いずみさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

いずみ

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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.2

衣装やセットにお金をかけた『勇者ヨシヒコ』でした。

役者さん達みんな、全く力が入っていないのに、エンドロールで流れる福山雅治さんの歌声だけがガチの本気で、本編との熱量の違いにちょっとした違和感を感じ
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100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)

3.3

なんとなく興味があって鑑賞しましたが、
見る前にせめて、ユーロ(貨幣の方)について少しくらいの知識を入れておくべきでした。
1ユーロはいくら??

そして、
『うさぎとハリネズミ』という例えが出てきま
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さくら(2020年製作の映画)

3.3

原作未読のため、チラシの情報程度で鑑賞。
予想していたよりも重めな家族の話でした。

色々な部分で、表現がストレートすぎて
これは好みの問題だろうけど、私は映画にそこまで求めないかな。

そして、吉沢
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.4

豪華キャストで、ポスターの並びを見ただけでもワクワクして、張り切って初日に鑑賞。
舞台挨拶中継では、全員が和気藹々と、楽しい舞台挨拶で、特に中堅ポジションの中村倫也さんが実に良い働きをされていました。
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.5

『ストックホルムシンドローム』の語源になった事件。という前情報だけで、イーサン・ホーク目当てで鑑賞。

実際の事件が本当にこんな感じだったかわからないけれど、
こんな状況下では、人質は犯人にシンパシー
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滑走路(2020年製作の映画)

3.8

3つのストーリーがどこで繋がるのかと探り探り見ました。

観賞後すぐよりも、時間が経ってから心にジワジワきています。

この気持ちが少し落ち着いた頃(劇場公開が終わりに近づく頃あたり)に、ぜひもう一度
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.5

スマホを使っていたから現代の話なんだろうけど、なんでしょうこの“昭和感”
始終、まったりとした時間の流れで、平日の昼間にのんびり見るのにちょうど良い。
まさに休憩3,800円(映画はもっと安いけど)
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.5

韓国のお話って、なぜか事故で失明しがち。
予告に出てきていた大型犬は、てっきり盲導犬かと思っていたら、普通にペットでした。
(それだとまんま「見えない目撃者」ですね)
でも、良い働きをする子でした。
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.0

本編が始まって20分ほどで
ああ、このストーリーこの先どうなってもかまわないな。
と、感じてしまった。
それから先は、とんかつを中心に見ることに。
ロースもヒレもどちらも捨てがたい。
近いうちに専門店
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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

相当おもしろかった。
長いけど(あっという間だったとは言えないけど)
中身がぎゅっと詰まっていて、全部が大事なシーンだった。


それとは別に


水晶橋、久しぶりに生で見たいな。
最近関西方面行って
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.5

これが実話で本当にあの写真集売ってる、というところがおもしろい。

前半と後半とで、違う映画を見たようでした。

ストーリーは予告以上でも、以下でもなかった。
予告を見過ぎてしまったせいかな。

望み(2020年製作の映画)

3.6

お母さんて、いついかなる時でも
子どもがちゃんとご飯を食べられているか心配している。
イコール子どもが『生きる』『生きている』ことを願って、信じている。

お母さんにはなかなか辛い話だろう。

空に住む(2020年製作の映画)

3.1

何と言いますか…


主人公が父親に
雲のような子。
と言われたそうですが、
まさに、雲を掴むようなお話でした。


合う人は合うのでしょうが、ちょっと私は消化不良で帰ることになりました。


最近の
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星の子(2020年製作の映画)

3.5

大人(両親)は自分の意思で宗教に傾倒する。
その子供は意思のない頃から、その世界しか知らずに、それが『普通』な世界と信じて成長し、
一般人と交わって普通の生活を送る中である日、目が開く。
目が開いたあ
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みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

3.6

若い主人公を、角川映画華やかなりし頃の懐かしい面々などの豪華俳優陣が支えて
どれも美味しそうな料理が、これでもかとたくさん出てきて、
ユーミンの作ったエンディングテーマで
穏やかな美しい時代劇でした。
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.6

久しぶりにリモートではない舞台挨拶に参加できた。

衣装デザイン賞が日本にもあったら、この作品になると思うくらい衣装が素敵で、
生地から選んで仕立てたというお話は大変興味深かった。

高橋一生さんと蒼
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.3

見る人の立場で、全く違う見え方のする作品。

感じ入る人が多いのも頷ける。

しかし、私はおそらく公園やカフェで主人公を眺めている3人組側の人間。

その立場にない私には多くを語れない。




韓国
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.0

私は多分、この監督の作品は合わないのだと思う。
悪くないし、好きな人が多いのは分かる。

しかし私はタイトルや予告やチラシを見て、足を運んで、そして何か違うなぁと帰ってくる。
このパターン。

期待値
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TENET テネット(2020年製作の映画)

-

ごめんなさい。
近々また見ます。
このままでは何もかけません。
フル勤務の後にうっかり見てしまった私の敗北。


だけではナンなので、
少し前に映画館で聞いた客のおばさまと店員さんの会話。

客「ノー
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

3.4

今年のアタマに見た『ラストレター』と同じ話を同じ監督が中国で撮影した(しかも日本のよりも前に)くらいの軽い前情報で鑑賞。

中国の俳優さんは全く存じ上げないので、ご出演の方々がどんなポジションにいる方
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.9

大倉くん。大人になりましたねえ。
関ジャニ∞が結成された2002年から一昨年まで、毎年欠かさずライブにも舞台にも通い続けていましたが、まさかこんな大倉くんを見る日が来るとは夢にも思いませんでした。
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

IMAXにて鑑賞。

2014年に公開してすぐ見た記録がありますが
今回はIMAXで鑑賞するのが目的ではなく
若きティモシー・シャラメを認識するために。

若い!(今でも)
細い!!(今なお)
妹メイ
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人数の町(2020年製作の映画)

3.7

中村倫也さんという役者さんは
本当に様々な役をこなす人だ。
これだけ色々な顔が見られたら、
ご本人もファンの方も、楽しいだろうな。


以下、ネタバレを含みます。









変な世界。と思う反
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.0

面白かったです。
面白い。という感想はいかがなものかと思いますが、機会があれば是非見てほしい作品です。

何を書いても『核心をつく部分』になってしまいそうなので
あえてハズした感想を書くなら


途中
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.3

後半の2人の対決シーンの緊迫感。
もしあの教室にうっかり居合わせてしまったら…

絶対イヤだ。速攻逃げる。




以下、ネタバレ含みます。








吉沢亮さん演じる楓さん。
大学生活無駄にし
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

IMAXにて鑑賞。

10年前の公開直後、張り切って観に行って
まんまと眠りの奥底に落とされた。
それ以来、このジャンルは苦手な部類に入ってしまった。絶対自分には細部まで理解できないのだ、と。

パリ
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.1

途中から、人間関係が良くわからなくなってきた。
誰が誰を好きで、誰に好かれてるんだっけ?

言えるのは、高校一年生の皆さん
こんなに恋愛体質なのね。

そして、同じマンション内で、同じ学校の同じ学年(
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

ザ・フジテレビの映画。

ゴージャスで、テンポが良くて
『楽しくなければテレビじゃない』
という懐かしのコピーを思い出しました(映画だけど)。

シンガポールは最近の邦画に良く出てきますが、ここまで見
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弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.1

原作を読んだ事ないし、
特に出演者さんのファンでもないので
単純に映画のみを楽しんで見ようと思いました。

が、いかんせん
いろんな事柄を箸折ってあるのは明らかで
これはあくまで、ダイジェスト版と考え
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(2020年製作の映画)

3.3

なんだろう。
見ていてすごく『TBS臭がする』と感じました。
TBSの絡んだ映画って、なんかこんな流れな気がします。

警察出てきて若者逃げるシーンに、中島みゆきさんが流れると、どうしても金八先生がよ
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.1

発表当初から、
戦隊レッドとライダー俳優さんの脱ぎっぷりが話題になっていた本作ですが、お客さんは男性殆ど。
かわいい夏のお嬢さん方を楽しむ映画でした。

前半30分の無限ループからいつ抜け出すのか
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.0

高揚感!
まさにそんな感覚でした。
雁(がん)と一緒に飛ぶ14歳の少年!
映画館のシートで、自分の身体も軽くなってくる不思議な感覚でした。

そしてフランスからノルウェーまでの陸路の風景の美しさ。あー
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.9

ドロステ とは?
調べてみたら、なるほどなるほど。

深く理解しようと思って見ると、絶対迷子になるんです。
そんな私のようなヒトは、
見たままをそのまま受け止めるのが、楽しむコツです。

それにしても
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.8

好きな作品でした。

高校に入ったばかりで、まだまだ『進路』なんてものを考えてもいない子たちが、同じクラスの小寺(こてら)さんの、前向きどころか常に上向きな姿に、色々な意味で感化されていくお話。

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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.8

まず最初に、
新しい映画泥棒にたまげる!

ドラマの世界観そのまま

そのまま過ぎて、
(これ、スペシャルドラマでもよかったんじゃね?)と、思わなくもなくもない(どっち)。

でも、三橋、伊藤、今井に
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ピース・ニッポン(2018年製作の映画)

3.4

公開当時、
これは一体何の意図(誰トク?)で作った作品なのだろうと、訝しい気持ちで鑑賞した。

しかし、見て実感したのは大きな映画館のスクリーンで見ることができたのはラッキーだった。
映像がなんといっ
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