ゆきのさんの映画レビュー・感想・評価

ゆきの

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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.2

"そこ"のみ、という「唯一」と"底"のみ、という「低さ」を感じさせる作品。
でもどんなところで生きていても人は生きる為に行動しなければいけないし、人それぞれの苦しみがあるよなあとしみじみ。
どうしよう
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影裏(2020年製作の映画)

4.0

丁寧かつ繊細に作られた作品だった。
大友監督のカメラワークや映し方は元々好きだけどまさに「影」を上手く映し出していて上手いなーと終始感じた。
影だけでなく火と水だったり、相対するものを映すことで無駄な
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

しんどかった...。けど面白かった。
昨日見たカラオケ行こ!のヤクザ綾野剛とは打って変わって、昔と今の裏社会の現実をリアルに描いているこの作品。
ヤクザと家族、というタイトルが終わってからが1番沁みる
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.5

こういう単純明快で楽しい映画が大好き
これを観た日から最近あまり食べてなかったチョコレートをよく食べるようになった
色々と言われているが私はティモシーシャラメの顔が大好きだなと感じる作品だった。
もう
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

5.0

面白かった〜!というより「観て良かった〜!」となる、そんな作品でした。
思春期の中学生とヤクザ、ファンタジーみたいな登場人物だけど何故かほっこりするところが面白い。
ただの贔屓ですが、北村一輝の組長が
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アナログ(2023年製作の映画)

3.8

久しぶりに二宮くんがまともにコツコツ働いている役で感動。歌声も聴けて嬉しかった。
恋愛だけにフォーカスせず家族愛や男の友情、カフェのマスターとの関係も丁寧に描いているところが素敵。
ただ小説を読んでい
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母性(2022年製作の映画)

3.5

愛の形は人それぞれ、娘への愛、母への愛も人それぞれ。ただ見ていて心臓を抉り取られる感覚になった。
私にはない感情だけど、母も娘も「分かる感情」が描かれていたのが大きいかも。
胸糞は悪いけど1人で見るに
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

-

親であること、子供を育てることの大切さをひしひしと感じた作品。
上手く途中に匂わせるような描写をきちんと入れていてあれはなんだったんだろう?の回収が上手い。全員素晴らしいんだけど市村正親がグッときた。

ホワイト・ホット アバクロンビー&フィッチの盛衰(2022年製作の映画)

-

大学時代あんなに憧れていたアバクロの歴史を知って結構衝撃を受けた。
ファッションでこれだけ世界を動かすような事件が起きるってのも大手ファッション企業だからこそだよなーと。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

-

いやそこまでしなくていいんじゃない?とか、いやこの描写は...というものを敢えて入れることで「他の家族の話」として感情を移入してほしいのかなと感じた。
血の繋がり、愛、色んな形があるよね〜という。母親
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.8

ずっと見たかったのでようやく鑑賞。
フィクションじみた脚本ではなく、近隣住民の気持ちも分からなくもないテーマで描いているのが非常にリアル。
描き方としては完全に悪者だけど実際に自分が同じ状況だったらど
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.1

とんでもない胸糞映画を見てしまった。ただここまで胸糞悪いと思わせるほどこの家族にのめり込んでる自分がいたよね。
子役も凄いし、田中圭も狂ってる。土屋太鳳がこの役断った事があるのは納得。
あー胸糞悪い。
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

5.0

役者・北村一輝の真髄を見た。沈黙のパレードというタイトルを考え原作を書いた東野圭吾、そしてこの作品を映画化しようとした製作陣に感動。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

-

沈黙のパレード公開前に見たくて10年以上ぶりの鑑賞。時が経ってもこの作品の素晴らしさは色褪せないし、歳をとって見るとより沁みるものがあった。
松雪泰子の儚さとなによりも今まで見た堤真一出演作品で一番の
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望み(2020年製作の映画)

-

いやー、分かってはいたけど重量感ある作品だった。
それぞれ混ざり合ってぶつかり合って、父親として・母親として・兄弟としての「望み」がある。
全員が全員同じ思いとは限らないんだよな、それが悪い事ではない
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告白(2010年製作の映画)

-

こちらも公開当時見に行ってぶりに鑑賞。
当時は15歳で学生だったのでまた捉え方も違って楽しめた。社会人になってから見るといかに学校という世界が狭いのかも分かるので学生たちがより幼稚に見えた。
松たか子
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

-

公開当時映画館で見ていて久しぶりに見返した。
邦題のセンスがいいよね、日本人の掴み方分かってる。
当時とはまた作品に対しての感じ方が違うなーと面白く見れた。
すれ違いの連続、男女の友情は成立するのか?
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暗殺教室(2015年製作の映画)

2.7

あれ、暗殺教室ってこんな感じだったっけ...というのが正直な感想。
原作リアルタイムで読んでいた以来だけど話の内容は覚えているものの、実写映画にするには若干物足りない箇所が多いかな...。
二宮くんの
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

柳楽優弥の時点で期待大!だったが予想以上に良かった。
現在とビートたけしの漫才をやっていた時代を知らない私にとっては本当の話なのか?と思ってしまうくらい半生にびっくりした。
キャストそれぞれの人生が見
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

-

気になってた作品。
どうしようもないダメなヤツ、ではないけどどうもパッとしない主人公。
浮気だったり色んな積み重ねで全てが崩れる事を最初は分かっていなくて、後から気づくタイプね。女性が一番無理なやつ笑
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

-

普通ってなんなんだろうなー。型にはまって生きていく事が普通とも言えないし世間の目を気にして生きていく事なのかな。
それなら私もきっと2人と同じで普通ではない生き方してるな、それでいいやと思えた。
小泉
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

-

やっぱりコンフィデンスマンはどの作品もどんでん返しが痛快で面白い。
あと生田絵梨花ちゃんの演技をきちんと見たのは初めてだけど素晴らしい!あとかわいい。
それぞれの「英雄」という言葉の受け取り方が違くて
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映画 少年たち(2019年製作の映画)

-

なんで映画化したのか分からんけどこのトンチキ感が素晴らしい

セブン(1995年製作の映画)

-

ミルズとサマセットの対照的なキャラクターが良い。
サイコ的であり緻密な計画をしていた犯人だが動機がクレイジーなところがまた人間らしくて面白かった。
最高の胸糞映画とはこの作品のこと。また時間を空けて見
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ラストレター(2020年製作の映画)

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岩井俊二のlove letterをかなり昔に見たことがあるのでずっと見たかった。
初恋、手紙、夏。嫌いな人はいない思い出が全部詰まっている。
SNSが盛んな今だからこそ、手紙の大切さを感じる作品。
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新聞記者(2019年製作の映画)

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素晴らしかった。流石日本アカデミー賞の常識を変えた作品なだけある。
ラストシーンの松坂桃李の演技は思わず息を呑んだ。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

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見なければ良かったけど見て良かった。
子供を産む事、命を責任を持って育てる事とはなんなのか。美しいだけではない、生々しい描写ばかりで苦しかった。
ただ、いずれ子供を授かりたいと思う人は一度だけでいいの
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天気の子(2019年製作の映画)

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最近雨が多すぎて公開時ぶりに見た。
当時札幌で見たので流行りの曲だったり都会の街並みが恋しくなったり作品の内容はもちろん景色に魅了されてたけど、東京に戻ってきて少し経って見ると「懐かしいな」という気持
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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エヴァンゲリオンにも、ヱヴァンゲリヲンにも終わりはないと思っていた全人類に終わりを提示した作品。
14歳の少年少女の物語をこれだけ緻密に作り上げて乱雑に丸めたと思いきや優しく空に投げておしまい!と言え
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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よくこれを見させられて9年も待てたよなあ。偉いよ、自分。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

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加持リョウジが好きで堪らない私には最高の作品。思えば「新劇場版」として視聴者が見始めたのはここが始まり。でも実は序から少しずつボタンをわざと掛け違えてた庵野監督は凄い。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

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当時観に行ったけど2007年にこれが生まれていたと思うと今でも鳥肌が立つ。原点にして頂点だと思う作品。

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

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この作品をNetflixというサブスクリプションで見る事に申し訳なさを感じた
人との繋がりは、コミュニケーションは世界の様々な「モノ・コト」で出来ているんだなあとしみじみ。

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

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予告との印象のズレがいい方向にいってない気がしたのと、男性にはなかなか理解出来ない見せ方とかが多かったけど
人間それぞれ苦しい過去とかはたから見たら何ともないと思う事も嫌だと思う経験ってあるよね...
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