いにょさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

原作読んでなくても楽しめてめちゃくちゃ面白いと聞いて、全く前提知識が無い中で観に行ったら最高だった。。。

元々ジャズが好きで、30歳ぐらいの時に一念発起してピアノ習いに行ったぐらい(その後挫折)、楽
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Winny(2023年製作の映画)

3.9

良い映画だった。。東出昌大やっぱり演技に関しては凄い俳優なんだよな。

この事件の後も断続的に無能な各都道府県警と検察による技術者を標的とした数々の理不尽なトンデモ裁判は起きているし、この映画が出て何
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.8

前情報あえてあんまり入れずに、あらすじやタイトルから人の命を如何にお金に換算するかという政治哲学的な命題にフォーカスした話なのかなと思って楽しみにしていたんだけど全くそういう話では無く、主人公視点での>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.9

人生初の雪山登山の前にテンション上げようと思って観たのに余計に雪山行くの怖くなった。
神々の山嶺はこの作品が初めてなんだけど、バンドデシネの淡白な絵が話にマッチしてて独特な雰囲気がある。90年代?の日
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.5

評価低いけどシンゴジラのパロディ&コメディとして観れば悪く無いし、暇つぶしとしては嫌いじゃなかったなあ

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

アイスランドの地形と自然を観ているだけで癒されるしまた行きたくなる。別に遠大なテーマがあるわけではなく、こういうストーリー展開を楽しむファンタジー映画というつもりで解釈。

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.8

まさかアニメシリーズをこういう形で2回楽しめるとは想定外。全部伏線回収されてたと思ったけど、あの子を誰が殺したのかという一番の謎がここでようやく明かされるとは。

何者(2016年製作の映画)

3.4

就活の話かと思いきや都会のマウント合戦の話。もう6年前の映画なのか。。。演者がみんな若い…!

RRR(2022年製作の映画)

4.3

バーフバリに引き続いて最高過ぎるエンターテインメント!!!!!俺が観たかったのはこれなのよ!!!!!


胸アツポイント👇

・水面に落ちた子供は橋から2人バンジーで救える
・ナートゥこそ真のダンス
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.1

うーーーーん、なんかめっちゃ絶賛されてるけど、期待値を超えてくれず、観に行く前に漫画全巻読んで行ったら漫画の方がやっぱすげえってなってしまった。

試合展開やセリフの間が漫画だと読んでる側の想像の余地
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

ひさしぶりに面白いスリラー!伏線もラストの展開もあんまり想像してなかった展開で良き。

てか、Searchの監督だったのか。道理で伏線回収のプロットがよく出来てる。

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.8

アラブの春によるアサド政権退陣後の政治的空白を狙ってISがシリアでどのように勢力を伸ばして行ったかや、それに対する市民記者達の抵抗活動など、日本ではほぼ報道されなかった内容ばかりでこれはもっと知られて>>続きを読む

キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.8

前半はこれはオリジナル版の単なる焼き直しの劣化版かと思ってたら、オリジナル版さえもパロディとして踏み台にした意欲的なチャレンジで後半がかなり良い面白さ。ラストはほっこりで素晴らしい。まさかどんぐりさん>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

天気の子が個人的に商業主義的なところが見え過ぎて微妙だったのとストーリー的にもあんまり好きじゃなかったので、今回もそんなに期待してなかったんだけど想定外に良かった。天気の子の悪いところが全部改善されて>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

2.9

うーん、個人的にはあんまりハマらなかった。セリフが少なくて叙情的で抑制的な表現なんだけど、端的に言うと終始起伏が無くて退屈で寝かけた。

家族の一員として人間との深い心の交流があったロボットという前提
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.8

同性愛者同士の恋愛というモチーフを近年のポリコレ風潮による浅いストーリーと商業主義で描く映画が多い中で、主人公と周囲の苦悩にフォーカスが当てられていて一味違った踏み込み方をしていて良き。

当事者では
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.9

第二次大戦で戦火を逃れて田舎に疎開した主人公の少年の悲劇の叙事詩。

いわゆる鬱映画な上、長いので体力使うけどとても良質な映画であることは間違いない。

羊の木(2018年製作の映画)

3.6

サクッと楽しめる系。松田龍平の不穏なキャラクターの演技が良い。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

最近、安易に同性愛をテーマにしてるが同性愛である必然性が無くその要素を除くとめちゃくちゃ中身の薄い同性愛をただのファッションとしてしか扱わないポリコレ映画が多い中で、これはちゃんとその必然性が内在され>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.9

想定外に面白かった。先が読めないし、いきなりショッキングな展開。宮本寝てんじゃねえよと思ったよね。

靖子みたいなダメ男にに流されてしまう意志の弱い女性は見ててイラっとするんだけど、こういうタイプのキ
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.1

見なきゃ見なきゃと思ってたけどようやく見た。

他の作品同様に格差社会にもフォーカスを当てつつ、自身も特殊な父親の元で育ち、不器用にしか考えられない・生きられない主人公の目線と体験を通じ、家族の本質は
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.9

いや、めちゃくちゃ面白いやんか、大好きやわこれ。最&高。森川葵が可愛すぎる。この映画で森川葵のファンになった。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.2

観客置いてけぼりの監督の独りよがりな難解さで嫌いなタイプの映画。解説読んでも発見の楽しさは無くだから何やねん的なツッコミしたくなる。ただ絵作りはめちゃくちゃ良い。正方形に近い窮屈さを感じさせるフォーマ>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

うーん、まあ最初の展開は良かったけど後半からオチはB級感あってそこまでじゃなかったなあ。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

何の前情報も無く観たら全く想定外の展開でめちゃくちゃ面白い。タイムループ系の展開性凄過ぎません?そして色々あるタイムループ系の中でトップクラスに面白い。全然先が想像出来ない感じで、しかも観終わったとき>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

1作目が凄過ぎて2作目あんまり期待できないんじゃねえかなと思ってたけど全然そんなことなくて良い意味で日本映画の枠をぶっこわしてて最高。とにかく鈴木亮平の狂気よ。ただの2作目じゃなくて、ほんまにLeve>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

想定外に面白かった。正体不明の飛行物体の得体の知れない正体も良い感じだし、造形がとても良い。

終盤に近くなると思ったほどホラーじゃなくて若干B級アクション化してくるのが個人的にはやや残念。前半の得体
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.1

全編ワンカット映画の新たな地平を切り開く最高過ぎる映画体験。実際のレストランを借り切って、クリスマス前のレストランの喧騒の裏側を描く制約的で野心的な群像劇なんだけど、この制約条件でここまで凄い絵が撮れ>>続きを読む

サイレンス(2016年製作の映画)

3.5

B級感ありつつも設定が設定で最後まで緊張感途切れさせない仕掛けが色々なされてて面白い。頭空っぽで観れる系。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良かった。世間騒がせたけどこの2人俳優としてはめちゃくちゃ凄いね。特に唐田えりかは朝子というこういう選択をしちゃう危うさのあるキャラクターの表現が完璧。500日のサマーばりに男が可哀想にな>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.7

個人的にはアリ・アスターには一歩及ばないものの良質なホラー。何かが直接襲って来るとかじゃないけど、呪いという抽象的な見えないものがじわじわ這い寄る感じが秀逸。ハードル上げ過ぎて昼に観たけど、これだった>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.1

最高過ぎる〜、近年稀に見る良質なアクション映画。ジョン・ウィックとかと設定近いんだけどこっちの方がはるかに良質。アクション映画はこういうのもっと観たい。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

ちょうど1年ずつ1日だけを遡って行く技巧がメメントばりに素晴らしい。最初全然意味わからんかったが新たな過去が明らかになる度に引き込まれると同時に切なさとエモさを感じる。本当めちゃくちゃエモい。
本当良
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.8

思考停止で楽しめる制約シチュエーションパニックもの。B級臭があまり無く、オチが想像出来なくて良かった。

オールド(2021年製作の映画)

3.8

M・ナイト・シャラマンと言えばシックスセンス以降の駄作のイメージしか無かったけど、ヴィジィット以降良作が増えてる気がする。

本作も良作でテンポ良く新しい展開が提示されて最後まで飽きさせない良質なシチ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

海外からの帰りの飛行機で観た。これまでのキングスマンからは完全に独立してて、直接的に関連する要素はほとんど無い。なのでシリーズを観てなくてもこれ単独で楽しめるようになってます。

中盤にショッキングな
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