かよさんの映画レビュー・感想・評価

かよ

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

はじめは物語の展開方法にピンときてなかったけど、あ!と思った瞬間ピタッとハマった。そしてじわじわ良さを感じた。あのストレッチをやってるところ見たら、わたし全然関係ないのになんか懐かしくなり、心温もるよ>>続きを読む

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.7

てっきり韓国ノワールの重いものだと思ってたのに、えっえっそんなノリなの????ってびっくりして、いったんとめてしまった。
トッケビの時にも同じような驚きがあったな。

思うようにならなかったり、生きづ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

年老いてからも生きることの意味とか考えてしまった。もしプラン75が施行されたら生きてることに罪悪感覚えるようになってしまうのかなぁとか。そもそも私たちって年金もらえるの?この先なにか対策はあるの?考え>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.3

大好きな「勝手にふるえてろ」の監督•原作コンビだったのでとても期待してましたがわたしにはもうひとつわからなかった。
点数の大半はのんさんのかわいらしさと、潮騒のメモリーズによるものです。それと、ニヤニ
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.9

やっぱベネさんかわいいなと思って前半、そしてそんな気持ち抱いてたことをすっかり忘れてしまった急展開に緊迫していった…怖かった…

これが実話なんて…と絶句するけどこういったことは大戦の頃や冷戦時代はよ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

ずっと不穏で、何が起こってるだろと思いつつ見てて、後半からあぁなるほど…と、わかったらわかったで苦々しい気持ちになった。うまいことまとまってた。
この映画も主人公の友だちがいい味出してた。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

はらはらひやひやするところや、悲しくなるところもあるのに全体的にカラッと明るい映画だった。

エミリア•ジョーンズさんの歌声が清らかで心に響いた。
主人公の友達が偏見なく、偽善的な優しさではなく、なお
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.1

サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!

めちゃくちゃ元気出た。怒涛の伏線回収、贅沢な建物にインテリア、素敵な衣装に、豪華なキャスト。いやーー最高!

何度も、えー!そういうことなの!って目ん玉まんまるにして
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罪の声(2020年製作の映画)

3.6

大好きな野木亜紀子さん脚本の作品。
有名な事件ではあるけど少し視点をずらした、悲哀に満ちた構図はやっぱすごいなと思いつつ、全体的に散漫な印象を持ってしまったのも否めない。
それは実際には犯人が見つから
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーが全てPC上で行われていて、なんて斬新で今時なんだ!と興奮した。

二転三転ぐるんぐるん振り回されて、画面追いかけてるのと相まって途中ちょっと酔いそうにもなった。

いや、ほんと何かあったと
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キャリー(1976年製作の映画)

3.8

お盆休みだし、有名だけど見たことのないホラー映画を鑑賞しようと選択。

大枠というか、大筋はなんとなく知ってたし、血みどろのシーンはドラァグレースのS3でラジャがランウェイルックでやってたし、色々わか
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

私によって馴染みの町、西成を舞台にして実際の犯罪を複数組み合わせた物語。

目新しい構成なのかっていうとそんなことはないのだけど、軽妙にすすむテンポが見やすかった。

主役3人の役者さんがとてもよかっ
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

イクジュン先生(イクジュンではない)最強!大好き!
あと、人生サバイブするためには、ボルダリングができるようにならないといけないと思った。今世はもう間に合わないから、来世で。
タタタータータータータタ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.2

だいすきな沖田修一さんの世界を満喫できて幸せ。
そして、のんさん。華がありすぎる。華というかキラキラキラキラひかっている。世界の宝石を集めて作ったのかと思うくらいキラキラしてる。のんさんの黒目に灯る白
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

GWの最終日、発熱して出かけることもできず「NOPE」を見た。体調悪化し、しんどくなったら途中でも布団にいけばいいかと思ってたけど結局最後まで見てしまった。おもしろかったけど、熱があるときに見る映画で>>続きを読む

マーゴット・ウェディング(2007年製作の映画)

3.3

ノア・バームバック監督の映画で、雑誌の映画評でも高得点だったのでずっと見てみたくてようやくNetflixで配信はじまったので視聴。
登場人物、誰1人好きになれず…

チーム・ジンバブエのソムリエたち(2021年製作の映画)

3.8

ソムリエ版クールランニングという触れ込み、オシャレなポスタービジュアル…と気楽な気持ちで映画を見始めて数分後にこれは…となった。なかなか重いドキュメンタリーだった。ジンバブエのと南アの国の事情、問題は>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

宮城…なるほど沖縄の名前…!って膝を打つことからはじまったスラダン映画。
宮城リョータがメインで描かれるとはとてもびっくりしたけど、確かに原作ではりょーちんについて深掘りされている事はあまりなかったな
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大型連休の最終日になかなかヒリヒリする映画観たわよー。
結局のところ怖いのは人間よねっていうありがちな展開だけど、そう思われるのもわかった上でのストーリー展開で、それがまたおもしろかった。
妹さんの強
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

最高でした。豊かで素晴らしい時間が過ごせた。
洋楽に疎い私でもトーキングヘッズは知ってる。奇怪でアーティスティックで目を惹きつけるMVを作る人たちってイメージだった。ほんと洋楽詳しくなくて薄くて雑な所
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カーター(2022年製作の映画)

4.0

ヤベェ映画だった。企画会議で議題にあがった要素を全部盛り込んでみた幕の内弁当みたいなやつ。おもしろかった!!

冒頭の拷問銭湯にはじまって、しつこいくらいのワンカット風360度カメラ映像や、ゾンビが流
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.1

緊張感でヒリヒリして力が入りまくってたのか見終わったあとすごい肩こって眉間が痛かったけど、心地よい疲れただと思えた。リ所長がとにかくよく、素晴らしい演技だった。不勉強な私には難しいところあり、「スウィ>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

3.6

ストーリーはありきたりっちゃあありきたりだったけど、ライアン・ゴズリングの魅力がつめこんだおいしそうでかわいいクッキー箱でした。ウィンクした時、かわいすぎて笑っちゃった。

街の上で(2019年製作の映画)

4.0

観に行く予定はあったのだが緊急事態宣言が出て映画館に行けず、ようやく鑑賞することができた。

地方に住んでた私にとって下北沢は憧れの街だった。用事で上京するときは、予定の合間を縫って時間を作って下北沢
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呪詛(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

そんなに怖くはなかったけど、世の中にはやったらあかんことがあるんやで?とイマジナリー迷惑YouTuberに説教した。

ミッドサマーかなと思ったらリングでもある。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

胸がじーんとする優しい映画だった。ジェシーとジョニーが謝罪しあうシーンもとてもよかったけど、自分の親が(自分の)子供だったらなんて声をかけるのかという質問に対する回答が胸に残る。簡単な言葉で簡単なこと>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.8

最初のほうは、わたしあるあるの「映画版のミュージカル、気持ちおいてかれがち」だったのだけど、気がついたら映画の世界に魅せられてた。夢を成し遂げたい気持ち、三十路前にした焦燥感がひりひりして、そして音楽>>続きを読む

たちあがる女(2018年製作の映画)

4.0

パンクでかっこいいOver the sun!山女!

途中私が観ているのはランボーかレヴェナントだっけ…?と思って笑った、だって映画のビジュアル(ポスター)で想像してた内容とかけ離れていて…それがまた
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

不思議なことに前半の方が面白いと思った。
題材の多様性、おもしろさにプロットが今ひとつついてきてないのかも。いや、でも割と好きだった。万国博覧会的なものが好きな私にとって多国籍なものが入り乱れ、それぞ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.0

前知識なしでみはじめて、後半は「え!そういうこと!そっちなの!?」ってびっくりしたけど、哀しき青春がせつなくも身にしみてグッときた。「オーシャンズ」シリーズ、特にオーシャンズ8で思ってた不快感が洗われ>>続きを読む

ある用務員(2020年製作の映画)

3.5

「ベイビーわるきゅーれ」を観た流れで続いて視聴。
ちさととまひろ出てきた時めっちゃたぎった!

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ好き。大好きだわ、この映画。
性的な箇所でもっとわかりやすくデフォルメする方法もあっただろうに一切排除しているように見えるのがとてもよかった。
ゆるっとして、びしっとしてその緩急たるや。
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

すごい映画を見た…
ずっと感じてた違和感や砂を噛むような居心地の悪さが3つ目の視点で回収された…いや回収って言い方がいいのかどうかはわからないけど。
「ミステリと言う勿れ」で整くんが「真実は1つじゃな
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.2

「来るよ来るよ〜、胸騒ぎってやつが!」

もうずっと胸騒ぎとときめきがとまらなかった。
田島列島さんの漫画の飄々とした雰囲気・行間がそのまま映像化されてて、さらに沖田修一監督の全キャラクターが愛おしく
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