NKさんの映画レビュー・感想・評価

NK

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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.6

戦場でも復員後でも駒として利用される兵士たち… 自らの体験や心情は透明感され単純化され都合よく解釈されてしまう残酷さは現代でも同じ

帰ってきたムッソリーニ(2018年製作の映画)

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帰ってきたヒトラーと構成が同じ?
またしても一般市民の映像が恐ろしい

トランサー 霊幻警察(2001年製作の映画)

3.0

人間と幽霊のバディもの…ではなかった
2002の制服から漂うマトリックス感
おじさんの紙紮スキルがすごいw

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.5

鑑賞しながら、子供の頃に自分を傷つけた奴らにうまく仕返しができなかったり、言いくるめられてしまい、怒りを消化できずフラストレーションが蓄積していたことを思い出した。結局大人になった今でも、その点を克服>>続きを読む

ゴッド・ギャンブラー(1989年製作の映画)

3.7

幼児化したチョウ・ユンファがどことなくかわいい… 二丁銃でドンパチサービスもあり

追龍(2017年製作の映画)

3.6

汚職ズブズブな英国統治下の香港警察ヤバすぎる。英国人警察官の描写が米国人っぽいと思うのは自分だけか??

九龍城砦のセットがかなり良い!

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.0

九龍城砦の再現具合がかなりのクオリティであることにテンションが上がり、これにド派手なアクションと義理人情話も加わり、香港映画の良いところが満載じゃないかと驚嘆した。

城寨四少の友情に胸が熱くなるし、
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.0

ストーリーと音楽が素晴らしいのは言わずもがな。
超絶カリスマのボウイ様と化粧バリバリ時代の教授の奇跡の共演に胸躍ります。キスのシーンのコマ送り速度は、意図したものではなく偶然だったとは…

ヨノイとセ
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東宮西宮(1997年製作の映画)

4.3

登場人物2人による会話劇というシンプルな構成だが、検閲の目を潜りながら制作されただけあって、作り込みが徹底している。

同性愛者の青年を厳しく取調べしているはずが、いつのまにか青年に翻弄され、自分の潜
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ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

3.8

80年代ベトナムのレトロな画が美しい。
2人の関係の描写がプラトニックで丁度いい。
希望が見えた矢先のバッドエンドは、悪の道を通った者への報いか。

ベトナムの伝統演劇のカイルオン(改良)に興味が湧い
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雲のように風のように(1990年製作の映画)

3.6

後宮の話なので女同士の陰湿な展開になるかと思いきや、団結する。そして男よりも頼もしい
一見子供向けアニメ(なのか?)に見えるものの、ところどころ性を暗喩するような描写があるのが割と不気味。

手描きセ
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ガッデム 阿修羅(2022年製作の映画)

3.4

ポスタービジュアルからはバイオレンスな印象だが、中身は人間ドラマ
あの時ああすれば良かったと思いはするも、結局はどの道を選んでも取り返しのつかない展開になるのか?

劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

食事シーンはどれも鑑賞者の食欲をそそる…韓国料理屋の場面では、自分も入管職員と同じ気持ちになった。
五郎は島にSUPで渡ろうとするアクティブなキャラなのか?と疑問だったが、まず遭難のシーンが撮りたかっ
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雀魔アカギ(1997年製作の映画)

3.2

柏原さんが相変わらずかっこいい。
古田さんの浦部役も好演だ。
ただ、治の謎改変は治好きとしては結構なマイナスポイントである。

闘牌伝アカギ(1995年製作の映画)

3.7

アカギ役の柏原さんの演技と雰囲気が最高にかっこいい。見た目は白髪ではないけれど、アカギが画面に具現化されている…!萩原氏はこの映画版をアフレコの参考にしたのだろうか?

自分は孤独のグルメで松重さんを
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猫忍(2016年製作の映画)

2.7

父上役の金時ちゃんが、某猫チューバーに似ているので、ドラマ版を視聴し、こちらも観てしまった。
オチは予想通り

猫侍(2014年製作の映画)

3.0

玉ちゃん役は3匹の猫が演じていたとのこと。道理で場面場面で顔が違うなと思った

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.7

鳥の話を、知ってるよ。女にはウケる話だろ?とぶった斬るところが良い
最後の最後にいきなりトニーレオンが出てきたのが謎だったが、後編への布石だったが予算切れで出番ならずということか。

よい子の殺人犯(2018年製作の映画)

2.9

地獄すぎる家庭の描写に説得力があったが、アニメやオタ表現が中途半端…

ルージュ(1987年製作の映画)

3.6

レスリー目当てで観たが、アニタ・ムイの美しさに釘付けになった。
脚本は覇王別姫を書いた李碧華によるもので、この作品でも覇王別姫でも、遊女は報われない存在。

上海グランド(1996年製作の映画)

3.3

俳優、設定は良いが、要素を詰め込みすぎた感が否めない。上海人や台湾の独立組織の人間が広東語を話しているのも残念ポイントか。
とはいえ、アンディ・ラウとレスリー・チャンのタッグはいいね!

マネーボーイズ(2021年製作の映画)

3.3

エドワードヤンを意識したかのような画面構成
オシャレな雰囲気とは対極の暗い話で、人生に迷走している人が観るとさらに虚しくなると思われる。

インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

3.5

無間道のタイトル回収な結末
新キャラ登場でストーリーの後付け感は否めない…