シゲキテオレマさんの映画レビュー・感想・評価

シゲキテオレマ

シゲキテオレマ

過去鑑賞分はレビューしてません。
一年ほど中断してました。B型蟹座たぬき

映画(490)
ドラマ(0)

街燈(1957年製作の映画)

5.0

「半分ずつって美味しいわね」

やはり大好き。今まで自分が見た中平康作品14本の中では一番好み。
一見、銀座が舞台のただのお洒落なラブコメだが、とにかく優しい。優しさと多幸感で溢れかえっている映画だこ
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残酷ドラゴン 血斗竜門の宿(1967年製作の映画)

3.8

荒野の宿を舞台にしたシチュエーション・アクションとでもいった趣。かなり西部劇っぽい。
『侠女』のもはや芸術の域に達しているようなアクションとは違ったが、単純にメチャクチャ格好良い殺陣だし、手堅く纏まっ
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侠女/俠女 第二部:最後の法力(1971年製作の映画)

-

朝っぱらの哄笑に漂う狂気がヤバい。ここで終わっても良いと思わされた程だが、この後が凄かった。アクションに次ぐアクションで全編最高。第一部より全然面白い。若き日のサモ・ハンも拝める。
これまで曲がりなり
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侠女/俠女 第一部:チンルー砦の戦い(1971年製作の映画)

4.2

3時間ぶっ続けバージョンの評価

前半やたら長ったらしいのに結ばれんの一瞬で笑った。ステキな朝過ぎる(スタッフが小鳥投げてる)。
やっと話が転がり始めたと思ったら回想に入ったりしてちょっとノリ辛いとこ
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.3

感化院で結ばれたイカレカップルの暴走っぷりと10年の時を経て再び鳴らされるチェーンソーの忌々しい駆動音にテンション爆上がり‼!
『リヴィッド』、『恐怖ノ白魔人』と、『屋敷女』以降ちょっとずつ駄目になっ
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天使の詩(1965年製作の映画)

3.7

弟役の子は可愛いだけって感じだったが、アラン・ドロンを彷彿とさせる兄役の美少年は繊細な演技をしていて良かった。母を亡くしたばかりの風呂上がりに「ママ! タオル─」と言いかけてハッとする場面などとてもリ>>続きを読む

いつか会える(2004年製作の映画)

3.7

良家のお嬢・リリはハンサムな黒人青年に一目惚れ。しかし、彼は仲間と共に銀行強盗をやらかす。逃亡生活を余儀なくされた男にどこまでも付いて行くことを決めたリリ。楽しかったのも束の間、異国で二人ははなればな>>続きを読む

ジョンソンにはうんざり(1938年製作の映画)

3.2

編集を終えてない状態で発見されたとの事(一応、ストーリーの流れに沿ってラフに繋げてはある)で、まともな作品として評価出来る代物ではないのだが、ジャッキー映画のエンド・クレジットの長いウェルズ版て感じで>>続きを読む

クリスマス・ツリー(1968年製作の映画)

3.7

所謂難病もの(被爆による白血病)。反核の要素もあるが、基本ポジティブで良い。
息子の病を知らされた富豪の父は余命が少し縮まろうとも、入院させずに自宅療養させることを決断。息子のお気に入りの別荘で仕事も
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ナイルの娘(1987年製作の映画)

3.7

とても80sを感じる映画だけど、本作の少女は角川映画のヒロインみたく自ら渦中に飛び込むことはしない。兄貴とその仲間がヤクザと揉めてドンパチしようが、あくまで傍観者であり続ける。その辺が本作がそこまで大>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.4

暗がりで急にスローモーションがかかったと思ったら、ふたり同時に忍び足を始めただけだった。僕はこの映画、とても良いなと思った。
キオスクでの会話が泣ける。

真夏の夜の夢(1959年製作の映画)

3.8

とても美しい人形アニメだったけど、個人的にはウィリアム・ディターレの実写版の方が好き。人間カップル2組と比べるとティターニア&ロバ男の恋模様が不足し過ぎ。つーか、自分の顔がロバになってることすら気付か>>続きを読む

屋根裏のポムネンカ(2009年製作の映画)

3.6

屋根裏が舞台なだけに錆びついたものは錆びついたままに、埃を被っているものは被ったままに撮っているようで、撮影時のハウスダスト凄そうとかイジー・バルタの家汚そうとか思ったけど、メイキング見たら思いの外ク>>続きを読む

女性たち/女たち(1939年製作の映画)

4.4

女しか出てこないがみんな男に振り回されてる。とても愛おしいと思う。
ストーリーの進行を一時停止するパートカラーのファッションショーもゴージャスで見応えあり。子役が割と泣かせる。エクササイズのアホっぽさ
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メリーゴーランド(1974年製作の映画)

3.0

OPで既に少年の死は示唆されているものの、1時間以上何の兆候も見られなかったのに急に白血病が発覚! 逆にリアルな気もするが、映画としてはやはり雑に感じる。“殺りにきた感”が凄い。
何度も同じ曲流れんの
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スーパーシチズン 超級大国民(1995年製作の映画)

1.1

劇伴からしていかにも名作然としており、今回の台湾巨匠傑作選2018の中でも一番の目玉作品なワケだが、正直なところ全く面白くなかったな俺には。とろいテンポでイキフン出して、いい感じに回想へと移行すること>>続きを読む

ボックストロール(2014年製作の映画)

3.4

かわいい。しばらく段ボール箱潰せなくなってしまいそうw
面白かったけど、個人的にお父さんにはずっと「ゼリー!」っつってて欲しかった。色んな“ゼリー”があればそれで良いと思うのよ。

カントリー・サンデー/恐怖の日曜日(1975年製作の映画)

4.2

優しいお爺ちゃんが孫娘乱暴にされてブチ切れる話かと思ってたけど、全然違った。田舎町に逃げ込んだ強盗殺人犯たちを敬虔なクリスチャンが「今こそ俺の出番だ」と正義感を暴走させ、過剰にいたぶるという衝撃作。>>続きを読む

コスモス(2015年製作の映画)

3.6

サビーヌ・アゼマのフリーズギャグとか別におもろいと思わんが、遺作でも相変わらず人物が涎やハナタラシてエキセントリック健在de愉快。「何してるんですか?」って訊ねたら「何もしとらん!」て返されるとこ笑っ>>続きを読む

ムーントラップ(1989年製作の映画)

3.3

ネカフェで暇つぶしに「ブルース・キャンベル出てるじゃん」くらいの気持ちで見たんだけどわりに良かった。
有名な月面着陸の映像のあと、せっかく宇宙にいるのに地味な回収作業ばかりでウンザリしている主人公らを
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.2

『響け! ユーフォニアム』シリーズは未見なんだけど、『聲の形』が良かったので観賞。
キスすら描かれないプラトニックな世界。禁欲的な分、フェティッシュなカット割りが際立っていた。現実パートも童話パートも
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

これが遺作なら立派な死に様だと思うけれども、ゲームは中学で卒業、VR未体験、オンラインゲームすらやったことの無い俺にはいまいちピンとこず。趣味出まくり(知らん人置いてきぼり)な思い切った作風は凄いとい>>続きを読む

まひるのほし(1999年製作の映画)

5.0

キラキラと人知れず輝く障害者アートの☆たちを捉えた傑作ドキュメンタリー。
パレットを使わず、絵の具が垂れることを前提に色を重ねていく竹村幸恵さん。自身のコンプレックスでもあるのか巨きな乳房を持つ裸婦を
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やさしくなあに 奈緒ちゃんと家族の35年(2017年製作の映画)

3.7

奈緒ちゃんこと西村奈緒さんがとても明るく元気なキャラクターなので、てんかんの発作を起こす場面と毎日薬飲まなきゃいけない事以外は、特に可哀想とかあまり思わなかったな(それが良かった)。時の重みは感じるけ>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

4.2

リアルならたとえ出会っても結ばれること無く終わってしまうであろうオクテ同士の男女を一風変わったフィーリングカップルに参加させてやるだけでも優しいと思ったが、この監督は「上映時間のことなど知らん」とばか>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018年製作の映画)

5.0

傑作!
笑えるカンフー映画の良作だが、それ以上に、これは無闇に死を描けない子供向けアニメだからこそ成立したとても残酷なゾンビ映画だ。愛する者が変わり果てようとも、頭を撃つことは勿論、『べティ・ブルー』
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.3

めちゃくちゃ贅沢な撮影を敢行した雰囲気もん(と言い切ってしまうのは、あまりにも脚本の書き込みが足りていないと思うから)。
するりと這入ってくる50年前の少女のモノクロパートは、だんだんと共通項が見えて
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大和(カリフォルニア)(2016年製作の映画)

4.1

よかった。
貧困女子ラッパーがサンフランシスコ(カリフォルニア州)からやって来た 母の恋人である米兵の娘を、はじめは嫌々地元案内するシーケンス。滝クリも吃驚のomotenasiに笑う。ド底辺の『東京物
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花に嵐(2015年製作の映画)

3.6

タイトルの出方一つとってもセンスが光っていたし、構成も編集も見事。女のコを可愛く撮る才能はずば抜けていると感じた。テロップの多用はあまり好みではなかったが、それすらもただラクするためなどでは無くちゃん>>続きを読む

逆光の頃(2017年製作の映画)

3.2

京都が舞台の連作短編。
音の設計が非常に凝っており、夏の風物詩を中心とした様々な音が聞こえてくるが、高杉真宙のモノローグ含めその何れもが、寧ろ作品世界により静けさを齎らす為に鳴っているような、そんな印
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拘束のドローイング9(2005年製作の映画)

3.1

女性が貝殻を丁寧にラッピング(拘束?)して行くプロローグは美しかったし、ドラァグクイーンみたいなデコレーションを施された大型トラックを先導する阿波踊り集団、何やってんのかよく判らんがやたらとスリリング>>続きを読む

寝てるときだけ、あいしてる。(2014年製作の映画)

5.0

全編をデジタルハリネズミという動画も撮れるトイカメラで撮影した作品。
90年代迄の映画には存在していたクリア過ぎない味のある映像が2010年代に奇跡の復活を遂げている。映像も然る事乍らカメラノイズを活
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ラストコンサート(1976年製作の映画)

3.5

結ばれてからつまらなくなるけど、(宿屋の太った娘に対する侮蔑的な眼差しを除けば)前半はとても良いと思った。主演女優の芝居は通常の役回りならオーバーアクトと見做されるような代物だが、その快活さによって残>>続きを読む

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.1

(原作はもっと古いらしいけど)メインで出てくる異星人・パール人の造形からして『アバター』のソレとかなり似通っており、映像的な新味や斬新な世界観の提示はほぼ皆無…なのだが、主演2人は好演だった。「とっと>>続きを読む

ウォーターパワー/アブノーマル・スペシャル(1980年製作の映画)

3.6

今となっては『ムカデ人間2』とかの方がヤバい映画だと個人的には思ったが、浣腸もSEXもガチで、しかも無修正ってのが矢張り稀有。
当然、初体験であろう若いコが、「出ちゃった」って思わず笑っちゃったのがバ
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