夏井誠さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

夏井誠

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映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

4.0

可愛い!そして毛玉たちモフモフしたい!!!
トランパー怖すぎ。不法侵入だし。動物保護っていうか殺そうとしてるでしょ…。
しかし、牧場主がトレーラーでロンドンの街を突き抜けるシーンがキートンの探偵学入門
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

5.0

つらくてつらくて泣きたくなった時に観たくなる。
ギュッと胸をしめつけられて、それでも愛しい。

ゲイカップルのロードムービーってだけで色物とか何だとか言う人は全員殺してきた。ってぐらい好きな映画。この
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底抜けコンビのるかそるか(1956年製作の映画)

4.0

底抜けコンビ最後の映画。この頃には二人の関係がこじれ切って口も聞かなくなっていたなんて信じられないぐらいのコンビネーション。

憧れのハリウッドへ行きたくて。
詐欺師ディノと頭の弱いジェリーの珍道中が
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底抜け落下傘部隊(1952年製作の映画)

4.0

芸人ハップは、元相方で現在軍隊の落下傘部隊に所属しているチックに呼ばれて、軍隊のショウに出演することになった。
しかし、本物の軍人でないハップが軍隊に潜り込んだことがバレたら一大事!部隊は必死に秘密を
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サイレンサー/沈黙部隊(1966年製作の映画)

3.0

ディーン・マーティン、ただの飲んだくれスケベ親父じゃないの…。
ディノって普通に演技も上手いから、こういう映画を観ると切なくなる時もある。好きですけど。気が抜けすぎててもう!殴り合いもポコポコって擬音
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

5.0

ジーン・ケリーだけじゃなく、ドナルド・オコナー、デビー・レイノルズが素晴らしいからこそ名作になれたと思う。
ミュージカル映画と言えばコレ!と言うぐらい有名。
ジーン・ヘイゲンのヤな女っぷりが良いからこ
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底抜けもててもてて(1961年製作の映画)

3.5

最初からドタバタドタバタで呼吸困難!
ジェリー・ルイスは馬鹿で馬鹿でどうしようもないので、そういうのが嫌いなら合わないだろうなぁ。

でもね、心から優しくて暖かくて可愛くてオシャレで。こんなコメディア
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5つの銅貨(1959年製作の映画)

5.0

ダニー・ケイって、コメディアンではなくアーティストと呼ばれたがったそうだけど。
確かに、この映画を観ると彼の才能はコメディだけじゃないってのがわかる。

歌のシーンとかコミカルなシーンも多いけど、家族
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裏窓(1954年製作の映画)

4.0

覗き映画って何だかワクワクするよね。と言うことで、色んな覗き映画があるけれどやはり裏窓。
現場は見ていないけど、殺人事件が起こったと確信してる主人公。骨折して動けないから恋人や付き添いの看護師のおばさ
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バルフィ!人生に唄えば(2012年製作の映画)

4.5

サイレント喜劇、ミュージカルが好きなら観て損はしない!(ほぼ)踊らないインド映画。
聾唖の主人公と自閉症のヒロインが喋れないからこそ、サイレント喜劇へのオマージュが光る。
冒頭からバスター・キートンオ
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お若いデス(1955年製作の映画)

4.0

冒頭からおじいちゃんやムッシュに変装するジェリーですが。列車に半額料金で乗るために11歳の少年に化けるのが…あまりに凄すぎる。何だこの28歳児。違和感仕事してください。

ジェリーが子どもじゃないこと
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踊る大紐育(ニューヨーク)(1949年製作の映画)

3.5

ミュージカルシーンが楽しくて楽しくて!
本当皆芸達者ですんばらしいーっ

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

マッドマックスやばい。マッドマックスやばいとしか言えない私の頭がやばい。

キートンの大列車追跡(The General)に今回のサントラをつけたMADが流行ってたけど、すごくわかる。
監督本人も語っ
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紐育の歩道(1931年製作の映画)

3.5

「キートンのエキストラ(Free and Easy)」の時のアニタ・ペイジはちょいブスって感じに見えたけど、紐育の歩道のヒロインは可愛い!
MGMはバスターを怪我しないように大事にしすぎたせいで、結果
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キートンの決死隊(1930年製作の映画)

4.0

ウクレレ弾きながら皆で歌ってるのも可愛いし、第一次世界大戦中のアメリカ陸軍が本当にやってた女装ダンスも楽しい!
トーキーになってからのバスター・キートンは落ちぶれたと言われるけど、あのぼやんとした雰囲
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絞殺魔(1968年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

トニー・カーティスがすごい。いやもうあの目力。そして精神異常のせいで錯乱している様子も素晴らしい。
前半がスピーディーなだけに、後半デザルヴォが捕まってからの展開はペースダウン。でも、トニー・カーティ
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何という行き方!(1964年製作の映画)

3.5

サイレント喜劇からミュージカル映画の時代までのパロディ・オマージュとしても観てて楽しい!
シャーリー・マクレーンはお金なんか好きじゃないのに、好きになる人好きになる人成功して多額の遺産を残して死んでい
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ボーイング・ボーイング(1965年製作の映画)

4.0

三人の国際線客室乗務員と時差を利用して付き合ってる色男トニー・カーティス。たまたま三人が同じ時刻に鉢合わせるわ、親友のジェリー・ルイスは来るわのコメディ。
色男っていうので底抜けコンビっぽくならないか
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虹を掴む男(1947年製作の映画)

5.0

空想の中でダニー・ケイの芸達者ぶりが光る!ポケタポケタ…
殺人事件に巻き込まれてからが意外と怖い展開。

ラストは良かった…良かったよ…

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.0

ルーが可愛くて。
設定がパクリだとか抜きに、映像はハラハラした。
しかしこんな祭りを続けられるぐらいの独裁国家怖い。

アリゾナ・ドリーム(1992年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

良い意味でジョニー・デップが好んで出演しそうな映画だなーと思った。
女同士って何でこんなに上手くいかないんだろう…って思ったら涙が出てきた。イヤなところに限って似てくるんだよね。

個人的には、叔父が
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あなただけ今晩は(1963年製作の映画)

3.0

ジャック・レモンもシャーリー・マクレーンも可愛い。仕事だとわかっていても揺れる男心。
設定はツッコミどころ多すぎるし腹立つ部分もあるけど、二人が可愛いおかげでもう丸っとカバーしてくれる…ズルい涙

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

家族って一番近い他人だからこそ、一番距離感が難しい。
皆どこかで歪んでて、でもこの登場人物たちが自分じゃないって言い切れる?

ラストを明示しているからこそ、どういうラストになるか気になる映画だった。
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地上より永遠に(1953年製作の映画)

5.0

地上(ここ)より永遠(とわ)にってタイトルだけでグッとくる。
モンゴメリー・クリフトは芯の強い瞳が美しい。

軍隊のパワハラは本当に見ていてつらい。絶対に反抗されないぐらいの地位の人にしかパワハラしな
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底抜け西部へ行く(1956年製作の映画)

4.0

甘ったれお坊ちゃんジェリーと西部の男ディノが凸凹コンビで楽しい。最初の脚本の段階では最後まで和解しない話だったらしいけど、これで良かったと思う。
蚊トンボのようだったジェリー・ルイス、この頃から少しむ
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底抜けびっくり仰天(1953年製作の映画)

4.0

ディノがアップテンポの曲を歌ってくれているだけでファンとしては楽しい。
ストーリーも何度も映画化されている脚本なので、文句無し。カルメン・ミランダ最後の映画出演作ということでも見る価値あるのかも。
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底抜けシンデレラ野郎(1960年製作の映画)

4.0

とにもかくにも色彩感覚!美しい色とりどりの世界。
こんなに色がたくさんなのに、目に痛くない素晴らしいきらびやかさ。
男版シンデレラなわけだけど、ジェリー・ルイスは何やってもドジで可愛い心優しい男の子な
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

日本版恒例の変な予告編(安っぽい感動するコメント)がなけりゃもっと良かっただろうに…
アラン・チューリングが好きだから不安だったけど、本当に素晴らしかった。演技も話の構成も良くて、心が痛くなった。
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底抜け右向け!左(1950年製作の映画)

3.0

のちの底抜けコンビ映画に比べたらそれほどの大爆発はなし。
生真面目な上官ディノ…結構ジェリーにつらく当たってませんか!!?
ただ、ジェリーがニコニコして謎の丸く収まったラストを迎えるので、良かったね…
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底抜けニューヨークの休日(1954年製作の映画)

4.0

もうすぐ死ぬとしたら何をしたい?
勘違いと誤診から、あと数日で死ぬと宣告された田舎者の若者がニューヨークで豪遊して繰り広げるドタバタ劇。

ディーン・マーティンの歌はオシャレだし、ジェリー・ルイスはキ
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キャノンボール(1980年製作の映画)

3.5

謎の日本人コンビもいいけどwwwやはりディーン・マーティンとサミー・デイビスJr.の偽神父コンビが良い。
酒焼けした顔で飲酒運転、女好きというキャラはもう鉄板というか素なのでは疑惑。

ただ、ロジャー
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.0

ストーリーを追っていくだけでも凄みのある演出だし、出演者の経歴を知っているとさらに楽しめる。

しかし、主役のノーマよりもグロリア・スワンソンという人自体が恐ろしい

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

4.0

大人になったからって大人の恋愛は出来ないよ…。どこで皆そんなスキル磨くの?学校の授業で習ってないし!
っていうアラサーには色々と過去をふまえて共感してしまう。

真木よう子が可愛いし、彼氏がそれほどイ
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荒武者キートン/キートンの激流危機一髪!(1923年製作の映画)

5.0

「あなたがいてこそ」というタイトルのインド映画にリメイクされているこの映画。

当時の妻であるナタリー・タルマッジがヒロインなだけあって、ヒロインとの空気感はバスター・キートン作品の中でも一番かも。
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あなたがいてこそ(2010年製作の映画)

4.0

すごい…。
何がすごいって、19世紀初頭の南部アメリカを舞台とした「荒武者キートン(Our Hospitality)」を美味しくインド風に料理してくれているところ!
下手に現代ハリウッドでリメイクされ
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モリス・レスモアとふしぎな空とぶ本(2011年製作の映画)

4.0

本を取る時に滑車付きの梯子を使うのはThe Blacksmithだ!とか、小ネタにどうしても心惹かれる。
そもそも主人公の顔がバスター・キートンなので評価が甘くなる。
少し地味目な印象だけど、絵も可愛
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