imaponさんの映画レビュー・感想・評価

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しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.8

12年ぶり鑑賞。やっぱり面白い。
アカデミー賞取った韓国映画に負けない旧作邦画は、若尾文子と山岡久乃の存在に尽きると思う。
主役は一応、若尾文子なんですね。
若尾文子の会計係りは生きるため自らの弱さを
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美姉妹肉奴隷(1986年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ふ美姉妹が男に肉奴隷にされるお話ではなく美姉妹が男を肉奴隷にするお話でした。

監禁物として緩る緩るで、なんだかなぁと見ていたが、終盤の逆転展開はかなり痛快。

黒髪ロングの美貌、赤坂麗はバルコニーの
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婚期(1961年製作の映画)

4.3

麗しい言葉と所作の上に成り立つ極上のコメディ。特に和装の京マチ子、若尾文子、眼福。

嫁(京マチ子)と小姑二人(若尾文子、野添ひとみ)に離婚して自立している長姉(高峰三枝子)さらに末弟の彼女、婆やの孫
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赤線地帯(1956年製作の映画)

3.9

公娼群像劇として出来すぎ。
女優陣‼
賢明なるやすみ(若尾文子)の男を騙すちゃっかり処世術。
ミッキー(京マチ子)登場のカッコ良さったらなく、キャラもいい。家庭事情が見えて好感度も上がる。
薄幸な眼鏡
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青春残酷物語(1960年製作の映画)

3.8

常にカッコいい構図、究極の画角。
常に夕陽のような照明に映える天然色。
松竹ヌーベルバーグの真髄。

時代、世代
姉・久我美子と僅かの差でも時代が違えば青春も親の干渉度も違う。自分等とも違うし今の子等
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.1

まさにお好みのやつ。前作「へレディタリー」後半の祝祭感が好きだったがそれが拡大されずっと続く感じ。前作より怖さが少ないのは良くもあり物足りなくもあるが.....

白夜夏至祭の儀式美。グロまで美。これ
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川下さんは何度もやってくる(2014年製作の映画)

3.9

このモテない男都合目線のロマンが堪らなく愛おしい。
今岡信二監督の実体験を元に。それぞれちゃんとモデルが居るんだと。

自死から復活する川下さんはウザくて面倒臭くて女とストレートにセックスしたがる。憎
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

起承転転結と普通に面白かった。
承に当たる底辺家族が上流家庭に雇用されていく件は冒頭に自動消滅テープでの司令があったのかと思うほどだし、地下室発見後の衝撃楽し。

ラストが弱い気がしたが、父が「計画を
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鉄輪(かなわ)(1972年製作の映画)

3.3

能の「鉄輪」を原典とする作品で新藤兼人白塗りヌーベルバーグ。
謡いのところでどうしても睡魔に襲われ、けたたましい電話のベルあるいはフラワー・メグの喘ぎで覚醒するという連続。
裸の先駆者フラワー・メグの
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.6

ついに構想30年に及ぶテリー・ギリアムのドン・キホーテ。完成したのは目出度い。とは言え自分が「ロスト・イン・ラマンチャ」を観て構想を知ったのは10年前だけどね。いづれにしても、だ。
映画はテリー・ギリ
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鬼の棲む館(1969年製作の映画)

3.7

新珠三千代、渾身作。全裸哄笑に天晴れ。
対する粘着質の高峰秀子、聞く耳ないこっちも怖いぞ。
間に挟まる勝新がピュアそのもので可愛い。チャーミングな役者を改めて感じる。
無明(佐藤慶)と愛染(新珠三千代
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性の起原(1967年製作の映画)

3.7

メンタル病んで職場での立場も悪くなり性も衰え行く父とこれから盛んに登って行く息子。
小心者の父・殿山泰司は出来すぎのしっかり女房・乙羽信子が着いていて悲壮感はなく乙羽信子の存在感が強すぎる。

砂丘砂
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鬼婆(1964年製作の映画)

3.8

原始。剥き出しの本性。
ロケの芦原が芸術的な印象高める。
中盤以降、姑の乙羽信子が鬼面を付けこのタイトルだが最初から充分鬼婆。無口な嫁・吉村実子も負けずにいい顔してる。佐藤慶、あっけなかったな。

みぽりん(2019年製作の映画)

3.6

チラシアートが良くて気になってたやつ。やっと観た。
まずオープニングテーマがとても良い。

アイドルとは何か?
地下アイドルのセンター優花(津田晴香)は音痴でまるでダンカンの娘のようなLook。みぽり
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どれいちゃんとごしゅじんさまくん(2008年製作の映画)

3.6

今となっては古めかしいセーラー服の持田茜(現しじみ)ちゃんのパンチラ、ノーパンチラが楽しめる。ただそれだけで嬉しい作品かと思いきや、流石に城定秀夫はくだらない中にもこちら側を楽しませるお方。ライトなエ>>続きを読む

(1960年製作の映画)

4.3

丹羽文雄の文芸メロ
こんなにも可愛い京マチ子ってあるんだ?
純真無垢でも汚されてしまう京マチ子の選択が・・・
可愛いだけに悲しすぎる。

浄瑠璃寺でやっと接吻交わしてからの展開が不憫で。京都の街へ出た
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(1941年製作の映画)

3.6

東北地方の四季の中、貧しい農家の娘とお馬の親子の交流をドキュメントタッチで丁寧に丁寧に綴る。
馬と少女(少年)の交流は絵になるし、ほっこりする。

東条英機の提供で一種の国策映画だが、そこはあまり気に
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春の戯れ(1949年製作の映画)

3.8

情愛に次ぐ情愛。
特にテロテロ三島雅夫がエロ爺ぃかと思いきや、越後屋史上最高にいい人でびっくり。

ツングースカ・バタフライ-サキとマリの物語(2018年製作の映画)

3.9

亜紗美姐さんの引退作。
彼女の歯磨きシーンで幕開けだが、キレキレのアクションが背景にあるからか、この人、ホント絵になる女優さんだなとあらためて思う。
悪役どもを武器いらずで殴り蹴り倒す亜紗美の勇姿をし
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生まれながらの悪女(1950年製作の映画)

3.8

田舎から1日間違えて(今にして思うとわざとか?)やって来た美人のお嬢さんクリスタベルが可愛い顔して掠奪、二股と悪女の限り。ぶりっ子悪女。最終的にミスを犯して二人の男を失い失脚するが、ぜんぜんカラッとし>>続きを読む

静かについて来い(1949年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

犯人探しに似顔絵ならぬ人形。しかものっべら坊。
刑事がダミー人形に座興で話しかけてたら本当に動く不気味さ。
のっべら坊の人形に眼鏡描いてみたり。
四流雑誌の美人記者が取材に食い下がるが刑事がからは相手
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寝てるときだけ、あいしてる。(2014年製作の映画)

3.7

登場人物それぞれも映画自体も何ともうざ可愛い。
恋人同士の生活を覗き見するようで、なんだか引くな、と思っていたがいつのまにか引き込まれた。これは病み付きになるヤバい奴かも?
二人きりの時あんなふうに甘
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残酷異常虐待物語 元禄女系図(1969年製作の映画)

4.1

まさしくキング・オブ・カルトの本領発揮オムニバス。シリーズ中で最も変態エログロ度高いのでは?

1.純真可憐な橘ますみの町娘がコロッと騙され廓に落ちてリンチに合う。変態度はまだまだ序の口。

2.葵三
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恋と太陽とギャング(1962年製作の映画)

4.0

ギャング連中が皆一様にかあちゃん思いの愛妻家。丹波哲郎も一度は裏切った三原葉子に優しい言葉。恋の映画だなぁ❤
丹波と三原の箱形ブランコシーン好き。
一応主役はどもり気味の高倉健なんだろうが、江原慎二郎
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FOR REAL-戻らない瞬間、残されるもの。-(2019年製作の映画)

4.9

戦力も整ってきた。チームの雰囲気も良くなってきた。それでも優勝に届かないのがベイスターズ。戦力の旬がとても短い事は痛いほど見てきた。この戦力で今のレベルのセ・リーグで優勝出来なかったらいつするの?筒合>>続きを読む

私の名前はジュリア・ロス(1945年製作の映画)

3.2

監禁物で設定とか面白いんだが、脚本が何とも御都合主義的で犯行も手がこんでる割にあまりに杜撰。それでもテンポの良さと尺の短い身軽さでそこそこ楽しめた。
オープニングの雨のシーン良かった。

明日に別れの接吻を(1950年製作の映画)

3.6

ギャグニーの凶悪で頭が切れるモテキャラ。もっと若い頃のギャグニーを見たくなった。
ヒステリックなバーバラ・ペイトンとのモーニングコーヒーのシーンがガッシャンガッシャンと最高。終盤でシャンバンボトルでリ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.9

これは個人的にあかんやつ。最低でも3回は落涙抑える事できなかった。
エンドロール最後まで見る意味に涙目赤目を整える意味がある事を初めて知った。Netflix解ってるか?!

でも、これを今年の1番にす
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ジャズ娘誕生(1957年製作の映画)

3.6

こういうタイトルの映画は、ホントは新倉美子主演で撮って頂きたいと思ってたが歌唱の力、イモっぽいと思ってた江利チエミがカッコ良かった。大島からのお上りさん設定も功奏。
裕次郎はこの時代ならでは許されるカ
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裏町のお転婆娘(1956年製作の映画)

3.9

みなし児の幼い子供たち使って泣かせに来るの苦手だけど、菅井一郎の挨拶は素直にグッと来た。
それにしても豪華ゲスト迎えてのエンタメショーが素晴らしく良い。
江利チエミのセシボン絶品。
高英男の歌で、月丘
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ドラムと恋と夢(1956年製作の映画)

3.8

芦川いづみ特集でこれをかけた新文芸坐に感謝。いづみさん目当てじゃなきゃ見逃しかねない一本。
芦川いづみは老けメイクの眼科女医北原三枝の横に佇む看護婦としてチラッと。

中編ながらフランキー堺の粋な所作
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.8

エンディング曲契機で映画観るのは初めて。映画も良かった。
婆臭い歩き方の澪(松本穂香)がシャンと歩き去るまでの成長描く。
山村暮鳥の詩。
詩的で美しい映像を観れば明らかに監督が好きなSSRにエンディン
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タイム・アバンチュール 絶頂5秒前(1986年製作の映画)

3.8

近未来SFというのは撮っておくもんだな。1986年から2001年へタイムスリップする物語を2019年に観る楽しさ。答え合わせ要素でもずいぶん楽しめる。
第二次関東大震災によって高層ビルが全くない東京の
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トップ・ハット(1935年製作の映画)

3.9

毎度の事ですがジンジャーを口説くフレッド。言葉じゃ全くつれない。甘い歌、まだまだ。タップ&ダンス、一気に落ちる。最高かよ。
コメディーてしては脇が強力。
エドワード・エヴェレット・ホートン、エリック・
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死にたくなるよと夜泣くタニシ(2019年製作の映画)

3.6

女優・和田光沙と原作・アニメ・音楽の大場一魅の才が迸る意欲作。

拗らせた腐女子映画。R15でも、やはりピンク映画であることの制約が欠点となっているように思うが、この企画をピンクでやった事によって、「
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かわいい女(1959年製作の映画)

3.6

中原早苗の可愛い女、綺麗な女、強かな女、怖い女、憐れな女、くるくる変わる表情が楽しめる。
時代だからね。新婚初夜の初々しさで、まだ子供みたいだ、なんて金子信雄とニヤけてると、これが飛んでもない事に。そ
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