分の父親スタンレーと話がしたいという。しかし、スタンレーとはブリーの以前の名前。
自分に息子が
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

-

オーストラリアで自分の体を使った砂糖実験男現る!!!

1日に、ティースプーン40杯分の砂糖を摂取(角砂糖40個分、160g)する生活を続けるとどうなるか。
(一般のオーストラリア人による砂糖の平均的
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先に愛した人(2018年製作の映画)

4.0

フィル友さんレビューきっかけで観た台湾のNetflix映画。
自分一人では絶対見つけられなかったであろう映画で感謝です!


死んだ父親には不倫相手の男がいたらしくなんと彼が保険金受取人になっている。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

この祭りは絶対に参加したい!と劇場へ。

前作はリアルタイム世代ではなく、20年以上前にテレビ放映で観て、これを観る為に鑑賞し直した程度。
前作はそこまでハマらなかった自分が観ても最高に面白かった。
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

「トップガン マーヴェリック」の公開日に鑑賞したので売店が混んでいた!

そんな中負けじとすっかり人気のジャンルになった感もあるサイコパスものを鑑賞。(トップガンも観るけど!)
公開からけっこう経って
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

人を愛することや人を傷つけることが画面から沢山伝わってくる。
自分が行ったことのない美しすぎるイタリアの街並みなのに懐かしく思いを馳せることができる。

あっという間に観終わったとは言えないし、長く感
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整形水(2020年製作の映画)

1.9

容姿に強いコンプレックスを持つメイクさんが主人公。
タレントから酷い暴言や嫌がらせも受けている。
どうやら「整形水」なるアイテムが存在するらしく20分間それに浸かれば粘土のように顔を自由自在に変えれる
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.8

勝手に殺されろよ!なんて思わずに観ているとなかなか面白い。
殺されたい動機の説明の弱さはチャームポイントとして受けとりました。

とりあえず「待ってたんだよ、君が女子高生になるのを」ってなかなかのパン
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.0

ミュージカルアレルギー無くなったと思ってたら、中盤やっぱりミュージカル苦手かもと思ってしまった。
音楽を扱った映画とかは好きなんだけど、なんでミュージカルになると構えてしまうんだろう。

本作ミュージ
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さがす(2022年製作の映画)

4.6

「岬の兄妹」の片山慎三監督作品。
ポン・ジュノの助監督をされていた経歴の持ち主で関わられた「母なる証明」と似た要素を持ちながら「パラサイト」のようにエンタメ性も抜群に高い作品!

もし映画マウント野郎
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.6

雨の公園で、びしょ濡れの10歳の少女更紗に19歳の大学生、文が傘をさしかけ声をかける。
家に帰りたがらない更紗の意を汲み、「うちにくる?」と声をかけ「行く」と答えた更紗を部屋に入れる文。
文のもとで、
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みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

4.3

元々この映画を観ようと思ったのは俳優、田中圭の生態調査の為で内容はそこまで期待していなかった。
彼は大変よろしくない人物として後半から出てくるみたいだし、つまらなかったら前半寝るかもと思ったけど面白か
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

U-NEXTで気になりつつ、寝かせていた作品。
カニバリズムと書いてありビビりつつもフォローしている方のレビューなど読み観ることに。
公開中のチタンの監督か…と構える。

町山智浩さん情報だと気絶した
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

2.6

何年か前に観てそこまでハマらなかった本作。
今ならもう少し好きになれるのではと思い再鑑賞するも、まだ合わなかった。

フォローさせてもらってる方や評論家の人が絶賛しているものでここまで自分が乗れなかっ
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さざなみ(2015年製作の映画)

4.3

性別で人や考え方を括ったりするのは今後どんどん古くなっていくだろうし、そうあるべきだと思うけれどこの映画内の「男ってバカよね」と言われそうな夫の態度やら発言、最初は画面越しで余裕こいて観てたけど途中か>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

かなり楽しみにしていたマイク・ミルズ監督最新作。
劇場で同監督作品を観るのは初めてで、「20センチュリー・ウーマン」のスケボーシーンを観てから新作は劇場で観よう!と待っていた。

本作は全編とても温
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総理の夫(2021年製作の映画)

2.0

映画についてよりも田中圭についての考察メインです。

まずこの映画について。
台詞は聞き取り易く!話が動く時は叫ぶ、走る、取り乱す!などの演出作法を忠実に取り入れ、脇役も物語を分かり易くする為だけに存
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ハイテンション(2003年製作の映画)

4.0

久々に予告も観ずに鑑賞。
U-NEXTの紹介文だけ読みなんとなく気になり…
ホラーもスプラッターも耐性がかなり付いたので一人の時に音量を大きめにして観てみた。
そしてすぐに音量通常に戻した。
どんなに
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.9

邦題についてレビューで指摘してくださった方々、本当に感謝です!
邦題からのイメージで観ることは無かったおかげで楽しめました。

日本の観客に観てもらう為には…とプロの人が考えたんでしょうけど。
もし問
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.0

これ、長谷川博己が演じている映画キ◯ガイが園子温自身を投影しているのだとしたら今こそ本人は観直してほしい作品。
彼の作品は好き嫌いは別にしても映画に自分の脳内全部詰め込んでやるっていう気概を感じる作品
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瀑布(2021年製作の映画)

4.2

舞台はコロナ渦の台北だけれど物語で起こることはコロナ関係なくいつの時代にもありえる。
しかし、コロナ時代に語られるとよりしっくり来る。

もっとコロナ関係あるのかと思ったとレビューされてる方も多いので
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いつも2人で(1967年製作の映画)

4.1

配信メインでBlu-rayやDVDを観ていないなぁと思い自宅の棚を整理していたら発掘されたオードリー・ヘップバーン主演の皆大好きなジャンル!
“倦怠期モノ”の名作!
BOOK・OFFで中古DVDを買っ
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

1.2

世界観がざっくりしすぎて感情移入はできなかった。
登場人物達に血の通った人間感がなかったのでヒリヒリしたような青春の痛みもリアリティを感じない。

映画内で言うところの「人生のマジックアワー」もあんな
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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.1

10年前に既に作られていたセリーヌ・シアマ監督の作品。
まず日本でももっと沢山の人に観せようという配給会社の方々だったり関係者の方々の熱意が素敵すぎる。
そしてU-NEXT様いつもありがとうございます
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.8

韓国で実際にあった聴覚障害者学校で校長を含む職員が行っていた児童達への性的虐待事件を基にした作品。
本当に辛い映画で観賞時のコンディションに注意が必要。

日本でも人気の俳優のコン・ユがこの事件を題材
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.8

ドキュメンタリーディレクターの由宇子がテレビ局と対立しながらも女子高生いじめ自殺事件の真相を追う。

評価がすこぶる高かったので楽しみに予告編以外の前情報なしに観賞。

自分が予告編から感じた想像とは
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