いくつか興味深いことがあった。
一つ目は、イギリス特有の大丈夫それっていうような欺瞞作戦を堂々とかつ一生懸命やる国民性の面白さ ミンスミートとは挽き肉だから、チャーチルがこの作戦がうまく行った時の賛辞>>続きを読む
私たちは、歴史の中に生きていることを実感。昨日があり今日があり明日がある。
まあまあ。
役柄の設定もあるけど、年齢を重ねたジョディ フォスターを久しぶりにみた。悪魔は細部に宿るという言葉が残った。
職能としての建築家の在り方について、いつも問われるところ。金儲けを否定して、人間性に忠実な選択をして、それをきちんと評価してくれる賢く美しい女性が出てくるところは映画のいい部分。
エンジェルズのGMが>>続きを読む
事件の本質からは少し外れた愛憎劇になってしまったところが残念。
あまり期待せずに見始めたけど、結果的にはとても面白かった。権謀術数が暗躍する政治の世界だけど、なんらかの自浄作用が働く余地が残ってると信じたい。
何回か観てるけど、その度に希望を持つとか諦めないということの大切さを再認識。
ラクエルウェルチだと思ってたら、リタヘイワースだった。
したたかさには、知性と感性も不可欠だと思う。メンタルな強さも必要かな。
そしたら、男は、敵わない。
大好きなヘレンミレンが、ちょっとしわっぽくてかわいそうだった。
本筋から外れるけど、1日3回電話すれば恋人。5回ならイカれてるだけ。一回もしなければ夫婦という言葉に共感。
こんな絶滅危惧種みたいな人 もういないと思いたいけど。
セクハラの権化みたいな姿をしてる人もいないと思いたいけど。
今は、違うバージョンなのかも。
あと、久しぶりにnepotism 縁故主義という言葉>>続きを読む
ハンフリーボガードの古い映画だけど、時々私たちが忘れそうになる、自分たちや会社の社会での存在意義について考えた。
題名は知ってて、多分年代的に韓国のLUCK-KEYというのが、これのリメイク版だと思うけど、それを最初に見て、これを見た。何事も分相応にということなのかな。銀座のバーで客の値踏みするのにベルトと靴を見>>続きを読む
日本的平和な嘘の集大成。でもどこか安心するところが、自分も日本人。
サンドラブロックは、この時50歳代だと思うけど、やっぱり強い女の役がいい。
実際こんな人が隣にいたらちょっと疲れるかも。サンドラミクスとか言うかもしれないし。
映画が見せる世界が正しいかどうかはコメントできないけど、人が何に重きを置いて生活するかは千差万別、多種多様。いろんな人がいるから世の中楽しいのかも。
評価は難しいけど、いつの時代もどこの国でも、権力は腐敗するし誰の為に奉仕する立場かを見失いがちだと思った。
オリンピックのことも、少し時間が経って評価が定まるだろうけど。
コメディ仕立てで、イタリアの公務員制度を揶揄するんだけど、ある意味国情が不安定だと公務員が一番の安定就職先になるのは仕方ないところもある。
テスラ、ウェスティングハウス、エジソンこういう関係だったのか。
時代より先に行き過ぎてもいけないし、遅れてもいけない。
人道にもとる行為は糾弾されるとしても、何が正義か悩む。
それにしても脇役がいない作品だ。
薬にニセと本物、更には本物に、許可された本物と本物じゃない本物があること。なかなかコメントは難しい。
この映画を観て、役者とは何か、何が彼や彼女を一流としているのか、について考えた。
もちろんプロットは大切で、そもそも何かの示唆や感動や面白くなければ意味がないのだが、役者はそれに厚みを与えているとする>>続きを読む
お上品なフランス映画でかなり濃い評価。プロットは特に目新しくはないけど、終盤まで冴えないやつと見えてた男が急に頼もしく賢いやつに見えるのが不思議。
あるあるオムニバス。なかなか面白い。
友達から聞いた実話で、新郎だけが現れないのに結婚式を最初から最後までやった花嫁のことを思い出した。
きっとどこかのポイントで軌道を外れたんだろうけど。
スッキリする。欲望の包み紙が薄いから関東的にはお行儀悪いということになるけど。
時代的に昭和10年代の映画だし、満州とか731部隊とかの話だけど、時代への浅い理解と組み立てで、ちょっとがっかりした。
海外の人には分かりやすいかも。人道的正義、良心からの告発、夫婦の絆、逃避行、など>>続きを読む