映画っちゅうか…もう少しちゃんと作って欲しかった!
スピルバーグの到達点。ここまで多くのコンテンツを程よい映画好きにも向けて描けるのはすごい。ただ、所々古い。演出まで懐古主義的にする必要はなかったような…
再現ドラマを入れるドキュメンタリーはより攻撃性の高いものになる。後味の悪い映画にしても良い内容だった。
エンタメとしてしっかりと物語を転がす感じが面白い。故に演出の古さや演技が下手なことは気にならない。少なくとも日本人には。
現実に対して嘘というのが普通なのに、この人はいつも嘘の中で真剣に嘘をついている。キメているのは本人のはずなのに、幻覚は観ている側にまで…
時間軸に囚われたクリストファーノーランだけど、徐々にアクションに傾倒しているのは何故なんだろう。
映画懐古主義者としてのタランティーノはもうそれはそれで仕上がったので、もう一度その要素を減らした初期みたいなオリジナルに触れたい。
韓国アニメのバックボーンがわからないのでわからなかった。もし韓国映画として観るのであれば物足りなさは否めない。
とんでもなく怖い。そしてホラーを通じてのあるまじき作家性が顔を覗かせる。
1晩を1つ1つ丁寧に描くことはとても難しいと思うけど、それを易々とやってのけている。
白石監督のカタが昇華されていく過程を、リアルタイムで観察できる喜び。
主演男優に左右されるフォーマットなので、そこを含めてビックヒットに期待したい。
クソかっけえ。キアヌの動きなんなんだろ…タクティカルだとしたらやや気になる
ブラッククランズマンとくらべても仕方ないけど、やっぱり作為的啓蒙 がよぎると少しだけ引いてしまう。キャスリンピグローのうまさとは別で
黒人が黒人を描く時、スパイクリーが描く時。割と淡々としていて。憎悪とかそういうのはどこかにちゃんと置いてきていて美しい。
委ね方はやはりいつ観ても感嘆とする。ただ、やっぱり観る時の自分の環境などが大きく左右するんだな、映画。
楽しませる仕組み装置としてのロボ父ちゃん
誰の父親でもない男が、父になる話。是枝監督作品の中では投げかける要素が少し親切。
沈黙だけれど、ナレーションは入るし、声も聞こえる。キリスト教ではなく、信仰とは何かについて。
動的な内容を静的な演出で。わかりにくいのは、原作ありきだからなのかな…