Ichiroさんの映画レビュー・感想・評価

Ichiro

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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.9

ぴりりと効いた日本への風刺。このオリエンタル趣味は外国人として見てみたくなる。無理だけど。

DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

4.0

流石ファレル、音楽とファッションが超クール。スピード感のある演出も爽快。そして出てくる黒人の女の子がことごとくエロい。
日本だと実感できないけど黒人差別ってまだまだ根深いんだな。

悲情城市(1989年製作の映画)

4.3

ずっと見たかった今作が母校の図書館に収蔵されていると知り、用事のついでに見てきた。ケースの裏側を見ると値段が20000円と書かれていてたまげたが、内容は期待を裏切らない名作だった。
当時に比べると現代
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永遠と一日(1998年製作の映画)

3.8

アレクサンドレの孤独と嘆きが胸を打つ。詩的でシュールな映像美も素晴らしい。少し最近のホドロフスキーに通じるものを感じた。

夏の遊び(1951年製作の映画)

3.6

終盤まで全くぐっと来ず。だがその分終盤の人生論の畳みかけ方は流石だった。

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.7

アルトマンのベストに挙げられていたが、ショートカッツほどは好きではなかった。マーロウのいかにもなハードボイルドぶりがいかす。

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

1.0

よくぞこんなどうでもいい話を煮詰めたものだと妙な感心をしてしまった。露悪も下手で、観客側にリテラシーがないと性別間の嫌悪を増長してしまうだろう。ハネケでも見て口直しをしたくなった。
映像美以外見どころ
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野いちご(1957年製作の映画)

3.9

以前「第七の封印」を見たが、設定の奇抜さに途中で見るのを辞めてしまった。そのときはウディ・アレンがベルイマンをお気に入りに挙げていることを不思議に思ったが、この作品を見て納得がいった。偏屈で孤独な主人>>続きを読む

エドワード・ヤンの恋愛時代(1994年製作の映画)

3.7

ヤンの持ち味を出すなら、コメディにあまりふれないほうが良かったのではないか。あとプロットを追うのに苦労した。
そうは言いつつ高クオリティの恋愛群像劇であることに変わりはない。面白かった。

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.3

これは劇場で見るべきだったと少し後悔。
クストリッツァは生も死も等しく祝祭的に描く。この作品でもそれは変わっていない。

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.2

予想外にホラーチックでびくびくしてしまった。個人的には映画にオカルト要素があるだけで冷めてしまう・・・。
モロッコ行きたい。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

面白かった。けどマンチェスターバイザシーの方が良かったかな・・・。BGMが効果的でそこに感心してしまった。
自分のことは自分で決めるんだ、というメッセージが力強い。

レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.4

プールのシーンで笑ってしまった。見るならキリスト教と共産主義の知識が少しあった方が良い。

ショート・カッツ(1993年製作の映画)

4.5

日常が軽快に描かれつつも、常に黙示録的な死の匂いが漂う。奇妙な群像劇ということでリンクレイターの"スラッカー"を思い出したが、描かれる狂気は"スラッカー"よりずっとリアルで恐ろしい。久々に凄い映画を見>>続きを読む

みんな元気(2009年製作の映画)

3.8

良いロードムービー。デニーロを堪能。東京物語へのオマージュ作品と聞いて興味を持ったけど、東京物語をオマージュしたイタリア映画のリメイク、なんですね。ややこしい。
良き親であるということの難しさよ!我が
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

脱力感漂うロードムービー。カウリスマキのすっとぼけたギャグと音楽愛を堪能できる。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.7

ほっこり系かと思いきや結構泣かせに来る。
オーヴェの不幸続きっぷりはちょっと過剰な演出に感じた。

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.1

カウリスマキの人生観が一番率直に出ている。殺し屋のおっちゃんが渋い。

白い花びら(1998年製作の映画)

3.4

サイレントでもしっかりカウリスマキ。ただプロットは普通のメロドラマで、他の作品に比べると見ごたえに欠けた。

人生タクシー(2015年製作の映画)

3.8

テヘランの街、意外と普通だな。ブエノスアイレスをなんとなく思い出した。

モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

3.7

パイソンズらしいナンセンスなスケッチの集合体。そして人生そのものもスケッチと同じようにナンセンスなのだ。パイソンズ好きじゃない人にはくどいだろうし万人受けは望めないだろうな。僕は好きでした。最後のまと>>続きを読む

奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

3.7

以前した無鉄砲な二か月の一人旅を少し思い出した。ロビンがした旅に比べればおままごとのようなものだけど・・・。その旅行でも感じたが、結局若者が望みがちな”一人で生きる”という夢は幻想でしかないのだ。

この自由な世界で(2007年製作の映画)

3.2

ケンローチの怒りをひしひしと感じた。お金のためだけに何かをやる人間の浅ましさ。それでも経済的な歪があればそこにつけ込む人間は必ずいるわけで、制度設計は難しいですね・・・。

ラッキー(2017年製作の映画)

3.8

ある老人の生活がアンチクライマックスに描かれる。避けられないことは、静かに受け入れるしかないのだ。恐れを乗り越えて漂う諦念が心地良い。

エリックを探して(2009年製作の映画)

3.4

少しうまくいきすぎな気もするが、前向きな気持ちにしてくれる良い映画。
イングランド北部労働者階級の喋る口の悪い英語は良いものだ。

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.5

序盤の嬉しそうに蘊蓄を語るセリグマン、結構好き。
急にこれ見よがしにかかるメタルは過激さを監督が自覚しているかのようで、陳腐に響く。vol.2最後にかかる穏やかなhey joeの方が余程良い。

ワッフル・ストリート(2015年製作の映画)

3.8

エリートが別の畑に飛び込む成長譚、みたいなのはありがちだけど好き。良作。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.4

忘れるわけではなく、受け入れるわけでもなく、ただ過去を乗り越えるということ。映画にありがちな安直な救いを排した、リアリスティックな脚本に好感が持てた。ケイシーアフレックの演技が素晴らしい。主演男優賞受>>続きを読む

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.3

長い映画だが、引き込まれてまったく長く感じず。NJの変化にぐっと来た。過去の選択の肯定、必然性。
邦題は内容を反映できていないように思う。

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)

3.2

久々にトリュフォーを見る。洒落ているが、B級感もある。こんなのも撮ってるんだな。

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.3

カウリスマキらしい人情味溢れるお話。シュールな笑いもいつにも増してキレキレ。これで監督引退なんて信じられない…。もっと見たい。
演歌が違和感なく映像に溶け込んでいて驚いた。マイナー調だからフィンランド
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.3

抑えられた語りで映し出される無関心。ラストシーンはハネケ渾身のブラックジョークに見えた。

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