コバヤシさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

コバヤシ

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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.5

観終わってまず思ったのは期待値高すぎたかなあというところ。

何故主人公に白羽の矢が立ったのかと思う程の戦闘スペックで基本大口径連射のゴリラ。ヒロインも話に絡んでこないから必要あったのか…という具合。
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アンジェラ(2005年製作の映画)

4.1

"自己愛"の映画。
リュックベッソンの手腕が光り、心地よいテンポとモノクロに包まれたパリで繰り広げられる変化球的ラブロマンスについ魅入ってしまう。映されるものに時代感覚は排除されていて、いつ見ても楽し
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

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気分が落ち込みすぎて何度も途中で観るのを止めた作品。ついにラストまで観た。

映像的には面白く巧みに画質を下げ、まるでPOVのような視点で作品に没入をさせてくる。また彩度を下げ、セピア調になっている画
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

4.0

2年ぶり、3度目の鑑賞。
70年代のカルチャーを1時間半の中に詰め込んでいる。これ観た後は必ずスケートボード欲しくなるけれど、あんなイケイケに滑れないんだよなあ。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.1

ジャックニコルソンとモーガンフリーマンという最強の老人コンビ。
”山の音”の話が本当に好き。大号泣するラストでは無いけれど、もう一度自分の人生と向き合う橋渡しとして絶対良いから色んな人に見てもらいたい
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.5

静かなパニック映画。
感染経路が怖すぎて3秒ルールとかこの先ふざけても出来なくなりそう。
スペクタクル超大作でも無いのにこのキャスティングはすごい。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.8

昔見た時さっぱりだったけれど、錚々たる顔ぶれに今はただただすごいなと。

水戸黄門Z(2016年製作の映画)

1.0

グリーンバックが見てわかるレベルに雑な映像。意味のわからないラップに歌に。これはとんでもないZ級。

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.6

トムハンクスとメグライアンの先んじたラブロマンス。
ラジオで繋がるドラマというのが現代じゃまず無くてよいし、息子がいいキューピッド役をやってていい。

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.2

時間と仕事に追われていた人間がただ生きる、という事に向き合う。単なるサバイバルで完結せずむしろサバイバル終わった後の方がすごい。ジャンル的には恋愛映画になるだろう。トムハンクスの演技はいつ見ても演技に>>続きを読む

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.8

母が観て好きだったといったのと、トムハンクス主演だったので視聴。カップルが手を繋いで映画館に並んであろう真っ当なラブロマンス。
MacBookで観ているから余計、劇中のパソコンの鈍器感溢れる分厚さに時
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.8

突然余命を宣告されたアメリカ生まれの堺雅人演じる主人公と、周りの変化を描いたドラマ。精神のブチ切れた瞬間の悲痛さと、鬱陶しいけれども絶対に見捨てようとしない熱い友情が作品の肝。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

separate waysで始まりseparate waysで終わる。ジャーニー好きの為の映画。
ズーイーがめちゃくちゃ可愛い。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.4

J-POP的な露骨に分かりやすい山場ではなかったがジワジワと心に染み渡る、純文学を読んだときのそれに近い感動を覚えた。
遠く身分の離れた二人に生まれた友情は最後の呼び合いに全て集約されていて、ストーリ
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

4.3

戦争×SF系映画の中でもかなり本気で戦争やってる作品。
第9地区系のUFOのデザインがかなり好き。撃ち合いの緊迫感はローンサバイバーやブラックホークダウンに引けを取らず、それでいてしっかり対宇宙生物と
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バトルシップ(2012年製作の映画)

4.8

ロマンだとか、様式美だとか、近年のSFに足りていない物が存分に詰め込まれている。
良くも悪くも古臭く、よくもまあここまでお金かけてくれたなあと惚れ惚れする。
退役軍人参戦と共に流れ出すthunders
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.5

優等生的な作品だと思う。ボクシングのシーンは良く作り込まれていて、本当の試合のように見入ってしまう。

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.6

突然フラッシュバックしたので思わずレビュー。
弟と映画館で観た。駆逐艦の間を泳ぐ山脈のような背中の雄大さや、敵の怪獣へ光線を吐くときの雄々しさに思わず拳を握りしめたのは懐かしい思い出。

マギー(2015年製作の映画)

3.7

娘が咲いた花を見て"most beautiful thing ever"っていうシーン。シュワちゃんにとっては娘こそがもっとも愛しくて美しいのが分かるから余計に辛い。
数あるゾンビ映画の中でもラストの
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.6

エドガーライト三部作の2本目。
パブにロックに車にアクション。本当にぶれないエドガーライトが大好き。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.3

鬱が映画に姿を変えてやってきた!!!
メンタルの弱い人は片っ端から精神をグズグズにヤられるので要注意!

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ低予算だし、期待してた無人島漂流のスペクタクルなんて一瞬で吹き飛ぶ。それでも出だしの10分で思い切り笑って、ブルッと震えが来て。
書き溜めてきた勢いと情熱を思い切りぶちまけたような映像にク
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.7

試写会が当たったのでありがたく鑑賞。

ビクトリアとか、PNAのような映像に対する熱量に興奮する映画。
映像はすごく凝っていて、チビノミオ7人揃っているシーンでは影の重なり方まで映しており、近未来的な
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ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.8

娯楽的中世戦争映画のつもりで観た。CGの少ない、極端にリアリティのあるミニマルな戦争が続き、ジャンヌの先陣を切る突撃には涙が浮かぶほどの興奮を覚えた。
しかし実は作品の肝は後半にあり、打って変わって陰
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

観よう観ようと思っていたが2年くらい乗り遅れてしまった。
ニーマンとフレッチャーという二人の狂人が自己満足のために高みを目指し、芸術にたどり着くという映画。二人は誰からも本質的には理解されないという点
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ロシアン・スナイパー(2015年製作の映画)

3.7

WWⅡで活躍した至高の女性スナイパーとして知られる、リュドミラパブリチェンコを主人公にした映画。
オデッサ防衛戦とかガッツリ描いてくれるものかと期待していたが、中身としては戦場におけるジェンダーとラブ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.8

イギリス人の誇り高さと、人生賛歌を描いた映画。無理やりカテゴライズするならローンサバイバーをイギリス版で、超絶的に壮大化したしたようなものか。
WWⅡを描いた中でも限りなくプライベートライアンに肉薄す
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

完全版は初の視聴。
通常版とは見え方が全く異なり、レオンとマチルダの関係性を真なる意味で理解できた気がした。
過激で異色なラブロマンス映画。

ジャンレノの服装がありえないくらいキマってる。

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.5

中学生の頃出だしだけ見せられて「うわ汚ねえ…」って思った記憶の強い映画。
やっぱり汚ねえ…

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

エドガーライトの愛するものをゆっくりと抽出し続けた結果のような、最高の映画だった。
ヒッチコックがバードの冒頭で用いたような長いワンカットのシーンの連続に始まり、やがて目まぐるしいまでのカーチェイスと
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.2

無かったらこれほどまで語られ続けなかったんじゃあ、と思うほどバイクが格好いい。

プレデターズ(2010年製作の映画)

3.4

真剣ヤクザという、誤りに誤った日本理解が然し最高にカッコいいから好きです。

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

4.5

初めて観た時、MiBのウィルスミスからそのままイメージ引っ張ってきていたせいでギャップに戸惑い、張り詰めた緊迫感に怯えまくったのを覚えている。
原作ではノロノロとした社会性の強い吸血鬼と表現されていた
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

4.0

ロミオとジュリエットをゾンビと人間でやっちゃった作品。ゾンビが女の子のために壁を乗り越えて会いに行くという結構どストレートなパロディが中々好き。
名曲を上手にチョイスしていて音楽もなかなか聴き飽きない
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ゾンビ・アルカトラズ(2012年製作の映画)

2.3

ダニートレホの無駄遣いシリーズ。
アルカトラズの必要性あったか?って感じが好き。