sxxhxさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.3

話自体はそんなに怖くないけど、変にドキュメンタリーみたいなリアル感あるので、じわじわ怖い感じはあった。

タイトルに連想するように、後味の悪さはかなり残る。

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

4.2

瀬戸内海のみえる四国の田舎の日常を、東京から戻ってきた主人公中心に、取り巻く個性的なキャラたちとともに描く日常ムービー。

辛気臭い感じじゃない、田舎のいい空気感だったり、夏の情景が詰まっててかなり好
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不安の種(2013年製作の映画)

3.6

原作なんとなく知ってて興味あったので、なんとなしに見てみたら結構面白かった。

最初ちょっとチープなグロい感じのやつなんかなとおもったら普通に結構怖い。

ほん怖とかみたいなオムニバスっぽい感じなんか
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私はゴースト(2012年製作の映画)

3.5

ウィッグとか衣装の感じとか、めっちゃ低予算映画なんやろな〜、同じような画多いな〜と思って期待薄めに観てたけど、まぁまぁ展開面白くて楽しめた。

幽霊視点の映画っていわれると、昔見たゴーストストーリーを
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光のノスタルジア(2010年製作の映画)

3.6

遥か宇宙の果てから届く星の光が過去のもの、という知識はなんとなく持っていたが、天文学が過去を見つめる学問という概念はなかったので新鮮だった。

天文台のあるチリのアタカマ砂漠を舞台にした話だが、主題は
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ好きやった。

親戚集まったときの田舎の感じとか、兄弟の会話の感じとか。

家庭によって違うんやろうなぁとは思いつつ、空気感がリアルでとても良かった。


フェラーリで帰省してくる女も、ゲ
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8人の女たち(2002年製作の映画)

3.6

まず、オープニングの謎の花の描写からクセが強い。
本編も昼ドラみたい。

一応ミュージカル映画らしいけど、歌のシーンそんなに多くないからそこまでミュージカルぽくはない。

毎回歌のシーンでいちいち聴い
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.3

期待していたホラー映画のような感じではなかった。
演出の不気味さはいいけど、その先は大してない感じ。

A24!って思ってみたんやけど、画のトーンとか音楽はとてもいい感じやった。

てかWAVESの監
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

久々に観たけどマジで最高すぎるな。

気づかぬうちに物質主義に捉われがちな、自分の意識にムチ打ってくれる素晴らしい映画。

刺激から遠ざかって、気弱に生きがちな現代人全員が観るべき。

活力を貰える。

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.0

なんか夏っぽいの見てえなぁ、っていう動機だけで久々に観たけど、面白い。

万人に受ける面白さ、複雑さと分かりやすさの混在。

ウォーターボーイズみたいなテンションで観れる。

この頃の邦画やっぱり結構
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天気の子(2019年製作の映画)

3.4

宇野維正が言ってた"FUCK THE WORLD"これか〜〜とか思いながら、ぼちぼちオモロかったくらいの感じで観てた。

とりあえず困ったら銃出す感じには一切共感できんのと、見せつけがましい企業プロモ
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WE ARE X(2016年製作の映画)

3.8

激プッシュを受け鑑賞。

Xの事は元々素人並みにしかしらんけど、ドキュメンタリーとしての出来がかなり良くて面白かった。

マディソンスクエアガーデンでライブやったりしてんのは知らんかった…

X JA
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ヘドウィグ〜みたいな、人間と愛がテーマのようなイントロダクションから始まりつつも、"これは恋愛映画ではない"みたいな宣言するあたり、作者のちょっと捻くれた感性が読み取れる。

主人公もそんな感じ。
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Battle at Big Rock(原題)(2019年製作の映画)

3.8

完全に見落としてたのだが、ジュラシックワールド最新作以降のスピンオフムービーを発見した…

8分くらいのショートフィルム。
「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のラスト以降の世界線を描いたものらしい。
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

やっと観れた…

人間より上のレイヤーの人種が覇権を握る、超現実的な惑星で展開されるストーリー。

人間が下等動物に置き換えられるSFモノはよくあるけど、古い作品やしそのルーツ的な感じなんかな?

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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

曖昧に濁すのか、言葉にするのかで、良くも悪くも人間関係は大きく変わるんだろうなと思った。

クラブのシーンの雰囲気がめちゃくちゃ良い。
3人の絶妙な空気感とか、リアルでよかった。

OMSBみたいなや
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.8

リーアムニーソンがひたすら渋い。
こんなかっこいいおじいおるんか…

邦題と日本版のポスタービジュアルがいかにもなクライムアクションって感じでちょっと残念やけど、もう一段くらいは余白というか思慮深さが
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友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.2

ゆうてやろ?っておもってたけどなかなかキツいものがあった…

マジでキモい…

キモいやつ多すぎやけど、親父が一番キモい。

アフター・アース(2013年製作の映画)

3.6

序盤説明的すぎてちょっとげんなりしつつ、みてたら途中からなかなか面白い感じで乗ってきて良かった。

わりと評価低いけどおれは嫌いじゃないよ…

ちょっとだけモンハンの世界観感じた…笑

21世紀の女の子(2018年製作の映画)

3.4

若手女性映像監督作品のショートオムニバス。

やっぱこんだけ集まるとトーンもテーマもちょいちょいかぶるなーとか思いつつ、面白いのは面白かった。

個人的には山中さん、枝さん、加藤さんあたりのが良かった
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

吹替がおすすめとのことだったので、めちゃ久々にそちらで鑑賞。

若干のミュウツーの逆襲思い出して懐かしさ感じつつ、ちょいちょいしらんポケモンおるなーと思いながら。

予想はできた展開ではあるけど少々の
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

インセプション的な夢と現実の汽水域が分からなくなる感じと、ジブリのヌメヌメしたエグみの強い感じと、エヴァ的な抽象性とか、なんかいろんなものがごちゃごちゃ混ざってる感じがしてカオス。

超個性的な世界観
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いや、3部作ちゃうんかい!!!

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.8

展開がよりダイナミック

エグみは減って人間味が増した感じ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

絵が綺麗になっている(CGは若干安いところもある)

テンポ早くて心理描写もあっさりしてるので、シンジの闇はそこまで深くなく感じるな。

アニメシリーズの話なぞってるだけかなと思いつつそんなこともない
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.8

今更ながら、地上波アニメ全部見返してから観たけど、この話はえらく哲学的で、他者と自己の関わりをえらく抽象的に描いているなぁと思った。

喰わず嫌いで観ていなかったけど、なかなか面白い。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.8

早い段階で人間のアイデンティティやダイバーシティに言及してるのすごいなぁ。

音楽がなかなか良い。
ストレートだがダサくない。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

会話がメインの斬新な構成なので、ずっと同じ部屋の中で電話越しに進んでいくっていうだけだと画映えしないのではと思ったけど、そこが気にならないで最後まで観れるくらい展開に紆余曲折あり面白かった。

社会に
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.2

ずっと観れてなかったけどこれ最高やな…

世之助みたいな、普通でも無垢で人間味溢れる人がいちばん魅力的なのかも。

吉高由里子かわいすぎ…

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.8

母親も兄弟も、勝手に家上がってくる赤十字の爺婆も、登場人物の全ての所作が好きじゃなかった。

展開のひねりはいいけど、正直序盤でなんとなく読めてしまった…

田園に死す(1974年製作の映画)

3.5

超現実主義×昭和×恐山×文芸って感じやった。

深く理解するのにあと何回かみたほうがよさそうやけど、世界観は好き。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

昔よくみたNHKのコマ撮りアニメーションを尺も中身も爆発的にブーストさせたようなボリュームとクオリティ。

映像としても、外から観た(クオリティの高い)日本の描き方という意味でも、圧倒的な個性がある。
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.6

2作目鑑賞。
1より展開が激しくかつパラレルに起こるので面白かった。
この手のやつは登場人物の名前と因果関係を覚えるのが難しい…

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.4

高慢な男と変態と、閉塞された生活を送る"お嬢さん"を中心とした官能映画かなーって思いながら観ていたところ、話を追うごとに起こる展開に思わず釘付けになってしまった。

割と長いけど、しっかり最後まで見る
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.0

JもKも出てこないし、基本メンインブラックの名と設定を借りた新章譚って感じ。

"メン"インブラックってなんで?みたいなジェンダー的なところへの配慮だったり、監視中のエイリアンとしてアリアナとかガンビ
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