muraさんの映画レビュー・感想・評価

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日本映画を中心に見てます。よろしくお願いします。

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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

ドラマ『日本ボロ宿紀行』に出ていた深川麻衣を見たくて行ってみると…映画館が女子でいっぱい。いつもよりさらに隅に座った 笑

「マモちゃん」(守)を好きになったテルコ。守のことが第一となり、すべてを合わ
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主戦場(2018年製作の映画)

4.5

映画のなかで元ナショナリストがいう。ナショナリストはセクシストでレイシストだと。すべてがそうではないんだろうが、確かにその傾向を感じなくもない。

日本のナショナリズムのあり方に疑問をいだいた日系アメ
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こどもしょくどう(2017年製作の映画)

4.3

食べ物に恵まれた子供が、食べ物に恵まれない子供のことを思う。先日の東京大学入学式の祝辞を思い出した。

少年の両親は食堂を営む。家に帰ればボリューム満点の美味しいご飯が待っている。家庭に恵まれず、イジ
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ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(2019年製作の映画)

4.0

上映後に監督の才谷遼と主役の隆大介の舞台挨拶があって。監督は地元の出身。

福島県「楢穂町」の役場。特別震災広報課に赴任した楠。震災後7年が経つも、帰町は一向に進まず、町にいるのは除染作業従事者か復興
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麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.3

出演俳優が不祥事をおこしたからその作品をお蔵入りさせるっていうのは暴論じゃないかと。見たければ見るし、見たくなければ見ないし、そこは金を払う映画ファンに委ねてほしい。外野の意見なんていらない。

…と
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洗骨(2018年製作の映画)

4.2

洗骨……死者の遺体を棺桶に入れて風葬、4年後に出してきて骨を洗う。正直、これは遺族にとってつらい風習じゃないかと。時間が経つことで、記憶が薄れることで悲しみが癒えていくんだと思うが、4年が経って再び死>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.3

このロマンポルノかピンク映画かといった作品を、大型商業施設内のシネマコンプレックスで見た。しかもレディースデーに。

足を引きずる兄と知的障害をかかえる妹。ふたりだけの貧しい生活を送っていたが、兄が職
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母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った。(2018年製作の映画)

3.8

母親に病と闘ってもらいたい息子と、できれば闘いたくない母親。このあたりの心情にリアリティを感じる。胸が詰まる。

母親の遺骨を拾うところから始まる。そこから時がさかのぼり、子供の頃からの母親との思い出
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月夜釜合戦(2018年製作の映画)

4.3

釜ヶ崎、飛田、新世界…あぁ『マル秘色情めす市場』の世界。もうそれだけでお腹いっぱい。

釜ヶ崎を仕切る釜足組。組が盃とするのは釜。あるときその釜を旅芸人が盗みだす。旅芸人は死ぬが、遺児が釜を持ち去る。
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.2

阿部進之介の企画で山田孝之のプロデュース。で、阿部が主演、山田はプロデュースに徹するのみ。

父親が自殺したため、明石は久しぶりに実家に帰る。小さい工場を経営していた父親は、大企業相手に内部告発し、ま
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.3

原案は村上春樹の『納屋を焼く』だと。昔つきあっていた子から文庫本をもらったな。カバーのないやつ。どんな話だったっけと読み返してみたら、大事なところは生かされてるんだと。

幼なじみのヘミに声をかけられ
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迫り来る嵐(2017年製作の映画)

3.5

話題のニューカマーが監督する中国映画。舞台は香港返還が間近に迫った1997年。こののち20年で中国は劇的に変わる。「迫り来る嵐」とはそういったことを示唆するのか。

大きな工場のそばで女が殺された。同
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半世界(2018年製作の映画)

4.3

ヒゲをはやした稲垣吾郎。ヒーローであり続けるキムタクと、ヒーローとは縁遠い存在となった吾郎ちゃんかぁ…。そうなるとやっぱり吾郎ちゃんに肩入れしてしまうなと。

8年ぶりに故郷にもどったエイスケ。自衛隊
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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

4.0

見ようかどうか本当に迷った。結局見て、今も微妙に引きずっている。壮絶な映像。

アルツハイマー型認知症になった母を追ったドキュメンタリー。娘が長い時間をかけてカメラをまわす。症状は段々とひどくなり、9
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

4.3

映像がせわしい。音がうるさい。不快でしかない。ここはどこ。リアリティをまったく感じない。

…と思いながら見ていくうちに、だんだんと引き込まれていく。「ひと」がリアルに見えはじめる。冒頭の不快な演出も
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夜明け(2019年製作の映画)

4.0

久しぶりに柳楽優弥に繊細な役柄が与えられたような。ここのところ勇ましい印象しかなかったので。是枝裕和の協力を得た作品で、なるほどなと。この柳楽優弥と、相対する小林薫がいい。

話は川から始まる。川岸に
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エリック・クラプトン~12小節の人生~(2017年製作の映画)

4.0

ビートルズでは『ホワイト・アルバム』がいちばんのお気に入りで、なかでもジョージが作った「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」が好き。もちろんクラプトンのギターソロに惹かれて。

ドキュメ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

号泣映画とのことで身構えていたけれど、涙するところはなかった。ひたすら楽しいだけだった。

フレディ・マーキュリーの人生とクィーンの活動を回顧したドラマ。随所にクィーンの曲が流れ、最後に1985年のラ
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

4.0

御法川修監督を迎えて。なかなか情熱的。映画への思いは嫌いじゃない。で映画は、号泣もの。場内は鼻をすする音で包まれる。

美しく、賢く、料理上手な母。タイジは母のことが大好き。ただ、母は家庭においてスト
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

4.3

監督は『旅立ちの島唄〜十五の春〜』の吉田康弘、エンディングソングは斉藤和義ということで興味はありながら、今ひとつ足が向かなかったところに、先日「肥薩おれんじ鉄道」に乗ったことで見ずにいられなくなった。>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.8

2018年の最後は洋画で締めくくった。年内有効の鑑賞招待をギリギリのタイミングで利用して。

ってことで、本作の感想のまえに2018年の日本映画ベストテン。独断と偏見で…

1 日日是好日
2 沖縄ス
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来る(2018年製作の映画)

3.5

いつも思うけど…この監督の作品はインパクトだけが優先されているような。印象的な映像や音楽も、そればかりが続くと飽きがくる。

カナと結婚したヒデキ。女の子が生まれ、マイホームも手に入れた。ヒデキは育児
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愛と法(2017年製作の映画)

3.5

家族って何だ?…『万引き家族』とは違った視点から家族の本質について問うか。

カズとフミ。ゲイのカップルで結婚している。そしてともに弁護士。とくにマイノリティに位置づけられら人たちの訴訟にかかわる。わ
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裸の島(1960年製作の映画)

4.7

衝撃。魂が震えるとはこういうことか。

午前10時の映画祭。この作品を大きなスクリーンで見られるとは。ありがたい。

夜も明けないうちから船をこぐ夫婦。本土に渡って水をくみ、島に持ち帰るため。島に住む
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ハード・コア(2018年製作の映画)

4.0

口が開きっぱなしの荒川良々。夜の貴婦人セット、3万7千円。無敵だなと。

右近と左近の兄弟。商社に勤める左近に対し、右近の暮らしはパッとしない。ただ、右翼活動家・大城会頭のため、埋蔵金の発掘に取り組ん
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

4.5

薄暗い部屋。男はゴミをまとめ、カーテンと窓を開ける。明るい外を眺めたあと、首を吊る。

これから映画が描こうとする世界が垣間見え、こちらも身構える。ただ、ここからはコメディタッチに話が進んでいく。あと
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斬、(2018年製作の映画)

4.0

刀身を鍛えるところから始まる。不安をかきたてる音楽を背景に、耳をつんざく金属音。『鉄男』か。

幕末、江戸郊外の農村。百姓仕事を手伝いながら江戸で名をあげることを目論む浪人・都築杢之進。あるとき剣の達
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(2018年製作の映画)

3.8

男は拳銃を手に入れたから壊れたのか。いや、もともと壊れていた男が拳銃を手に入れてしまったのか。

偶然にも拳銃を手に入れた男。そこから世界が変わる。拳銃を持つことによって生じる不安や恐怖、また刺激に魅
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.3

最後に落ちてしまった。途中に眠くなることはよくあるが、最後に眠くなるとは。ということで、本来は採点すべきじゃないかもしれないけど、ウトウトしたという結果を考えると、これくらいかと。

寧子(ヤスコ)は
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散り椿(2018年製作の映画)

4.0

岡田准一の殺陣が別次元にあり、剣を交えなければならないほかの役者たちが気の毒になる。

かつては扇野藩に仕えた瓜生新兵衛。今は妻の篠とともに京でひっそりと暮らす。新兵衛は重臣・榊原平蔵殺害の嫌疑をかけ
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.2

パク・クネの弾劾、ナッツリターンの炎上、そして慰安婦問題に徴用工問題。しばしば見られる韓国における民衆感情の高揚っていうのはこういった政治背景によるんだなと。

1987年の韓国。「対共」(アカ狩り)
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.5

樹木希林が言う…「毎年おなじことができるってことが幸せ」。亡くなったこのタイミングでこのセリフか…

で、黒木華の最後の涙。おそらく途中に見せる涙は演技で、この涙は演技じゃない。樹木希林との奇跡的なコ
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

4.3

映画にこだわる若手俳優が大集合。この監督は俳優に愛されているなと。

進学することをやめ、奨励会に入ってプロ棋士を目指すことを決めた「しょったん」。プロになるには26歳までに四段になる必要がある。時間
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教誨師(2018年製作の映画)

4.5

疲れているところに動きのない会話劇。音楽もない。寝てしまうなと思った。…けど、違った。面白かった。2時間惹きつけられて終わった。

教誨師と6人の死刑囚。死刑囚は三者三様、いや六者六様。口を開かない男
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.5

これは面白い。高評価もわかる。既視感を感じさせない、斬新な恋愛映画のようでいて、描かれるのは恋愛における普遍的な問題か。

そして主人公の朝子(唐田えりか)がまた…。人形のような顔。つかみどころがない
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

佐藤泰志、函館となると…『そこのみにて光輝く』と『オーバーフェンス』が僕のなかで年間ベストワンだったけど…

「僕」(名前が出てこない)はシズオと同居する。あるとき、同じ本屋で働くサチコに誘われる。そ
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