自殺なのか、他殺なのか?
「血を流して倒れている父親」という
事象だけを観察する、観客と息子。
裁判で様々な立場の人間が語る言葉。
検察側の推察。
弁護側の弁論。
唯一、真実を知る母親の言葉。>>続きを読む
誰かにとって、誰かが怪物。
誰もが、誰かの怪物になりうる。
向けた矢印が返ってくる。
真実は観客のみが知る。
劇中の人物は、今も、自分が作り出した怪物に、苦しんで(苦しめられて)いるのだろうか。
欠けていたピースがピタリとはまり、ストーリーが一本の線へ。再度、観たい。
上映時間100分弱かつ2作目ということで、自分の気持ちが消化不良にならないかと思っていたが、それも杞憂に終わる。
テンポ、ストーリー、アクションがどれも申し分無く短時間に散りばめられ、そしてまとめられ>>続きを読む
長髪キアヌ扮するネオが、満を辞して帰ってきたということで、2丁拳銃をやろうものなら、「ジョン・ウィック」を観に来たのだろうか?!となるところでしたが、メタ要素に混乱し、セルフオマージュに胸が躍り、初見>>続きを読む
「今は愛するより、愛されたいの」
「女は結婚が全てでは無いけど、とても寂しい」
後半、こんな風に主人公の気持ちが吐露される場面が印象的でした。
全編を通じて、衣装や構図が素敵でした。
ケイトの決断、どうしてこんなにカッコいいのだろう。
「住むところなんかより、あなたを選ぶわ。あなたを愛しているから」
・私の音楽は消えていない。
・ハンカチは貸すためにある、紳士の嗜みだ。
・人生は愛と仕事。この二つだ。