怒りさんの映画レビュー・感想・評価

怒り

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幻の湖(1982年製作の映画)

3.8

かなり面白かったけど、回想とか時代劇とかの現在じゃない部分がいちいち割り込んでくるたびに映画のスピード感というか運動が殺されてるのが難
この話って主人公がわけわかんない飛躍した感情に引っ張られてく姿が
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりこれが一番泣けるな
エドウッドを敬愛するティムバートンが、エドとその周りのエキセントリックな人々の生きる世界をこうして映画の中に作ったんだって事実だけでも泣ける

ベラが生きてる、とエドが感動
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ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(2019年製作の映画)

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何をおいても菅原さんのかっこよさ
あと渡辺貞夫がリードをいろいろ変えて吹いてみせてくれるところ俺もにっこにこしながら見てた

新文芸坐
アフタートークによると今日は特に音量大きめに調整されていたらしく
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

今更だけど石原さとみが変なキャラやってるらしいという以外は特に余計な予備知識も入れずに観れた
確かにやってた
「日本のいちばん長い日」を今年たまたま観てたんで、意識してるんだろうな〜と分かって嬉しかっ
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ブコウスキー:オールドパンク(2002年製作の映画)

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「病院を出る時に医師が言った、もう一杯飲んだら死ぬと。医師はよく嘘をつく。死ぬはずだったのに死ななかった。自由になれた気がした、やり直せる気がした。そのままトラックの運転手になり、毎晩飲んで、タイプラ>>続きを読む

綿の国星(1984年製作の映画)

-

自分の下の名前の元ネタらしい(母が大島弓子ファンだったため)
原作も今度読む

オカルト(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

どこに向かうのかどんな感情になればいいのかもよく分からずついていかされ、おっさんの顔のアップを執拗に見せられ、二人で笑いながら爆弾作り。楽しい
Hair Stylisticsの音楽や本人役で出てる黒沢
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どんどん混沌に向かってる
「そこまでやったら犯罪です」は笑うしかない
あえて言うなら時間遡行はちょっと伏線回収しに行った感が出すぎで若干テンション下がったかも

インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

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呪いで撮影中止になった作品のリメイクに参加した女優がだんだんおかしくなって‥‥みたいな粗筋の枠が一応あるが、起こってることを解する手助けにほとんどならない
引いた視点で全体の形を眺めて何かになってるよ
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バーフライ(1987年製作の映画)

3.8

ブコウスキーが脚本書いてて主人公もチナスキーだった
恋なんて二度としたくないという女性に対して「心配するな おれを愛する女なんていない」は痺れる、生きてるうちに一回はこんなようなことを言いたい

福田村事件(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「朝鮮人なら殺してもええんか」このタイミングでこの人の口から出てくるしかありえないってところで発されてて爽快だった

殺戮にしろ不貞やら人を騙すやらの日常的な不正にしろ、自分にはそういう選択肢しか無か
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.6

黙々と起爆装置を作る男たちがいい
運ぶパートに移ってからはそういう台詞の少なさもすごくかっこいいけど、さすがに前半はもう少しだけ入り込みやすくしてくれてもいいんじゃないか??と思った

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

当時、雑誌に載ってたコミカライズの方をなんの予備知識もなく読んでて、ロボひろしがオリジナルのひろしを見つけてしまう場面に衝撃受けたことをまだ覚えてる
オラのとーちゃんがロボになっちゃった!?みたいなノ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

CUREという単純なタイトルが、観た後は絶妙に厭な感じを受けるようになっているのがいい
催眠で根底の倫理観を変えることは出来ない‥‥という件があるけど、それが出来る人には出来るんだって話ではなく、殺人
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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最初の話は面白かったけど、あまりの情報量の多さに集中力が保たなかった(字幕)
筋を追いながら咀嚼しようとするのではなく、繰り返し視聴する中でそれをしろってことなのかもしれない
もう少し体の元気と心のゆ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ファンタジーが現実を直接どうにかしてくれることはないけど「目覚めたければ眠れ」、いいと思う
登場できなかった亡き妻(の役者)と顔を合わせる場面は妙に印象的
ちょっと前半なにを見たらいいか分からない時間
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

感覚的で抽象的な表現に、ここで実際は何が起きているのかと想像を刺激されて恐ろしいが、大筋は意外と難解じゃなかった
子供が子供を育てようとする描写は胸が詰まる。マリアが子ブタに対して行うことを通して間接
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ソドムの市(1975年製作の映画)

3.4

うんこに関してほとんど食ってるだけなあたりはやっぱり変態性の追求ではなく社会風刺作品なんだなと思わせる

事前に唯一聞いて期待してた「おまるチェック」の場面、まさか大方が使用されてない状態でのチェック
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

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幽霊は殴れないから人間をボコボコに‥‥

得たものは有効活用しようという態度がナイス

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

まったくもって怖いに決まってる状況
雰囲気はずっと良いけど、何が起きてるか分からない前半の方がどうしても面白いのは仕方ないのか‥‥

野火(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

とにかくイメージが鮮烈な場面を繋ぎ合わせたような映画なんだが、機銃掃射のシーンがあまりにも恐ろしすぎる!!
普通に直視してられないような箇所がいくつもある、グロくてというより怖すぎて‥‥

ワイルド・パーティー(1970年製作の映画)

4.0

たくさんの人物が出てきてひたすらセックスしてたと思ったら、終盤いきなり背を向けて走り去るような展開になり、最後はナレーターがかなり喋って良い話っぽくまとめて終わる(納得できない)というすごい映画

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