すーさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

すーさん

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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.5

2017.8.4
”言葉”の怖さ。
でも、それは素晴らしくもあって…。
「ごめん」とか「ありがとう」、それから名前とか、そういう等身大の、当たり前の言葉がやっぱり大事なんだなとも思う。人を傷付け、救う
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嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)

4.0

2017.7.23
石原裕次郎演じる正一の男気を感じざるを得ない一作。日本を熱狂させた一人の男のスター性を感じる…。
同時に美しいのは兄弟物語としての側面。『狂った果実』でも見た、石原裕次郎の「兄貴」
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狂った果実(1956年製作の映画)

3.5

2017.7.17
一人の女性を巡る兄弟の物語。
純真さから狂気への転換は、弟にとって”知らされた事実”がどれほどのものであったかを物語る。
一言も発しないあのシーンは、春次(津川雅彦)の目に魅せられ
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.0

2017.7.15
もうすぐ終わっちゃうので観ました。

生きていればなんとかなるというメッセージ。働くということは何かということを含めて、生きる意味を提示する快作。これほどポジティブな「仕事をやめる
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.5

2017.7.14
この作品が「スタジオポノック第一回長編作品」と謳われているところに、強い意志を感じた。「これが我々のスタートだ!」と高らかに宣言してきた、そんな印象。
どうしてもジブリと比べてしま
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.0

2017.7.2
こういう戦モノは、娯楽大作として見ていて楽しい。
VFX使いまくりのだだっぴろい画の迫力に、本作への熱量を感じた。

歴史に語り継がれる戦や人たちがあれば、残らない人もいる。けれど人
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武曲 MUKOKU(2017年製作の映画)

4.0

2017.7.1
凄まじき綾野剛、それに対峙する村上虹郎が魅力的。こういう役合うなぁと思う。(綾野剛に関しては、最近「フランケンシュタインの恋」を見ていたからギャップがすごい)

仏教的な教えが散りば
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

4.0

2017.7.1
ストレスなく観ていられた。
それでも、ボニーは果たしてどこまで幸せを感じていたのかなぁと考えてしまう。
夢は夢、現実は現実。とはいえ、空しいというだけではない感覚…。

セールスマン(2016年製作の映画)

2.5

2017.7.1
これは愛と呼べるのだろうか…。
不安や苛立ちが増大して、歯止めが利かない、というのは分からなくもないが。愛と憎しみは紙一重、というのか。
ラストの夫婦の表情がズシンと残る。

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.0

2017.6.29
ルー!と呼んでみたくなるような、会ってみたくなるような、一緒に歌って踊りたくなるような気持にさせる。思っていたよりルーがかわいい。
観終った後に、またルーに会いたくなる。そんな気持
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.0

2017.6.25
冒頭からアクセル全開。22年の歳月が目まぐるしく「披露」され、オープニングから一つのショーに魅せられた気分。そのままのテンションでラストまで走り切ったスピード感は、あっという間の二
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家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

3.5

2017.6.25
現実だったら笑っちゃいけないようなことを、つい笑ってしまえるのも映画の良さなんだろうなと感じた一作。
「人が死んでる!」で笑えるって、実際あり得ないよなぁ。不謹慎ながら、一番笑って
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.0

劇場で観たかった。
みんなでホグワーツの防御膜的なのを貼ってるシーンが好きだなぁ。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.0

オープニングが史上最高に好き。この冒頭は本当に…
何がってハーマイオニーがヤバすぎる。
その後一人で道を歩いていって、タイトルイン……悲しいけれど最終章への覚悟を示す印象的なシーン。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.5

ストーリーは好き。
ただアンブリッジがもうほんとにイライラする笑
シリウスの件含め、その意味では一番感情移入した一作。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.5

他校も混じって、魔法世界が広がる。対抗試合のラストはインパクト大。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

シリーズ全体の物語が大きく動き始めていく本作。シリーズの中ではお気に入りです。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

これからも何度でも観たくなると思う。

ロンがチェス盤で身体張るところ、意を決した表情が印象に残っていてかっこいい。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.0

2017.6.18
事件のあの瞬間、思い詰まった二人と、その後の空しい呼び声が切ない。
台風の夜の強襲シーンは圧巻。
長いけど、思っていたより飽きないのは画づくりの巧さか、そこに描かれる少年少女たちの
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(2017年製作の映画)

3.0

2017.6.18
「光」とは何か。
日々を照らしてくれるもの、目に見えさせてくれるもの、追い求め、探し求めるもの、道標、希望……色んな意味合いがある。ただ、光だからといって、必ずしも見える必要はない
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彷徨える河(2015年製作の映画)

3.0

2017.6.11
アマゾンの奥地に住む先住民族と”文明”の接触。
彼らには彼らなりの守るべきものがあるわけで…。そこに生きる人間の生き方は、尊重すべきなのだと思う。
「蛇」のような大河のそばでも、人
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第三の男(1949年製作の映画)

4.0

2017.6.10
もう、かっこいい。構図やら陰影やら…。
何よりオーソン・ウェルズの登場シーンがかっこよすぎて。
そして下水道シーンはやりたい放題!
すごいなぁ。
でも主人公の失ったものが大きくて、
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orange(2015年製作の映画)

2.0

2015.12.26
さすがにクライマックスは感動だったけど、全体的に物足りなさ。でもまぁヒットしたのは良かったかな…。
「まれ」コンビというのに注目してたけど、全く「まれ」を思わせず、確かに菜穂と翔
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母と暮せば(2015年製作の映画)

4.0

2015.12.26
まるで映画全体が長崎の語り部のように思える。
手や足の演出が良い。台詞も含めて、凝縮された演技。
また観たい映画。残したい映画。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

2016.1.2
どしゃぶりの雨にあうと、思い出さずにはいられない作品。

「ショーシャンク」の中という世界を見事に描いている。自由、命、希望。そんなものがある世界とない世界、どっちが良いのかなーとか
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

4.0

2016.1.7
サン=テグジュペリファンとしては見逃せない。原作へのオマージュが楽しい。
実写アニメ(紙アニメーション)とCGの融合が良かった。

改めて、ずっと伝えていきたい大切なお話だなぁと。
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0

2016.1.28
主人公の信念と正義感に胸を打たれる。
あと、『プライベート・ライアン』を思い出すような緊張感でした。