たーぼーんさんの映画レビュー・感想・評価

たーぼーん

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やまぶき(2022年製作の映画)

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絵画の様な作品だと思った。
どの場面の一瞬を切り取っても、芸術性・思想性が漂い、例えば言語の違う人々が観ても表現の核心が伝わり、生きていく勇気が得られる素晴らしい映画だ。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

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SFとして素晴らしい事は間違いない。
未来が描かれるだけでなく過去に遡り、ヤンの記憶が映像化され知りたい事を突きとめたりする。そうした事が僕らが年がら年中邦画に限らず昔の映画を喜んで観ていき、そうする
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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大切な友人の死から始まる。
序盤において死の謎が解明されるのか。シイちゃんが元々知っている範囲の「マリコの背景」については語られるが、直接的な原因といった辺りは物語からほっておかれる。
そこから前半を
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

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「女っ気なし」という題名の映画を作ってるギヨーム・ブラック監督作品だが、今回驚くべき事に終盤登場人物中一人だけ「ご褒美」をいただいている。
簡単にはご褒美をいただけないものである反面、意外にもあっさり
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新宿泥棒日記(1969年製作の映画)

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10年ぶり位に観た。面白いのは分かっている。
映画館で観ていておやっと思った。
万引きをした横尾忠則が社長室に連れていかれてやりとりしているうちに「僕は警察に連れて行かれるんですか?」といちいち自分か
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

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ときに頑なにドロップアウトを決め込む風でもあるが、その他多くの場合は相手の考えに飲み込まれて調子を合わせて従っていくうちにどんどん転落していく。
そんなWANDA自身に対して、自業自得だなと思えてくる
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ニッポン国 古屋敷村(1982年製作の映画)

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どんな映画でもちょっとはウトウトしてしまう不届者の僕だが、ミニチュアみたいな物が出てきて冷風みたいなのを吹きかけ、村の特定のエリアだけ寒気が届かないという事を実験したりし始めた辺りから夢中で目が離せな>>続きを読む

Ham on Rye(原題)(2019年製作の映画)

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最終盤上手くいかなかった美しい女子が、公園で遊ぶ親子を眺めてどう思ったか。
挫折し冷静になった後「はっ知るか、何事にもとらわらず自分の思う様に生きていくしかないわ!」そんな風な気持ちにだけなったのだろ
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怒りの日(1943年製作の映画)

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恐ろしい映画である。
魔女裁判という人類が過去に犯した愚かで残酷な過ちをヒントに、ときに卑怯になりときに深い苦しみを味わう個人の内面をあぶり出す様な作品だ。
魔女と疑われる人物は3人、それぞれが本当に
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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こういう映画がとても大好きだ。「バイス」も「マネーショート」も大好きだ。
それと、僕はジェニファー・ローレンスがとても好きなんだという事も再確認できた。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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自分としては「反撥」「ローズマリーの赤ちゃん」が想起された。
不当な目に遭う女性に視点を持ち目くばせするが、ちょっとその面を狙ったにしては中途半端に終わった感あり。
結局様々な種類の恐怖を描きたいだけ
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

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「誰がハマーショルドを殺したか」の監督の作品だが、この監督って嘘っぽく作る事によっておとぼけ感を出して笑わすという作風なのだろうか。笑い堪えるのに苦労した。塚口サンサン劇場の1番シアターの客は真剣に観>>続きを読む

エッシャー通りの赤いポスト(2020年製作の映画)

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僕は「ラブ&ピース」がとても好きな人間なので、この映画は大好き。

水俣曼荼羅(2020年製作の映画)

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結局のところ認定してくれないのが問題であり、その平行線状況には本当に腹が立つ。
この水俣病の問題は、恐らく戦後財閥解体が行われる様な世の中の変化が全くなかったのだとしたら、何度か裁判で勝つという事さえ
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ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

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就活学生の親とかが食いっぱぐれないから公務員になれと言うのを聞くとモヤモヤしてアホちゃうかそんな甘いモンちょうやろとか言いたくなるのだけど、公務員を減らせとか減給を目指すのが当然の様な意見を目にしても>>続きを読む

夜空に星のあるように(1967年製作の映画)

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華やかなりし60年代ロンドン、ワーキングクラスの憂鬱、乱暴で無責任な男の腕がいくつも壁から出てくる訳ではないものの、そこら中にある孤独な闘いの苦しみが描かれる。

夢の涯てまでも ディレクターズカット 4K レストア版(1994年製作の映画)

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めっちゃ面白かった!
ジェームズ・ボンドシリーズの様なスパイもの観光映画を逞しさのある女性を主人公として描かれる。
前半に笠智衆が言うセリフ「薬草だな」が妙に耳に残って、自分の中では軽くウケてたのだが
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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アコードが、、、、ホンダ・アコードが故障さえしなかったら、、、

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

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墓場まで持っていかなあかん様な事案。
こういう役がやたら多い印象の光石研。
ドキュメンタリー監督の時も、父の不祥事を隠蔽する時も、どちらであっても眉間にシワを寄せている主人公。

太陽(2005年製作の映画)

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不思議な気持ちになってくる程、全く違和感を感じない映画だった。面白かったし、いい映画だった。

いとみち(2020年製作の映画)

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大阪アジアンの観客賞作品は、毎年テレビ放映されるのでまあまあどれも観ているつもりだが、自分的にはあまり気に入ってない作品が多くて、アジアン映画祭の中には絶対5本や6本は観客賞作品よりも面白い作品がある>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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良い意味だが、意外と普通な話だった。
2人は色々な事に対して興味が共通していて、普通というのはマニアックではないのではという意味で、その頃の若者が好む事をどれもこれも受け容れているだけで、それがある時
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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アカデミー賞の歴史においてたまに発生する限りなく作品賞に近い脚本賞受賞作のひとつ。
酔った女を襲おうとする行きずりの男、必要な対処を怠った学長、被害に遭った方に寄り添わなかった同級生。
許せない奴らだ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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プリンスの「サイン・オブ・ザ・タイムス」を観た時にも感じたけど、この作品でも奇跡の様なパフォーマンスを拝見する事が叶った。
コードレスの楽器を首からかけ、皆で絶えずシフトチェンジしながら演奏する。複雑
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風が踊る デジタルリマスター版(1981年製作の映画)

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「あの夏、いちばん静かな海」みたいな映画なのかと思って観てたら、眼がすぐに治ってしまう。(笑)侯孝賢と北野武ってケンカ強そうだし、根の部分は同じに思えて仕方ないのだよな。「悲情城市」とかもの凄い暴力映>>続きを読む

丼池(1963年製作の映画)

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何より、浪花千栄子を凌駕する程の妖怪ぶりを見せた三益愛子に尽きる。宗教とか道徳的しばりの強い国であれば、いっその事上映禁止にしといた方が無難かと当局が判断してしまいそうな位のエグい映画であった。
三益
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海辺の彼女たち(2020年製作の映画)

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90分弱という短い尺の作品なのに、かなりの長回し箇所が2、3あったかと思う。どれもそれだけの長さが必要であり、決してダラダラ感を生んだりしない、無駄なところが一切ないメリハリの利いた傑作だった。
僕ら
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街の上で(2019年製作の映画)

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僕もだんだん歳をとってきて、考える事もちょっとずつ変わってきてるはずだけど、これまでと同じ様にこの「街の上で」の様な映画が大好きだ。
きっとこれからもずっとこういう映画が好きだろうと今のところは思って
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ファーザー(2020年製作の映画)

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ひょっとしたら演技の直後にはそれまで何をしてたのかコロッと忘れてしまっているかも知れぬアンソニー・ホプキンスの相手をするには、オリヴィア・コールマンの様な達者な人が必要なのであろう。
短期間に父と母の
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夏時間(2019年製作の映画)

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弟もちょうどいい感じであったし、主人公の女の子の交錯する様々な心境も伝わってきて面白かった。わかりやすく明示されてはいなくても、男尊女卑の世間に埋没したくない気持ちもあったのは間違いないのだろう。
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猫と庄造と二人のをんな(1956年製作の映画)

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宝塚映画ではなく東京映画作品なのに香櫨園浜でロケが行われたらしい。原作の舞台が舞台だからしゃあないのか。
ようやく猫ちゃんを好きになったかと思ったらそういう訳ではなかったという複雑さを演じるのに適した
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麦笛(1955年製作の映画)

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もっとしっかりマークすべき作家室生犀星の小説が原作。
思春期の男が性に悩み、奇行に及んでしまう。若い頃誰でも似た様な経験があるのかいやないのか、自分にあったからと言って他人も皆あると決めつけるのは良く
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

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めっちゃ、面白え!!
フリークス達が力を合わせて、強くて悪い奴を懲らしめる。トッド・ブラウニング最高! 1930年代にこんな冴えた映画があったとは、、、
ただよく考えると、小人は小人同士で一緒にいれば
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