いけっちさんの映画レビュー・感想・評価

いけっち

いけっち

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.7

作品は良かったのだが、NHKのシンエヴァ制作現場の取材を記憶していたので、『泥臭く無い、、、』が先に来てしまい、イメージの齟齬が違和感になってしまった、、、
リアルを伝えるものでは無いが、アニメの制作
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

サイコパスの人なんて普通に生きてたら防ぎようないし、怖すぎた
ある意味ジョーカーより怖い
不穏そうな所でちゃんと不穏で分かってても怖い
Fukaseさん が菅田将暉さんと小栗旬さんに挟まれても見劣りせ
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セブン(1995年製作の映画)

4.5

一言で言えば『嫌な映画』だった
モーガンフリーマンが素晴らし過ぎる
BGMとテーマ曲もいい

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

原作ゲームの舞台と名前を借りたゾンビ映画で
中身は別物だった。
キャラクターの外見が違うのはいいとして、性格や関係性も変わっているので、そういうものと割り切って見たけど、クリーチャーの再現度合い以外見
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

俺がずっと見たかったスラムダンクはこれ!
素晴らしい作品でした

劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―(2021年製作の映画)

4.0

天才 久米田康治原作テレビアニメの総集編プラスα劇場版
プラスαの部分がとても良く、テレビ版を見てても満足のいく内容
娘が産まれる前に干渉したけれど、今見ると感想がまた変わるだろうな

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

導入からオープニングのOAU「帰り道」、美味しそうな料理、二人の掛け合い、周りの人との交流と、ほぼドラマを映画の長さにしたと言っても良いと思う。
映画だからと特別大きな、ドラマチックな出来事は無いけれ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

JOKERのオリジン(原点)とも言うべき話になっています。が、JOKERは記憶混濁が激しく、何が本当の話なのか本人にも分からない、という設定もあり、この話も本当にオリジンかどうかは分かりません。ただこ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.1

なにこれ怖い
何言っても楽しみが軽減されるので、皆まで言わん。見て欲しい

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.9

独自の設定やパルクール、ガンアクションなどは流石の岡田くん、、、なのですが、顔が隠れてしまっておりファンの方は楽しみが削れるかもしれません。
人がワラワラ集まりすぎてしまっており、他対1のアクションに
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

3.9

由緒正しきジャンプ夏休み映画の最新作で最高傑作。
テレビ版を上回る戦闘の迫力と、原作の魅力、キャラクターの魅力を詰め込んだ上で、初見にも優しい作りになっている。
ゲスト声優の吉沢亮さんも素晴らしい演技
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.0

ハードな描写が多く、ロマンス(?)もあり濃密
洋画の様なカメラワークとアニメでなければ有り得ない描写が両立しており目が離せない

モビルスーツも重厚感、兵器としての描写もはっきり書かれている。夜の街中
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.0

漫画原作を下敷きにしつつ、現実路線にアクションを近付け、場面設定を変更している。
原作のキレイな絵柄に対して、実写では全体的に泥臭く戦っていたり、ゴミゴミとしたら明治初期の街並みも良かった。
香川照之
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

胸に刺さったいてた杭が取れたかの様な気持ち。
トラウマに近いものから好きと言える作品になった。
これからも、何度も見たいのでさよならは言えないのだけれども。
お疲れ様、エヴァンゲリオン。

悪の教典(2012年製作の映画)

3.0

前半のサイコスリラーはお見事
血の描写も鮮やかで殺し屋1を思い出した
後半は演出(トリック?話の流れ?)上仕方ないけど、殺し方がワンパターンになってしまっていた
緊迫感がずっと続くので疲れる
2度と見
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劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ(2013年製作の映画)

3.0

録画したものを観賞
お祭りモノだけどそれぞれに見せ場があり、それぞれのキャラクターのファンも見ていて楽しいはず。
物語の流れも鮮やかで、セリフ回しも展開も作者にしか出来ないオリジナリティがあり、作品の
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特別上映版 ワールドトリガー2nd シーズン(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2021/1に始まる同名アニメ二話分を先行して劇場公開したものとなる。アフトクラトル戦後、B級ランク戦の途中までとなっていた1期の続きであり、ガロプラ襲撃と並行してB級ランク戦が始まる所から物語がスタ>>続きを読む

劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

2.8

バックグラウンドの設定も作り込まれていて面白い、が、フルダイブシステムの後にARが流行るのはやや違和感が。
作品のファンに向けてのお祭り作品であるため、テレビシリーズ未視聴だと辛い。
(私は2期までは
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図書館戦争 革命のつばさ(2012年製作の映画)

2.9

言論の自由が国家によって規制されたパラレルワールドの日本の話。
テレビシリーズからの続きであり、見ておかないと置いていかれる部分がある。

ミリタリーと恋愛要素が混ざり合って見やすい。自由って何?規制
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.8

この作品の役者さんの演技は確かだし、実話の様なリアリティのある構成、謎解きの後に暴かれた謎に怖そうだと思う所もあった。特に最後は後味の悪さをしっかりと覚えさせて終わった。
ホラーが好きな人は楽しめるか
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーはいわゆる偉人映画のテンプレートをなぞっている。黎明期から頂点へ。頂点へ登った後に待つ闇。その後の再起。これらを脚色しつつフレディーマーキュリーを中心としたQueenの伝記。2時間余りの時間>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.4

90年代前半と思われる世界。(FF7の)ミッドガルの様な工場があり、川沿いにある町で暮らす少し歪んだ普通の少年少女の群像劇。恐らくは都内。SNS以前の世界。スマホはおろかフィーチャーフォンも出てこない>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

予告だけ見たらコメディだと思っていたのだが、(コメディタッチの部分もありつつの)黒人差別問題を背景としながらも、主軸としてKKKへの潜入捜査を行う犯罪捜査物で進む。

BLMとは何か。アメリカでは何故
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前半は溜めて溜めて後半に爆発させる様なストーリー。物語が急展開を見せる際にも、無い様に無理がなく、無駄が少ない。わざとらしい説明も余りなく、最後まで楽しめた。
一人の人間の中にある、暴力的な部分と家族
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「心を燃やせ」
鬼滅の刃の原作を最後まで見た人であれば、この言葉が最後まで炭次郎を鼓舞し、支え続けることを知っている。最も大事なエピソードの一つだ。

物語の結末まで知っている。それでも、煉獄の伝えた
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ノーランの映画(特にメメントとインターステラー)をちょっと前に見て、時間が逆行する事を頭に入れてから見たところ、すんなり設定を受け入れ、情報量の多さを捌いて物語に没入する事が出来た。復習をしなければ、>>続きを読む

鬼滅の刃 兄妹の絆(2019年製作の映画)

3.9

幸いにして私は鬼滅の刃の週刊少年ジャンプでの連載を、始まりから終わりまでリアルタイムで追いかけることが出来た。
地味で絵も見辛い話であり、連載が始まったばかりの頃は友人に進めてもピンとこないようであっ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

170分は長い。大学の頃の100分授業は苦痛だった記憶がある。
テーマを詰め、必要な描写を入れ、見所を収めると、どこかに間延びしたり不用な描写が含まれるものだが、この作品にはこれが無い。
派手なアクシ
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

幼少期からのエピソードを交えつつ、バンド結成から絶頂期に行ったネブワースのライブまでが、メンバー、ギャラガー兄弟の母親、関係者の言葉で語られる。
父親との確執、(才能を)信頼しながらもいがみ合うギャラ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.8

曲の使い所は上手いし、主人公のジャックがいい声していて、彼に寄り添った音作り、編曲によるライブは却ってオリジナルへの敬意を感じる。

誰もがBeatlesを知らないという設定以外、物語の流れとしては良
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

夢の世界を舞台にした、多階層構造の物語。
アクション要素、ハプニング、伏線と明らかになる全てが物語を盛り上げる。
没入感が強く、150分間と長いもので有りながら、最後まで集中して見る事が出来る。
一番
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.2

エヴァはシンジを持ち上げては落とすを繰り返す。「破」が山なら「Q」は谷になる。
2011年に起きた震災と原発事故後の誰も何も教えてくれない(みんな分からない)、鬱屈して余裕の無い状態をわざわざ再度体験
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

序での違和感が、明確に違いとなって映像に表現された。
アスカが背伸びをしない(加持リョウジとの初対面が水族館)、レイが前向きになっている、シトに取り込まれたレイを取り戻すシンジなど、前向きで爽快感さえ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.9

テレビ版と少しずつ違う部分がひっかかる程度で、戦闘シーンの迫力が増したというのが所見の時の感想。
しかし、複数回見るごとに、あるいは後続の作品を見てからの見直すと、イースターエッグや新しい解釈を得られ
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es [エス](2001年製作の映画)

4.0

立場が人を作るという事を最悪な事例で教える作品。事実が元というのがタチが悪い。
徐々に酷くなる看守の対応にヒトの怖さを見る。

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