muraさんの映画レビュー・感想・評価

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日本映画を中心に見てます。よろしくお願いします。

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ニッポン国 vs 泉南石綿村(2017年製作の映画)

4.5

休憩をはさんで4時間弱。長いんだろうと覚悟をもってのぞんだが、あっという間。傑作だと思った。とくに後半が。

後半にものすごく面白いものが見られる。官僚は何を守るのか、なぜ守るのか…いやぁ、ここには仕
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blank13(2017年製作の映画)

4.2

斎藤工監督作品。意外というと悪いが、なかなかおもしろかった。ノレた。映像や音楽にこだわりがあり、最初はあざとくも思えたが、徐々に慣れてきて、最後は効果的にも感じられて。

父が借金を抱えたまま行方不明
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苦い銭(2016年製作の映画)

3.8

25年前に列車で中国を旅したときに、「硬座」にするか「軟座」にするかで悩んで結局は日和って「軟座」にしたことを思い出した。冒頭の出稼ぎに向かうシーンを見て。

浙江省湖州県の縫製工場。雲南省や安徽省か
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

久しぶりに巨大歓楽街のなかの老舗映画館へ。

1984年、エロ雑誌『写真時代』から映画は始まる。ビミョーに中学生の頃が思い出される(笑)

工場勤務、看板製作などの仕事を経てエロ雑誌の編集に携わるよう
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北の桜守(2018年製作の映画)

3.0

周囲からは鼻をすする音。でも、これは泣けない。

1945年8月、日ソ中立条約を破棄してソ連軍が南樺太に侵攻。南樺太に移住していた日本人は内地に引き揚げる。しかし引き揚げは過酷なものとなり、途中で息絶
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犬猿(2017年製作の映画)

4.3

姉役のニッチェの雰囲気といい、阪本順治の『顔』かと思った。で、なかなか面白い。ノレた。

というのも、初っぱなの女子高校生妄想恋愛系映画の予告。ここでいきなり毒が吐かれ、そのまま引き込まれたって感じで
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ピンカートンに会いに行く(2017年製作の映画)

4.3

3週間ぶりの映画。仕事が忙しくて映画もなかなか見られない。そんなときにこの映画は…ちょっと癒された。

どこかで見たような…と思ったら『東京ウィンドオーケストラ』。松竹ブロードキャスティングの企画に、
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羊の木(2018年製作の映画)

4.4

映画を見ている方も試される。殺人を犯した隣人に心を許すことができるのか。

地方の港町に移住してきた6人の男女。受入れを担当した市職員は、彼らすべてが殺人を犯した受刑者だと聞かされる。偏見を捨て去り、
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ビジランテ(2017年製作の映画)

4.3

埼玉が舞台となると無敵。東京までわずか。にもかかわらず漂う田舎くさい人間関係。『サイタマノラッパー』で描いたものを今度はダークに見せてきたなと。

どす黒い川。先行きを暗示するような。川を渡り父から逃
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

4.5

毎度毎度の特異な映像世界に、言葉と音楽の嵐。これにハマると抜け出せない。もう…何とも言えない。

「序」「破」「急」の3部構成。この辺りのこだわりには感服する。舞台は大平洋戦争直前の佐賀・唐津。ひとり
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最低。(2017年製作の映画)

4.2

『8年越しの花嫁』とこの作品と、瀬々監督の作品が2つ同時に上映されているけど……振れ幅がデカいなと(笑)

かたや難病を乗りこえて夫婦になるっていう「美しい」話で、かたやAVに出演する女たちがそれでも
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

僕の住むところではこれから上映が始まるが、待ちきれずに東京で鑑賞。評判が高いので気になっていて。ということでほぼ満席。さすが東京。

引っ込み思案で人づきあいが苦手なヨシカ。妄想のなかで生きている。妄
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わたしたちの家(2017年製作の映画)

3.5

ユーロスペースは満席。立見なんて何年ぶりか。それだけこの若い女性監督への注目が高いってことだろうけど、微妙にノレないところも。立っていて疲れたということもあるか。やっぱり映画はゆっくりと見たいなと。>>続きを読む

星くず兄弟の新たな伝説(2016年製作の映画)

4.2

新宿で見た。見終えて外に出ると大雪。こんなに積もるんだと驚いた。観客は3人。そのなかで…笑った。楽しかった。

ロックがダサくてクサくなってしまった時代。そのなかでロックスターを目指したふたりの男、ザ
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(2016年製作の映画)

4.3

閉所恐怖症になったのかと思う。この閉鎖的な社会と人間関係に息が詰まりそうになる。


海上にポツリと浮かぶ島、林のなかに広く根をはった大木、散って形を崩した赤い椿、鬱蒼として人の近づかない神社…不穏な
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

ドルビー・アトモス…。百円余分に徴収されてスタッフに「なんで?」と。何度も訪れている映画館なのに、この大作用スクリーンは初めてだったんだと(笑)

子供の頃から見続けていると、この宇宙を舞台とした壮大
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.8

事実に基づく物語…いつもならこのワンフレーズで敬遠するけど、監督が瀬々敬久っていう1点だけで見に行った。

今年最初の映画。ってことで、昨年の日本映画マイベストテンを以下に。

1 彼らが本気で編むと
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.8

ツチダの、そして臼田あさ美の思いがあふれるなと。

ツチダはセイイチと暮らす。セイイチは音楽をやっていて、働かずに家にいる。むしろツチダが音楽をやらせているともいえ、そのためにツチダはひとり働き、さら
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.3

久しぶりに新宿で映画。地元では上映が年明けになるのでこの機会に見ておこうと思って。

十和子は歳の離れた陣治と暮らす。陣治は誠実に尽くしてくれるが、ガサツで品のない陣治を十和子は毛嫌いする。むしろ以前
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

4.2

今回ははちみつぱいから始まった。このシリーズは音楽がとにかく魅力的。音楽が映画の世界に一気に導いてくれる。映画にとって音楽はやっぱり大事だなと。

札幌・ススキノを舞台とする探偵モノの第3弾。相棒の高
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全員死刑(2017年製作の映画)

3.7

女子高校生のパンツから始まる映画なんて初めて見たような。

ヤンキー兄弟(兄役が「ケンとカズ」のカズか)が、父母も借金をする金貸しから金を奪おうとする。やがて父母も関わってきて、金貸しを家族も含めて殺
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ヨコハマメリー(2005年製作の映画)

4.7

10年来ずっと見たかった映画をようやく。で、やっぱり傑作。めちゃくちゃ感動した。「心を打たれた」。

「伊勢佐木町ブルース」で始まる。ここで横浜のもつ危うい雰囲気にグッと引き込まれる。

横浜・伊勢佐
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.0

顔、顔、顔…。そしてみんなシワが深いわ。

3作目は韓国から始まるか。港から夜の街へ。いつものように、黒塗りの高級車を頭上から映して、タイトル「アウトレイジ」。冒頭からテンション激アップ。

済州島に
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.5

不思議。どうしてこんなに心が揺さぶられるのか。誰も幸せにならない、悲しい物語なのに。

因縁の相手を憎しみをもって倒した新宿新次。その新次と拳を交えたいバリカン健二は、ジムを移籍して勝利を重ね、ついに
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.3

でんでん演じる老トレーナーがふたりの新人ボクサーを見て言う…「毎日おもしれぇな」。それはこっちのセリフでもある。ホント「おもしれぇな」。2時間半があっという間。残り2時間半もあっという間の予感。

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三里塚のイカロス(2017年製作の映画)

4.3

げんとう…。何のことかと思ったら「現地闘争」か。僕も含め、そんな言葉を知らない世代にとっては、この三里塚闘争は衝撃的。でも、すでに生まれていたことを考えると、あながち遠い話とは言えない。

1966年
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エルネスト(2017年製作の映画)

3.5

ボリビア革命。世界は知らないことばかり。情けなくなる。それでも少しずつ、少しずつ、映画が教えてくれるなと。

キューバ革命の直後、ゲバラが広島に来たことも知らなかった。

映画はそこから始まる。外務省
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望郷(2017年製作の映画)

4.3

また菊地健雄…。先日の『ハロー・グッバイ』もよかったが、これまた面白い。演出は落ち着いていて、どこか古めかしいが、最後まで飽きさせない。テンポがいいのか。

冒頭、男が車に乗っている。表情は冴えない。
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米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー(2017年製作の映画)

4.3

監督の舞台挨拶もあって。監督は『ニュース23』のキャスターでもおなじみの佐古忠彦。

戦後、基地建設のために沖縄の土地を強引に接収していったアメリカ。それに対し、理論武装して反対する瀬長亀次郎。市民の
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パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

4.5

重い。つらい。切ない。でも、勇ましい愛の物語。「不完全な者」同士が目指す「パーフェクト・レボリューション」。感動した。

とくにリリー・フランキーの表情が…。ホントうまい。すごいわ。

脳性麻痺により
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ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

4.0

映画のロケ地はよく知っている地方極小都市。とくにナミヤ雑貨店の場所は、昔よく飲み歩いていたあの飲み屋街の、あの駐車場の隣かと。当時はスナックによく行っていた…なんて郷愁にふけってしまい、なかなか物語に>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.0

あのひっついてくる実はオナモミというんだ。子供の頃、ついている友達に「バカがついている」って言ってたなと。

そのオナモミの配し方といい、ノートを見つける押入れの戸が少しだけ開いているところといい、ま
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

4.2

個人的には…水原希子には狂わされないかなと。『モテキ』の長澤まさみなら間違いなくやられるだろうけど(笑)

ラーメンのシミをつけたジーパンでミュージック・ステーションに出演した奥田民生を「ロック」の象
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

先日『シャブ極道』を見て、役所広司の「狂気」の演技はやっぱりすごいなと感心したが、それをここでも見せつけられた。

やり手の弁護士・重盛は、2度目の強盗殺人を犯し、死刑は間違いないと思われる三隅の弁護
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海辺の生と死(2017年製作の映画)

4.0

満島ひかりがすごい。一気にステージを上げたような。ヌードも神々しい。で、あの笑顔は何だ…

時代は、太平洋戦争末期。場所は、2つの部落だけの島というので奄美群島の小島(加計呂麻島と)。島の国民学校で教
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

愛が人類を救うか…。使い古されたこのテーマを、これまでに見たことがないような斬新な手法で描いてきたなと。

地球にやって来た3人の宇宙人。彼らは侵略前の斥候として送りこまれている。情報を収集するために
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