佐藤春夫もどきさんの映画レビュー・感想・評価

佐藤春夫もどき

佐藤春夫もどき

台風クラブ 4Kレストア版(1985年製作の映画)

4.5

若さから生じる狂気じみたものを、追体験させてくれる。
この時代の街の雰囲気や、夜プールを勝手に使用できる自由さなんぞに、憧れを感じた。

アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.5

話の筋が面白いし、期待の地平をしっかりそれてくれてる。さすがアカデミー賞7部門受賞作。ピーターオトゥールのウザいくらいのイギリス英語もよろしい。

11/4/23追記
砂漠で撮影しているところがすごい
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

ドッキドキの仕掛けに社会状況を溶け込ませてて圧巻!唐突な英語もなかなか乙。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.3

オリジナルの「ショッカーに身体を改造された」という筋をしっかりと受け継ぎ、その基礎が揺るがないように、かつ設定の現実味を底上げするように作られてて、庵野さんらしいなと思った。

ちゃんとおっさん(じゃ
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ミザリー(1990年製作の映画)

4.3

スイッチが入った時の顔が本物。キレるポイントも納得がいく。作家役の人はゴッドファーザーの彼だったのか。彼だったなら早々に決着がつきそうだけども。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.7

パルプフィクション同様、想像以上に面白い。限りなくBに近い雰囲気を感じさせながら、面白く感じさせてくるタランティーノはやっぱり天才。無駄話も面白いんだなこれが。

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.3

みんな演技が上手い。とくにおばあさん(お母さん)役のエレンバースティンの演技。そうなった人にしか見えない。ジェファニーコネリーとアメリカンサイコでポールアレンを演じてる彼も良き。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

期待しすぎてしまったかもしれない。これが単作の限界か。ノーランのトリロジーがある以上、ハードルが上がるのは仕方がないのかもしれない。バットマンの彼には是非007をやっていだきたい。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

シリーズの中では最も好き。どんでん返しが素晴らしい。後半のスピード感アップも良い。綺麗にまとまっている。モーフィアス。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.9

冒頭シーンでコンスタンティンで共演した彼との遭遇。今回はちょっと立場がことなる?

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

海外で鑑賞。

ガンアクションが主軸であることは理解し、3作を予習した上で観たけれど、そのシーンが多すぎて途中で飽きる。キアヌの超絶しなやかな身のこなしと、ボロボロの状態でふらふらしながら敵を薙ぎ倒し
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

マイルズテラーが「真実の行方」の彼にしか見えなかった。終わり方が気持ちいい。ジャズを予習すればもっと楽しめたのかな。

ソウ(2004年製作の映画)

4.7

凄すぎる。見事に騙された。早送りにこんな使い方があったなんて。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.4

ハビエルバルデム最高。序盤の顔芸は至高。おかっぱ頭がサイコパス性に説得力を与えている。最後の交通事故のシーンはなくてもよかったのではないかと思う。簡単に予期できてしまったし。

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.3

随所からジェームズキャメロン臭がする本作。ターミネーターとターミネーター2において用いられた「仕組み」が本作にも応用されています。

いろいろ違うけれど、なんだかんだ前作のアクシデントをなぞっていると
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エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

4.4

伏線の置き方、ぶっ飛んだ発想。他の方も述べているけれども、これが1979年に作られたなんて信じられない。

隠れた主人公は猫です

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.0

クリスチャンベールの好演で十分楽しめるけど、作品に込められていると思われるメッセージがサイコパスパワーで押しつぶされている感が否めない
薄っぺらい人が多い、ではそれを踏まえてどうしたいのか、というとこ
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.3

悔しいけど面白いんだな
これで撮影費用は前作の10倍なのです
北斗の拳前日譚

セブン(1995年製作の映画)

4.4

映像が綺麗に感じた。ストーリーがしっかりしてて、そこに名俳優を組み込めば傑作ができるんだなぁ
ブラピもシリアスな感じが出せててナイス

真実の行方(1996年製作の映画)

4.3

見事に足を掬われた。青年の演技が抜きん出てる。弁護士カバン。

マッドマックス(1979年製作の映画)

4.0

ゼファーが凄くいい。チンピラたちの北斗の拳感がまたいい。ツッコミどころ満載だけど、十分楽しめる。

処刑人(1999年製作の映画)

4.0

ウィレムデフォーの演技がうますぎる。兄弟の演技も秀抜。ありえない設定が気にならないぐらい、テンポが良かった。

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.6

千葉真一の好演。キルビルとは一風変わった千葉真一が観れた。菅原文太がちょぴっとしか出てこないのは無念。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.3

ごちゃごちゃした感じ、ドロドロした関係が切実に伝わってくる。ところどころゴッドファーザーらしいところ、とくに1人が暗殺に自ら向かうところなんかは、そうであるように感じられた。そこらへんの関係も気になる>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

淡い世界観がとても良かったのと、演技がリアルで違和感を感じなかった。
プレゼントを比較したときのちんけさから思わず持って帰っちゃうところと、連絡して欲しいー連絡するまで待って欲しいとあいうすれ違い、共
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.1

テンポ、ブルース・ウィリスwithタンクトップ、ヴィランのドイツ訛りの英語が凄く良い。これほど上手くできると、娯楽映画とくにアクションのそれにおけるの金字塔となるのか。

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

話の核となるのがビルって誰だ、という点のみなので、少し間伸びするところがある。とくに、ビルの弟の登場〜お墓までにおいて、それが顕著であるように感じられた。それから、カンフーの練習はよくわからなかった。>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.5

カタコト日本語がすごく良い。千葉真一がいい味を出している。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.1

キャシアン・アンドーを観終わり、あれ…ローグ・ワンにもこの人出るはずなのに、どんな風に出てくるか全く思い出せない…となり、鑑賞。

スターウォーズシリーズ最高傑作(らしい)という噂を携えていたけれども
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トップガン(1986年製作の映画)

4.0

この頃からフィルムに出てるトムクルーズって…

歌曲◎、戦闘機の音も◎。若い頃のソーダのような爽やかさも◎!

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

傑作

乾隆帝っぽく言えば、神作。

無駄のないストーリー、突き詰められた整合性、膨大な情報量。脚本にかけられた労力と、それを再現しようとした努力とに、敬意を抱かずにはいられない。こんな映画に出会えた
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.2

ジョーの演技が巧みで非常によろしかったです。レクター博士が一瞬出てしまったアンソニー・ホプキンスも非常によろしかったです。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.0

マイケルのふけ具合が想像の上を行く作品。

あっと言わせる手法は相変わらず変わらないけれど、とってつけた感がないので納得させられる。

3作品目を作ろうとすると、この時点になるのは必然かもしれないけど
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レインマン(1988年製作の映画)

4.0

午前10時の〜で鑑賞

ダスティン・ホフマンの演技に感服。この役を「演じる」ことについて、さまざまな意見があるだろうけど。

トムクルーズもいい演技をしてるし、若い頃だからカッコいいんだけど、どこか大
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未来少年コナン(1979年製作の映画)

4.2

その気になれば、一晩ぐらいで見れちゃうんですよね

かっちりとしたストーリー、いろいろとハラハラさせてくれる描写。さすが巨匠宮崎駿。

有名な水平線のシーンあります