imaponさんの映画レビュー・感想・評価

imapon

imapon

映画(1177)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

昔からハンデキャップを抱えた人が努力で何かを成し遂げる作品が嫌いだった。せっかく五体満足に産んでもらったのにこのていたらくが嫌になるからね。最近は達観の域なので比較的観られるようになった。
しかし、こ
>>続きを読む

マタインディオス、聖なる村(2018年製作の映画)

3.4

先住民の慣習とカトリック信仰。
ペルー山岳部の村での人々の営みが静かに粛々と映し出される。ドキュメンタリー調だが登場する村人たちへはかなりの演出が施されているようであざとささえ感じるけれど映し出される
>>続きを読む

暴漢処女を襲う!(1979年製作の映画)

3.5

朝霧友香の処女箱入り娘がとても合っていた。
益岡徹、貧乏苦学生はマメに働く使える男
それだけで十分モテそうだけど品性教養のない非モテ暴漢魔。
母親乱孝寿もその肉体にエロエロ目線
もっとよろめき誘惑を期
>>続きを読む

感じるんです(1976年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

じゅんちゃんが私に与えた偉大なる影響。
♪ぼくが高校2年の夏 じゅんちゃん君はポルノに出てた♪

「赤い淫画」「愛獣シリーズ」で人気を博した泉じゅん(勿論わちきもお気に)のスクリーン・デビュー作。19
>>続きを読む

叛逆のサウンドトラック(2024年製作の映画)

4.5

Jazzがサントラとして使われる映画はだいたい良いに決まってるのだが、これはコンゴ独立、植民地からの解放、国連の動き等を追うドキュメントで邦題に相応しい。
素材編集がオシャレカッコいい中、音楽と政治の
>>続きを読む

8番出口(2025年製作の映画)

3.5

帰ると珍しくバカがTV点けて見てるから「何見てんの?」と聞いても答えてくれない。着替えしながら眺めてたら「あー、これ噂の8番出口ね」と理解。
ゲームが元なんですね、どーりで。
無人の地下通路(白タイル
>>続きを読む

泥だらけの純情(1977年製作の映画)

3.0

三島谷崎ならいざ知らず百恵友和、自分は普通見ない。たまたま目にしたら共演者に泉じゅん、原知佐子、緑魔子とあったので。
何と言おうかクソダサいのは時代性か?50年代60年代の日本映画観てたらやってらんな
>>続きを読む

裁くのは俺だ(1953年製作の映画)

3.6

20代の頃読みまくってたミッキー・スピレイン
映画になっている物は見ておきたい。
原作読んだのが遠の昔で内容憶えちゃないが、見ていて少しづつ思い出せた。
私立探偵マイク・ハマーは頭で考えてるより手が出
>>続きを読む

新未亡人下宿 いろ色教えます(1977年製作の映画)

3.2

山本晋也の未亡人下宿シリーズ
当時あまりのくだらなさグダグダギャグに成人館でこんな物見せんなよ、と憤ったもんだが、若気の至り気持ちの問題。
今にして見るとなんとも味わい深いね。滑り気味のギャグや久保ち
>>続きを読む

スケバンマフィア 肉刑(リンチ)(1980年製作の映画)

3.7

横浜舞台にセーラー服カワユイ倉吉朝子と大崎裕子がウラバン感覚高校生売春。スケバン・マフィアのグランマと呼ばれる女、意外と普通な女な渡辺とく子(センセイみたいな説教するの良い)親衛隊長がジャンプスーツの>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.7

18年前に観た、大好きなダーク・ファンタジーを久々に劇場鑑賞。初回は何の情報も無しで観て大喜びとなったが、その後カルト作品てして数多な解釈などを読んで。それでも18年という年月は十分新鮮に楽しめる。>>続きを読む

ゼロへの逃避行(1950年製作の映画)

3.6

自殺未遂で搬送された女、フェイス・ドマークは覚醒すると刷り込みの如く医師に恋する。医者の方も大事な看護師の彼女が居ながら女と恋に落ちるって何ですか。
娘さんを下さいと父親を訪問すると「娘と呼ぶな、私の
>>続きを読む

シラート(2025年製作の映画)

4.0

衝撃。
映画の死亡フラグってなんなのさ。
レイバー、重低音ビートに身を委ねトランスしたかっただけなのに。
「世界なんてとっくに終わってんだよ」

サウンドと絵がとても良く劇場で観てこそなんだけど、冒頭
>>続きを読む

月下の銃声(1948年製作の映画)

3.6

牛たちに野営崩された日には
この町で一番の良心はミッちゃんだと思う
救われていくミッちゃんのpsykhe

西部 夜の銃声 月明かりとか

Ah Ah Ah Ah

アホな事はそのぐらいにして、久し振
>>続きを読む

過去を逃れて(1947年製作の映画)

4.5

単純最凶悪女のジェーン・グリアも恋人のヴァージニア・ヒューストンも目の覚めるような美女であるけれど、それはあくまで比喩であって体調から半睡鑑賞となってしまった😢
ただでさえ複雑な物語は半睡では厳しい。
>>続きを読む

恋愛相談 おクチにできないお年頃(2021年製作の映画)

3.5

あけみみう等バリ若とともに不思議JD役のしじみが良いのだ。JDにしか見えない。裸やからみもガッツリで若手に負けてない。ただせっかくのキャラもヒロインたちの抱えるモヤモヤへの作用が少ないまま急遽退場が惜>>続きを読む

JOTARO(2026年製作の映画)

2.6

潤一郎ラビリンスで読んだのはかれこれ20年くらい前だが、BL、借金、放蕩、マゾと来て意味不な着地が気になる変な作品だったと記憶する。

谷崎潤一郎生誕140年との事で「饒太郎」を原案として現代に舞台を
>>続きを読む

発禁 肉蒲団(1975年製作の映画)

3.8

日活ならではの本格江戸艶笑モノ。
原作は中国の戯作なんですか。
そこに大和屋竺が竿師な鼠小僧と義賊殺人鬼鼠小僧という二人の鼠小僧をからませる。
美人といえばすぐ手を出す女たらしのくせに短小コンプレック
>>続きを読む

不貞の女(1969年製作の映画)

4.6

突如訪れる殺人シーン。計画?いや衝動と受け取りたい。白昼大胆な死体遺棄ドライブ。「女鹿」の看板が映り込む。もう事故るのよね。事故った相手が「女鹿」のあいつ。しかも着てる服まで一緒で登場してくるから嬉し>>続きを読む

肉屋(1970年製作の映画)

3.8

終盤のサスペンスも十分見所ではあるが、全体を通してサスペンス要素よりもロケーション、シチュエーションの秀逸さに目が行く。
フランスの田舎の結婚式、葬列、田舎の小学校、その小学校の上階に住まう村一番の美
>>続きを読む

カルメン純情す(1952年製作の映画)

3.6

前作好評に付き続編、て、いきなりモノクロになってやがるw
男に捨てられシングルマザーになった朋輩のために子どもなんて邪魔だと上流階級の家の前に捨て子するという底抜けバカならぬ鬼畜の所業のリリィがそこの
>>続きを読む

カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)

3.5

当時の田舎の価値観が面白くもあり好ましい。牧歌的で良いね。
お父ちゃんの心情吐露が泣けるね、絶対おきんには言うなよw大工調べ与太郎の啖呵ならぬ笠智衆校長の背負い投げ。
盲目の田口さん(佐野周二)が作っ
>>続きを読む

女鹿(1968年製作の映画)

4.6

これは凄い物を見せられてしまった。
レズや3Pになりそうで、性的表現は排除しているけど、まあなってる。
ブルジョア、フレデリック(ステファーヌ・オードラン)のファッション出で立ち佇まい、自己中的奔放性
>>続きを読む

結局珈琲(2025年製作の映画)

3.6

あそこに行くと必ず居る常連さん、互いに話かける事は無いけど存在は互いに把握してるはず。こっちはこっそり渾名なんか付けたりしてるけど、向こうだって俺に酷い渾名付けてるかもしれないな、なんてどうでもいい事>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

4.0

君に渡されたフレーズで
呆れる程に腰が砕け
多少目眩をもとめてるぅ♪

多少どころか20年来、劇場で鑑賞する事を求め、レンタルや配信を一切我慢してきた本作をやっと処女鑑賞する事が出来た。

高所恐怖症
>>続きを読む

佳人(1958年製作の映画)

3.6

芦川いづみが小児麻痺の薄幸の少女を演じる。
前半の回想シーンが長くて、子役の女の子もとても可愛らしいんだけど、早く大人になって芦川いづみ出してくれよと焦らされる。
豊岡の小児麻痺児つぶらちゃんは母の読
>>続きを読む

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

3.8

ブニュエルの「クレダマシ*」はラップじゃなくてテロ。
ブルジョア中年オヤジが若い女に夢中になって翻弄される話の背景として時折出て来るテロリストの破壊工作ってのがヘンテコで良い。

やらせてくれないと涙
>>続きを読む

ブゴニア(2025年製作の映画)

3.6

エマ・ストーンはさほど好きな女優さんでは無かったけれど、ヨルゴス・ランティモス監督のおかげでどんどん好きになるな。
今回の演技も良かった。

そんなわけでこのコンビの新作いそいそと劇場へ。
昔から陰謀
>>続きを読む

主婦マリーがしたこと(1988年製作の映画)

3.6

初クロード・シャブロル
シロート・シャブロル脚本の映画は沢山観てるけどね。
今特集、未見のユペール様5作品もあったのに結局観れたのはこれだけ。
ナチ占領下のフランス。処刑された実在の主婦ありとの事。
>>続きを読む

愛のごとく(2026年製作の映画)

2.6

原作未読なれど山川方夫は好きな作家。
けれど本作は厳しかった。
出演の古屋呂敏と緊縛組の吉岡睦雄・佐藤真澄以外の役者の演技演出が気色悪くて無理だった。
よくよく考えると主演の宮森玲美は面倒臭くウザく気
>>続きを読む

ペキ・ペキ・ペキ(2025年製作の映画)

4.0

Theティバの明智マヤが音楽してるというので観てみたが、中盤思ってた以上に明智マヤの映画になっていてとても良かった。
シュールなキャラクターによるシュールな会話の先には何があるのだろうと不安にさせてお
>>続きを読む

四畳半青春硝子張り(1976年製作の映画)

3.5

熊本出でスーパーで働く少女(新人・永島瑛子)と盛岡出の自動車修理工(新人・原真也)の半同棲青春に過去に青年と訳ありで盛岡から友人の結婚式で上京した人妻(真木洋子)がからむ。
永島瑛子の初々しさと無駄に
>>続きを読む

罪人たち(2025年製作の映画)

3.6

ラジオで町山智浩の音楽的解説を聴かずに観てたら単なるブルースブラザースとフロム・ダスク・ティル・ドーンの二番煎じしゃないかと思ってしまうだろうし、町山智浩の解説を聴いてしまったら、何だこれ、ブルース・>>続きを読む

Muto(原題)(2008年製作の映画)

4.8

これはWeb上で何度も繰り返し見ていた作品。PCでなく劇場のスクリーンで見る。それがどうした?

ブエノスアイレスの街の様々な壁面を舞台にしたグラフィック・アニメーション。入れ子構造のシュールアニメで
>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.7

「ハイパーボリア人」が刺激的で良かったチリの二人組。

私の目は私の身体を離れて74分間この不思議な時間に入っていきました。
今まで観たストップモーションアニメで一番衝撃的で好きだったのが「MUTO」
>>続きを読む

ハイパーボリア人(2024年製作の映画)

4.8

チリの政治的な物が題材というくらいの情報しか入れずに観たらスゲかった。実写、アニメ、人形、影絵を駆使した映像は演劇的で諸々を動かすタイミングの妙に痺れた。難解な上、G・マルケスのルポ読んだくらいじゃ到>>続きを読む