コロナ禍で公開直前に締め出しを食らって、以降ずっとディズニープラス独占で歯がゆい思いをしてたのもあり、こうして劇場で観られることに感謝、感謝。
ジャズを全面に押し出した作品として期待していたのですが>>続きを読む
ともかく、見てみないことには始まらなかったので、ちゃんとこの国で観られることにまずは感謝を。
何がホントで何が誇張かわからないくらい盛られまくってた前評に対し、実際に見てみれば「そこまでヒりつくほど>>続きを読む
ほとんど風評だけでふらりと観に行って「おげぇ!」となりました。なんで主演のひとりにあの、あのちゃんを!? と思ったのですが、開始してしばらくで納得。これは彼女のキャラクター考えるとベストキャストか。>>続きを読む
色んな意味で映画館で観るべき映画。大スクリーン、大音響で浴びると気分はもはやアトラクション。
IMAXで観る画面いっぱいの砂漠はとても美しく、ハンス・ジマーの腹に響く重低音が満足度お高め。
そこは文>>続きを読む
スーパーバトル退魔アクション巨編。ようやっとアマプラで鑑賞。
色々伝え聞いてたのでなんとなく話としては知っていたのですが、言うほど暴力性はないし、むしろアモルト神父は全編通してジョークを介して人当たり>>続きを読む
面白かったんだけど、マシュー・ヴォーン監督の作品としてはなんとなく食い足りないこの感じ。もっとこう、悪趣味な死とかじゃあくな敵役とかないの? って感想がまず出てきちゃった。
いやいや、そんな都合の良>>続きを読む
質実剛健。元々相当豪華だったテレビシリーズ以上の華はないけれど、本作の強みを最大限活かした秀作でありました。
本編でははたらく大人の物語が中心で、家族としてのエピソードは数えるくらいしかなかったけれ>>続きを読む
いつかの未来、人類はオルフェノクに支配されていた――、を逆転させるとこういう話になりますよ、という。かつての劇場版とは逆に、テレビ版の結末をベースにあのときの「つづき」をストレートにやってきたのは好感>>続きを読む
大変不勉強ながら、この年になるまでずーーっと触れて来ず、なんかすごいらしいぞ、という風評に惹かれ、公式の30分でわかる動画を観ただけのミリしらのまま劇場に突入。
いやはや、すごかった。ミリしらの自分>>続きを読む
"Go●tFu●k"という単語が如何に向こうの文化圏に於いてひどい悪口なのがわかる一作。
なんだこのトンチキな絵面は? と思って観ていたのですが、「女王陛下のお気に入り」の監督作ときいて納得。
これも>>続きを読む
原作のえぐさ、奇人変人を再現できる訳が無い、何かしら外すでしょ、と冷めた目で観に行ったのですが、意外や意外。アシㇼパさんの身長が高いことなんて誤差の範囲内。全年齢レーティングのやれる範囲で、えぐめのバ>>続きを読む
すごく見やすくて、ポップコーン片手に観るヒーロー映画としてはかなり良き。
観終わったあなたはきっとチーズバーガーが食べたくなる、そんなおはなしでした。
割と悪くない終わり方なので、これで新体制に以降し>>続きを読む
アクションを見せることが最優先の映画なのに、それとは別の部分でどこに情緒を持ってっていいのかわかりづらくなる不思議な一本。
ああ、もうエクスペンダブルズは本格的に終わるんだなあ、と名残惜しく見てたのに>>続きを読む
こう、植物のように穏やかな生活ってこういうことを言うのかな、と真剣に考えてしまった2024初作品。トイレ掃除を生業とする冴えない男の数日間を淡々と観るだけの二時間なのに、なかなかどうしてダレがない。>>続きを読む
ひと昔前、「飲みやすい劇薬」なんて言葉がバズったりしましたが、まさしく本作がそんな感じ。原作に触れず、予告だけで観に来た軟派な客を打ちのめすがごとき「上げて落とす」の凄まじさ。なるほど、この時勢に上映>>続きを読む
あのプリティーシリーズの座組が放つ新境地。《キンプリ》が話題になってる頃は乗り遅れて、結局観なかったままになったので、流行りに乗る意味もあって鑑賞。
いやぁその、「ポールダンスって、あの……?」とい>>続きを読む
最新のTVシリーズは特に見ずの鑑賞となったのですが、多分これが正史じゃないのだろうなと思いつつ、単独の作品として大変おもしろく観られました。ある意味東映の−1.0って感じ。
ヒトの愚かさ特盛りセット>>続きを読む
子供向けライン工入門。かなり戯画化されているものの、ライン作業のあれやそれやが割としっかり描写されてて、実際にそうした職務に就いているひと達が観た時の反応がきになる。
ここまで全く触れて来なかったの>>続きを読む
ゴジラが本格的に目覚めて、ギャレゴジから九年、シンゴジから七年。派生のアニメシリーズなどで視聴者の興味を惹きつつ、ようやっと解き放たれた国産実写ゴジラ第二の矢。
これまでのヒットと期待値、お予算をふん>>続きを読む
同じ座組の『きさらぎ駅』が面白かったのでこちらも鑑賞。
前半の『置き』のパートがやや弱いなあと思いつつも、その置きが効いてくる後半からはどうしてそんなやつが出てくるんだ!? という怪異との戦いとなりヒ>>続きを読む
予告での画の美しさに惹かれて鑑賞。宝石箱をひっくり返したような百貨店の絢爛さ、動物を相手の客商売をするおかしみを楽しみつつも、そもそもおもてなしの対象が『ナニ』であるかを理解するとまた話の側面が変わる>>続きを読む
低予算畑のギャレス監督が、オリジナルの脚本でここまでの予算を任される程になったのかあと思いつつ。
割と題材として色んなとこで見るようになったAI対人間のおはなし。予告でお出しされた内容から、怒涛のA>>続きを読む
邦題は完全にフカしで、この様式美は最早日本の長期シリーズ時代劇。悪漢が市政の人々を苦しめる中、ふらりと現れた主人公が過激な仕置で『わからせる』、完全にそのシチュエーションに特化した一本。観たいものを腹>>続きを読む
三時間弱という長尺がハチャメチャなアクションの釣瓶打ちで吹っ飛ぶ素敵な映像体験。最後の最後、四作目にして過去イチのド派手さに満腹満足。スタッフはなにを見て何を喰ったらこんなアクションのバリエーションを>>続きを読む
究極の表題ゲーム販促映画。いや、もともと本作の題材が半分販促なのは承知の上で。
『第9地区』や『チャッピー』みたいな作品を観ていたので、ニール・ブロムカンプ監督がこんな真っ当なスポ根レース巨編みた>>続きを読む
東映の本気。どうやってこの満漢全席を73分に留めたのか。留められたのか。体感100分くらいはあったような至福のひととき。二十周年、特に折り返し2013年以降の作風の極地みたいな映画でございました。>>続きを読む
令和の奇跡みたいなトンデモ企画第二弾。前作がファンムービーというか、もともとあるアニメの延長線みたいな感じで食い足りないと思っていたのですが、原作終盤の展開を扱うときいて再度鑑賞。
食い足りないと思っ>>続きを読む
鳥山明というスーパーヒットメーカーが、やりたいことを良くも悪くもそのままお出しした感じ。キャッチーな要素をことごとく廃して、それでもこれで売るぞ!という選択には驚くし、実際観てみるとちゃんと面白いのは>>続きを読む
タイトルロールなんだからさあ、もっと前に出てよぉ!と思って観ていた一作目のこっちの感情に見事応えてくれた二作目。
出番が増えてその分情緒不安定気味にみえるけど、それでもやっぱかっこいいよ濱マイク。ドラ>>続きを読む
このポスタービジュアル、予告の恐怖感が気になって、この恐怖を浴びようと見に行ったのですが、本作にあるのは「そういう」怖さでなく、ほんのちょっと肩透かし。
ですが、怖くないといえば嘘になり。クレイアニ>>続きを読む
遡ること2007年。トランスフォーマーが実写化されると聞き、「遂にビーストウォーズが実写化されるのか!?」と(勝手に)喜び、いやいや、実写化されるのはもっともっと原典のはなし、と聞かされ「ぶえー」と(>>続きを読む
公開七周年なので改めて。
「ゴジラ」で育った人間としては、2000年代ゼロ〜10年代前半の飢餓感ってものすごくつらかったんですよね。巨大特撮映画・番組はゴジラの終焉に続いて軒並み消失し、唯一「ウルト>>続きを読む
これ、というより2002年に展開されていた「私立探偵濱マイク」というドラマシリーズのかっこよさに憧れて、昨年の動画見放題解禁に続いてその前身を劇場で観られる、と喜び勇んで観に行ったんですね。
あのメ>>続きを読む
このポスターイラストをパッと観て期待した画がなかなか提供されないもどかしさに難しい顔をした一作。ここまでハジけておいて外すなんてあり得ないと思っていたのになあ。
愛する者を理不尽に殺され、あっここか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いま、この時代に宮崎駿の新作が映画館で観られる喜び。に加え、話筋から来る「これでおしまい」感。"風立ちぬ"の頃はあまりそうは思わなかったけど、これはもう本当にもう終わり、作家人生としての墓標みたいなも>>続きを読む
タイムリープを主体とした秀作。手元にある要素、タイアップ元の旅館、総てをしゃぶり尽くし使い尽くす勢いにはただただ感服です。
二分で全部戻っちゃうというこれまでにないハイスピード、舞台が旅館で主人公た>>続きを読む