miyabiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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パリ13区(2021年製作の映画)

5.0

わたしが思う愛の形と限りなく近い。永遠でないと知りながらも相手がそこにいて自分がここにあるということ。一瞬であっても求めあい、その時間があったのだと去り際に瞬き思い出すこと。
ひどく胸を討たれた。モノ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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わたしはマイクミルズがニガテなんだな。だから、知りたい。

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

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なにひとつ噛み合わない破綻した中にある容赦なさ。
殆ど眠りの中に居たけれど目覚めた時に目の前にあるものが大事かなと。「僕の病気は見えすぎてしまうことだ」
偶然居合わせた3人の友人と映画を観ることが出来
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アネット(2021年製作の映画)

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汚れた血、ホーリーモーターズを見返したタイミングで観賞。お話は直線で進むのに、画面は常に動きを追いかける。断片的に思い出すシーンで構成されている。愛の物語であるし、美しいシーンも沢山あるのに見終わった>>続きを読む

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

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友人に「男性だったら貢いでしまう」なんて言わせてしまう最近の自分の在り方と、高貴なテレンス・スタンプはWりもしないが、人の心は脆くすんなり受け止められる。覚えていたいシーンが沢山あった。
アンヌ、あな
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

5.0

痛い、でもそれが主題では決してない。とても丁寧に作られた愛の物語。安易におすすめできないが、わたしの中に埋まって共に生き続けるだろうなと思う。超ぶっとび作品。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

5.0

作中曲、ずっと頭で流れています。
わたしはこの映画が好きだと思った。
2022年、Netflix世代のニューシネマ
色々考察した結論、ラストに至るまでの約20分はあれで良かったのだと思いました。

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永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

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永遠に君を愛す(ることで、永遠を感じる)

その言葉に、偽りなどない。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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なんといってもジャレッドレト演じる馬鹿息子さん「貧困にて死す」!

ハム・オン・ライ(2019年製作の映画)

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色々考えずに感じればいい。何も考えない事なんて出来ないんだから、我々が若者で、それでいて笑って居られるうちにこの映画を観ようと思った。あの白い光を眺めている皆のかお、UFOに連れ去られるように夕暮れに>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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わたくし的に美しいシーンの宝庫だった。タルベーラ以降稀に見る美しい牛の横行。秘する泉。不穏なピアノのセレナーデ。キルスティンダンストはずっと映画に出演し続けているな、という印象。

偶然と想像(2021年製作の映画)

5.0

全員が私であり、誰か。というおそろしさ。身近にある他愛なく、人生のうちに自分がそこにいたような景色がもれなくドラマチックでくやしい。三話ともグッときた。一話目のホンサンスあるいはゴダール節も 二話目の>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

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忘れる前に定期的に見よう。そしてきちんと食らおう、と思った。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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ぶっとび~
冒頭のアクション、街中のカーチェイス、久しぶりに笑いました。たのしいね
ボンド・ガールに惚れた 全員最高

PASSION(2008年製作の映画)

5.0

だれかを愛さないと人生はつらすぎる。名言というか美声というか、逐一台詞が、挙動が、わたしの胸を打つ。崩壊しているような脚本がひとつになる。濱口竜介こわすぎる。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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散らかったパーツが組合わさっているようないないような作り、お見事。
4つの罪をでっち上げる。罪を抱えて不幸サイドに居ることもある種のゴールである。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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すばらしい映画体験だった。
静かだけどすごい映画。その手腕に羨ましい目線を注ぐ。
古びた 陳腐な 復元しようのない時間と 先々に待つ物語。不在の妻の存在も感じられ、沈黙と喧騒のコントラストざ素晴らしい
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下妻物語(2004年製作の映画)

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下妻物語観まくる田舎の中学生←わたくし
まだ奥行き深いテレビで毎晩再生しながら眠りについてた闇深い。 改めて観ると穴ぼこだらけなんだが、10代を今でも引き付けるのは原作の力も疑えない。ちなみに嶽本野ば
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

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強く照明を当てたこの生ぬるい光。最近の邦画によく観る生暖かさ、夏という感じ。愛を越えてあいつに成りたい、ウン分かる。憎しみかもね。人の道を外しているのかどうかは分からない

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

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刷りきれ一枚の綱を渡る母娘の姿、わかるよ。変えたいのにそこにしか居られなさ、温床の心地よさと諦念 すぐに壊れるきらきらのカチューシャ
ピュアとは良くも悪くも都合のいい言葉。結末の映し方、私は優しいと思
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DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

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人生でいちばんのホラー映画
身震いが止まらない。