inenohaさんの映画レビュー・感想・評価

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帝都物語(1988年製作の映画)

3.0

噂に違わぬ怪作だった.加藤保憲を楽しむ映画.

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最後の決闘シーン,ル・グリを倒したカルージュが失血死,マルグリットだけが赤子と残される……という筋でないとおかしいと思うのだけど,史実準拠ということかしら.どうせあちこちで逸脱しているのだろうから,そ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

リンチ版をみた記憶があると,ハルコンネンの旦那にはもっと空を飛んでほしいのだが,とりあえずダンカーン!

デューン/スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇](1994年製作の映画)

3.0

そういえば以前に観たことはあるような気はするが,まったく印象に残っていなかった.いま見返すと,リンチっぽい造形のクリーチャーの他は,そうなるのも無理はないか.

素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

2.7

登場人物がキマってるなあ……と思っていたら,映画全体がキマっていた.キノコが素晴らしいのはよく分かったが,「ガンにキノコが効く!」なんて安易な印象を与えかねない点は本当によくなく,残念.あと,これは訳>>続きを読む

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.5

死のピタゴラスイッチ.ピタゴラスイッチにしてはちょっとパターンが乏しいかも.

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.4

全編落ち着いた調子で進み,美しいポルトガルの風景を楽しむ映画……というだけでなく,その中で展開される,ある老女優とその一家を中心にした人間模様を読み解くのが面白い映画(その人間関係がちょっと複雑で,し>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

部分的には「おー!」と思うものの,説明不足で難解すぎるし,設定としても納得がいかない.時間の逆行に関する描写はかなりウソというか,御都合主義的というか…(運動だけでなくて認知も逆行するんじゃないの?)>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.2

開幕ガン宣告からの会話のビーンボール,そして破滅的生へと進むリチャードに,「このまま悪徳の限りを尽くして残された時間を楽しんでほしい」と思ったものの,その後の物語は陳腐な人生論に….まあ,最初の方だけ>>続きを読む

海軍特別年少兵(1972年製作の映画)

4.0

高級将校の視点が多い八・一五シリーズの中にあって,下からの視点の戦争映画として素晴らしい作品である.新兵の訓練は『フルメタルジャケット』を思わせつつ,新兵それぞれの家庭事情から日本の貧しさを演出する.>>続きを読む

激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

4.0

沖縄返還を機に製作された映画.民の代表たる知事の行方とか,気になる点はあるものの,これはシリーズの中でも非常に高い熱量を持つ作品だと思う.軍民関係なく,容赦もなく,人が死ぬ.長と八原の「一緒に死んでく>>続きを読む

激動の昭和史 軍閥(1970年製作の映画)

3.3

開幕二・二六というショッキングな始まりは悪くない.もうちょっと軍部が権力を掌握し,政治が本格的に終わっていくプロセスがあるとよかったかなあと思った.基本的には,太平洋戦争を東条英機と新聞記者の視点から>>続きを読む

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