ShuichiIkedaさんの映画レビュー・感想・評価

ShuichiIkeda

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映画(440)
ドラマ(14)

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

コメディなのか、サスペンスなのか、ヒューマンドラマなのか、はたまた風刺映画なのか。
ジャンルを飛び越え、予測できない展開にドンドン引き込まれ、映画としてとても楽しめる内容だった。

ここまでこの映画が
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.8

前作にリンの物語が追加されたロングバージョン
前作も素晴らしかったがリンの存在が加わったことで、すずの内面に複雑さを与え、それに呼応して人間の持つ複雑さが加わったより素晴らしい作品になった

戦時下を
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.3

いやー、面白い!

それぞれの特徴をもったゲームのキャラクターに
現実のパーソナリティを持ち込むことで
ゲームの進行と現実の人間模様が相互に進んでいく感じが絶妙だった。

前作のファンタジー感をベース
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.8

原作にジャスミンの自立要素を強く入れて非常に成功したアラジンと比すると、
原作を忠実に再現している技術や映像美は見事だが、残念ながらそれ以上の感動はなかった。

ただライオンキング自体を見たのが数年ぶ
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グリンチ(2018年製作の映画)

3.4

5歳、2歳の子供と見た

キャラクターのかわいさ、
展開のわかりやすさ、
尺の長さ的にちょうど良い

逆に大人がちゃんと見るにはペラッペラで薄い

マグダラのマリア(2018年製作の映画)

4.7

まず率直に、あまりのレビューの少なさと評価の低さに驚くほど、個人的には素晴らしい作品だった

テーマはもちろんだが主演の二人に惹かれて鑑賞

聖書に関して造詣が深いわけではないため解釈などに触れること
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

まずはこれが実話だという衝撃
テクノロジーの発達と民度の上昇が人の命や安全を守るという意味で非常に重要であることを身につまされる

自分のアイデンティティを探す旅
両親との対峙
弟との対峙
など色々な
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.3

正直ストーリーに凄く惹かれるわけではなく
ツッコミどころもあるが
ライアン・ゴズリングの魅力を徹底的に引き出すことに成功している作品と思う

彼のプロモーション映像作品と捉えてみた方がいい

静けさ
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スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.7

個人の中における善悪のエネルギーの葛藤と、
それを人類がどう管理していくかという深淵なテーマを、
宇宙戦争を舞台として描いた壮大なストーリーがいよいよ完結。

細かくはまたゆっくり振り返りたいが、
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.8

最近、「わたしはダニエルブレイク」でケン・ローチ監督デビューをして本作鑑賞。

どちらも近代を支えている合理的なシステムの犠牲になってしまっている市井の人々の物語

本作は4人家族が中心となっているこ
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Guava Island(2019年製作の映画)

4.3

2019年150本目

人間の存在をぞんざいに扱ってきた既存社会に対する魂の叫び

シンプルで説明も少なく
非常に感情に訴えかける作品

時間も一時間弱で映画というよりも長いMVといった様相の新ジャン
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

4.5

「人生フルーツ」を見た後と同じく、
家事を、生活を大切にしようと心から思える作品

自然とともに生きること
自然が喜ぶ生き方、衣食住をすること

ないものを求めず、既に全て揃っていることを知ること
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

4.2

ずっと気になっていてやっと見た。

絵本を読んでいるようで、
とてもイマジネーション溢れる作品だった

今見るとCGはやはりぎこちないものの、
上映当時に見ていたら凄かったのだろうなぁ

時間軸が未来
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.6

評判良かったから見てみたものの、
原作知らないのでそこまで来なかったな

あくまで原作ファンからの実写評価が高かったというのがあるみたい

ただ役者が好きな人だらけで、
その人たちの若かりし頃を見れた
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ファルコン(1999年製作の映画)

4.3

シチリアがマフィアに牛耳られていた時代に
命を賭して立ち向かった判事たちの話

社会は生態系である
一つの事象を変えるということは、
それが一部として埋め込まれている生態系そのものを変えることなので、
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MERU/メルー(2014年製作の映画)

4.0

圧倒的な自然に立ち向かう人々の姿

自然との対比の中で人間という存在がとてもちっぽけに見える

とてつもない状況が起きた時に、
命を失ってしまう人と、
それでも生き残る人

果たしてそれは神の采配なの
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.2

貧しくても、日々楽しく世の中を生きる子供の視点から見た、魔法のような美しい世界が映像として展開される。

ただ、それは過ちで固められた脆い土壌の上に成り立った虚像であることが、だんだんと浮き彫りになっ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.7

ケンローチ監督、ずっと気になっていて初体験

この映画を見て浮かんだのは、村上春樹のエルサレム賞受賞時のスピーチ
特に以下の一節
「本来なら我々を守るはずのシステムは、時に生命を得て、我々の命を奪い、
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.0

映画というよりは映像作品

野菜炒めの料理シーン、
パパイヤのタネ、
桶で顔を洗うシーンなど、
なんともみずみずしくて、湿っぽくて、
なんだか見とれてしまった。

見終わったあと、強火で野菜炒めを作っ
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.5

「ひとよ」の出来事の、それぞれの捉え方

間違っていると認めてしまっては全てが壊れてしまうと思い、正義という真綿の鎧で自分を締め付けながら生きる長男

一見歪んだやり方がもしれないが、母の覚悟を受け人
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天気の子(2019年製作の映画)

4.6

2019年140本目

令和版の東京物語

小津安二郎の東京物語は近代化した東京というシステムに老夫婦が爪弾きにされる様を通して、近代化が人間性を奪ってしまうことに警笛を鳴らしていた。

一方で天気の
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“樹木希林”を生きる(2019年製作の映画)

4.4

想定していた仕立てと全く違い、なかなか興味深い作品に仕上がっていた。

前半の樹木希林さんの何気ない日常、
そこから出てくる深い言葉の数々に触れるのも良い時間だが、
後半、作品の作り手として、ひいては
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.3

タイトルとパッケージからすると完全にB級ホラーだが、

いやー、なかなか良かった

ストーリー展開にグイグイ引き込まれて、
メッセージも使い古されたものではあるが見せ方が秀逸で、
ビジュアルセンスも最
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駅までの道をおしえて(2019年製作の映画)

3.2

少女が死というをものを乗り越えて成長していく物語

個人的には祖父母の話や、
布施のおじいさんと息子の話に琴線が触れ、
少女と犬に対しては全く心が動かなかった

たぶん原作はいいんだろうな〜
ただいか
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.5

スウェーデン映画は初めてかもしれない。
まずは良くこんな映画を作ったな、という驚嘆

雰囲気はギレルモデルトロ映画

美しい自然、そこに溶け込む醜い主人公の調和した映像美がなんともいえず、
話の展開も
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

台風のため家族で
数年ぶりに

キキの魔法と、絵描きの女の子の対比など、すごく好きだなぁ

キキの成長と、その仕上げとして町がまとまっていくストーリーの展開とか、とにかく最高

となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.6

台風なので家族で

何年ぶりかに見たが、
改めてこの映画は凄い

何一つ無駄なシーンのないテンポの良い展開
日本の良き自然描写
子供たちの生き生きとした姿

子供ができてから始めて見たのでグッとくるシ
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.3

台風なので家族で

面白かった、アクションシーンも迫力あり

父親のノー天気な感じが大好き

子供たちと母親はギフテッドの子達の子育ての葛藤の構造に近いのだろうなぁ。

社会と彼らの構造はマンオブステ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.8

2019年130本目

終始暗く、結末どころか全編を通して救われる瞬間がない。ここまで救いのない物語はなかなか出会えない。
結果として、ジョーカーの誕生ストーリーとしてはこれ以上ないほどの最高の作品だ
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.2

なんという映画

ふとした出来事から始まる恐喝
手っ取り早くお金を稼ごうとする行動
人を衝動的に殺してしまうほどの湧き上がる怒り

一つ一つはどんな人間でもおかしてしまいそうな外れ具合の出来事だったり
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

4.5

リュックベッソンワールド全開

フィフスエレメントを見たときと同じワクワク感

作り込まれた未来の世界
次々と出てくる色々な宇宙人

そして世界を救うのは愛という恒例のメッセージ

銃を向けられても丸
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.4

全体に流れる緊迫した雰囲気や話の大筋、展開など良かったのだが、、、

いかんせん、雑なシーンが多すぎる
冒頭からそうだが、感情を揺さぶるための過剰演出によって、リアリティから離れて興ざめするシーンが多
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.7

テロの壮絶な現場を見事に映像化している

現場にいるかのような臨場感、緊張感、絶望感を味わい、終了後はしばし放心状態となった

犯人達が幼い青年であること、
無知が故に、貧困が故に他に選択肢を持たない
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.6

父を探す宇宙の旅を自身の内面の旅と呼応させ、身近な大切なことに気づく物語

自己正当化のために家族を遠ざけ、それでも近寄ってくる息子の愛を受け止めきれなかった父親にはグッとくるものがあった

テーマと
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