いののんさんの映画レビュー・感想・評価

いののん

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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.5

ジャケ写みて、これはひょっとしたら「ノー・マンズ・ランド」か? と思った自分の直感力を褒めたいと思う。あながち間違ってはいなかった。なにせ私は、頭は弱いが、直感力には(少々の)自信がある。えっへん、な>>続きを読む

アリスの恋(1974年製作の映画)

4.0

エクソシスト(怖そうで観られない!)で大成功を収めることとなるエレン・バースティンは、そのあとの出演作について、次々と送られてくる脚本に難色を示していた。当時、女性には、「従順な人妻、母親、娼婦」しか>>続きを読む

M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

4.2

先日観た『アメリカン・ニューシネマ/反逆と再生のハリウッド史』に刺激を受け、アメリカン・ニューシネマのお勉強をしてみようと思った。そのなかで、意義あるものとして語られた映画のうちのひとつがこの作品。そ>>続きを読む

レディー・ガガ:Five Foot Two(2017年製作の映画)

-

「ちょっと脱いでいい?」と言って、上半身丸出ししたのにまず驚いた。全部見せることにこだわりがない。自信もイラつきも、不安やおびえも、淋しさも、愛も。痛みに耐える姿も。ひとりで背負っていくプレッシャーも>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.4

シンプルで力強い構成。圧倒的な映像。もう他の追随を許さない。孤高の強さ。彼ら4名、それぞれが何故、その任務を負うことになったのか、そこに至る描き方もクールでシブい。とにかく、素晴らしい。


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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

怖そうだから映画館では観ることができないとキッパリ決めてて、観るつもりは全然なくて、だからオススメしていただいても「無理」とか不遜なこと言っちゃったりしてすみませんでした。急に観に行くことにしました。>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.2

観てから何日か経ったけど、まだじわじわきている。それで今、思うのは、ああ、この映画は、自由なんだなあってこと。自由ってこういうことなんだなあって。そんな気がする。


先達へのリスペクトにあふれている
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ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

3.4

監督の、「ライ麦畑でつかまえて」への思いの深さは伝わってきた。J.D.サリンジャーの『The Catcher in the Rye』をとても愛していて、大事に思ってきて、だからこの映画を作ったのであろ>>続きを読む

ワイルド・ワイルド・ウエスト(1999年製作の映画)

3.2

期待しないで映画を観るっていいね!
すんごい気がらく!


この映画を観ようと思った理由はひとつ!
「鉄の馬型蒸気機関車」がどんなものか観たかったから

って、そんなのあったかなぁ。
今か今かと待ち構
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ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

3.6

珍妙でヘンテコ、酷評された、映画「The room」は、いつしかカルト映画となったそうだ。それは愛と情熱にあふれた駄作だったからだ。観れば観るほど、どこがどう駄作だったか、語らずにはいられなくなるらし>>続きを読む

ギャングース(2018年製作の映画)

3.7

ヤング・アダルト版ビジランテ!


ビジランテを観た際、私はレビューで「弱い者たちが夕暮れ さらに弱い者たちをたたく」とザ・ブルーハーツの歌詞を引用したのだが、今回の映画は、「弱い者たちが自分より上の
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ハード・コア(2018年製作の映画)

4.2

あゝ、すごくいい。不格好で不器用で底辺に生きる男たち。真面目さとゆるさと緊張と諦めと優しさとため息とあえぎが、すごくいい。小銭をスナック菓子の空き袋に入れるような人生。哀しくて可笑しくて愛くるしい。哀>>続きを読む

シドニー・ホールの失踪(2017年製作の映画)

4.2

優れた小説は危険を孕んでいる
優れた小説は人の心の奥底に触れる。隠されていた暴力をむき出しにする。受け取った読者によっては、直接的な表層的な暴力へと転換させてしまうかもしれない(実際にそういった事件も
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.0

昨夜、この映画の存在を知り、本日観賞(*2018年11月)。
やっぱり西部劇では早撃ちしないとね!


短編集を紐解くように、6つのお話を味わう。秋から冬へと向かう今宵、月も出ないような空の下で。6つ
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

チョンチョンチョンチョン、
チョンチョンチョンチョン♪
観終わると何故かチョンチョンの追っかけになっているというw
CMの連呼のように、チョンチョンチョンチョンがグルグルまわって終わりませんっ!
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アメリカン・ニューシネマ 反逆と再生のハリウッド史(2003年製作の映画)

4.2

アメリカン・ニューシネマって何?


それはね、
この映画を観るとわかります!
wikiの説明読むより、よくわかる!
遥かに腑に落ちる!
私も今夜、学びましたあ!


それまでの大スターに頼る時代は終
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

4.4

ひとつの時代を銃声が終わらせる。
その銃声とともに、次の時代がやってくる。


1970年代後半から、1980年代まで。ポルノ業界に携わった人たちを描く。時代に翻弄されながら、それでも生くゐ全ての人た
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.4

物語の中盤までこなくても、ホテルのなかでのテレビ画面をみなくても、少年の部屋の壁に貼られたポスターを見なくても、わかっちゃったぜ!物語の序盤で、アタシわかったの!墓場、列車、荒野、これは西部劇に違いな>>続きを読む

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.4

映画の中で演劇が上演される。老女の大きな写真が2枚。まず、演劇のこのセットが好きだ。なんか格好いい。


①映画の中で演劇の稽古や本番があり、各々が、役者として、それぞれの役を「演じる」。

②演劇の
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.1

見えないその目に見えるもの
見えるその目に見えないもの
心で感じたら見えるもの


映画館で観た予告篇があまりにきれいで美しくて。ひとりの女の子の成長に応じて3人が演じるのだけれど(子ども→少女→女性
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

-

私はここから、Queenを知っていこうと思う。


クイーンのことも詳しくなくて、レビューを書くのは、いつも以上に恥ずかしい。


筋金入りの熱狂的なファンの方が職場にいらして、クイーンへの愛がどれほ
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

-

公開された時、映画館で観たいと思ったけれど、怖そうだからと断念した作品。実は先日感想を書いた「ディパーテッド」は、この映画と勘違いして観ちゃった作品。大物らしい俳優さん3人が映ってるジャケ写、だってソ>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

-

「it」は何故追っかけてくるのか。
何故ひたすら歩いてくるのか。


「それ」の側に立って観てみようと思ったら、あららら不思議♪ 怖くなくなりましたあw!


たった1人に狙いを定めて追いかける。歩く
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.2

今さらかもしれへんけど、「ディパーテッド」を観終えてから初めて知った作品。オリジナルのこちらを観て、今、思うこと。どっちも好きだ。それって幸せなことだ。


(↓使い方は間違ってるけど)
①トニー・レ
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ミッドナイト・バス(2017年製作の映画)

3.2

原作が好きだったから観た映画=「ジャンプ」(原作、佐藤正午)がとても良かったという印象が残っていたので、その時のタッグ再び(竹下監督、原田泰造主演)での今作品、観るのを楽しみにしていました。


15
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

彼の国はネズミーランド
潜んでいるネズミを探せ!


こっちの方がヴェノムより怖くてドキドキした。豪華キャストの芝居だけでなく、全てが総合的に渋い。と言いつつ、豪華キャストのそれぞれの出演映画を、それ
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

-

割り切れなさ


水着なんてわたしスクール水着で終わってるし。キレイな水着で、たくさんの男子の前で軽く踊ってみせるなんてさっ、ふんっ(怒)(笑)!


ケンカ売っても勝てるはずもねえ!


あんなそん
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ヴェノム(2018年製作の映画)

-

「これが最悪だ」などと言えるうちは、まだ最悪ではない。(ウィリアム・シェイクスピア)



映画館で予告編をみた。
1年前のアタシなら、本編を観に行かないことは、即、決定!怖そうな、オドロオドロしそう
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愛と法(2017年製作の映画)

4.0

大阪を拠点に活動する弁護士ふたり。ふたりは男性同士、結婚式も挙げた。この2人の弁護士:カズとフミが、めっちゃ魅力的! 多くの裁判を抱え、たくさんの人の相談にのり、あんなに忙しい毎日なのに、どうしてこん>>続きを読む

悪の法則(2013年製作の映画)

-

超豪華キャスト!
監督は、リドリー・スコット!
どうして今まで、この映画があることを知らなかったんだろう。



「欲のせいで崖っぷちね」
「そもそもそれが欲の本質」

「行為が結果につながり、
それ
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運命は踊る(2017年製作の映画)

4.3

もしもこの映画を自宅で観ていたなら、多分私は爆睡して、「全然わかんなかった」というナメたレビューを書いて、3.0とか2.8とかの点数をつけていたと思う。ごめんなさい、私はそんなダメなヤツなんだ。>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.6

私にはよくあることだけど、チラシも読んでなくて、予告編も見てなくて、いきおいで映画館へ。でもそれが良かったのかも。全編PC画面という画期的な手法に、やる気と覚悟と驚きを覚えた。全編がPC画面、劇判のよ>>続きを読む

共犯(2013年製作の映画)

3.4

みずみずしい台湾映画
登場人物は高校生たち
女の子も男の子もみんな、
美しくて可愛らしい!


ひとりの美少女の死、そこにたまたま居合わせた3人の男の子。真相を探るべく行動に出るが・・・というお話。だ
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グロリア(1980年製作の映画)

4.2

やれやれ
ムカつくガキだぜ
おまえ、ガキのくせに偉そうなこと言ってんじゃねえ!
おとななめんなよ!

と、アタシだったら言い放ちたい。
ヤケクソはアタシの得意分野だ。
こんな八方ふさがりのどん詰まり状
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ピーター・フォークの ビッグ・トラブル(1986年製作の映画)

-

えっ!?
これもジョン・カサヴェテス監督作品?
(すみません、観るのはこれで3作目で、そんなこと言えるほど観ているわけではありません)


B級感丸出しの、巻き込まれ系の自暴自棄系のゆるゆる系のテキト
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.5

正気を保ったまま狂いたい。それは、時々私が思うことだ。正気を保ったまま狂いたい、そしてできればあちら側に行ったきりにならず、なんとかこちら側に戻ってきたい。そう思ってる。正気と狂気の境目なんてほとんど>>続きを読む

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