ichitaさんの映画レビュー・感想・評価

ichita

ichita

映画(2128)
ドラマ(3)
アニメ(0)

エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.8

戦前戦中戦後の庶民の生活や時勢に対する感覚が優しいタッチの絵で描かれる。疎開や物資が減っていく様は日本と同じなんだな。その後美大に行った息子がロン毛になって母嘆くとかもね。
同じレイモンド・ブリッグス
>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.5

中盤で夫が結婚前の心情を語った場面で許されざる一言を放ったので気持ちがフリーズしてしまった。が、それでも終盤の夫婦とそれぞれの浮気相手の横並び修羅場は面白かった。猫はかすがい。

クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち(2015年製作の映画)

3.7

クリーチャーって地球上の生物の域を超えてないよなぁと思ってたら、イメージしやすいようにあえて既知の生物から膨らませているのだそう。凡人の脳に寄せてくれていたのか。

深緑野分の「スタッフロール」を読ん
>>続きを読む

キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性(2012年製作の映画)

3.8

早くから多様性に溢れた視点をもったマリオン・ドハティ。そのキャスティングのセンスを様々なエピソードを交えて描くドキュメンタリー。
重要なのに軽んじられる仕事。熟考して人選して説得して作品に貢献しても評
>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.7

アメリカの養子縁組問題への切り込みは良かった。が、あんな大事な局面で慎重さが足りない主人公に不快感を覚えてしまって残念。焦る気持ちはわかるが。
妻の元夫の同僚が極悪非道の警官でリアリティがちょっとね。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

毒素がじわじわと滲み出してくるような
えぐられるような
逃げ出したくなるような
その描写はホント吉田恵輔のそれ。

愛なのに(2021年製作の映画)

3.7

一途な女子高生恋文攻撃を受けつつ、かつての想い人に思わぬ相談を受ける多田。多田役瀬戸康史は珍しく大胆な濡れ場も。お相手さとうほなみも頑張ってた。ストーリーの展開的にもあの大胆さは要るよね。かたやアレが>>続きを読む

セントラル・ステーション(1998年製作の映画)

4.0

25年前の映画なのか。70年代っぽさあったな。
代筆業を営むドーラと偶然知り合った少年ジョズエがその父親を探す旅に出るロードムービー。善人でもなければ面倒見がいいわけでもないドーラが成り行き上その身一
>>続きを読む

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

4.0

ヒジャブ着用で揺れているイスラム社会のイラン。その地で女性監督が撮った冤罪サスペンス映画。その勇気、その思い。様々なメタファーで物語るサスペンスで娯楽性はないが、冴え渡る構図とマットな色調が美しい。>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

マンガもTVアニメも全く知らないし、バスケ経験もなく、アニメ映画もあまり観ない私ですが冒険のような心持ちで観に行きましたところ、なんだろうか、すごく面白かったのです。そんなことある?あるのか、作品が良>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

フィルムのザラつき、ミット打ちのリズムの心地よさ、手話のレパートリーの豊富さを彩りにケイコとその周囲の人達の心模様、その機微を静かに静かに丁寧に描く。増量と糖質制限とほぼスッピンで役に挑んだ岸井ゆきの>>続きを読む

声もなく(2020年製作の映画)

3.9

意外にもクスッと笑うシーンあり不器用な優しさありで沁みた。社会問題の底で翻弄される弱者にひととき訪れる平穏。犯罪のえげつなさはまさに韓国映画。

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.6

根深い差別の問題を凝った構成で描く。
結構人が死んでるけど、どうなるの?などと思ってしまった。

モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

3.8

イスラム社会での女性の厳しい現状。終始硬い表情の主人公2人が少しずつ距離を縮める。聞いたこともない料理やアイラインの引き方など初めて触れる文化に目を奪われた。
委ねられたラスト。幸せを願う。

予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

3.6

シン・ウルトラマン観たら、こちらを思い出しました。黒沢清とあって不気味な風と無機質な建物が今作でもいい味。東出宇宙人はハマり役。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

劇場公開時、映画館で観てます。が、長澤まさみがあんなことになった状態も知らないほどにガッツリ寝てしまったのでした。
配信にてやっと再鑑賞。スペシウム光線の優雅さ、メフィラス星人の怪しさ、早口台詞の難解
>>続きを読む

アメリカの影(1959年製作の映画)

3.8

ニューヨーク・インディペンデント映画の父、ジョン・カサヴェテスの監督デビュー作。
シナリオ無しの即興演出。若干情緒がおかしくみえるのはそのせいか。
肌の色だけではない人種問題の提示により根深いもの感じ
>>続きを読む

ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

3.3

尊厳死という難しい問題。夫が医師であるからこそ本人の今後の病状がわかるってことなんだろうか。薬の入手経路とか、このテーマを進めやすくするためじゃないよね?『さがす』と比較してしまう点であった。

密使と番人(2017年製作の映画)

3.7

重低音が切迫した隠密道中に静かに響く。

ラスト緊張から解き放たれて快感。

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

3.5

え。凄くない?バレないものなの?元料理人スパイが北朝鮮に潜入。あまりに命知らずな行動に見終えてぐったり。ウルリク氏は現在潜入時の講演会活動などしているとか。

最後の日々 生存者が語るホロコースト(1998年製作の映画)

-

よくぞ生き抜いてこられて、という気持ちでいっぱいになった。語り部は減る一方なのだから、こういう記録映画は後世に継いでいかなければ。

種子(2016年製作の映画)

3.0

中国では面会できるのか。あの子には荷が重すぎるのではないかな、などと思ってしまった。

12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.5

2回観てるのだけど、なんか酔うのよね。テリー・ギリアムの映画は大体そうなる上に複雑なタイムトラベルもの。考察読んでなんとか納得。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

圧倒されますよね、まず。当時の東大生諸君の熱気に。三島由紀夫もあれだけの血気盛んな左派の前によく立てたなぁと感心してしまう。主義思想のぶつかり合いなんて最近はあまり見ることないので単純に血が踊るような>>続きを読む

ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

3.8

パドルトンがとっても良かったのでこちらも。
元恋人同士の2人が偶然再会しての会話劇。
2人の独特のノリがかつての親密度を醸し出す。
その切なさが良い。

パドルトン(2019年製作の映画)

4.0

自分の最期を決めたマイケルとそれに寄り添い見守る友人アンディ。悲劇的ではなくユーモアさえ漂わせて最期の日々をおくる2人のおじさん。ロードムービーでもある。少々特異な彼らが同じアパートに暮らし趣味を分か>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.8

2回目の鑑賞。
悪い人が出てこない危なげのないいい映画だった。
みなさん、良いお年をお迎えください。

THE COCKPIT(2014年製作の映画)

3.8

定点観測のストイックな音作りに見入ってしまった。途中ゆるいゲーム始めたり他愛ない会話もずっと見ていられる。
ジキショウソウ言えたのに!ってとこ、好き。

Playback(2012年製作の映画)

3.9

不思議な映画だった。ムラジュンを上手い役者だとあまり思ったことなかったのだけど、非常に難しい設定な上に精神的にも不安定な主人公を好演していた。渋川清彦はこの作品でも強面なのに愛くるしいという稀有な存在>>続きを読む

やくたたず(2010年製作の映画)

3.7

シンと冷えた空気を感じる札幌の風景。高校生3人のバイト先での出来事をモノクロで。
走る背中がどんどん小さくなる長回し。
高校生の丸刈り断髪シーンにいきなりロングヘアをバッサリ切って登場の女性。
カメラ
>>続きを読む

八月八日(2016年製作の映画)

3.3

足で寄せる扇風機、くわえただけの歯ブラシ、巻き慣れた感ありのテーピング。
本当の石橋静河ではないんだろうけど。

長浜(2016年製作の映画)

3.5

海辺にて紺色ワンピに素足、手に持つは白いスニーカー…ときて曇天とは。
舞う石橋静河。多分、即興?長回しに耐えうる踊り手の才。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

IMAX 3Dにて鑑賞。久しぶりに息子氏と一緒。
たっぷり192分、映像美に浸りました。
3D映画を観るのは『レディ・プレイヤー1』以来かな。3D映画に不慣れなのでその迫力に大興奮。ストーリーは前作に
>>続きを読む

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.0

これは楽しい!クリスマスプレゼント奮闘記。
マンティスとドラックスのコンビがチャーミングなことこの上無し。そして大物俳優は歌まで披露。ひたすらハッピーでクリスマスにぴったり。

アバター(2009年製作の映画)

3.8

初鑑賞です。駆け込み感すごいですか。

美しい映像。パンドラの神秘的な世界がまるで夢のよう。で、ちょっと寝てしまったりなんかして。
大筋は王道ストーリー。人類の歴史のなかで幾たびも繰り返され今なお続く
>>続きを読む

>|