indieさんの映画レビュー・感想・評価

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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

5.0

アクションの追求として最先端の作品ではないだろうか?ワンカットな撮り方だったりシチュエーションだったりをしっかり造り込んで観客に提供してくれる最高傑作であるが何故か日本では映画館で上映されなかった不遇>>続きを読む

恐怖の報酬(2024年製作の映画)

2.5

何をやっても上手くやれない男が大金の為に命を掛けるといえば聞こえが良いがしょうもなさ過ぎる事ばかりやっているので全然応援する気にもなれないという点で非常に辛い作品であり「恐怖の報酬」のリメイクでここま>>続きを読む

ブリックレイヤー(2023年製作の映画)

3.5

市井の作業者が実は凄腕だったモノであるがこの手の作品はいくらでも作られて欲しいと思うのはひょっとしたらあのオッサンは凄腕かも?と老人攻撃や職人攻撃が少しでも減れば良いからだ。

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

サイコパスが近くに居たために不幸に飲み込まれて行く人達の物語だが根本には大人が全て悪いというやるせない思いが全編を支配していていたたまれないまま劇場をあとにする事になってしまった。

スマイル(2022年製作の映画)

3.5

リング以降の伝染系ホラーではあるがビジュアルの恐怖を非常に良く演出しておりビックリする為に映画を観る人にはとても楽しめるかと。

わたしは金正男を殺してない(2020年製作の映画)

5.0

金正男暗殺事件の始終をきっちり教えてくれる良質ドキュメンタリーでありいくつかの資料と照らし合わせてみると誰も幸せになれない暗殺にやりきれなさを伴う。

変な家(2024年製作の映画)

2.0

現代都会ミステリーかと思いきや田舎カルトが根本となる田舎差別的な見解に何とも言えない気分になってしまった。

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

4.5

戦争のPTSDにもいくつかの種類があるが今作の死地で助けてくれた仲間の恩義に報いたいという強迫観念の強さは精神疾患並に異常性をあおってなかなかの衝撃でありそれだけでもこの作品が作られた事に意味がある。

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

2.5

ある程度の年齢を迎えたら子供を教育するのも良いんじゃないですか?という啓蒙と運命は強引に変えられるのだという示唆を示す物語。

ハンテッド 狩られる夜(2023年製作の映画)

4.0

アメリカだからこそ起こり得るシチュエーションスリラーであり非常に良く練られた脚本でグイグイと物語を引っ張ってくれる。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

法廷劇はいつだって面白いが今作については現代フランスの裁判はこのように行っているが時代遅れじゃないか?という問いかけをしている作品としか読み取れなかった。

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

5.0

相変わらずエクストリーム緩急な演出でダレる所なしの犯罪都市シリーズで今回は日本のヤクザを韓国で掃除するという面白すぎる作品だがこのシリーズの白眉な所は韓国ヤクザが勢いを無くしてしまっていて外国ヤクザに>>続きを読む

VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

4.0

非常に緻密に作られた植物系SFであり「風の谷のナウシカ」を思わせる世界観が非常に楽しい且つ説明が極端に少なく画面演出で理解してもらおうとする努力も好感触なので堪能しました。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

発達障害的な女性の社会を理解するための冒険譚であり結局のところ理解者の多い恵まれた家庭で育った者は異なった環境を知ることに意味があったのか?を問いかける作品となっていたが真実はいかに?

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

5.0

日本に近いのに誰も内情を知らない北朝鮮から脱北者を助ける韓国の牧師と支援者そしてブローカーのドキュメントであるがこの現代の大脱走的物語でモノを言わすのはカネという資本主義最強を見せつけるなんともやるせ>>続きを読む

ガール・イン・ザ・ピクチャー:写真はその闇を語る(2022年製作の映画)

4.0

未だに続くアメリカでの不幸な事件であり死体が出て初めて解る犯罪者と関わる事の恐怖そして知り合った相手の名前が偽名だった事の衝撃こういうドキュメンタリーは非常に胸を打つ。

悪魔のシスター デジタルリマスター版(1973年製作の映画)

4.0

70年代特有のキワモノ感とジャーロ風ミステリーや催眠術等の突出した見世物的な物語だがヒッチコック的な作りも相まって彼らは何をしたかったのかという所まで考えてしまう映画体験。

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.0

様々な奇行を繰り返す田舎の年寄や風習が何なのかわからずに刷り込まれてしまった女性の不幸を描くが経験値としてこのようなローカルルールを子供に強制する事はもうやめようぜという印象だが田舎はそういうもんだか>>続きを読む

BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-(2024年製作の映画)

2.5

スプラッター・アニメというジャンルが廃れてしばらく立つがこの作品はそのような風味を持っているかと言われれば持ってはいるがそこまで強くは無く物語のメッセージ性も薄いのでスプラッターシーンを増した方がキワ>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

4.0

ミステリーというジャンルではあるが見せたいものは反省と赦しという起こしてしまった悪夢を終わらせる再構築の美学ではあるが最後の演出でそれすらも事実なのか解らないという何ともな気分になるがそれはそれで良い>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.0

内容としては困難におちいっだ際に良きリーダーは使えるものは何でも使って困難を打ち砕くべきであって伝統や格式を重んじている時代ではないという事を言いたいのだろうが兎にも角にも演出力の物凄さでスロースター>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.5

ドンパチや格闘シーンも盛り沢山だがなんとも大味な物語でもっとスプラッターな演出が欲しかったなあと無い物ねだりを鑑賞中に考えてしまうそんな作品。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

5.0

絵本の絵が縦横無尽に動きまくるパートに驚愕し物語で提示される障害者との向き合い方と個性を尊重するアナログ時代の教育方針と精神の平等を重視する優しさなど素晴らしく幸せなそれらが戦争で失われてゆく物悲しさ>>続きを読む

アンブッシュ(2021年製作の映画)

3.0

戦場で亡くなった人物への手向け的な作品であるが用意周到に待ち伏せして戦術を駆使しても圧倒的攻撃力の差と物量の差がありすぎると兵士はそうそう死なないという事と現代の装甲車の壊れなさに驚愕出来る現代戦の勉>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

4.5

ウルグアイ空軍機571便遭難事故の顛末を描いた作品であり過去に制作された「アンデスの聖餐」「生きてこそ」のアップデート版で両作品のいいとこ取り的に作られているので凄惨な物語とは別に不幸に対する意思の強>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.5

80年代に沢山作られたホラー映画のアクを取ったアメリカンスラッシャー映画らしい良質な作品なのだがそれ以上でもそれ以下でも無いので特に気になる所は無い。

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.0

ヨーロッパがアジアを植民地化し利益を貪っている背景が現代も形を変え行われているのだ!そんな事ばかりしているからこんな事になるのだ!ダニのように寄生して血をすする奴をゆるさん!という怒りと恨みが家にやっ>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

メンヘラというか孤独を嫌がり自分の感情が世界の第一優先であるべきと考えている奴らは余計で不愉快な事を考え無しで行うので勝手に一人で死ねよと冷たい姿勢を見せつける精神疾患ホラーとしては非常に正しい作品。

ティル(2022年製作の映画)

4.0

アメリカのミシシッピーで起こったヘイト・クライムを映画化した作品であるがこの作品で描かれているような事が当時は普通に起こっていたのならば現在のアメリカ黒人が大暴れするのも解らなくも無いしアメリカ行きた>>続きを読む

ヘル・レイザー 4Kデジタルリマスター版(1987年製作の映画)

4.5

禁断の変態世界に足を踏み入れてしまった男が何とかその煉獄から脱出を試みるも結局上手く行かず連れ戻されるという一度その世界に染まってしまったら戻る事は極めて難しいというSMだったり特殊性癖の人への手向け>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ナポレオンと妻ジョセフィーヌの人生に寄った物語であり戦争も好きだが嫁も好きなナポレオンの嫁に会えない苦しみ故に徐々におかしくなって行く様が描かれるがナポレオンってそんな人生だったっけ?という若干矮小に>>続きを読む

怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.0

現実を逸脱したサスペンスであるが何とも言えないSF的な追加要素が良くも悪くも物語を左右するスパイスになっておりそれ故に没入し辛い作品。

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

2.5

悪魔憑きの現代的解釈なのだろうが非常に中途半端な物語であり誰が納得するのだろうと考えてしまうがアメリカでは今でもこういう状況なのですという心の叫びなのかキリスト教の信者の心の弱さと信仰の弱さが際立つ作>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

昭和初中期の横溝正史的世界とゲゲゲの鬼太郎の妖怪世界をミックスした生活する事や田舎コミュニティの陰惨な因習に焦点を当てている現実的な物語であり鬼太郎が生まれる前のプリクエルとして作られているがもうちょ>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.0

戦国武将の説明が高貴だったり武士が神格化されている風潮に唾を吐きかけるまだ命が粗末な時代の新たな解釈で未だに謎の本能寺の変を描いている事は面白く衆道や坊主がいい加減だったりと笑える時代劇。

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

5.0

これは非常にかゆい所に手の届く良作であり本来のデートムービー的な有能な主人公が努力し続けるというダレるシーンを徹底的に取り除いたサスペンスとアクションであるので時間潰しで映画を観たい人にはオススメの作>>続きを読む

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