たーぼーんさんの映画レビュー・感想・評価

たーぼーん

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映画(752)
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“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

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いやぁ、これはなかなかしっかりパンチの効いた話だった、、、
大声張り上げながらも、思いきり内向的で自問自答していて素晴らしい。
そりゃ皆普段から生き残るのに必死で精一杯な中で、こんな迷惑面倒な人物が身
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愛のお荷物(1955年製作の映画)

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今とは社会状況が真反対の時の映画で、今こういう映画をやると不謹慎なのか全くそんな事ないのか、観てるうちにそういう事とか混乱して判断つかなくなる様なコメディだった。
昔吉本新喜劇で最後女性が産気づく場面
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生理ちゃん(2019年製作の映画)

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伊藤沙莉のいかにも酒呑みな感じの声を、久しぶりに聞くことが出来てホッとした。
久しぶりといえば、75分の本編の中には一瞬だけ登場する伊藤沙莉の両親達を含めて3家族が登場する。今年も既に300本以上映画
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ロボット2.0(2018年製作の映画)

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前作の元々のロボットのチラシに載ってる謳い文句が「ワケわからんが面白い」だったが、今回のロボット2の方こそそう言いたい位妙な話だった。
携帯の電磁波がどうこうよりも、工場の大気汚染とか言えばええやんと
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ロボット(2010年製作の映画)

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塚口サンサン劇場のロボットとロボット2連続マサラにて鑑賞。2012年に観て以来久しぶりのロボットだが今回は完全版である。
7年前の春に鑑賞以降現在まで3000本の映画を観てるので、今となってはどんな内
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

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モッズの抗争相手がロッカーなのは、フラワー対マッチョみたいなイメージなんだろうか。
本当に対抗しないといけない敵は、権威主義であり決して楽園でなかった現実だっただろう。
そして主人公が自分の人生と向き
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細い目(2004年製作の映画)

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憎めないワルの悲しい物語。日活映画みたいな話も巨匠ヤスミン・アフマドの正しくて、自然の景色溢れ、心優しく、でも政治・宗教の背景がうっすら滲み物哀しさもある世界に挿し込まれると、感動せずにはいられない、>>続きを読む

ムクシン(2006年製作の映画)

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故ヤスミン・アフマド監督の長編は6本。
オーキッドの子供時代から成長に合わせて観ていくのもいい順番だが、製作順に観ていくとハッと驚く。
「オーキッドが小さくなっている!!」
姉妹変化が見られる訳だが、
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

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そもそも僕らはここのところ、長回し多用の長尺な映画を観過ぎて麻痺してしまっていて、こういう作品を適切に受け止め辛くなっているのではないだろうか。
話の中の出来事自体は決して珍しくもなくて、これが日本の
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典座 -TENZO-(2019年製作の映画)

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失礼ながら予想に反して面白かった。

淡々と話が流れていきながらも、決して軽くない絶望が描かれている。
この世の中は神仏がその機能を果たせているのだろうかと疑いたくなる。
そう言えば、今朝はイングマー
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火口のふたり(2019年製作の映画)

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500回押し込もうが、1000回突こうが、終点とはならず、長い年月カメラを向け続けてるうち、いつ映画のエンディングに到達するのかその踏ん切りがつかないドキュメント映画の様だ。
核心が掴めず混乱しそうだ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

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またしても110分の内容を170分に延ばした映画に出会ってしまったが、この漂う程に緩やかに流れる感じが本当に素晴らしい。
タランティーノの最近作と同じだね。皆言ってたね。
1時間位経過してから、夕陽の
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懺悔(1984年製作の映画)

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めっちゃ面白かった!
長尺だが、前と後と別の作品の様に思える構成。
ソ連体制下での制作なのに、一見とても自由に作られてる様に思えるし、とても現代的な劇である事も驚き。
主役(?)のオヤジもなかなかに濃
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ひとよ(2019年製作の映画)

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今作の様な文句の付けようもない傑作だけでなく、多作な白石監督の所謂ハズレとされてる作品も含めて、今後も漏れなく観に行きたい。
アーサー・ミラーの様だとまでいう気はないが、何だか舞台演劇の様な作品だなと
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

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籠池夫妻の出てくるところは「FAKE」みたいな雰囲気が漂ったけど、あの辺りで日本会議の事とか、話題が拡張的に発展していった面もあって、結果的に大事なパートだったなと思った。

月はどっちに出ている(1993年製作の映画)

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かなり久しぶりに観た。10日程経つけど、その魅力が後からジワジワと効いてくるなかなかの傑作だった。
群像劇で喜劇。
どれ一つとっても、笑い飛ばすしかないんだよね、、、、
じゃりン子チエ読んでたら、たま
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ある映画監督の生涯(1975年製作の映画)

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もの凄く分厚いのはあるけど、溝口監督の生涯とか作品を手っ取り早く紹介する様な丁度いい書籍がないなと思ってたら、この映画がかなりその役割を果たしている。
75年に作られたのは、本当にタイムリーな時期だっ
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女だけの都(1935年製作の映画)

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ヌーヴェルヴァーグ以前のフランス映画の、古き良きそしてとても美しい映画。
何となし「まぼろしの市街戦」の様な、おとぼけな雰囲気のある話であった。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

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めっちゃ面白い。
スコセッシの師匠格エリア・カザンの「波止場」で描かれた、マフィアとの関係が深いアメリカの労働組合の世界の、時代と共に変容していくその行く末を、しっかり予算をかけて長尺を意識させない物
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レベル5(1996年製作の映画)

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ああ、今僕の頭の中で、この作品と「沖縄決戦」「夏の妹」「ノーライフキング」が、ぐるぐる廻ってていて、、、

イエスタデイ(2019年製作の映画)

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ビートルズの影響をモロに受けましたって感じのバンドが5年に1度位登場するものだが、そんな時に味わう様なただ軽快なテンポなだけの薄っぺらな物語の運びの作品で「あちゃぁ、イギリスでビートルズにちなんだ映画>>続きを読む

国家が破産する日(2018年製作の映画)

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オリンピックでも毎回記録映画があるし、戦争についても大抵様々な映画が後年作られるわけだから、当然大恐慌や国家破産についてもその事について描かれる映画があって当然であろう。
日本国内でも、いまだにあっち
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希望の樹(1976年製作の映画)

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澄んだ空気(推測)、色鮮やかで美しい自然の風景、人々は素朴で明るく、、、しかし、物語は反転し、残酷な結末を迎える、、、
年に1度は必ず観なあかん程の大事な作品な気がするのだが、、、

祈り(1967年製作の映画)

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【これは特別な作品だ】
傑作としか言いようがない。
観終わった時すぐ思ったのは、もう一度観たいという事であり、何とかしてこの作品のブルーレイをお土産として持ち帰る事が出来ないものだろうか、、、、
白衣
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広い天(1959年製作の映画)

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篠田正浩が助監督だからか、「あかね雲」や「はなれ瞽女おりん」の様な、戦時中に人々の心がギスギスしていたり、人道的には許されない様な出来事が起きそうな話だったが、よく考えると「少年時代」的でもあり、後か>>続きを読む

白い崖(1960年製作の映画)

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今井正とか山本薩夫は所謂政治的な人物な訳だが、出来上がった作品が小難しいかというとそうでもなく、大衆が喜ぶエンターテインメントになってる場合が多くて実にナイスである。
それにしても、何の忖度か知らんが
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

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もうちょっとで見逃してしまうところを、巡り合わせの妙により観賞とあいなった。
危なかった。これを観なくてどうする?

面白い!面白い!面白い!
理不尽な暴力、虐げられた存在をほっておきはしない!
その
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解放区(2014年製作の映画)

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ちょっとすごい映画だった。
実際ウダウダやってるだけの作品だが、原一男監督の「極私的エロス 恋唄1974」に似てるなとも感じる。
実は前作はあまりピンとこなかったのだが、どうもあの時は僕の「感じ」が悪
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ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(2019年製作の映画)

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様々なアニメーションが織り混ぜてあって、無邪気に楽しい。
しかし、終盤大勢で躍り狂うシーンの恐ろしさったらなかった。
ふとイメージしたのは、「君も出世ができる」の、クビになりそうな局面でのおどろおどろ
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

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なかなか面白かったやんと思ったのだが、これが凡庸な作品かどうかと議論になるとすると、所詮ウィル・スミス経験の異常に少ない僕には判断つくはずもなく、、、(笑)

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

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人々が生きていく力を取り戻す姿が描かれていて好きな題材で、役者の演技も素晴らしくそれなりに面白く観たのだが、どうもバランスの悪さが目立つ作品だった。
監督はおそらく「カッコーの巣の上で」を撮ろうとした
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

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なかなか面白かった。
スタッフ・キャスト腕のある人を揃えてうまく作ってあった。
伊勢谷友介の相変わらずキテル感じが好きだし、後半の福山雅治は板谷由夏にヒゲ剃られるまでは黒沢清監督みたいな風貌になってて
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月給13,000円(1958年製作の映画)

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軽い気持ちで観て、愉しんだ。
ロカビリー勢を使って作った映画が篠田監督だとああなるが、あの頃の野村芳太郎監督だとこうなるのか。
序盤のたらい回しや、酔って気炎を揚げて朝になって正気に戻ると強い者に従っ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

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当時のモーニングは読んでいたので、この原作を映画化する以上、ギャアギャア喚き叫ぶシーンを省く事が無理なのはよく承知している。
また一見泣き喚いている様に見えて互いが「本当に被害者と同じ気持ちになれてい
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

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黒沢清監督ならば115分の映画になりそうな物語が、ひとつひとつのシーンに絵画鑑賞的🖼余韻効果を与える長回しを施し、少しはどうしても眠ってしまうものの、退屈する訳では決してない思わず見入ってしまうシーン>>続きを読む

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