昭和のメロドラマ風、北欧映画。
抑揚なく淡々と、寄る辺なき者たちの日々が続く。。
不思議と香ばしいあと味が残るテーマ設定で、なんともいえず心にとどまる小品でした
30年以上前の映画をようやく。
タランティーノ映画の始祖的作品と思うととても趣き深い。(でも、レザボアドッグスの方が古いのかぁ)
このSTORYで、2時間半飽きずに観させる手法には唸るしかない陽気な>>続きを読む
短絡的で不器用な生き方しかできない愚直な男の哀しい物語
親への愛に飢えて生きた幼少期と形成された獣のような自己偏愛、束の間の愛の記憶、未来へのささやかな望みと諦め。
苦しみつつも自身を変え、人生を>>続きを読む
勝新・・殺陣、芝居、間合い、ハマり役すぎて今回も唸りまくる
三島由紀夫・・神がかったオーラをまとった演技にこちらも唸る、、切腹の間合い、生と死の美学。
裕次郎・・龍馬役としては個人的な違和感。お顔が決>>続きを読む
夢かうつつか、、この世はすべからく壮大で個人的なフィクションなのかも。
唯一の信じられる愛は親子の絆なのでは?という作品からの様々なメッセージ。。
アガペー、ストルゲー、フィリア、エロス
様々な愛>>続きを読む
抑揚なく淡々と進んでいく感じや、前作よりも格闘シーンが多いにも関わらず、人物それぞれの背景描写や演出が短絡的で、前作の方が映画として格が上だなぁと感じてしまった。。
丹波哲郎、菅原文太がいない本作は>>続きを読む
裏社会と表社会が渾然一体としていた古き良き時代のリアル。そこかしこに溢れる義理人情と任侠道、動物的で向こう見ずな生き方にフッと憧れる自分を発見します。
高倉健、菅原文太、田中邦衛、丹波哲郎など昭和の>>続きを読む
カメラワーク、音楽、セリフ、展開、特殊メイクw、などこれぞ映画!と堪能させてもらいました。
史実に対してどうこういう姿勢は、映画というどこまでいってもフィクションな世界に対してナンセンスな言い分だわ>>続きを読む
はじめはリリーに向けた目線で眺めていたけど、途中からそれは間違いで、これは妻ゲルダの人間愛の物語なんだと気がついた。
愛する人を自らの手で失っていくつらさを無理やり飲み込みながら、夫の危機には常に寄>>続きを読む
ベンガラの紅とターコイズブルー、マスタードイエロー、グリーン、様々な色が散りばめられたアルモドバル監督らしい鮮やかな構図の数々。オールアバウトマイマザーのときのキッチンの配色を思い出しながら、美しい映>>続きを読む
淡々と描かれ続ける計算され尽くした静かな日常風景。狂気の落とし穴にふとしたきっかけで発作的に落ちていく主人公と一体化させられるぞっとするような追体験。
音のない圧倒的なラストシーンに放り出されたまま>>続きを読む
戦争が引き裂いた愛
どうしようもないさだめに翻弄された二人
人はそれでも前を向いて生きなければいけない
愛なしでも強く生きなければいけない
大いなる愛の物語
なすべきことをなして、誰もがこの世を去るときが来る
最後のクリケットの語りは心に染み入った
蘇東坡が謳った頃の富春江の風景は、どれほど美しいものだったか。
タイトルの一句を紐解くだけで、ふっと心が温かくなり、、冷たくなる。
市井の人々のたくましさ、家族の愛憎、日々目まぐるしく変わり続ける街>>続きを読む