みおさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

幌馬車(1950年製作の映画)

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馬ありき、バサバサと駆ける姿にはやっぱりどうしても惹き込まれる 角笛のおばさんの音は笑いどころなのかわからなかった、、

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

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どこ思い出しても全部面白い。労働者階級の苦しみを思いながらも心がすぽっと抜かれるような余白、本当に天才すぎる、すきだ…

ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

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すごい妄想、だいぶきつい。ホラー映画みたいだ 若きハンナシグラも最高に綺麗。
使用人のお姉さんにずっと白くて明るいライト当たってる感じとかずっとタイプしてる音が続く感じに「ファ」みたいなリアクションし
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ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016年製作の映画)

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めちゃくちゃよかった、人の細やかな機微を黙って伝える演出痺れる
ビジュアル、なぜリリーグラッドストーンじゃないんだろうか、、それだけモヤモヤしちゃう

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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原作の主題なんだろうなと想像する、凡庸な悪についての文学作品だと思った。めちゃくちゃお金がかかっていて人や馬や土地や演出、(友達と贅沢してドルビーシネマで観たので)音の良さよりも今のわたしにとってはそ>>続きを読む

最後の誘惑(1988年製作の映画)

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監督の好きなところが何もなかった気がしてプワ〜ンってひとりで言いました 

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

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中盤あたりから自分の体がどんどん小さくなりべしょべしょに濡れ劇場の暗い床をコソコソと這い回る臭いネズミになった 
家に帰る道をたくさん間違えたし悪いことをしたのでペコペコと頭を下げて謝りまくった わた
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

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弟と電話したシーンで、うえ〜おもしれ〜となっていたがそのあともっとおもしろくなってしまってつらかった、チャンピオンベルトからダイヤだけ取っちゃうとことか、壁ボコ殴りとかが好きだった
妄想と運で破滅して
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アリスの恋(1974年製作の映画)

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終盤のおもしろさに耐えきれず大号泣しちゃった トイレと店内を交互に映すの最高に好きだナ 最初の男の詰め方キモすぎてやっぱりヤバ男じゃ〜んってなったり楽しかった 分かり合えん人とはまじでひどく分かり合え>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.2 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

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わたしはずっと心を鍛えるしか、もう、そうでしかいられないのだがと思いながら観てた気がする すごい絵だけど展開がウゥ、、て感じ オタクのジジイも誰でも性欲ありますというオチはだいぶ苦手だ くそじじい!

ニンフォマニアック Vol.1 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

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劇場版はずっと昔に観ていたけど、記憶はなんとなくだった。初めてのラースフォントリアーだったと思う
本当にすごいショットの連続、良いという感じではなくバキバキ。ステイシーマーティンの美しさやばすぎ、あの
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Winny(2023年製作の映画)

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観る前からブチギレていたので、くそポリやアホなマスメディアにずっと悪態ついていました
東出の抜けてる人柄がバッチリキマりすぎてて、ひいちゃった
エンドロールで流れてた「みんな誰かのせいにしたいだけでそ
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天使の影(1976年製作の映画)

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めちゃくちゃ眠くて気づいたら涎垂らして寝ていたので、わたしが代わりに絞め殺されていたのかと思った。何がとかじゃなくて、全体的に雑でおもしろくないなと思ってしまった。ファスビンダーが監督だと思ってたらそ>>続きを読む

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

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ドイツが土壇場逆転ゴールを決めた実況で昇天した。くそ重いベトを擦りつけてくる可哀想なおじさんを初め、人たちのやばすぎる言動をめちゃくちゃリアルにおもろく感じながらもなんとなく溜まってきた鬱屈とした気分>>続きを読む

アルファヴィル(1965年製作の映画)

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観た事あると思ってたけどなかった。ジョージオーウェルの1984的世界観だなと思った。特別なセットを作らず、カメラワークやライティングなどの演出で近未来感が出てるのすごいなぁ ゴダールにあまり観ないよう>>続きを読む

リトル・パレスティナ(2021年製作の映画)

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子供たちの表情に精神が搾り取られるみたいな感覚になる。わたしはわたしの生を生きるが、忘れずに生きなければ 

妖怪の孫(2023年製作の映画)

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前作のパンケーキがおもしろかったから観た。安倍さんがSNSマーケティング的な手法で若者の支持集めてるの知らなかったな。要らないのに手に入れなきゃいけないみたいなムードにさせてくる広告だらけの資本主義を>>続きを読む

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

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ゆうみちゃんの追っかけをしているので観ましたが、朝井リョウがやっぱり苦手だったな。ほんと怖い ゆうみちゃんの泣きシーンがブチ切りで使われてたり編集も好きじゃない。印象に残ってるショットはひとつもないな>>続きを読む

つみきのいえ(2008年製作の映画)

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体や物を持ってして過去を召喚するシナリオ、かなり好みですごくジンときた。まさみ喋ってた?

メッセージ(2016年製作の映画)

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静かで荘厳な絵、SF映画に求めている好きなもののうちのひとつなので、存分に味わえてかなり良かった。友達たちがばかうけと言ってたのでもうそれにしか見えなかった

(1985年製作の映画)

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憧れていたいくつかのシーンにやっと出会えて感無量だった。仲代さんの地獄が凝縮された顔ショットにもうコテンパンにされる。原田美枝子が二郎に寄り切って行くシーンは何度観てもハッとなる。原田さんが扉閉めまわ>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

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やっと観れた。子供の頃布で遊んでるシーンのカメラワークとベッドで遊ぶシーンの布のライティングがすごく綺麗だった
ずっと最高だったな
少し前に溥儀の来日についてNHKのバタフライエフェクトで観ていて、た
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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背後から、頭が見えないようにライティングされてるショットと、殴りあって抱きしめ合うまで黒い影になってるショットに釘付けになった。モーリーを追い払った後のアキンがすごくかっこいいなと思った、すごい演技だ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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変わらずおもしろかったな〜〜〜!!!!ベタベタな展開をにこにこしながら観るのとっても幸せだ
カーチェイスでめちゃくちゃダサイトムクルーズにテンションぶち上がった、、

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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悪意や塔を築くみたいな話は駿さんの哲学であり独白だなと思って、知れて嬉しかった。やっぱり駿監督のジブリ作品が好きだからお願いだからもっと見せてほしいと思わずにいられない。米津に対して思うところは初めは>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

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最高最高最高^ - ^(T . T)メキシコ戦ボロ泣きと大爆笑が混同しちゃってほんと息できなくて無理すぎる、、あることに向かうために存在するのは人間だしその魂なのでっていう話に弱すぎるので佐々木朗希が>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

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キャラ設定が完全に悪くて苦笑いしてた。思い当たる男がいてちょっと嫌な気持ちになったのもおもしろくてよかった。
坂元裕二に触れさせる感じとか最初はなんだこれと思ったけどそれはそれでなんか良いなと思った。
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転校生 -さよなら あなた-(2007年製作の映画)

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肉体に対して心が追いつかずに始めちょっとナイーブになっちゃう感じがすごくよくわかった。元に戻ったあとすぐ、蓮佛ちゃんの顔ドアップがめちゃくちゃ綺麗で震えた 尾道転校生も観たいな

ふたり(1991年製作の映画)

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石田ゆり子の細々とした話し方がずっと最高だったな。消えたいとか死にたかったとか普通にセリフとしてあって、よくわかんないけど、ああもうそろそろわたしも抱え込まなくてもいい頃合いなのかもしれないなとか思っ>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

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冒頭の演出はファスビンダーの第三世代を彷彿とさせてもう最高の気持ちだった。お母さんが食事を装ったお椀をアップで追うカットがほんとに素晴らしくて噛み締めていた 突然の高橋さんにめちゃくちゃ興奮したし、「>>続きを読む

ニューヨークの中国女(1968年製作の映画)

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英語話すゴダールなんか良かったな。あるものをそのまま、じゃなくて見えないけど何かが生まれるような演出を、みたいな話が好きだった

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

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松山ケンイチの全速力ダッシュの動線を縦で撮ってるカットがほんとに最高だったし、それが長尺カットの中で行われていることにもめちゃくちゃグッときた。あそこだけもう一回みたいな。ムロツヨシの演技も、満島ひか>>続きを読む

ジュラシック・ドミニオン(2022年製作の映画)

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ジュラシックパークを全然知らない人間なのでジュラシックパークシリーズかと思って思わず観たけど全然違って序盤ですでにつまらなすぎて焦った。C級映画はいつの何ぶり?くらいだった。途中退出しようか迷ったけど>>続きを読む

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

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鏡をどうしても観てしまうことがわかるカット、コンリーがアパートを引っ越した後の立て続けエモカット、引越し先でドアバッて開けて数年ぶりに再開するキラキラカット、すごく良かった。これだこれだ〜〜〜いってテ>>続きを読む

カラビニエ(1963年製作の映画)

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脚本の真面目さはロッセリーニっぽくて、ボケと編集は完全にゴダールだった ショットの美しさは記憶にない