芥子さんの映画レビュー・感想・評価

芥子

芥子

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

原作未修であらすじもなにも知らんかったけど、上原ひろみと石若駿に釣られてそりゃもう映画館のサウンドで聴かなきゃじゃんと観に行った。

まじで映画館で観てよかった。
劇場の客席が完全にライブ会場になって
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トップガン(1986年製作の映画)

4.0

マーヴェリックが良かったのでこちらもみた
若かりしトム本当に顔が良い
空撮のカットは何が起きてるのかわかりにくいところがあったり想像力に任せる部分が多くてさすがに時代を感じたけど、それ以外は古さを感じ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

前作知らずな初見でも素直に楽しめたし、ファン歓喜な演出がたっぷり詰め込まれてるのを感じられて愛込められてるな〜て思った
トムクルーズ何歳になってもやっぱりかっこいいだな…どこまでも男前
破天荒でも圧倒
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

ウルトラマンのことはそもそも宇宙人なの?人間なの?というレベルで知らなかった。
シンゴジラは何度も劇場に足を運ぶ程度には好きだったし、エヴァは作品ファンという立場の人間の感想です。
IMAX視聴。
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

IMAX。
やはり良い映画は良い映像と良い音で観るべき。
オールブラック&キャットメイクで挑んだ🦇🐈‍⬛🖤

シリーズで続くみたいだけど一発目にこんなに力入れて大丈夫!?と心配になるくらいあらゆる要素
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

英国王室ってこんなに気軽に外出できるの!?
というのがまず最初のびっくりでした。

"安心"がもたらす力を感じた。
できなかったことができるようになる力。
そしてそれはひとりでは得られないものだなとも
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

4.0

9.11テロの首謀者と疑われた男、その弁護人、検察にまつわるノンフィクション。
テロへの溜飲を下げるために報復や処刑が必要だという会話の中で
「しかし誰でも良いというわけではない」
「裏切り者」
とい
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.6

最初から怒涛の展開。
ラングドン記憶ないし既に事件の渦中だし今までのシリーズを観てると誰のことも信じられないしでめちゃ疑心暗鬼になりながらみた。

今回も"信条の違いで起きた大事件"ではあったけど、宗
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.4

神への信仰と科学への信仰が対立したことから生まれた狂気的事件のお話。宗教VS科学。
カトリック教会、ローマ教皇、バチカン、イルミナティにまつわる文化や歴史についても学べる映画。

もうこのシリーズは自
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.2

キリスト教、シオン修道会、オプス・デイ、マグダラのマリア、テンプル騎士団、ルーブル美術館に納められる美術品たち、その暗号。
これどこまでが事実なの!?
と観終わった後つい調べちゃった。
とにかく題材が
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.6

米ソの冷戦から今にも第三次世界大戦が始まるという状況だったキューバ危機はなぜ回避したのか。その裏側にはCIAとMI6によって普通の営業マンが素人スパイに抜擢されていたというノンフィクション。
一般人な
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.6

初細田作品。歌の力をとても感じた。
とにかく映像と音楽の力がめちゃくちゃマッチョ。IMAXを勧められたのも納得。
中村佳穂は苦手意識あったけど歌はやっぱり圧倒された。すごかった。

尺のために結構カッ
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MERU/メルー(2014年製作の映画)

3.9

登山家あたまおかしい。

リアルな雪山先鋭登山。
このとてつもない人生とドラマは登頂に向けてのとてつもない熱量が齎すものであって、一体何がそこまで彼らを駆り立てるんだろう。比喩でもなんでもなく文字通り
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フリーソロ(2018年製作の映画)

4.5

手がびしょびしょになった…
こんなに迫力のある映像ってそうない。
あっという間の1時間40分だった。

誰にも理解されなくともそれをするために生まれてきたんだろうという人っている。
でも、「誰でも幸福
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.3

色んな人のレビューみてどんだけ怖いねん…とビクビクして観始めたけどわりと余裕で完走できました。(途中ちょっと薄目になるところはあった)
凄惨な現実の中で少女だけが魔法の世界に生きてる。
所々つっこみ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0


公開初日の朝一に一度目の鑑賞。
今年いちばん楽しみにしてた!待望!

ノーラン史上最難解と云われるだけあってインセプションやメメントよりずっと複雑だった…
やっぱこの人の映画って何度も観ることが前提
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スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初めてのスタートレック。
ファンタジー寄りかつコミック寄りの王道SF作品。
硬派SF好きなので何にも考えなくて良い系だと気楽に挑んだ。キャラクターがそれぞれ魅力的で展開も面白く思ったよりも飽きずに楽し
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WALK WITH ME マインドフルネスの教え(2017年製作の映画)

4.5

穏やかさを味わう。静寂を見つめる。
息を飲むほど美しい景色と人の営み。
この映画はエンタメではなくマインドフルネスや瞑想そのもの。

15分ごとの鐘の音に合わせて行為を止めるの、俗世社会の中では難しい
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

終わり方おしゃれすぎてひっくり返った。
ビギンズの伏線回収多くてうれしい。

今作は悪という以上に恐怖についてスポットが当たっているように感じた。
防衛本能としての不安や恐怖は退けたり無視するものでは
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.4

テネット楽しみすぎてノーラン振り返り祭。
ダークナイトが名作すぎて前後作の記憶薄すぎた。
両親を奪われたウェインの悪に対する憎しみと怒りとの対峙がいちばん感じられる話。起点。

"正義と悪"というテー
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.0

「力こそパワー」みたいな勢いしかないノリを味わいたかったので鑑賞。
評価めちゃ高いからちょっと期待してたのもあるけどいまいちどこを楽しめばいいのかわからないまま終わってしまった…

世界観とか衣装美術
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズの集大成。有終の美といえる最終作。
怒涛の胸が熱くなる展開で最初から最後までどっぷり楽しめた。
やっぱりホグワーツあってのハリーポッターシリーズ。

なんでハリーが生き返ることができたのかわか
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.0

開始3分で悲しすぎて泣きましたけど…

ちょっと退屈なくらい始終静かで暗い。
part1の名の通り、これまでの文脈とクライマックスへ向けての前半作なので、シリーズ通して最も単品で評価する作品ではないと
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.0

ロンしっかりして回。
学校生活の描写は最後になる作品だけどとても日常とは言えない。
ずっと不穏だしずっと不安。
恋愛模様だけがなんだかふわふわしてるというか、辛うじて彼らを学生たらしめてるというか、コ
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.0

このシリーズに出てくる嫌な奴って本当に嫌な奴〜〜!と思うけどその中でもアンブリッジは群を抜いてるので女優さん本当に凄い。何度観てもイ〜〜〜ッ!!てなる。

「誰もが心に光と闇を持っている。どの道を選ぶ
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.0

今までの話から一転してシリアスモードに突入する4年目。胃がしんどくなる時間が長い。
めちゃ思春期してる。。色めき立って青春してる彼らは単純に微笑ましい…ハーマイオニーが女の子してるのちょーかわいい…
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

シリーズ見直し。

ハリーたちが子供からすっかり少年少女に成長してて全員がまじで美。ありがとう。

改めてこんなにワクワクする魔法の世界を描いてるファンタジー作品他にないよ〜〜すごいよホグワーツ。
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.2

観終わったあとの多幸感がすごい。
心が浄化された……
こんなに穏やかな気持ちになる映画観たの久しぶりかも。

心理描写は殆どなくて、登場人物に感情移入して強烈に揺さぶられる要素もないし、
ストーリーが
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劇場(2020年製作の映画)

3.5


プライドばかりが高くて自分には才能がないとは認めたくないクズな夢追いヒモ男と、必要とされることで満たされ自分が壊れるまで尽くし許してしまう女の子の共依存のお話、と言ってしまえばそれまでなんだけど
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.5


時間とブラックホールの公式を解き明かしたスティーブン・ホーキング博士と妻ジェーンの関係を通した実話。

博士について詳しくなかったので闘病を支えたロマンス的な内容かと思って手に取ったら全然そんな次元
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イノセンス(2004年製作の映画)

4.5

より高度で制御可能な、完全な生命体であろうとする発展の先に生まれるパラドクス
テクノロジーの在り方

生と死
精神と肉体
魂のない肉体と魂の宿った人形
己とそうでないもの
その境界線

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.7

攻殻機動隊の原点

プロダクションI.Gの90年代作品は良い
映像が美しすぎる

S.A.C.シリーズ後という流れで観たけど
いちばん機械的な顔つきなのにいちばん己の思想や葛藤を喋る人間らしい素子だっ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1


ミーハーだからカンバーバッチきっかけだったけど
完全に"戦争の追体験"だった。
こんな映画は初めて。

現代に生きる私たちは戦争を起こさないためにも戦場を知る必要があって
この映画はその一役を買って
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ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

3.4

ヘンリー8世の寵愛を受けたふたりの姉妹。
エリザベス女王の出生にまつわるお話。
英国の歴史を学ぶには良い映画。

どこまでも救いがなく遣りきれないほどドロドロとした内容だけど、人類の歴史の中にある凄惨
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グリンチ(2018年製作の映画)

3.4

優しさと愛と可愛さとキラキラとわくわくが詰まって出来てる世界。普段はクリスマスにあまり興味はないのにとても高揚感があった。
ストーリーは王道だし濃さはないけどとにかくキャラクターと映像が良い。
マック
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.5

自分にとってのシャーロックホームズはカンバーバッチのSHERLOCKが至高なので、どんなもんなのかな時代背景はこっちが原作に近いんだよななんて思いながら観た。
やっぱり古くからの人気シリーズで設定が良
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