ichitaさんの映画レビュー・感想・評価

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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.8

「わかりません!」
わかりません!とかぶせ気味に言われた側の気持ち込みでわかりません!とばかりにキッパリと放たれる「わかりません!」そんなマキモトの特性発揮の仕事。
弔い人の小さな人生。「頑張った、頑
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ガール・アンド・スパイダー(2021年製作の映画)

3.7

お引越しを巡る心模様がスリリングに描かれる。
少し歪んだ人間関係、視線が刺さったり絡み合ったり…居心地悪いわ。と、ぼんやり観てたら中盤の狂気があまりに個性的でハッとする。

あらジャケの隅っこに。

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.3

5時間半て。
観入ったからやはりこの尺は必要だったんだろう。
プロの役者ではなく素人さんで固めた出演者。セリフの抑揚のなさと表情の薄さがリアリティにつながったし、身近な友人のようにも思えてくる。そして
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マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

3.8

人種差別、帰還兵のPTSD、家族の確執など訴えかけてくるものは多い。終盤の拷問シーンがあまりに強烈で、友情の物語でもあったことを忘れてしまいそうになりますね。

ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

4.0

白人社会に発見されたことを機に奴隷として人権を侵害され、植民地にされ、独立しても資源の利権の巻き添えになっているアフリカ。特に子供達への影響は甚大だ。その子供達も数年で大人になり訳もわからないまま殺さ>>続きを読む

草の響き(2021年製作の映画)

3.8

長い付き合いになることが多い心の病い。自分でもどうにもならないその浮き沈みに当事者も身近で支える人も疲弊していく様がとてもリアルだった。委ねられたラスト。原作読んでみよう。

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.3

ケリーの史実をあまり知らないので、過剰な演出が邪魔してよくわからなかった。勉強してきます。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。
原作も評価高いですよね。映画も高評価。
何でもかんでも泣くタイプでは無いとはいえ、泣き所掴めないまま終わってしまった。なんならカラカラだった。主人公があんなにも周囲に翻弄されながら育ったの
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アルプス(2011年製作の映画)

3.8

はい、ランティモス節。ちょっと理解が追いつかない。もう一度観ようと思ってる間に配信終了。
いきなり完成度高めの新体操の演技から始まるので、あら?っと思ってたらちゃんとありました、変なダンス。
謎の組織
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

あり得ないとか死なないとか猛獣の調達ルートは…とかそんなこと頭の片隅にもよぎらせてはいけない。とにかくダンス含め熱すぎる展開、そしてアクションに前のめりに没入するのだ。ってバーフバリも観てない私の口が>>続きを読む

ミス・バイオレンス(2013年製作の映画)

3.8

オープニングが衝撃的ながらも淡々と進むストーリー。ずっと続く違和感と緊張感。
両親と…えーと、なになに?サザエさんファミリー並に年の離れたきょうだい?と思ったら長女エレニの娘と息子、父親はいない様子だ
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カリスマ(1999年製作の映画)

3.6

不穏と不可解な展開がクセになる黒沢清らしい作品。集団の不気味さとか建物の冷たい感じの撮り方とかまさに監督の味。ビュービューと部屋に入り込む風に煽られるカーテン、あれ見ると嬉しくなる。

「カリスマ」は
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私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)

3.8

舞台はロシアの小さな村。みんなに「先生」と呼ばれる元教師のおばあちゃんの終活問題。
息子には迷惑かけないように死にたい、いや死後も手を煩わせないようにとあれこれ画策するおばあちゃん。本筋とは別だが生気
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悪い種子(たね)(1956年製作の映画)

3.7

サイコパスの気質は遺伝するのか?後天的な要素で開眼するってことはあるかも。ローダの場合はガラス玉獲得の成功体験がきっかけか。
とにかくローダ役の女の子の怪演が光る。大仰にも思えるけど、舞台劇の映画化と
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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

3.5

ずっと部屋にいる映画だった。ちょっと出たけどすぐ戻る。それは音楽のため。
エレクトロミュージック黎明期、1978年のパリ。まだまだ男社会の音楽業界のなか壁一面の電子楽器と奮闘する女性の一日。
大したこ
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.5

怖い!サイコパス映画。スコセッシらしくテンポ良く残酷で豪華キャスト。
しかし、何だろ。やり過ぎにもほどがあるし、不死身デニーロの怪演には笑う。花火をバックに登場とか爆笑するしかないわ。
オリジナル版は
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アッテンバーグ(2010年製作の映画)

3.8

変なダンスが大好物ゆえ、変なダンス待ちにての鑑賞となってしまった。友達との変なダンスに親子で動物なりきり合いなど随所に珍妙な場面が差し込まれていて独特な味わい。
アッテンバーグとは動物学者デヴィッド・
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旅立つ息子へ(2020年製作の映画)

4.0

固く握り続けていた手を、さぁ今が手放すときと言われても離すのは難しいよなぁ。
自閉スペクトラム症のウリの施設入所は父子双方の心の準備が整わず、無謀な旅路へと突っ走ってしまう。父アハロンが頑なになってし
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選ばなかったみち(2020年製作の映画)

3.7

認知症。最近よく観る設定。こちらは65歳未満の若年性認知症ということか。ハビエル実年齢50代半ばと同じ位の年齢設定かな。元妻は随分辛辣だったけど、娘にとっては父親。病院の付き添いのために仕事を棒に振る>>続きを読む

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.8

ノア・バームバック!な一作。よく喋るなぁ。
自己中心的な芸術家の父親を演じるはダスティン・ホフマン、その小走りがかわいい。
アダム・サンドラー、ベン・スティラー、エリザベス・マーヴェルの異母きょうだい
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.7

舞台は19世紀後半のデンマークの小さな村。家々も小さくて可愛い。そこでは牧師の娘2人が父の遺志を継いで伝承者となり慎ましく暮らしている。そこへやってきたフランス人のバベット。
そのバベットが開く晩餐会
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

キャストが絶妙であり何気に豪華。飯島奈美の料理に堀越絹江のスタイリング。音楽はパスカルズ。知久さんもギター弾きで登場。
御伽噺のような、はたまた彼岸と此岸の狭間のような場所ハイツムコリッタ。優しさと厚
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百花(2022年製作の映画)

3.6

サンセバスチャン国際映画祭、監督賞受賞。おめでとうございます。

ネメシュ・ラースロー的な?ボケみ多様背後からカメラが追う構図。テーマは認知症または忘却。そこにAIとか震災とか要素盛り込み過ぎはあった
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スクール・デイズ(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

エド・ハリス演じる教師がゲイかどうかを明言しないというその思慮深さに感服。

実話なんですね。エンドロールのその後の彼ら情報が微笑ましい。微笑ましくない人もいたりして。

サリー・ポッターのパーティー(2017年製作の映画)

3.7

キャストが揃いも揃って演技派であり存在感で魅せる役者ばかり。見応えある71分。

ブルーノ・ガンツがニコニコしてて無害で可愛かった。

オールド(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

難しい設定にチャレンジしたよなぁ。当然違和感は出てくる。いっそのこと、そうはならんやろって位に変貌しても面白かったかもね。

人生の縮図と捉えると考えさせられるものはあった。


はーん、あの業界絡み
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.7

戦場での爆発物処理班を描く。
ハラハラが過ぎる。

蝕まれていく心が辛い。

2009年の賞レースを席巻した戦争アクション。

FUNAN フナン(2018年製作の映画)

3.8

『最初に父が殺された』と似た場面多数。すでに頭の中で混合してる。
こちらはある家族の、主に母親の視点で描かれている。ソフトなタッチのアニメ作品だが、やはり暴力は暴力だ。胸をえぐられるような気持ちで鑑賞
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

3.8

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使でもあるアンジーが監督。脚本には原作者のルオン・ウンも参加。

カンボジアの首都プノンペンで、両親と6人のきょうだいと共に幸せに暮らしていた少女・ルオン。19
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.5

境界のない愛の世界を自由に行き来する彼女の姿は意外なものではあった。 

トーベ・ヤンソンのことは何も知らなかった、というかムーミンのことも昔アニメで観た程度のことしか知らなかったんだなぁ、私。時々出
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.0

3日おいたカレーとか、真冬でもない限りこまめに熱を入れないと腐っちゃうよ。
ラジオネームを読まれた瞬間の表情が良かった。

脚本には『サバカン SABAKAN』の金沢知樹監督も参加。

アジアの天使(2021年製作の映画)

3.7

きょうだい物に弱いので所々刺さった。
オダジョーが既視感あり過ぎる軽くていい加減な奴を演じていてもう安定の域。韓国きょうだいのお兄ちゃんがじわじわと味を出してくるの良かった。天使は特に出てこなくても成
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.8

北部九州出身者としては観ないわけにはいかんとです。長崎の特定しない何処かってことかな。ロケ地は点在してる感じ。
久田くん、竹本くん役の2人の初々しい演技に加え、それぞれのきょうだい達の可愛さにとろける
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

もうずっと楽しかった。theニッポンの描写。そんなに提灯並んでません。ひかりじゃなくてゆかり。歌謡曲も流れる。
はしゃぐ息子の横で無感情鑑賞していたトーマスが役に立つ日がくるなんて。ディーゼル出てくる
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

お馴染みの未確認飛行物体の形からの第二形態はちょっと予想外の造形。なんかキレイ…や、動き気持ち悪っ!旧約聖書の引用、有色人種、動物、などなどの伏線。Gジャンよりチンパンジーにガタブル。虚しく響くテーマ>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

ギリギリな映画ではあった。攻めてる。

さかなクン(ミー坊)をのんが演じる違和感は驚くほど無い。子役も素晴らしかった。
家族の見守る姿勢はもちろん、周囲もすごく暖かくて、ずっと嬉しかった。ありがとうご
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