iguponさんの映画レビュー・感想・評価

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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

臆病なマザコン男の恐怖の妄想。タイトルで想像しうる恐れているものが全部出てきます。演出だビックリ!はあるけど、本質的には驚かせられるものはないです。この内容によくここまでお金かけたな。短くした方が切れ>>続きを読む

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

20年くらい前に先輩に勧められた映画。再上映していたので、映画館で観賞。ドキュメンタリーかと思っていたけど、もしかしてフィクションなのか?と一瞬でも思った理由は、上映後の監督のトークショーで明らかに。>>続きを読む

柄本家のゴドー(2018年製作の映画)

3.8

父を演出家に選ぶ息子たちの勇気。でもそれ以上に鬼気迫る柄本明の創作への想い。
勝手に説教されてる気になる映画の一つ。ただそこにあるものに反応して撮り、何も言わずにメッセージを紡ぐ、山崎さんの力。

あん(2015年製作の映画)

3.3

河瀬作品らしからぬメジャーな絵作り。原作が素晴らしい。

ラストレター(2020年製作の映画)

3.6

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久しぶりに観る岩井俊二作品。伏線、その回収、カメラワーク、甘いフォーカス、出演者のダブルキャスト、過去作品の出演者の再起用、、、技術ばかりが目につき、複雑な気持ちで中盤まで見続けた。けれど、最後にああ>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

実は見てなかったこの映画、今観ると当時いろんな人がこの映画に魅せられ、いろいろパクっていたことがわかる。無駄のない、よくできた構成。情緒的なようで、情緒のないラストシーンがタランティーノらしい。音楽の>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

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あの時食べたケーキは、甘くてみずみずしく美味しかった、と、等身大ではない大人が振り返って作った、若き日の切なくて甘酸っぱい恋の物語。だからこそ描けた軽やかで爽やかなエンディング。5年や10年そこらの、>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.0

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D&Iというより、全世界で売るための配役なのかなあ。そう思ってしまうのは、アリエル役の魅力不足かも。映画館の大画面で見れば、映像の美しさに感動したのだろうか。脚本は平凡。悪くはないけど、驚きはなかった>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

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「友を見つけます」の台詞に尽きる。友は文字通り、友人であるかもしれないし、家族や恋人、同僚、上司、後輩かもしれない。すでにこの世を去ったもの、或いは人間以外の何かかもしれない。生きる勇気、立ち上がる力>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.5

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初めてのインド映画は壮大なインド水戸黄門。わかりやすい勧善懲悪もので、歌舞伎な絵葉書の絵作り。そして、英国による植民地化と弾圧がここまでとは知らず、とても面白かった。せっかくのインターバル、やればいい>>続きを読む

still dark(2019年製作の映画)

3.2

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盲目の青年の話。同僚や店長とのやりとりが清々しい。悪くはないが、それ以上でもそれ以下でもないかも。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

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終始不穏な雰囲気で息苦しい。根底にあるのは埋め方がわからない人生の空虚感。その描き方のセンスがすごい。鑑賞後、これは何かに似てると思ったら、American beautyだった。あとはニュービートルカ>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.3

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ひろみ様を聴きながらブルージャイアントファンが、ブルージャイアントをダイジェストで読む映画。ストーリー展開が早すぎて、漫画の記憶を保管しながらグッとくる感じ。初ブルージャイアントの人にはお勧めしにくい>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.5

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出だしのアニメーションがしっくりこない。誰かが死ぬ設定は安易と感じる。でも、それを余りあるそもそもの作品の面白さ。結局は山王戦だし、展開も全部知ってるけど、漫画が何度読んでも面白いように、この映画も面>>続きを読む

ディレクターズカット ブレードランナー 最終版(1992年製作の映画)

4.2

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初めてちゃんと観た。なんだこれ。メチャメチャ面白いじゃないか。これまではトロンとブレードランナーが、ごっちゃになっていた。
1982年でこれか。SFの金字塔で間違い無い。AIに関するテーマも出尽くして
>>続きを読む

アメリカが最も恐れた男 "プーチン"(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

想像通りの内容で、裏付けも浅い。1時間半もかける必要ある?という内容で、陰謀論の範疇を出ない。これをドキュメンタリーとは言わないだろう。これを西側で作っているとなると、結局ロシアもアメリカもどっちもど>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

共感できる心や行動の貧しさがあり、それがユーモアに包まれている。自分では気づかないけれど、拭うことのできない半地下の匂い。そこにある切なさと、人の尊厳を描いた作品。面白かったです。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

全く観る予定はなかった映画だったが、『ドライブ・マイ・カー』効果で視聴。シンプルでよくできた設定と展開のとてもイイ映画だった。唐田えりかがイイ女優なのかどうかはわからなかったが、この映画においては、静>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

村上春樹の新作を読み始めるたび感じる、若干のめんどくささにはじまる、イイ映画であったが、前々から思っていた西島秀俊の物足りなさ、底の薄さが明らかになった映画でもあった。観てよかったけれど、期待しすぎた>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

長澤まさみと付き合いたくなる

バックドラフト(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

懐かしい〜。この映画で「バックドラフト」を知って、消防士さんってかなり危険な職業なんだと思った。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大人になった最後のカットが必要なのか。それ以外、ほぼ良かった思い出。

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.5

初007。クルマがかっこいい。エンターテイメントとしての映画。

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.2

世界中のいろんな人がコーヒーにかける情熱を描いたドキュメンタリー。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

設定が面白いミステリー。伏線もちゃんと改修していて楽しめるけど、それ以上でもそれ以下でもない。恨みをテーマにした音楽はよくできているが、そのレベルで人間が描かれてるわけではない。

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジュードロウの見た目最盛期!?特に眼鏡が最高。が、彼を含め、登場人物の台詞に深みがないのが残念。演技が下手に見える。そこそこストーリーにイケてる俳優をキャスティングしただけの映画。あっさり仲が深まりす>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

SFなのにCGがない。脚本が素晴らしい。ジャック、ケイト、それぞれのセリフがぐっとくる。ラストは空港で終わっていい。

人生の特等席(2012年製作の映画)

3.5

老ぼれを演じ続けるイーストウッド。どんな気持ちでやってるのか聞きたい。

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