貝塚伊吹さんの映画レビュー・感想・評価

貝塚伊吹

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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

テネットを見に豊島園の映画館へ。入り口で『俺は先に見たぞ』と言わんばかりにテネットのパンフを読んでいるヤツがいる。痛いヤツだと思った。映画を見終わったあと私はあまりにも理解が困難でパンフレットを買って>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

終盤まで淡々としすぎて劇場をでようかと思うくらいつまんなかったけど、お父さんが息子に人生を説くシーンから泣きっぱなし

バンコクナイツ(2016年製作の映画)

1.0

ひどく退屈な映画。
タイの綺麗な景色とチープな芝居をフィックス長回しで交互に見させられるだけの映画。

役者は『本当にそういう仕事をしてる人』だったりするらしいが、別に説得力を感じるわけでもなく、芝居
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

2.0

病気でもうすぐ死ぬことを家族に伝えるために12年ぶりに実家に戻ってくる。

だけの話なのに音楽の使い方(恋のマイアヒは度肝抜かれた)や回想シーンなど、見どころはたくさんある。

にしても、劇中兄が言う
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

5.0

台湾旅行に行ってホテルの裏に映画館があったので見てみました。テンション上がっていたこともあり、ラストで『オーバーフェンス!!』と叫びたくなりました。

蜃気楼の舟(2015年製作の映画)

-

監督が舞台挨拶で『できる限り共感という部分を減らし、抽象的にしたかった』とおっしゃっていましたが、あまりにも優しくないし、抽象的にするにしても画の強さがなさすぎると思います。開始10分で目を瞑ってしま>>続きを読む

14の夜(2016年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

『ホットロード』以来の途中で劇場を出ようかと思った作品。

グミチョコパインやボーイズオンザランなど、モテないやつらがモラトリアムから抜け出したい話ってもう、僕は好きすぎで一通り見てきたし、好きだから
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怒り(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全員主役級っていうか、全員主役。芝居のオリンピック。3つの物語が同時進行ですげぇいいところでブッたぎららるのがもどかしいけど、こまかな仕草だとか、セリフによってそれぞれの登場人物の生きてきた時間だとか>>続きを読む

ペット(2016年製作の映画)

1.9

バナナマンが好きすぎて見に行ったけど、ヒドかった。ペットがペット殺すのはアカン、、

毎日かあさん(2011年製作の映画)

3.8

永瀬さん、僕の父の末期を見ているようだった。(アル中ではなく違う病気)
父の目からはあんな風に世界が見えていたかもしれない

君の名は。(2016年製作の映画)

3.7

大林監督の転校生的な話かと思いきやなんやかんやでインターステラーのようなハードSFになって、見た直後はアツくなったけど、時間が経ってみるとあまりにも偶然が重なってるし、整合をあわせるための後づけ設定が>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.4

リリーフランキーの「カメラの前でなんもしてなさ」がすごい。
俳優はシーンでどれだけのレンジ(どこまで声を出していいか、どこまで動いていいか、、とか)で演じるか、とかどう見られるか、とか考えてしまうもの
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悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46(2015年製作の映画)

3.7

ドキュメンタリー映画は「モノの見方」を変えてしまう影響のある映画がすばらしいと思っているが、この映画にはその力があった。
路上キススキャンダル事件のとき本人以外はどう思っていたか、とか江本純子演出「プ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.0

敵がダサい、自己紹介長い、あのジョーカーさえも含め悪役ちゃう。みんないい奴。割とひどかった

我々は有吉を訴える 謎のヒッチハイク全記録(2008年製作の映画)

3.6

フェイクドキュメンタリーとしてよくできています。どこまで台本があるのか、アドリブなのかわかんないけど、有吉氏の「芝居をしていない芝居」がうまい。ところどころ自分で笑ってしまっているところもあるけど、リ>>続きを読む

ほしのこえ(2002年製作の映画)

1.0

君の名はが良すぎて見てみたけど、エヴァやトップの狙えの丸パクリでびっくりしました

悪人(2010年製作の映画)

4.0

田舎者にはたまらんパンチライン
「小学校・中学校・高校・勤め先まで、全部国道沿いに並んでい
るんよ。 考えてみたらあたしって、あの国道から全然離れんやったとね」

ふきげんな過去(2016年製作の映画)

3.6

テアトルで鑑賞。タバコ吸う父とアイス吸う娘、本読む人さらいとそれを見る女、死んだはずの女と名前のないこども。対比シーンの連続で気持ちよく、ニュートラルで自然な会話に紛れる突拍子もないことがおもしろかっ>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

タイトルだけでアツイボクシングモノかと思ってたけど、実は『バードマン』のような自意識の正気と狂気と戦う壮絶な物語。
ちょいちょい美しいカオスシーンが出て来てたけど、ラストシーンの祭りへの伏線だった。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

暴力、暴力、暴力。
5分に一回は訪れる理由無き理不尽な暴力。
和製ファイトクラブだとか時計じかけのオレンヂだとか言われてるけど、本質は野次馬の視線とか『祭り』の非日常感なのでは。

サカナクションが
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A2(2001年製作の映画)

3.1

オウムの人たちが普通にチャーハン食ったり、ごはんにマヨネーズかけて食ったり(めちゃマズそう)誰も報道しないところを見させてくれる。
あまりにも説明不足なので(勉強しろって話だけど)誰が誰だかわからなか
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呪怨(2002年製作の映画)

3.6

幽霊がはっきり可視化しすぎて笑っちゃいそうになるけど、『ぁぁぁぁぁああ』をはじめ、音や照明のホラー表現がとにかくすごい。
ラストは『そんなのアリかよ!』と思ったけど

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

5.0

『貞子vs伽倻子』霊媒師最強チート、幽霊から呪いアイテム拝借、理不尽な暴力、結界『コワすぎ』ファンにはたまらない内容!最終的には貞子vs伽倻子vs安藤政信vs山本美月vs玉城ティナでアベンジャーズ状態>>続きを読む

ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

3.6

カメラマン田代『僕は日本で色んな超常現象を撮りました』→コワすぎの世界と繋がってるし、タイムリープするし、神出てくるし、もはや宇宙までブッ飛ぶし最高。バードマンよりもカットの切れ目がわからない。
ただ
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うるう年の少女(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

近年のインディーズ映画で多い『無名の俳優』『無名の監督』のお話ですがなんといってもこの作品の特徴は主人公が『少女』ということ。
ダメ男がもがく話が多い中で、結婚やら子どもやら女性ならではの葛藤は新鮮で
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.7

中佐のキャストが1のほうが好きだったので変わってるのは残念だけど、これはこれでイイ!

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.6

チューン!ドカーン!ドカーン!思考停止して見られるヒーロー映画。

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

3.2

デッドプールが出てるので見たが、まさかの口をふさがれ、瞬間移動、目からビーム、なんだこりゃ、、

311(2011年製作の映画)

-

クソッタレな現実を嫌でもかというくらいリアルに切り取っている

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.6

是枝監督の『海よりもまだ深く』冷蔵庫パタパタ、麦茶、カルピス、他の家とは違うカレー、極め付けは『風呂にマックロクロスケ』。家賃二万五千円の団地に住んでて、親が小2の時に別れて、いつのまにか父とは週一し>>続きを読む

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