YutaroIkedaさんの映画レビュー・感想・評価

YutaroIkeda

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

前半はノーラン監督の不得意分野の人間ドラマ中心で正直退屈に感じたけど、後半の演出は流石の御家芸という感じで鑑賞後感は良い感じ。

新境地に挑戦しようとしているのは間違いなく、それは本当にすごい。

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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.0

映画というかライブとしてのスコア。
トーキング・ヘッズのライブはみんな楽しくなさそうな映像ばっかり見てたから、こんな楽しげなライブだったのかと驚いた。

ある男(2022年製作の映画)

4.0

一貫したテーマが様々な登場人物を通じて語られていて美しさすら感じた。
優良なミステリーであり、社会的なテーマを描いた作品でもある。

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.8

「この事件から学べることは?」「…」「わからない」というというセリフに集約される映画。評判悪いけど自分は結構好きだった。笑

バービー(2023年製作の映画)

3.7

多分アメリカで過ごしていたらめちゃくちゃ面白いんだろうなと思った。それでも日本人が見ても普通に面白いくらいキレとテンポが良い!

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

前編通して微笑ましく見れた(意外とキツイ内容も多いけど)。アメリカで生まれ育ってたらさらに倍くらい面白いんだろうなと思う。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

VFXはめちゃくちゃ良かった。特に海上戦のシーンは新しく感じた。
白組のVFX技術はシン・ゴジラの時と比べてもかなり上がっているのではなかろうか。

辛かったのは、人間ドラマパート。他の方も言っている
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.9

少し不思議なSFで笑えてほっこりする。「ドロステ」が好きな方はもちろんオススメ。
登場人物達がすごい速さでタイムリープに順応していくのがめっちゃ面白い。なんでだろう。「初期位置」とか言い出したところで
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くるりのえいが(2023年製作の映画)

4.1

染みた。

余計な演出、編集がなく、素材の味を活かすようなつくりだったのがとても良かった。
曲の制作過程に結構びっくりした。思い出したのは、ZAZEN BOYZの曲構成を伝える向井秀徳。「メンバーの負
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

名作B級映画が超A級クオリティで撮られたような映画。やろうとしていることはとても好き。でも、マルチバース系は単純に感情移入の仕方が難しい。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最初のアクションシーンはカッコいいけど、その後ずっと安っぽいドラマ(ごめんなさい)が延々と続く。設定や登場人物の背景や心情もほぼ長々とした説明台詞で無理矢理語られる。(ごめんなさい)
開始40分くらい
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

良かったところ
映像。もうジブリとして完成されていると思っていたけど、さらに進化していた。最初の火事のシーンとかおおっとなった。原画クレジットに「神しかいない」映画を初めて見た。音楽も神、素晴らしい。
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シングストリートと同じで歌の使い方がオシャレ。前から「書いた歌詞で浮気バレることありそうだよなぁ」と思ってたので、謎の納得感があった。笑
アダムの曲が「リミックスがウケ狙いすぎてよくない」みたいな場面
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AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

4.0

すごい作品なのだけど、批判を恐れずに、先入観なしの視点で見ると、アニメーション表現という観点では、100点中150点(伝説級)だけど、それ以外の要素は80点(佳作級)くらいなんじゃないかなぁとは思う。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.2

アニメ映画で超えられない壁なんじゃなかろうか。

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.8

もちろん高畑監督の作品ではあるが、それ以上にアニメーターの田辺修さんの作家性を非常に感じる作品。人間、特に子どもの躍動感が異常。細かいけど、あの泣き顔を表現できるのは田辺さんしかいないんではないか。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

シンプルな撮影が脚本の良さを味わうのに良い効果を出していた。タイムリープもので、まだやってなかったこんな切り口があったのかと感動した。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

エドガーライト監督のいつもの武器と新しい挑戦がブレンドされていてかなり楽しめた。

エドガーライト監督大好きなんだけど、大体4パートに分けた時に3つ目のパートでいつも失速するように感じるのは自分だけな
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

マスターピース感がある。サスペンスとホラーのブレンドが最高

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.7

「すごい」映画なんだろうなぁとは思った。しかし、良さは今の自分にはわからなかった。

香川1区(2021年製作の映画)

3.9

小川さんが特段何かすごいことをしてるわけではないけど、平井さん陣営がオウンゴールを決め続けて負けてしまった様子が描かれていて面白かった

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.6

サスペンスとしては面白かったけど、殺人犯の人間性の深掘りがあんまりなかったので、心に残る感じではないかも

犬王(2021年製作の映画)

3.9

ここ10年の湯浅監督の作品の中では一番良かった!アニメーション的には(絵的には)湯浅監督の世界観が120%出てたと思う。マインドゲーム超えを楽しみに待っている。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

結末までの流れが気持ちいい。流石アカデミー賞脚本賞。
地味に敵役の役者さんが良い演技してると思った。映画が陰鬱になりすぎないようにバランスを取ってる。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.2

全体的に設定とかプロットに違和感あるし、みんなセリフ棒読みだしで、うーん。
日本語圏以外の人が見たら棒読みとかわからないし、プロットも「そういう文化なのかな?」で納得できるのかも。

ちなみに原作読ん
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.6

古き良きハリウッド映画の概念そのものみたいな映画。これが定義と言っても良い。

映画好きな人でもそうでない人でも楽しめる。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.6

後半は面白かったけど、前半のお父さんのホラ話の再現をどういう楽しみ方をすればいいのかわからなかった。ティムバートン好きは楽しめると思う。

ユー・ピープル ~僕らはこんなに違うけど~(2023年製作の映画)

3.8

現代のリアルな人種差別問題をユーモラスに描いている良作。露骨な差別は明確に減ってきているけど、主人公の母親的な人は割といるんだろうなぁ。というか私の母親も少し似ていると思ってしまった。

キャラ違いす
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.5

映画単体で見たら悪くないとは思ったけど、映画と小説どっちがオススメと聞かれたら、小説と答えてしまうだろうな。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

リトルミスサンシャイン、ワンダー君は太陽が刺さった人には刺さるはず。はい、私がそうです。

終盤で1分弱くらい無音が続くシーンがあるんだけど、ここがホントーに良い。全映画のシーンの中でもトップ5に好き
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