・スパイアクションでなくスパイスリラー。シリアス側に軸足を置きながら、でも007的な冒険譚の風合いもあって、なんだか不思議な面白さ。
・初期007に知的な色気みたいなものを持ち込んだのはハリー・サル>>続きを読む
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・中古DVDでディレクターズ・カット版のパッケージがちょっと格好よかったのでつい購入。200円だったし。
・大作としてのアメコミ映画でなくウェスリー・スナイプスの「ブレイド」ぐらいの規模の映画。上映>>続きを読む
・シャーロック・ホームズのような知的ヒーローであるヴァン・ヘルシングと、それを演じるピーター・カッシングが格好いい。ドラキュラに対する明確な敵対者であって、アクション物にある対決の感覚が脈打っていて面>>続きを読む
・火星だから赤フィルターで撮影。さすがに赤過ぎるだろ、と思うけど、秀逸なデザインのコウモリ蜘蛛に目玉くるくるが可笑しい巨大アメーバの進撃が、赤フィルターがチャチさをカバーして謎の迫力。
・目が目があ>>続きを読む
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・母親やネトウヨ同士から切り捨てられる形になり、「お前は独りだ」と被害者から指摘される犯人。これ刑事罰より犯人にはダメージが大きかったはずで、結審の後「面会に来てくれるか」と尋ね、握手のために差しのべ>>続きを読む
・イギリスが主な舞台なのになんだかイタリアンな風味で、映像テクニックで監督が遊んでるかのような歌舞伎とでも言うべきこてこてぶりが面白い。
・序盤の年寄りドラキュラ。
血の付いたカミソリをベロンチョと>>続きを読む
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・被害者が体験した恐怖と緊張感を観客にも感じてもらうためにワンカットの手法が選ばれたんだろうけど、これではなあ、というのが正直な感想。事件を娯楽映画にしない真摯さは伝わるけど、監督が選択する手法を間違>>続きを読む
・Part2で感じた、マイケルの人生は悲劇的に終わらざるを得ないという予感そのものの終わりを迎えるけど、ソニーの気質も受け継いでるビンセントをファミリーの後継者にしたことで、マイケルは結果としてビトー>>続きを読む
・偉大な父のようにはなれなかったよ...。
ファミリーを大きく強くしたものの、個人的なファミリーの方は黄昏を迎えてしまう。ビトーの勃興期と平行して描かれるだけに、マイケルの悲劇がより強調されてしまうと>>続きを読む
・ビトーとマイケルを軸にコルレオーネ・ファミリー(家族とマフィアの両面の)の転変を追いかけ目を離せなくなる。圧倒されて溜め息が出る。
・マーロン・ブランドの存在感の大きさがよく語られるけど、アル・パ>>続きを読む
・一般的にはリーアム・ニーソン主演のアクション映画に分類されてるだろうけど、話の語り口から滲み出てくるようなユーモアが面白い。分類するならむしろ犯罪コメディ。
・ポスターの左上に羽の生えた十字架が飛>>続きを読む
・一方に平和の象徴たるモスラ。もう一方に金銭欲に駆られた卑近な人間悪の悪党がいて、それらを蹴散らす破壊と力の象徴たるゴジラの魅力が光輝く。
・ゴジラのデザインがいい。
下から見上げる目付きに構えた姿>>続きを読む
・それぞれ屈折を抱えた三人の刑事がある事件をきっかけに、なぜ自分は警官なのか ? という矜持のところでギリギリ繋がって捜査にあたる。ここの部分がオーソドックスに力強く描かれ抜群に面白い。
・ラッセル>>続きを読む
・郊外で地球侵略を企む宇宙人といった感じの、50年代のアメリカB級SF映画をゴジラ物に取り入れてる。改めて観ると、怪獣たちは主役というより客演でX星人がらみの部分が面白かった。
・頭のてっぺんにアン>>続きを読む
・長いことシリーズに付き合ってきたので、ランボーには心穏やかなに終わりを迎えてほしかった。前作ラストで家に帰りついてシリーズ大団円と思ったし、スタローンもそのつもりだったと思う。それがシリーズ最大の心>>続きを読む
・3D映画のように途中から全編ワンカットの手法の驚きに慣れ、これならむしろ普通に撮ってもよかったんじゃない、という気持ちになった。
・時間と空間がゴム紐のように伸ばされ、主人公の地獄巡りに観る者を同>>続きを読む
・終盤、キングギドラに対抗するため、ゴジラとラドンを説得するモスラ。それを通訳する小美人。
小美人「この地球は人間だけの物じゃない。みんなの物だ。その地球を守るために戦うのは当たり前ではないか ! >>続きを読む
・" I guess I'll have to change my plan " のナンバーでターンしていたアステアがカット変わりでポーズを決めたところで、画面から光が飛んで来るような気がした。
・>>続きを読む
・重戦車のようなシュワルツェネッガーが向かってくる敵を全てなぎ倒し進撃する痛快さ !
・シュワルツェネッガーの存在自身の面白さに、シンプルな話に湿っ気がなくカラッとした豪快さとユーモアで90分を駆け>>続きを読む
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・荒涼とした世界に、常識が通用しない風習に身分差別。住民もなんかやさぐれてるし。派手なことも無くノロノロした映画のテンポも合わせ、こちらもおじさんとゲデバン君と一緒に長いこと理不尽なキン・ザ・ザ世界を>>続きを読む
・現代のB級サメ映画の雄、アサイラム社のサメ映画を初観賞。
・嫌な感じがなく、片手間にチラチラ観て時間の無駄を覚悟でならいいんじゃないだろうか。家人が風呂から上がるまでの20分 × 4日の分割で観た>>続きを読む
・「ホドロフスキーのDUNE」のおかげで改めて失敗作の烙印を押されてしまった感じがあるけど、決してそんなことはなく独自の魅力を持った作品だと思う。ホドロフスキーが言うほど「ヒドい」なんてことはないよ。>>続きを読む
・DVDジャケットには「逃げ場のない恐怖の中で、禁断の愛が燃え上がっていく...」などと仰々しく書いてあるけどそんなことはなく、サスペンスの部分は刺身のツマぐらいの程度。身分違いの恋でよろめく中年男の>>続きを読む
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・映像化はされないが、波間に立つ赤ん坊という印象的なイメージを植え付けられ、ソラリスの謎解明への期待を持たされ、それなりにSF的解明はされていくものの最後は主人公の心の問題に着地する。
・意識下の実>>続きを読む
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・GEOで「禁断の惑星」の隣にあったので一緒にレンタルしてみる。
・グロありヌードありスペース・ファイトありと、こちらの俗悪な劣情に訴える一時間強。
・OPの敵側宇宙船見たことあるぞ。「宇宙の七人>>続きを読む
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・文学では意識下が産み出した怪物というあり方や考え方は当時でもあったと思うけど、SF 映画黎明期に、しかも原作の無いオリジナルシナリオでそれを出して来たのはやはり凄い。
・ホラーや怪奇物を思わせる題>>続きを読む
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・あと二本続編が続くということで、ジョン・ウィック心が揺れる中間作になった。アクションは色々やってくれるけど、主席連合に忠誠を誓います→やっぱり止めの展開で、もやもやの残る出来。
・ホテル・コンチネ>>続きを読む
・最初の30分ぐらいは聞きしに勝る異様な世界体験。映画ならではのCG効果やアップに耐えるメイクの結果、軍の生物研究所が産み出した猫と人間のDNAを融合させたハイブリッド生命体C.A.T.S.みたいな存>>続きを読む
・80年代後半からの、ちょっと他にいない大きなスケールの父性を感じさせるスターとして、ショーン・コネリーの地位を確立した作品。彼の存在が本作の間口を拡げてると思う。
・未読だけど原作は知識があればあ>>続きを読む
・夜9時からの1日1回上映なのに、観客自分一人の貸し切り状態で観賞。なんか済まんな、という気分に。田舎だしな。
・メキシコの有名TV司会者、 ジャーナリストのハイメ・マウサンの元に集まったUFO事件>>続きを読む
・ペラッペラのB級スターウォーズ便乗作品だけど、せかせかと話を進め舞台を変えていくせっかちなスターウォーズ譲りのノリや、キラキラした家電量販店みたいな電飾の宇宙に、ハリーハウゼンのタロスもどきのコマ撮>>続きを読む
・もはやこの未来を通り越してしまった感じだけど、日常に家電としてロボットが普通に溶け込んでるなど、一歩先の微妙にリアルなバランスでSF ポリスアクションをやろうとしたマイケル・クライトンの目の付け所は>>続きを読む
・キングの原作とキューブリックの映画版両方の「シャイニング」続編という形を取ってるけど、映画版の方は手を出さないない方が良かったんじゃないかと思う。キューブリック版「シャイニング」の冷徹な感じは特別な>>続きを読む
・自分は異常と自覚しつつ、邪悪な思い付きを実験と称して実行に移す犯人のサイコぶりがジワジワ怖い。普通ならあるはずの倫理観が働かないんだろう。ほんと、知らない人に付いて行ってはいけない。
・パッと見は>>続きを読む
・「名画」と言われると、こちらも構えて観賞しなきゃいけない気持ちになるけど、意外なほどジャンル映画的な軽快さ明快さ。製作当時はプログラムピクチャーの一本という感じだったのかな。
・話も人物設定も言っ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
・最初は本気で臨死体験についての映画か ? と期待させられたけど、幻影に囚われたあげく「自責の念を解消すればOKです ! 」という方向に行って苦笑。イジメっ子の過去のトラウマ解消映画。そんなもんかい。>>続きを読む