miyabiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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アングスト/不安(1983年製作の映画)

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ビキビキのカメラワークはいわずもがな、俳優たちの演技が凄い!失うものばかりではと心配してしまう。最初で最後の長編作品に主演役者の説得力たるや...。滑稽で笑ってしまう犯罪ハウツー。公開された背景も事実>>続きを読む

ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

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・・・これは俺の映画か?

幻覚・幻聴を聞くに至るプロセスが垣間見得て切ない。美しくて何も煩うことないような女が叫ぶ時に悪夢がレイヤーを一層厚く重ねる。鏡の使い方、ドッペルゲンガーのメタファ炸裂、不気
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

5.0

自分にとって映画を深く愛するきっかけのひとつの本作品を劇場で観ることが出来て幸せ。というよりもっと運命。
みて、しばらく日が経った、深い所まで潜って考えている。今も 自分の言葉でこの作品を表すことが難
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ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

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口の中シュワ〜っとする疾走映画。
オレンジの髪色に憧れて染めた夏休みの高校生。TSUTAYAはまだありました。

ルナ・パパ 4Kレストア版(1999年製作の映画)

5.0

はじめからおわりまで最高!
微細な表情のヒロインがずっと可愛い。すっかりファンになりました。

映画に希望は捨てられない、と涙さしぐむルナパパ。モラハラ男ぶん殴ってくれて父ありがとう!劇場をでて友人が
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イノセンツ(2021年製作の映画)

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大切なものを宝物にしたくて壊してしまうこと、ある。愛されたくてやり方が分からず傷つけてしまうことも。
自分の力でドアを開けることの許されない子供にとって大人は絶対で、理解してもらえない諦めの存在で、ナ
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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心が揺れ動いてずっと苦しい。
部屋、壁に貼られたシール、小さなメモ、だれも居なくなった家をみて立ち去るレオの顔、そうレオの表情はいつも押さえ込んでいて、レミの眼差しに宿るのはいつもただあたたかな光。そ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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鳥たちはどう生きるか、だった。
ポスターデザインがとても好き。

初盤の高揚感。この先なにが起きても付いていく覚悟ができていたものの、体馴染みの悪いテンポが不協和音となってエンディング曲中ははどうして
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ナイン・マンス(1976年製作の映画)

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なにが不満なんだ?わからない?あなたの生き方よ。それも含めて愛そうとしていたのに。...愛し方が足りないんだ。
つらすぎる、苦しい。消化しきれないけれど腹が立ちながら、忘れられない作品。安易に勧められ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

5.0

はぁ、ケイトブランシェットにドキドキ。パンツスーツで颯爽と歩くの、真似しよう
ハラスメントに対して声を上げる流れが出来たこと、そして加害者とされる側への容赦なき当事者でない物たちの叩き。この気持ち悪い
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《ジャンヌ・ディエルマン》をめぐって(1975年製作の映画)

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サクッと撮れない時代に、ジャンヌディエルマン撮影中に、これを撮影した事が凄い。
作中には堪える女性が、言葉を訴えて語る姿が強く印象に残る。

X エックス(2022年製作の映画)

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こんなこと言ったら誰かにこっぴどく叱られそうだけど、ミア・ゴスの横乳オーバーオールを観れただけでこの映画は最高です。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

こんなに余韻のある映画を久しぶりにみた。
日焼け止めを塗るシーンであんなに切なくなるのも初めて。想像をさせてくれる余白のある作り方が好き。
私にも身に覚えのある人が消えてしまう前の気配。ずっと苦しくて
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めいとこねこバス(2002年製作の映画)

5.0

竜の巣さながらの日に訪ねた三鷹の森ジブリ美術館にて。丸いふわふわに気づいた時は、純粋な気持ちで微笑んだ。メイのキャラメルは特別だろうね。

にわのすなば GARDEN SANDBOX(2022年製作の映画)

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町をひたすらに歩く、歩いて歩きながら食べて喋る。主演の俳優の顔が時間とともにその存在になっていく、為に引き込まれる。布団が上から降ってくるシーン、映画の中で誰もやらないと思っていたけれど。ドレスのシー>>続きを読む

街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

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暴れまくりの荒々しくエネルギッシュな画面、鼻歌、花。
フランス盤ひなぎく。ぶっ飛ばしてからはじまる物語に胸が騒いだ。ありがとう、、、

ロリータ(1962年製作の映画)

4.0

自我芽生えたての頃に殆ど初めて見た映画。すごく好きだと手放しに宣言することは難しい作品だが、このホラー映画を見たあとは今日までずっとロリータに私も心を少し奪われているまま。スー・リオンに魅了されたハン>>続きを読む