すーさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

すーさん

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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.0

2016.1.28
観る前は「ただ綱渡りするだけ」と思っていて、あんまり面白そうじゃないなぁなんて思っていたけど、結構面白かった。
強烈にハラハラする!
テンポもよく、主人公含めて周りの人たちとの描写
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.5

2016.2.3
始めから「子ども」がずっと大人について登場していたのが印象的。
夜中に誰もいない部屋からあの音が聞こえてきたらこわいだろうなぁ。

黒い罠(1958年製作の映画)

3.5

2017.6.4
冒頭の超ダイナミックな長廻しは授業でも取り上げられていた覚えがある。すごい設計だよなぁ。
あのシーンで好きなのは、冒頭も冒頭、爆弾を設置する男の写り方。理由は言葉に出来ないが…
その
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美しい星(2017年製作の映画)

2.0

2017.5.28
「美しい」という言葉からして、どこかウソ臭さが付きまといがちな表現なのではないか。まさにそういう映画で、「美しい」って何だっけ?と思う。「美しい星」って何が「美しい」のか。
「美し
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

2017.5.28
敵対することからは、何も始まらなかった。どんなに得体が知れずとも、怖くとも、あいさつから始めてみること。コミュニケーションを取ろうとすること。
暴徒化する市民や隊員は、彼らの言葉を
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あん(2015年製作の映画)

4.5

2017.5.27
映像とか、セリフとか、音が、心をうばいにくる。
ぽつりと言わせる言葉の染み渡る感じ、樹木希林の演技がスゴイなぁと思う。役者によっては全然違う味が出るんだろうと思わせる。

ほぼ全編
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超高層プロフェッショナル(1979年製作の映画)

2.5

2017.5.27
男くさい連中の男らしい話ではあるんだけど、ある種の爽やかさを感じる。
「下」から小突いてくる敵をものともしない。プロフェッショナルたちは「上」を見続けているのだなぁ。

ポスターっ
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.0

2017.5.21
太平と又七の人間臭さが良い味出し過ぎ。
ツッコミを入れてしまいそうになるくらいの意地の悪さというか、懲りないなぁと笑
その二人が、武将と姫の逃亡劇に絡んでくることで生まれる展開にハ
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.5

2017.5.20
笑った。ぶっとんでる。映画だったらこれが成立してしまうんだもんなぁ、面白いわー…

菅田をはじめとする役者陣の振り切った演技、編集のテンポ良さ、学園ドラマに似つかないカッコイイ演出
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たたら侍(2017年製作の映画)

1.5

2017.5.20
個人的にはぴんと来ず…なんだかなぁ。
どしゃ降りの中のチャンバラシーンや、製鉄の描写はそれなりに見入ったのだけど、全体的に違和感が漂う。

PARKS パークス(2016年製作の映画)

4.5

2017.5.19
井の頭公園を舞台に、過去と現在の愛をつなぎ、歌い上げる音楽的映画。
綺麗で、心地好い。
その語り口や演出は詩的でもあり、テンポの良い流れるような編集がリズムを生む。ミュージカルとい
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追憶(2017年製作の映画)

3.0

2017.5.14
夕焼け、夕陽の光が満ちる一方で、吹雪や大雨、荒れる日本海が描写され、そのコントラストが抒情的。
愛を求める人、守ろうとする人、探す人、与える人……色んな形があったなと。
過去を捨て
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.5

2017.5.13
ミフネー!
このヒロイズム、かっちょええ。
殺陣も見所十分。とりわけラストの仲代達也との対決は〈有名すぎる〉シーンだが、瞬きさえも惜しむ迫力。強烈。でもそれをすげぇ…と思ってたらミ
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美女と野獣(1991年製作の映画)

4.0

2017.5.7
実写を観て、アニメーション版を見てみる。
そうしたらまた実写を観たくなった…!

アニメ版は動物や物たちの動きがより親しみやすい。デフォルメの力。
実写にはない温かみやテンポの良い笑
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

2017.5.5
四畳半の雰囲気そのままに、湯浅ワールド全開!
さすが!これは楽しい。
映像的に楽しいだけじゃなく、物語が伝えようとすることもちゃんと伝わってくる脚本・演出。シンプルで素敵だ。
巧いな
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無限の住人(2017年製作の映画)

2.5

2017.5.5
かつてのチャンバラ映画の魅せ方を踏襲しつつ、三池節が踊る。

序盤から木村拓哉の殺陣が炸裂。冒頭は当時の時代劇の面影を感じさせるが、キャラデザやアクションは漫画的で現代的。血しぶきも
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.5

2016.2.3
観て良かった。ロッキーファンには嬉しいやつ。
「ロッキー」から続くスタイルを崩さず、そのまま"現代"に置き換えた。
クリードの「クラウドに保存」という言葉にポカンとするスタローンが個
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

2.5

2016.4.22
藤原竜也~!
鈴木梨央の演技に大人のオーラを感じた。

原作読も…

アーロと少年(2015年製作の映画)

2.5

2016.4.25
言葉の要らない友情が素晴らしく、別れの時の一瞬の無言が泣かせる。
出会いとは大きく違って、言葉は要らなくなったということか…。

怖さに立ち向かう勇気は、優しさ。自分が怖くても、大
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家族はつらいよ(2016年製作の映画)

3.5

2016.4.27
山田洋次の安定した笑い。
上映終了も近いのかなと思っていたら、思ったより人が多くてビックリ。年齢層は少し高かったけれど、笑いに包まれる劇場は良いもんです。

大人の話と言えばそう。
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

2016.5.8
ディカプリオの迫真の演技は絶品。それに迫るカメラも。
生きることの姿、自然の姿を存分に見せつけられ、見終わるこちらも息絶え絶え。
人間はちっぽけな存在だが、「思い」のためにこうも強く
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太陽(2016年製作の映画)

4.0

2016.5.20
感情の爆発に目が奪われる。
クライマックスは口が空いたまま見つめるしかなかった。
神木隆之介×門脇麦、つよい。

運命に翻弄される彼らの「太陽」は何なのか
?
そして自分なら、キュ
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.5

2017.5.3
「なんだこの映画は」という呻きが終始漏れそうな130分だった。美麗さにため息が出る。
実写とCGのこれが頂点だ!と言わんばかりの完成度を、自信満々に見せつけてくるディズニー、さすがと
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

4.0

2017.5.3
桐山たちが必死で生きようとする姿を見て、気付けば手を握り締めてしまっていた。それほど役者に魅せられる映画で、神木隆之介の苦しみ、清原果耶の叫びには一見の価値があった。

「戦いの前編
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

2.5

2016.6.12
宮崎あおいと主題歌がいい。
あとトムさん超かっこよかった。。

夏美のホタル(2015年製作の映画)

3.0

2016.6.13
長廻しがよく使われていたような。
ゆったりと優しい映画だった印象。
親から子、子から親への思いに心暖まる感じ。
有村架純に宮崎あおい的な雰囲気を感じた。

オオカミ少女と黒王子(2016年製作の映画)

4.0

2016.6.13
思っていたより良くてびっくり。
原作は知らないけど。
二階堂ふみの良さみたいなものを活かしてるのもいいなぁと思う。

青い山脈(1949年製作の映画)

3.5

2017.4.29
民主主義への過渡期の中で描かれるいくつもの恋愛観。
今の時代から見ればその受け止め方の違いに驚く部分もあるけれど、恋心そのものは何ら変わらない。
当時の人たちはどのように観ていたの
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劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼(2015年製作の映画)

3.5

2017.4.29
単純な巨人への怖さとか立体機動の迫力とかよりも、舞台が少しずつハードな感じになってきて違う面白さが出てくる。

劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢(2014年製作の映画)

3.5

2017.4.27
改めて観るとザ・進撃って感じ。
盛り上がるところたくさん。

暗黒女子(2017年製作の映画)

3.5

2014.4.16
なんと狂気的な!
まさに「暗黒」だ。見えない暗闇の中にこそ、真実や本質が隠されていることもある。彼女らの暗黒に何を見るか……?

「暗黒女子」なのに、上品。女神をも彷彿とさせる。
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

2017.4.16
インドからオーストラリアに舞台が移った時の、情景や生活の差に愕然とする。わずか5歳で迷子になってしまったサルーは、その環境の違いにどこまで心が追い付いただろうか。
大概の僕たちは、
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